• コンピュータ名に "-SCVMM-" が含まれるサーバーに SCVMM をインストールすると、エラー 257 にてインストールが出来ない

    こんにちは。Windows テクノロジー サポートの田辺です。

     

    前回に続き SCVMM (System Center Virtual Machine Manager) で、いただく質問についてご紹介させていただきます。

    タイトルのままとなりますが、SCVMM をインストールするサーバーのコンピュータ名に大文字で "-SCVMM-" ("" は除く) が含まれている場合に、インストールがエラー 257 で失敗します。

    例えば TEST-SCVMM-1 のような場合が該当します。

     

    - 回避方法について

    この現象は、内部的な処理の中で "-SCVMM-" という文字列を使用しているために、コンピュータ名で "-SCVMM-" が含まれている場合にエラーとなります。

    そのため 回避策といたしましては、大文字で "-SCVMM-" が含まれるコンピュータ名を設定しないように運用回避いただくほかございません。

    ご不便をおかけしますが、SCVMM をインストールされるサーバーのコンピュータ名には、"-SCVMM-" を含めずに構築いただきますようお願いいたします。

     

    この問題につきましては、SCVMM 2008 及び SCVMM 2008 R2 共に発生します。

    また、この問題について現在技術情報 (KB) での公開をさせていただきましたので、併せてご参照くださいますようお願いいたします。

     

    Installation of System Center Virtual Machine Manager 2008 fails with Error 257
    http://support.microsoft.com/?kbid=2002199

  • DPM が Windows Server 2008 上で稼働している場合に適用いただきたい修正プログラムについて

    こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの石井です。

     

    本日は、DPM サーバーが Windows Server 2008 OS 上で動作している場合に適用いただきたい修正プログラムをご案内いたします。

     

    Dynamic disks are marked as "Invalid" on a computer that is running Windows Server 2008 or Windows Vista when you bring the disks online, take the disks offline, or restart the computer if Data Protection Manager is installed

    英語版 : http://support.microsoft.com/kb/962975/en-us

    日本語機械翻訳版 : http://support.microsoft.com/kb/962975/ja

     

    ※ 修正プログラムは、英語版記事 “View and request hotfix downloads” のリンクよりダウンロードいただけます。

     

    上記では、ボリューム数が 100 以上存在する Windows Server 2008 上にて、ディスクが “無効” であるとマークされてしまい、データ消失に繋がってしまうというダイナミック ディスク使用上の問題についての修正が行われています。

    Windows Server 2008 上で DPM 2007 DPM 2010 RC (http://www.microsoft.com/systemcenter/dataprotectionmanager/en/us/2010beta-overview.aspx) を稼働している場合、データ ソース数が 50 個以上ある場合は、DPM サーバー上のボリューム数は 100 を超えてしまい、上記のデータ消失の危険性が伴いますので、できる限り本修正プログラムを適用いただくことをお奨めいたします

    ( Windows Server 2008 R2 の場合は本現象は報告されておりませんので修正プログラム適用は不要です。)

     

    上記は、OS 側の修正プログラムであるため、適用後には DPM サーバーの再起動が必要です。

     

    参考情報 : VSS の修正プログラムの最新版 (Windows Server 2003Windows Server 2008 両用)

     

    以下技術情報は、VSS 関連の修正プログラムの最新版です。上記のデータ消失の問題ほど発生事例が多くは無く、緊急度は高くありませんので、すぐに適用が必要というわけではありません。

    しかしながら、保護対象や DPM サーバーにおいて、何らかの VSS 関連のエラーが発生し、DPM からのバックアップが失敗していると判断できる場合には、本累積的な VSS の修正プログラムを適用いただいくことで、現象が改善するかご確認いただくことが有効です。(Windows Server 2003 SP2 や、Windows Server 2008 SP1SP2 用がございます。VSS エラーは保護対象上で発生することもありますので、問題発生の際には DPM サーバーだけでなく、保護対象においても適用を推奨いたします。)

     

    A parallel backup operation may fail when the operation is performed by Volume Shadow Copy Service (VSS)

    英語版 : http://support.microsoft.com/kb/975928/en-us

    日本語機械翻訳版 : http://support.microsoft.com/kb/975928/ja

     

    補足 :

    現時点で DPM サーバーに適用いただくことを推奨している修正プログラムは、以下の弊社技術情報にてご紹介させていただいております。 (前回のブログでお知らせした、DPM 2007 10 月のロールアップ パッケージと、上記の KB 962975 が紹介されております。)

