またとんでもないタイトルで書くことを許してください。(*^_^*)
実は海外ドラマ(24、LOST、Grey's Anatomy みたいな)もとても好きで英語トレーニング代わりにテレビよりも多く画面と音を家で出していますが、一方で私は *日本の* アニメも好きだし、漫画も好きです。何気に熱血な主人公のものが特に好きなようで、最近は時間があると文庫本を大人買いして昔の漫画を読んでいます。
最近読んだものとして、「ゴッドハンド輝」という医療ものの漫画があります。医療ものというと他にも多くの連載があるわけですが、どうにもこうにもドジなのに熱血で腕がどんどん上がっていくこの漫画の主人公が好きです。ドラマになるパターンを踏んでいるのでご覧になったこともあるでしょう。
この漫画、主人公のほかに素敵な女性も登場する一方で、ライバル・敵・師匠・師匠の師匠、そして 自分の命を救ってこの世を去った”ゴッドハンド”の父親 が登場します。師匠の師匠(院長)が目指しているのが自分の病院をゴッドハンドいっぱいにすることです。凄い設定なんですけど、そこに存在するワクワク感に共感してつい読んでしまうんです。日常の中に常に緊張感と命がかかっている状況が登場するのは IT 業界だと一部の特殊なシステムにのみ存在するのでまあ近い体験はあまり私はしたことがありません。
ここで注目したいのは、師匠すらも永遠にスキルアップが続いていき、主人公もライバルも自分たちの技術は凄くなっても全然追いついていかない現実を知りながらみんな毎日一生懸命頑張っている姿です。
IT 業界の現状はどうでしょうかね。
皆さんには師匠と呼べる人はいますか?ライバルと呼べる人はいますか?
あるいは師匠と呼ばれている人も今まで通りどんどん追いつかれないほどに先に突き進んでいっていますか?
私の届く範囲の狭いアンテナで見てきた限りは、日々の忙しさに追われ、技術を追求すること(これは対人的なソフトスキルも含んで言っています。)が本来したいレベルでできていないのが IT 業界なのではないでしょうか。あるいは「技術を追いかけること」、「凄い技術者であること」に偏重して頑張った結果、今度は後進がついてきていないなんてことになってませんか?
色々な人に話をしていく上で 「Windows はデスクトップの OS だ」という論調を今も聞くわけですが、ビジネスと要件の視点で物事を見た場合には手離れよく、後進を育てるという視点で見た場合にはとても Windows って優れていると思います。画面に従った手順を作っておくとそれほどスキルが無くても同一の手順をやりやすいですし、直観的にわかる部分も多いからです。師匠自身が先に進むために後進がついてこれる確度が高いんじゃないかと感じています。
しかし、「技術が凄くなる」ことに注目すると「あるダイアログ内の OK ボタン」が何を裏でしているのかに思いを巡らさないと永遠に操作の羅列で終わってしまいますね。そこで止まってしまわないで欲しいんです。実は Windows 、特に Server の表面上の操作は簡単でもその奥でやっていることは原理を知っている人からするととんでもなく煩雑なこともあります。
「技術の進歩によって意識しないでできるようになること」と「本質を知らないでやること」はイコールではなく、本質を知った上で意識しないでできるのが望ましいのです。先輩の背中を追いかけている人はこのことを意識してほしいなぁと思いながら私はいつも色々な話をしています。そうでない人が集まって設計したシステムはトラブルのリスクが高いと思います。
私のブログを読んでいる方は結構 若い人の「師匠」になっている人が多いと思いますが、共感いただけますでしょうか?本質を教えることを怠らないようにしましょうね。(^-^) 技術って本質を知ると面白くなります。最近 IT 業界で不平を言っている若い衆の声を聞いているとその面白さまで辿りつかないで言われたことを繰り返しやってきたことによって仕事が面白くなくなっているケースが結構見受けられます。単に業界で「師匠」を見つけられないでいるパターンもあります。
IT 業界も師匠と相対速度が変わらないそんな業種でありたいものですよね。現実を知っているから理想だと思うけど、そうありたいという想いは持っていたいですよね。こういう話をぜひ身近でもよくするようにしましょう。多くの人がコミュニティに参加して勉強会に食いついていっているのはこれに似た想いがあるからかもしれませんね。