LinuxWorld Expo/Tokyo 2006
あっというまに3週間経ってしまいましたが、去る5月31日~6月2日、東京ビッグサイトにて、LinuxWorld Expo/Tokyo 2006 が開催されました。
マイクロソフトによるセッションもあり、「Windows Server の相互運用性」と題して、主に Linux との混在環境で、どのようにつないでいくことができるか、どのようなテクノロジーが利用可能かということを、レイヤーごとに紹介しました。
短時間で内容・デモともにもりだくさんでしたので、とても駆け足になってしまいました。改めてじっくり説明をしたいと思いつつ、時間がたってしまいましたので、とりあえず当日のスライドの内容を公開しておきたいと思います。
- Windows Server の相互運用性
- who am i (自己紹介)
- 本日の内容: さまざまレイヤーでの相互運用
- 物理部分
- ネットワーク部分
- アプリケーション部分
- ID管理
- 管理操作性
- 物理部分: Virtual Server 2005
- 32bit PCマシンをエミュレート
- Webで管理、操作
- HTTPSのみでアクセス可能
- 独立ネットワーク構成を作りつつ、外部からアクセス可能
- 完全ヘッドレス
- リソース管理が可能
- 4月から無償ダウンロード提供開始
- LinuxをゲストOSとしてサポート開始
- RedHat (RHEL 2.1, 3.0, 4.0; 7.3, 9.0)
- SuSE Linux (Enterprise Server 9.0; 9.2, 9.3, 10.0)
- [デモ] Virtual Server 2005 の動作や操作など
- ネットワーク部分: IPv6
- Windows Vistaから全面対応
- ネットワークスタックを書き直し
- IPv6ネイティブで利用可能
- ID管理: Active Directory
- Windowsネットワークのかなめ
- LDAP + Kerberos + ポリシー + ソフトウェア配布 + …
- Windowsにおける「ドメイン」
- コンピュータとユーザーの一元管理
- 混在環境でも活用してください
- クライアントがWindows中心の場合は非常に有効
- シングルサインオン環境
- ファイルサーバー、アプリケーションサーバーからの利用も有効
- Windows Security and Directory Services for UNIX Guide v1.0 Beta
http://connect.microsoft.com/
- [デモ] Linux ログインの Active Directory (Kerberos) による認証
- 操作性
- 操作性やスキルの相互運用は重要!
- Windowsの管理操作は3通り
- GUI、コマンドライン、 スクリプト (VBScript, Jscript)
- Windows PowerShell
- [デモ] PowerShell
- 管理のインターフェイス
- WS-Management
- Webサービスベースでの管理
- HTTPSで利用可能
- アプリケーションから扱いやすい
- 運用管理ソフトウェア
- System Centerブランド
- 標準でSNMPレベルの対応
- 各社からLinux/Unix用アドオン
- 「役割ベース」の管理
- [デモ] Microsoft Operations Manager + Visio の連携デモ
- アプリケーション部分: Webサービス
- Webアプリケーションどうしの相互運用
- Webサービスで確保
- SOAP, XML
- SOA
- WS-* (WS-I: IBM, Microsoft, BEA Systems, Intel …)
- J2EEとの相互運用
- SOAPレベルで作りこみ
- WSIT: Web Services Interoperability Technology
- アプリケーション部分: 認証
- Webサービス、マッシュアップ…
- IDのメタシステム
- 発行元、利用者、提示先が別運用
- “InfoCard”
- アイデンティティ・メタシステム
- ユーザーのコンピューター‥"InfoCard" 提示するアイデンティティの選択
- アイデンティティ発行元‥セキュリティトークンの発行
- アプリケーション/サービス‥アイデンティティの請求、クレームの使用
- アプリケーション部分: データフォーマット
- さらに上位のレイヤー
- アプリケーション間で、ユーザーが自由にデータを交換できる
- Live Clipboard
- マイクロフォーマットを使った実装アイデア
- Webアプリケーション同士、クライアントアプリケーションとの間で、データの交換
- [デモ] Live Clipboard
- さらに上のレイヤー
- 「レイヤー8+」
- つなぐか、つながないか。それが…
- まとめ
- Windowsはつながる!
- 知られていない、光る機能がたくさんあります。
- 相互運用の重要性を理解し、すべてのレイヤーで、 つながる仕組みを用意しています。
- お願い
- Windowsとつないでみてください。
- 相互運用は人とマインドです。
結局まとめは「人」なのか!?と思われるかもしれませんが、もちろんつなぐための技術は必要で、それはそこそこ揃ってきたので、それを使ってみようかなと思っていただければ、いろいろ面白いことができるのでは、というところです。
改めて見てみると、40分間でこの内容にデモ5つは無謀だったかもしれませんね。Linux ユーザーの方々に直接プレゼンテーションができる、またとないチャンスだったので、すべてのレイヤーのトピックを詰め込みました。人によって興味を持たれたレイヤーが異なると思います。いろいろな立場の方に、どこでつなぐべきか、そうすることによってどんなことが起こるか、ぜひ聞いてみたかったなと感じました。コメントやメールでご意見いただければうれしいです。またこのような機会があれば、じっくりお話できればと思っています。