[Windows 展開サービス] F12 が間に合わないとお嘆きの方に
Windows 展開サービス (WDS) は、ネットワーク経由で Windows を展開することができる、とても便利な仕組みです。クライアントの起動時、CD を使わずネットワーク経由で起動しますが、DHCP で IP アドレスを割り当てられてブートストラップが起動したら、すばやく F12 キーを押さないと HDD などからのブートプロセスに切り替わってしまいます。この F12 を押せる時間が割と短めなため、ちょっと目を離したすきにタイミングを逃してしまいがちです。
待ち時間を延ばすなどの方法がないか調べていたところ、Windows 展開サービスの PXE ブートプログラムは複数提供されており、F12 が不要なものもありました。
Windows Server 2008 の Windows 展開サービスでは、WDS サーバーのプロパティのブートタブで設定します。たとえば x86 の既定のブートプログラムは pxeboot.com になっています。
これを pxeboot.n12 に変更することで、F12 を押さなくても PXE ブートができるようになります。
逆に F12 を押す機会がなくなりますので、再起動するたびに無条件にネットワーク起動してしまうことになります。したがって、Windows 展開サービスを常時運用している場合は、pxeboot.com を使うか、クライアントマシンの起動デバイスで HDD の優先順位を上げておくなどする必要があります。
その他にもさまざまなブートプログラムが提供されています。詳細は以下の Technical Library をご参照ください。
Windows Server 2008 Technical Library > Windows Deployment Services > Deployment
Chapter 4: PXE Boot
Network Boot Programs (英語)
http://technet2.microsoft.com/WindowsServer2008/en/library/f5a8069b-9c2d-4670-913c-ff2cfad536f51033.mspx#BKMK4