More Than One Way

HPC, クラウドコンピューティング, 仮想化テクノロジを中心に、Windows Server の技術的側面をお伝えします

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  • 「Azure仮想マシンにログオンできない!」という悲劇からの生還

    この記事は、「 Windows Azure アドベントカレンダー 」の3月21日分です。 Azure仮想マシンの静的IPアドレス設定機能について書こうかと思ったのですが、3月10日の「 Windows Azure仮想マシンのStatic IPアドレス設定 」で既に詳しく解説されていますね。 ならば題材を変えて、最近導入された「仮想マシンのゲストエージェント」と、それを使った「リモートデスクトップ接続の再有効化およびパスワードリセット」機能について書こうと思います。 ゲストエージェントと VMAccessAgent...
  • HPC Pack 2012 R2で最新のクラスタ!InfiniBandも使えます - その2: 計算ノードデプロイ編

    いよいよクラスタ構築 前回の記事では、Azure上に仮想ネットワークと仮想マシンを作成して、HPC Pack 2012 R2をインストールし、ヘッドノードを構築するところまでを解説しました。今回は、計算ノードをデプロイしてMPI診断テストを流すところまでです。 証明書設定 Windows Azure計算ノードをデプロイするためには、Windows Azureの「サービス管理API」というやつを呼び出す必要があります。この、面倒なAPI呼び出しそのものはHPCクラスタマネージャがやってくれるので楽ちんなのですが...
  • HPC Pack 2012 R2で最新のクラスタ!InfiniBandも使えます - その1: ヘッドノード構築編

    HPC Pack 2012 R2とA8,A9計算ノード登場! HPC Pack 2012 R2 が登場しました。今回の目玉はズバリこれです。 Windows Azureの新インスタンス A8 と A9 に対応! A8,A9とは、コアあたり7GBのメモリと40GbpsのInfiniBandを備えた、HPC用の新インスタンスです。そう、 2012年11月のTOP 500ランキングに登場 したやつですよ!ずいぶん時間がかかってしまいましたが、ようやく皆さんにお使いいただけるようになりました。 というわけで今回は...
  • use RA-GRS;

    メリークリスマス!(まだ早い) この記事は Windows Azure Advent Calendar 2013 の23日目です。 さて。今年は @dankogai さんにお会いできたり、 YAPC::Asia Tokyo 2013で話す機会 を頂いたり したために、実に久しぶりにPerl熱が(自分の中で)再燃した年でした。また、 @junnama さんが Net::Azure::StorageClient なるモジュールをCPANに登録する という嬉しい出来事もあったのです。これは、 Perl...
  • Windows Azure 管理ポータルへのアクセスに多要素認証を適用する - Microsoft アカウント編

    この記事では、 Windows Azure 管理ポータルへのログオンに「多要素認証」を適用することで安全性を高める方法を説明します。 どんな ID で管理ポータルへアクセスするかによって設定方法が異なるのですが、まずは今のところ多数派であると思われる Microsoft アカウント (旧称: Windows Live ID) を利用する場合の方法について説明します。 今後は、 Windows Azure Active Directory のアカウントを利用することも増えてくると思いますので、それに関してはまた別の記事で説明します...
  • 「Windows Azure PowerShell を使うには」とブログに書くまでもないほど簡単になってしまった話

    怠惰は美徳 Windows Azure PowerShell は実に便利です。 例えば「動いてる VM 全部シャットダウンしたい」時、管理ポータルで一台ずつポチポチしてると空しくなりますよね。コンピュータに使われている気がして。そこで、PowerShell です。 Get-AzureVM | ?{$_.Status -eq "ReadyRole"} | Stop-AzureVM -Force これで「あとやっとけよ、お前ら」と機械をこき使うことができるわけです。 また、以前「...
  • ページBLOBの割り当て済みサイズを取得するツール

    前回の投稿 で使った、「ページBLOBの割り当て済みサイズを取得するツール」をご紹介します。と言ってもたいそうなものではなくて、自作の簡単なスクリプトです。ここに置いてあります↓ https://github.com/ksasagit/AzureBlobUtils/ get-usedsize.pl というPerlのスクリプトです。初めはPowerShellで書こうかと思ったのですが、そうするとWindowsでしか使えないのでPerlにしました。処理の内容は非常に単純で、 Get Page Ranges...
  • Windows Azure仮想マシンのディスク容量課金が更にお得になった話

    ページBLOBの利点と惜しい点 Windows Azure仮想マシンには、システムディスクとなる「OSディスク」と、後から追加できる「データディスク」という2種類の永続ディスクがあります。これらの実体はWindows Azureストレージの「ページBLOB」として格納されたVHDファイルです。 一つのディスクのサイズは最大1023 GB (ほぼ1 TB)で、仮想マシン1台当たり、最大16本のデータディスクを装備できるので、およそ16 TBのストレージを利用できることになります。 そして、意外と知られていませんが...
  • HPC Pack 2012 SP1 登場!

