Interop Tokyo 2006
(フィードされなかったため再投稿します。)
先週幕張メッセにて Interop Tokyo 2006 というネットワークとインターオペラビリティのイベントがありました。マイクロソフトは木曜日に基調講演を行い、私もデモのパートを担当しました。その内容をまとめておきたいと思います。
- Windows Vista と Longhorn Server のファーストルック
- その方向性について簡単に説明
(最初画面が出なくてお見苦しい点があったことをおわびします。)
- 簡単確実なセキュリティの確保、管理作業
- グループポリシーによる USB メモリーの使用禁止
- BitLocker によるボリューム単位の暗号化
- 新しい Windows Firewall
- Windows PowerShell
- ネットワークの新しい技術への取り組み
- ネットワークを活用する新しいアプリケーション
詳細を書こうと思ったのですが、日経 BP 社の ITpro サイトのニュースに非常にきっちりまとめられた記事が出ていますので、こちらを引用させていただきたいと思います。
『【Interop速報】「VistaではIPv6がデフォルト,Longhornはシェル搭載」---マイクロソフトによる基調講演』
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060608/240443/
今回の Interop のテーマは "Back to the Fundamentals" だそうです。いろんな面で複雑化したネットワークを取り巻く環境や技術を、今一度基本に立ち返って見つめなおそうということでしょうか。私と Interop の関わりは、94年に ITM (現STM、ShowNetのお手伝いボランティア)、95年にチュートリアルのスピーカー、96年に展示会場内の主催者パビリオンの講師を担当して以来、10年ぶりの登壇でした。私にとってもまさに "Back to the Fundamentals" だったわけです。
当時は、「ネットワークをじゃぶじゃぶ使うユーザーはいいユーザーだ」という人もいるくらい、ネットワーク・インターネットをどうやって世の中に広めていこうかという時期でした。バックボーンでは FTP や NNTP のトラフィックがメジャーだった思います。その少しあと、HTTP のトラフィックが FTP を抜いてニュースになりました。その後ネットワークは急速に普及し、社会の欠かせないインフラになったことはご存じのとおりです。
かつてはセキュリティに対する認識もそれほど強くなく、とにかくあらゆるものをつないでいくことを優先していました。今は何でもつないでしまえというわけにはいかず、つなぐ前にリスクを考えてブレーキがかかるようになっていると思います。ネットワークの楽しさだけを声高に言うことができなくなった結果、ネットワークは楽しいというイメージが減少しているのではないかとも思います。ネットワークにつながったり相互運用ができたりした瞬間、1+1 が 10 や 100 になる瞬間はすばらしいと思います。そんな体験が私の Fundamentals であり、その感覚が薄まらないようにしたいと再確認しました。
だからこそ、セキュリティやシステム管理の効率は重要であり、何が安全で何が危険なのか、ユーザーにも管理者にもそれらが分かりやすく把握できるかどうかは、今後のネットワークの世界を方向づける鍵になると思います。また、複雑化するシステムを可視化して、何が起こっていて何をしなければならないかがすぐ分かるようにできるかということも重要だと思います。要素技術は進化してたくさん出てきていますので、エンジニア自身の中で、それらをネットワークし相互運用していかなければなりませんね。
そういうわけで、これからもネットワークとその技術に強く関わっていきたいと改めて思った一日でした。