     

    Recommended hotfixes for Microsoft Data Protection Manager 2007 systems

    英語版 : http://support.microsoft.com/kb/961659/en-us

    日本語機械翻訳版 : http://support.microsoft.com/kb/961659/ja

     

     

  • SCVMM 2008 R2 の修正プログラム ロールアップパッケージ (2010 年 2 月)

    こんにちは。Windows テクノロジー サポートの田辺です。

    連続となりますが、SCVMM (System Center Virtual Machine Manager) についてのご紹介です。

     

    ご紹介が遅くなりましたが、SCVMM 2008 R2 の修正プログラム ロールアップパッケージが 2010 2 月にリリースされております。

    こちらの修正プログラムにつきましては、Microsoft Update から適用可能となりますので、現在の環境にてお困りの問題がある場合、技術情報に記載されている Issue の項と合致しているかご確認いただき、適用いただく事をお奨めいたします。

     

    技術情報のウェブ サイトは以下となります。

     

    Description of the System Center Virtual Machine Manager 2008 R2 hotfix rollup package: February 9, 2010

    http://support.microsoft.com/kb/978560/en-us

     

    尚、この修正プログラムを適用いただく際に、VMM の管理コンソールが起動しているような場合には、再起動が必要になります。

    また、この修正プログラムは以前に紹介させていただきました 2009 11 月の Rollup Package を置き換えます。

     

    またロールアップ パッケージや、修正プログラム等の情報がありましたら、随時ご紹介させていただきたいと思います。

    よろしくお願いいたします。

  • ホスト クラスタの過剰コミット状態について

    こんにちは。Windows テクノロジー サポートの田辺です。

    今回は SCVMM 2008 R2 (System Center Virtual Machine Manager 2008 R2) で、頻繁にいただく質問についてご紹介させていただきます。

     

    SCVMM 2008 R2 を使用してライブ マイグレーション構成を構築しているホスト クラスタを管理している際に、管理コンソール上のホスト クラスタ名のところに 「!」 が表示される場合があります。

    通常は、どちらかのノードがメンテナンス モードになっていたり、通信が遮断されているなどで管理ができなくなっているような場合に表示されますが、そうでない場合には、それはクラスタが "過剰コミット" の状態となっている可能性が考えられます。

     

    “過剰コミット“ と “ノード障害” の数に関しては、���下のサイトでも紹介させていただいておりますので、併せてご参照下さい。

    高可用性の計画

    http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc764243.aspx

     

     

     

     

     

     

    SCVMM 2008 R2 では、必要に応じて、各ホスト クラスタにクラスタ予約を構成して、ホスト クラスタで展開したすべてのバーチャル マシンをサポートしながら、クラスタが維持できるノード障害の数を指定することができます。予約数の変更や状態の確認は、クラスタ ホストのプロパティで行います。

     

     

     

     

     

     

    ホスト クラスタが指定されたノード障害の数に耐えられず、すべてのバーチャル マシンを実行させ続ける場合には、クラスタは "過剰コミット" 状態になり、バーチャル マシンを配置している間ホストの評価が 0 になります。

     

    たとえば、8 ノード構成のクラスタに対してクラスタ予約 (ノード障害数)  2 と指定すると、次のようにルールが適用されます。ここで言うクラスタ予約とは、障害となっても仮想マシンの動作に影響がないノード数です。

     

    ・ クラスタ内の全 8 ノードが稼動状態にある場合は、クラスタ内の任意の組み合わせの 6 ノード (8-2) が既存のバーチャル マシンに対応できなくなったとき、このホストクラスタは "過剰コミット" とマークされます。

    ・ クラスタ内の 5 ノードだけが稼動状態にある場合は、クラスタ内の任意の組み合わせの 3 ノード (5-2) が既存のバーチャル マシンに対応できなくなったとき、このホストクラスタは "過剰コミット" とマークされます。

     

    ですので、2 ノード構成のクラスタの場合で、クラスタ予約は最大で 1 となりますが、この場合には 1 ノード上でバーチャル マシンをすべて起動できるように構成する必要があります。

     

    ここで注意をしなければいけないのが、バーチャル マシンに割り当てているメモリ量です。

     

    すべてのバーチャル マシンに割り当てているメモリ量の合計を稼動可能なホスト上でバーチャル マシン用に割り当てられているメモリ量の合計の範囲内で設定する必要があります。 この量を超えるメモリ量を必要とするバーチャルマシンが存在する場合には、“過剰コミット”状態となります。