    今度のやつは 4.1.4174 少し遅れてしまいました。 HPC Pack は、およそ半年ごとにリリースされることになっています。今回の HPC Pack 2012 SP1 は少しだけ遅れてしまいましたが、 8 月末に無事リリースされました。バージョン番号は 4.1.4174 です。 リリース時期 HPC Pack の名称 社内呼称 バージョン番号 2010年7月 2008 R2 SP0 (RTM) v3 RTM 3.0.2369.0 2010年12月 2008 R2 SP1 v3 SP1 3.1...
  • Azure 上の CentOS 仮想マシンでカーネルパニック後の自動再起動が効かない

    さて。弊社的には明日 (7/1) から新しい会計年度 (FY14) が始まります。というわけで FY13 最後の投稿なのですが、 ひとつ前の記事 に続いて Azure 上の Linux 仮想マシンについて書きます。 ※ 現象の説明はいいから対処法だけ教えろ!という方は記事の最後へジャンプしてください。 kernel.panic Windows では STOP エラー(所謂「ブルースクリーン」)が発生した場合、メモリダンプをページファイルに書き込んで、その後自動的に再起動するというのがデフォルトの設定になっています...
  • Linux 仮想マシンでのスワップ領域設定

    最近、「Azure 上で Linux 使ってるんだけどちょっと教えて」的なお問い合わせをいただくことが増えてきました。あちらとこちらの架け橋目指す、相互運用ウェルカムな私にはとても嬉しい状況です。SFU 3.5 で苦労していた頃には、まさかこんな時代が来ようとは想像しておりませんでした… さて。やや唐突に本題へと入りますが、現状 Azure 仮想マシンで標準提供されている Linux イメージから VM を作ると、 スワップ領域がありません ほらこの通り、 # cat /proc/swaps Filename                 ...
  • 負荷分散エンドポイントとACL (と、バグ)

    前回の記事「 エンドポイントに ACL を! 」で、Windows Azure 仮想マシンのエンドポイントに ACL を設定する方法をご紹介しました。 Windows Azure のエンドポイントには、前回紹介したシンプルなやつのほかに、「負荷分散エンドポイント」というのもあります。 これはパブリックポートへのアクセスを、複数の仮想マシンのローカルポートに順番に割り振るものです。そして、もちろんこれにも ACL が設定できるのですが、前回の記事で紹介したコマンドレット “Set-AzureEndpoint...
  • エンドポイントに ACL を!

    「オープン」が身上の Windows Azure ですが、いささかオープンすぎて困ったなこりゃ。という面もあったのです。そう、これです。エンドポイント。 Windows Azure の仮想マシンが外部からの接続を受け入れるには、「エンドポイント」を定義します。これは、仮想マシンの前段にいる負荷分散機が外部に対して開く「パブリックポート」と、パブリックポート宛の着信接続の転送先となる仮想マシンの「プライベートポート」を定義するもので、パブリックポートとプライベートポートが 1:1 なら単純なポート転送...
  • 課金は分単位、シャットダウンすれば無課金。Azure VM がさらに倹約家に。

    アメリカで Tech Ed が始まったもんだからもうお祭りですよ!Windows 8.1 に Windows Server 2012 R2 に Visual Studio 2013 でしょ… 当然我らが Windows Azure にも新しいお知らせがいろいろあります。 Faster development, global scale, unmatched economics… Windows Azure delivers. Windows Azure: Announcing New Dev/Test...
  • Windows Azure Backup に管理証明書をアップロードできない!

    昨年から “Windows Azure Online Backup” としてプレビュー中だったこのクラウドバックアップ機能ですが、先日 Azure 管理ポータルに取り込まれました。また、以前と違い “Windows Azure Active Directory” への依存性もなくなりましたので、より簡単にご利用いただけます。ぜひお試しください。 というわけで私も試してみたのですが、いきなり躓いてしまったので犠牲者を減らすべく情報共有します。 コンテナーと管理証明書 Windows Azure Backup...
  • Winodws Azure HDInsight パブリック プレビュー開始!

    Azure で Hadoop “HDInsight”. 耳慣れない名前かもしれませんが、あれです、"Hadoop on Windows" のことです。Windows Azure (クラウド)版と Windows Server (オンプレミス)版があるのですが、そのうち Windows Azure 版がこのたび、「パブリックプレビュー」の段階へ進みました。今までと大きく変わった点は、 Azure をお使いの方ならどなたでも、HDInsight をお試しいただけます。 今までのプレビューは招待制でした...
  • HPC Pack 2012 (=v4) 出てます!

