• よくある7つの質問 Windows Thin PC 編

    本ブログをご愛読の皆様、いつも有難うございます。

    今回のテーマであるWindows Thin PC はマイクロソフトが提供するシンクライアントの
    新たな選択肢であり、書き込みフィルターというハードディスク上にデータを残さない
    仕組みを実装するEmbedded ベースの シンクライアントOS です。
    ※以前本ブログでご紹介させて頂いた内容はこちらからご確認ください。
      http://blogs.technet.com/b/infrajp/archive/2011/08/15/windows-thin-pc.aspx


    最近はVDI ニーズの高まりもあり Windows Thin PC をご紹介させて頂く機会も少しづつ増えてきています。
    そこで、今回は Windows Thin PC の評価をこれから開始されるお客様や評価を実施中のお客様から
    よく頂く 7 つのご質問とその回答をご紹介したいと思います。


    質問1:日本語版の Windows Thin PC は提供されますか?
    回答1:
    残念ながら、日本語版の Windows Thin PC は提供されておりません。
    ただし、日本語キーボードや IME の利用は可能です。


    質問2:
    Windows Thin PC の評価版は提供されますか?
    回答2:
    はい、提供されます。以下 URL より評価版を入手頂けます。

    ・WindowsThin PC 90日間評価版 (英語のみ)
    http://download.microsoft.com/download/C/D/7/CD789C98-6C1A-43D6-87E9-F7FDE3806950/ThinPC_110415_EVAL_x86fre.iso

     
    質問3:日本語のドキュメントは提供されますか?
    回答3:
    はい、提供されます。以下 URL より入手頂けます。

    ・WindowsThin PC 概要ホワイト ペーパー
     
    http://download.microsoft.com/download/3/D/B/3DB01787-5C72-4D3E-8675-B2511D97D7DB/Windows_ThinPC_Whitepaper_v1_0_JP.pdf

    ・クイック スタート ガイド
     
    http://download.microsoft.com/download/3/D/B/3DB01787-5C72-4D3E-8675-B2511D97D7DB/Windows_ThinPC_QuickStartGuide_v1_0_JP.pdf

    ・基本展開ガイド
     
    http://download.microsoft.com/download/3/D/B/3DB01787-5C72-4D3E-8675-B2511D97D7DB/Windows_ThinPC_BasicDeploymentGuide_v1_0_JP.pdf

    ・書き込みフィルター ホワイトペーパー
     
    http://download.microsoft.com/download/3/D/B/3DB01787-5C72-4D3E-8675-B2511D97D7DB/Windows_ThinPC_WriteFilter_technical_documentation_pack_JP.zip

    ・よく寄せられる質問
     
    http://download.microsoft.com/download/3/D/B/3DB01787-5C72-4D3E-8675-B2511D97D7DB/WinTPC_FAQ_v2_0_JP.pdf


    質問
    4ボリューム ライセンス サービス センター (VLSC) 上から Windows Thin PC を入手することができません。
               どのようにすれば Windows Thin PC を入手できますか?
    回答4:
    Windows Thin PC は ソフトウェア アシュアランスの特典として提供されます。
    以下の手順で入手することができます。

    (1)   ボリューム ライセンス サービス センター (VLSC) にサインインします。
    (2)   トップメニューで [ソフトウェア アシュアランス] を選択します。
    (3)   以下の画面より Windows Thin PC を選択し、ISO イメージ ダウンロードの手続きを開始します。


     

    質問5:Windows Thin PC のサポート期間はどれくらいですか?
    回答5:
    Windows Thin PC のサポート期間は以下の通りとなります。

     ・メインストリームサポート:2016年10月11日
     ・延長サポート:2021年10月12日

     詳細は以下Linkよりご確認頂けます。
     http://support.microsoft.com/lifecycle/search/default.aspx?sort=PN&alpha=Windows+Thin+PC&Filter=FilterNO


    質問6:
    Windows Thin PC の書き込みフィルター有効後、再起動時に下記のエラー画面が出るようになる場合があります。
    このエラーを回避するにはどうすればよいですか?