     

    具体的には、1つのノードが8 GB メモリを搭載している2 ノードのクラスタで 各ノードが6 GB までを割り当て可能としている場合には、すべてのバーチャル マシンのメモリ割り当て量の合計が6 GB 以内であれば、1つのノードが障害となっても、すべてのバーチャル マシンを稼動させることができます。しかし、この状態でも“過剰コミット“と表示される場合があります。

    過剰コミットとなる場合のメモリ算出方法としては、メモリの割り当て量が各バーチャル マシンで異なっている場合、割り当て量が最大のバーチャル マシンを基準として算出します。

     

    1 つのノードが8 GB メモリを搭載している 2 ノードのクラスタで 4 GB 割り当てられているバーチャル マシンが 1 台、1 GB 割り当てられているバーチャル マシンが 2 台あり、動作をしていたとします。

    1 つのノードが障害になったとしても、1 台のサーバーで 6 GB 以上バーチャル マシンに割り当てる事ができる状態であれば、すべてのバーチャル マシンを動作させることが可能ではあります。

    ですが、SCVMM の動作としては、ここで最大に割り当てられているメモリ量を基準として、必要なメモリ量が 4 GB x 3 (バーチャル マシン数) として算出されるため、過剰コミットと判断されます。

    このクラスタ上で過剰コミットとせずに動作をさせるためには、最低でも割り当て可能なメモリ量が 12 GB なければいけません。

    すべてのバーチャル マシンを 2 GB 割り当てた場合は、合計で同じ 6 GB となりますが、この場合には過剰コミットとはならないのです。

     

    なので、SCVMM を使用してホスト クラスタの管理を行う場合には、バーチャル マシンに割り当てるメモリ量についても考慮して構成いただく必要があります。

  • DPM 2007 で使用しているテープ装置の交換について

    こんにちは。

    Windows テクノロジー サポートの服部です。

     

    今回は DPM 2007 を使用して、テープへの保護設定を実施いただいている皆様へ、

    テープ装置の交換についてお話したいと思います。

     

    テープ装置の交換について

    DPM 2007 でテープ装置を使用している環境において、テープ装置を交換した場合や新しく追加した場合

    DPM 2007 ではどのような作業が必要になるのか以下にご紹介します。

     

    -テープ装置の交換

    DPM 2007 ですでに保護グループが作成されておりテープへの保護が実施されている環境を想定しています。

    まずは、テープ装置について確認するため DPM の管理コンソールから “ライブラリ” タブを開きます。

    表示されているテープ装置を使用して現状は保護を実施しています。

     

     

     

    テープ装置をもう一台準備してテープ装置を交換した場合(ここでは以前のテープ装置は物理的に外しております)、

    DPM では操作ペインから“再スキャン”を実行することで新規に接続したテープ装置を読み込みます。

    画面に新規に接続したテープ装置が表示されない場合は上記作業とあわせて“更新”を実行してください。

    ライブラリタブでは以前のテープ装置がオフライン表示となり、新規に接続したテープ装置が表示されます。

    テープ装置内に挿入されたテープ情報を認識させるため”インベントリ”を実行してテープ情報を更新します。

    以上がテープ装置の交換時に必要な基本作業です。

     

     

     

    -保護設定の変更

    保護設定の変更は、保護グループの変更ウィザードから行います。

    新規に接続したテープ装置を変更ウィザード中の“ライブラリとテープの詳細の選択”で指定し、ウィザードを完了させます。

    上記の設定変更により、保護グループで使用するテープ装置が変更され、継続してテープへの保護が可能となります。

     

     

     

    -リストア時の注意点

    以前に取得したバックアップが保存されたテープを予め新規に接続したテープ装置に入れ替えておきますと

    詳細インベントリを実行することでテープに保存されたバックアップ情報を DPM が認識します。

    これにより以前のテープ装置で実施したバックアップからも回復することが可能となります。

    保存期間の切れたデータの場合はテープのインポート(再カタログ化)が別途必要になりますのでご注意ください。

     

    参考事例

    テープの再カタログ化につきましては、以下の公開技術情報に記載がございますので

    ご参照ください。

     

    How to Recatalog an Imported Tape 

    http://technet.microsoft.com/en-us/library/bb809005.aspx

     

    How to Import Tapes

    http://technet.microsoft.com/en-us/library/bb795809.aspx