Windows PowerShell V2 CTP3 がリリースされました
Windows PowerShell V2 の CTP3 (Community Technical Preview 3) がリリースされました。前回の CTP2 から半年、さらにさまざまな点で強化改良されたバージョンとなっています。
Windows PowerShell Blog:
Early Christmas Present from PowerShell Team: Community Technology Preview-3 (CTP3) of Windows PowerShell V2
http://blogs.msdn.com/powershell/archive/2008/12/23/early-christmas-present-from-powershell-team-community-technology-preview-3-ctp3-of-windows-powershell-v2.aspx
開発チームのブログによると、このリリースでは、
- パフォーマンスの向上
- ローカルで実行しているかのような、意識させないリモーティング
- 60以上のコマンドレットの追加
- Windows PowerShell ISE でデバッガー、コンテクストヘルプのサポート
と、さまざまな強化がなされているとのことです。
コマンドレット数は、(Get-Command).count で調べると 271 個になっています。現行の V1 のコマンドレット数が 129 個ですので、すでに倍以上になっています。また、追加されたコマンドレットは、コンピューター名の変更など、システム管理に直結するものも多く、ますます Windows の管理の基本ツールとして充実してきていることが感じられます。また、WS-Man の管理については、コマンドレットだけでなくプロバイダも追加されていますので、WSMAN: ドライブ経由で、構成情報にアクセスできるようになっています。
ダウンロードは以下のページから
本リリースは CTP につき、今後互換性のない変更が生じる可能性がありますので、ご留意の上ご試用ください。
Windows PowerShell V2 CTP3
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=c913aeab-d7b4-4bb1-a958-ee6d7fe307bc&displaylang=en
WinRM 2.0 CTP3 (PowerShell remoting に必要)
https://connect.microsoft.com/wsman
CTP2 からの変更点は以下のようになっています。詳細は releaseNotes.rtf をご参照ください。
- コマンドレット名の一部変更
- Add-Module → Import-Module, *-Runspace → *-PSSession など
- パラメータの一部変更
- 環境変数名の一部変更
- “Packages” を “Modules” に名称変更
- “Script Cmdlets” を “Advanced Functions” に名称変更
- Config-WSMan.ps1 を Enable-PSRemoting.ps1 に変更
- Out-GridView のフィルタリングリストを “Filter” から “Query” に変更
- Windows PowerShell Integrated Scripting Environment (ISE)
- “Graphical Windows PowerShell” から名称変更
- プログラムファイル名、プロファイルファイル名の変更
名称変更となった Windows PowerShell ISE ではデバッグメニューが追加されています。
スクリプトにブレークポイントを指定すると、その行が茶色になります。
コマンドレットの追加、リモーティングのサポート、スクリプティング環境の強化などなど、着々とパワーアップしています。ますます今後が楽しみです。