    今度のやつは 4.0.3906 このブログでのお知らせが遅れてしまいましたが、 HPC Pack 2012 がすでにリリースされ、お使いいただけるようになっています。 本家HPCチームブログでの発表がこちら。 Announcing the release of HPC Pack 2012 日本のAzureチームブログでも紹介されています。 HPC Pack 2012 公開、Windows Azure 上にクラスターを作成可能に 以前のエントリ でもお伝えしたように、HPC Pack はおおよそ半年ごとに新しいのが出てくるのですが...
  • Windows Azure の仮想マシンは HAVM

    まずは地上の話から ※ この記事での「仮想マシン」はIaaS機能としてのWindows Azure Virtual Machinesのこと ではなく 、一般名詞としての「仮想マシン」です。 タイトルにある”HAVM”ってなんだよ?多くの方が思われるでしょうから、この用語から説明します。コンピューティングの一般用語ではなく、マイクロソフト用語です。 弊社の仮想化プラットフォーム Hyper-V では、Hyper-VホストをWSFCでクラスタ化し、その上に仮想マシンを載せることで、「物理サーバーの障害時に...
  • 仮想マシン作成時に指定する二つの「名前」

    なぜ二つ? Windows Azure 仮想マシン (以下: 「仮想マシン」) で仮想マシンを作成する時、名前を指定する場所が2か所ありますよね。 まずここ、 図 1: 仮想マシン名 次にこっち。   図 2: DNS名 ちょっとしたテストのために一台作りたいだけなのに、何で名前を二つ考えなきゃいけないの?と思われるかもしれません。特に、「クラウド サービス」(一般名詞としてのクラウドサービスではなく、Windows Azureの機能の一つである「クラウド サービス」。Web ロール等があるやつ...
  • [CTRL] は [A] の左じゃないと・・・ Windows RT でキー配列をいじる。

    最近 Windows RT マシンを手に入れまして、便利に使っております。Windows NT/2000 時代を知らない若輩者の私としては、インテル以外のプロセッサアーキテクチャで動く Windows というのは初めての経験で、なかなか新鮮です。 しかし、なにせ x86 のバイナリが動かないわけなので、まったく困らないというとウソになります。真っ先に恋しくなったのは、 Windows Server 2003 のリソースキット ツール に入っていた remapkey.exe ですね。新しく Windows...
  • Windows Azure が TOP500 にランクイン

    この日を待ちわびていましたよ。かなり! 年に2回発表される「スパコン世界ランキング」である ”TOP500”. その2012年11月版にとうとう Windows Azure が登場です。 500 ノード、 8,064 コアのクラスタで 151.3 TFlops を記録して 165 位。 102 位に入っている Amazon EC2 先輩より順位こそ少し下ですが、我々の自慢は 90.2% という理論性能比です。 Windows Azure 公式ブログで正式な発表が おこなわれておりますが、とはいえ本家は英語なので...
  • azcopy - BLOB へファイルをやったり取ったり

    GUI と CLI Windows のローカルファイルシステムと Windows Azure  BLOB ストレージ間でのファイルやり取り、どうしてますか? CloudBerry Explorer や CloudXplorer 等、いろいろ便利なツールがありますが、意外と無かったのが「コマンドラインで使える」ツールではないでしょうか。 実は、我らが HPC Azure コミュニティでは、  " hpcpack " というコマンドが良く使われております。これは...
  • Microsoft HDInsight for Windows Server CTP

    “Windows Server 用 Hadoop” のプレビュー版が公開されました。そしてこれを機に、 Azure 版共々 ”HDInsight” を名乗ることになりました。 “Microsoft Big Data” http://www.microsoft.com/sqlserver/en/us/solutions-technologies/business-intelligence/big-data.aspx となれば、例によって Windows Azure VM で Windows Server...
  • WebPI で Windows Azure 関連ツールを一気にインストール

    前回の記事 で、Windows Azure VM を使って HPC 2012 のヘッドノードを構築する方法をご案内しました。 そこで今回は、このヘッドノードから Windows Azure 計算ノードをバリバリ展開する方法を書こうと思っていたのですが、その前に。これから何かと Windows Azure 関連の情報をお伝えしていくことになると思いますので、 Windows Azure を操るために必要になる環境を構築する手順をご紹介しておきます。 Windows Azure 関連ツール 必須、あるいは限りなく必須に近いツールとして...
  • HPC Pack 2012 Beta を Windows Azure VM で試す! - ヘッドノード構築編

    さて、いよいよ HPC Pack 2012 で新しいクラスターを作ってみたいと思います。 ではまず、 Windows Server 2012 のマシンをご用意ください そう。 HPC Pack 2012 でクラスターを作る場合、ヘッドノードの OS は Windows Server 2012 が必要です。(計算ノードは Windows Server 2008 R2 や Windows 7 でも OK) とはいえ今月 RTM したばかりの最新サーバー OS 。すぐには環境が準備できないという方も多いと思います...