    回答
    6:
    書き込みフィルターを有効化する前に、以下の設定を実施することでエラー画面を回避することができます。

    bcdedit.exe /set {bootloadersettings} BOOTSTATUSPOLICY IgnoreAllFailures

    尚、上記コマンドによるエラー回避手順、並びに書き込みフィルターの利用方法については、
    以下のガイドにてご確認頂けます。
    ・書き込みフィルター ホワイトペーパー
    http://download.microsoft.com/download/3/D/B/3DB01787-5C72-4D3E-8675-B2511D97D7DB/Windows_ThinPC_WriteFilter_technical_documentation_pack_JP.zip


    質問7:WindowsThin PC はボリュームアクティベーションが必要ですか?
    回答7:
    はい、Windows Thin PC はボリュームアクティベーションが必要です。
    KMS ホストによるアクティベーション、MAK キーによるアクティベーションに対応しています。
    尚、Windows 7 のアクティベーションが可能な KMS ホストは Windows Thin PC の
    アクティベーションに対応します。
    MAK クライアントからKMS クライアントへの切り替えには以下のKMS クライアントキーを利用します。

    KMS クライアント キー : 73KQT-CD9G6-K7TQG-66MRP-CQ22C


    書き込みフィルターをご利用になられる場合は、MAKキーによるアクティベーションのご利用を推奨しております。


    今回はよく頂く 7 つのご質問と回答を紹介させて頂きました。
    これから評価を始められるお客様、評価中のお客様にとって有用な情報となれば幸いです。

     

  • SCCM 2012 新機能その1 : マルウェア対策ソフトとの統合 (System Center 2012 Endpoint Protection)

    みなさん、こんにちは

    前回に引き続き、System Center 2012 Configuration Manager RCのアップデート情報をお知らせします。

    今回は個別の機能に焦点を当てて、機能強化点についてお知らせしていこうと思います。第一弾はマルウェア対策ソフトとの機能統合についてです。

    現バージョンのSCCM 2007 では、機能追加を実施することにより Forefront Client Security (FCS) や Forefront Endpoint Protection (FEP) といった製品との連携を行い、クライアント PC やサーバーのセキュリティ対策を行うことができるようになっています。

    SCCM 2012 ではマルウェア対策ソフトの機能を含んだ形で開発がされておりますので、従来以上に機能統合が進み、連携が強化されました!

    本日は、そのなかから一部の機能強化点をピックアップしてお伝えします。

     

    1.   Forefront から System Center ブランドに!

    Forefront Endpoint Protection 2010 は System Center 2012 Endpoint Protection (SCEP) と Forefront から System Center ブランドに変更となりました。単にロゴや名称を変更しただけではなく、マルウェア対策ソフトとしての性能も大幅に向上していますし、なによりも Configuration Manager との連携がさらに強化されています。

    SCCM 2012 RC 版に含まれる SCEP は、すでにエージェントが翻訳済みです 

      2.   インストール作業の簡素化

      SCCM 2007 R2 (または R3) では FEP の管理を行うために、FEP のサーバーモジュールを SCCM にセットアップする必要がありました。SCCM 2012 では SCEP の機能が統合されて提供されるようになり、別途サーバーへのセットアッププログラムの実行が不要です。SCEP を利用する場合、”Endpoint Protection Point” というサーバーサイトシステムを追加することで、SCEP を利用することが可能となります。

      "Endpoint Protection Point" サイトシステムの追加ウィザード画面


      3.   エージェント展開作業の簡素化

      SCEP エージェントの展開もより簡単な操作でできるように変更されました。SCCM 2007 ではソフトウエアの配布機能を利用し、コレクションに対して割り当てることでインストール作業が行われました。SCCM 2012 では、SCCM クライアントエージェントの設定画面に、SCEP の設定が新しく追加されています。この設定で機能を有効化することにより、SCEP エージェントを各コンピューターで即座に利用可能となります。また既存で他社のアンチウイルス製品を利用している場合には、自動で削除してSCEP をインストールするなどの設定も、このクライアントのオプション設定からすべて操作が可能となっています。

       

      SCCM クライアント設定のプロパティ画面。Endpoint Protectionの設定が追加されています


      4.   マルウエアの検知とアラート

      SCCM 2012ではアラートという機能が追加されました。この機能により、マルウエアに感染したPC が発生したなどの場合、管理コンソールのトップ画面にアラートとして通知されます。管理者はこのアラート画面を確認することで、問題が発生したことを即座に把握できるようになっています。またアラートが発生した場合、メールでの通知も可能です。

      SCCM 管理コンソールのアラート表示

      SCCM 管理コンソールの Monitoring ペイン、System Center 2012 Endpoint Protection ノードから
      ウイルスの感染状況などの詳細を確認

      コンピューターごとのマルウェア感染、および修復履歴の表示

      5.   定義ファイルの自動配信

      SCCM 2012 では更新プログラムの管理機能が改善され、更新プログラムの自動配信が機能として追加されました。SCCM 2007 では WSUS の自動承認機能の設定が必要でしたが、SCCM 2012 では SCCM の管理コンソールからこの設定を実施することが可能になります。これにより SCEP の定義ファイルを自動的にダウンロードし、展開することが可能となります。

