Tips: 仮想OSにネットワークを追加
Virtual Server や Virtual PC 上で動いている仮想 OS に、現状の設定をなるべくさわらずに、ネットワークの設定を変更したいことがあります。たとえば、
- Virtual Server, Virtual PC の中だけで閉じている内部ネットワークに接続しているが、一時的に外部と通信したい。
- すでにセットアップ済みのイメージを使う際に、ネットワークの設定を変更すると何らかの影響がありそう。でも LAN からもアクセスしたい。
- 久しぶりに立ち上げてみたら、アクティベーションをしていなかったためにログオンできない。ネットワークには手動で固定 IP アドレスを振ってあるので、ネットワーク経由のアクティベーションもできない。
といった場合です。こういう時には、仮想 OS にネットワークカードを追加すると、既存の設定への影響は最小限にとどめられます。
- ホスト側、つまり Virtual Server, Virtual PC のゲスト OS の設定で、ネットワークカードを追加する。
- 追加したネットワークカードを、適切なホスト側のネットワークインターフェイスにマップする。
- ゲスト OS を起動すると、自動的に追加されたネットワークカードを認識する。
- 新しいネットワークカードの接続先に DHCP サーバーがあれば、そのまま IP アドレスを取得できる。または、起動後 IP アドレスを設定する。
先日デモの際に、既存のOSイメージを使う場面があり、ネットワークの設定を変えると他にもいくつか設定を変えなければいけないということがありました。一方で、その仮想OSにリモートデスクトップで接続したいという、デモ操作上の要請もありました。仮想OSにネットワークカードを追加して、そこに LAN のアドレスを振ることにより、それらを両立させることができました。
物理マシンにネットワークカードを追加するには、カードを用意して、ケースを開けてとなかなか大変です。空きスロットがあるとも限りません。クリックだけで簡単にネットワークを追加できるのは、仮想環境の強みだなぁと実感しました。