      自動配信の設定画面。"定義更新プログラム"を条件指定し、自動配信設定が可能になりました。

       

      定義ファイルの展開状況をグラフでレポート

      まずは簡単ですが、SCCM 2012 の新機能として、SCEP の機能連携の一部についてご紹介しました。

      SCCM 2012 では開発コンセプトの一つに、インフラの統合を挙げています。
      従来、PC の管理とマルウェア対策は異なるツールを利用するケースが一般的でしたが、そうなるとシステムもそれぞれに用意し、二重管理となり、コストもかさんでしまいます。
      また、仮に PC がウイルスに感染した場合、感染情報はマルウェア対策ツールの監視ソフトで把握できますが、そもそも最新の定義が各 PC に適用されているか、マルウェア対策ソフトウエアのサービスが止まっていないか
      などの情報は PC 構成管理ツールで収集したものを別途確認する必要があります。
      SCCM 2012 では単一のシステムで管理することで、それぞれの持つ情報を統合的に管理し、システム運用にかかるコスト削減も実現できるようになります。
      今後マルウェア対策ソフト、もしくは PC 管理ツールの入れ替えを検討しているお客様は、ぜひ一度製品の評価を頂ければと思います。

      まだまだお伝えしたい新しい機能は目白押しです。
      本 blog にて定期的に System Center 2012 の最新情報をお伝えするようにしていきますので、次回以降の blog もご期待ください!

       

    1. [新製品] System Center 2012 Configuration Manager アップデート情報!

      今回は System Center 2012 Configuration Manager のアップデート情報をお知らせいたします。(現時点ではRCまでの情報となり、将来リリースされる製品では変更される可能性があります。)

      今回の紹介ではシステム要件やサポートされるOSなどを中心にご紹介します。System Center 2012 Configuration Manager の新機能や2007との差分情報については今後のブログでご紹介していく予定です。

      まず最初に、System Center 2012 Configuration Manager RC がリリースされましたのでご紹介します。以下のサイトよりダウンロードして、ご評価頂くことが可能です。

      System Center 2012 Configuration Manager RC のシステム要件
      [TechNet] Supported Configurations for Configuration Manager

       

      SCCM2012 では SCCM2007 よりもスケーラビリティの点で大幅に強化されています。例えば、SCCM サイト階層全体のクライアントの数は、200,000台から最大400,000台と倍増し、グローバルでの管理といった大規模環境にも対応することが可能です。

      System Center 2012 Configuration Manager のスケーラビリティの強化
      [TechNet] Site and Site System Role Scalability

       

      サイトシステム

      クライアント、およびサイト数

      セントラル管理サイト

      25までのプライマリサイトをサポート

      400,000までのクライアントをサポート
      (SQL Server Standard Edition の場合は50,000まで)

      プライマリサイト

      各プライマリサイトは250のセカンダリサイトをサポート

      プライマリサイトサーバーとSQL Serverが別筐体の場合は、100,000までのクライアントをサポート。SQL Serverと同一筐体の場合は、50,000までのクライアントをサポート

      セカンダリサイト

      各セカンダリサイトは2,500までのクライアントをサポート

      管理ポイント

      各プライマリサイトは10までの管理ポイントをサポート

      プライマリサイトの管理ポイントは25,000までのクライアントをサポート

      各セカンダリサイトはセカンダリサイトサーバーと同一筐体内の管理ポイントとしてサポート

      セカンダリサイトの管理ポイントは2,500までのクライアントのサポート

      配布ポイント

      プライマリサイトおよびセカンダリサイトはそれぞれ250までの配布ポイントをサポート

      各配布ポイントは4,000までのクライアントをサポート


       

      図) System Center 2012 Configuration Manager の階層による管理 (カッコ内は管理可能な端末数)


      System Center 2012 Configuration Manager におけるサイトと階層の計画については以下をご参照ください。

      System Center 2012 Configuration Manager におけるサイトと階層の計画
      [TechNet] Planning for Configuration Manager Sites and Hierarchy

       

      次に、System Center 2012 Configuration Manager でサポートされる管理端末の種類についてご紹介します。

      System Center 2012 Configuration Manager でサポートされる管理端末
      [TechNet] Computer Client Requirements

      ① クライアント/サーバー OS システム要件

       

      サポート対象 オペレーティング システム

      システム アーキテクチャ

      Windows XP Professional (SP3)

      x86

      Windows XP Professional for 64-bit Systems (SP2)

      x64

      Windows Vista
      Business Edition (SP2), Enterprise Edition (SP2), Ultimate Edition (SP2)

      x86, x64

      Windows Server 2003 Web Edition (SP2)

      x86

      Windows Server 2003
      Standard Edition (SP2),  Enterprise Edition (SP2),  Datacenter Edition (SP2)

      x86, x64

      Windows Server 2003 R2 SP2
      Standard Edition, Enterprise Edition, Datacenter Edition

      x86, x64

      Windows Storage Server 2003 R2 SP2

      x86, x64

      Windows Server 2008
      Standard Edition (SP2), Enterprise Edition (SP2), Datacenter Edition (SP2)

      x86, x64

      Windows XP Tablet PC (SP3)

      x86

      Windows 7
      Professional (with no service pack, SP1), Enterprise Editions (with no service pack, SP1), Ultimate Editions (with no service pack, SP1)

      x86, x64

      Windows Storage Server 2008 R2
      Standard, Enterprise

      x64

      Windows Server 2008 R2
      Standard Edition (with no service pack, SP1), Enterprise Edition (with no service pack, SP1), Datacenter Edition (with no service pack, SP1)

      x64

      The Server Core installation of Windows Server 2008 R2 (with no service pack, SP1)

      x64

      Windows Server 2008 R2 SP2
      Standard Edition, Enterprise Edition, Datacenter Edition

      x64

       

      ② Embedded/Thin OS システム要件

         

      System Center 2012 Configuration Manager では、ソフトウェアの展開、ソフトウェア メータリング、インベントリの収集、リモートツールなどほとんどの機能を利用することが可能です。
      ※ 書き込みフィルター機能 (EWF) を有効にしている端末は、タスクシーケンスを利用する必要があります。

      サポート対象 Embedded オペレーティング システム

      システム アーキテクチャ

      Windows Embedded Standard 2009

      x86

      Windows XP Embedded SP3

      x86

      Windows Fundamentals for Legacy PCs (WinFLP)

      x86

      Windows Embedded POSReady 2009

      x86

      WEPOS 1.1 with SP3

      x86

      Windows Embedded Standard 7 with SP1

      x64

      Windows Embedded POSReady 7

      x64

      Windows Thin PC

      x86

       

       ③ モバイル デバイス システム要件

      Exchange Active Sync (EAS) は、System Center 2012 Configuration Manager から Exchange Server への接続に Exchange Server connector を利用します。デバイスの検出とインベントリ収集、ポリシー適用、リモートワイプなどの管理が可能です。
      ※ Exchange Server との接続に使用する Exchange Server connector は、Exchange Server 2010 / Exchange Server 2010 SP1 / Exchange Online がサポートされます。

      サポート対象 モバイル デバイス システム

      サポートの有無

      Windows CE 5.0 / 6.0 (Arm and x86 processors)

      サポート

      Windows Mobile 5.0

      ノンサポート

      Windows Mobile 6.0 / 6.1 / 6.5

      サポート

      Windows Phone 6.5

      サポート

      Windows Phone 7 シリーズ

      EASによる管理

      その他、Apple 社、Google 社、Nokia 社製のモバイル デバイスなど

      EASによる管理

       

      なお、System Center 2012 Configuration Manager では、上記のような System Center Mobile Device Manager (SCMDM) との統合だけでなく、マルウェア対策ソフト Microsoft Forefront Endopoint Protection (FEP) の管理基盤も統合した System Center 2012 Endpoint Protection もリリースされる予定です。 System Center 2012 Configuration Manager の新機能紹介につきましては以下をご参照ください。

      System Center 2012 Configuration Manager Overview
      http://www.microsoft.com/en-us/server-cloud/system-center/configuration-manager-2012.aspx

      System Center 2012 Endpoint Protection  Overview
      http://www.microsoft.com/en-us/server-cloud/system-center/endpoint-protection-2012.aspx

       

       

       

       

      System Center 2012 各製品のベータ / RC版もリリースされましたのでお知らせいたします。

      System Center 2012 では、プライベート クラウドおよびパブリック クラウドのアプリケーションやサービスを管理するツールセットを提供します。      

      ■各System Center の評価用製品は以下よりダウンロード可能です。(2011/11/1 現在)

      System Center 2012 Configuration Manager RC

      System Center 2012 Endpoint Protection RC

      System Center App Controller 2012 Beta

      System Center Service Manager 2012 Beta

      System Center Virtual Machine Manager 2012 RC

      System Center Orchestrator 2012 RC

      System Center Operations Manager 2012 Beta

      System Center Data Protection Manager 2012 Beta

      System Center 各製品の Overview は以下サイト (英語) をご参照ください。
      http://www.microsoft.com/en-us/server-cloud/system-center/2012.aspx

      ※ 一括ダウンロードおよび各製品のシステム要件はこちら。是非、ご活用ください!