コンピュータのセキュリティ構成をスキャンして、チェックするためのツールである、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) の最新バージョンとなる 2.1 が公開されました。
MBSA 2.1 では、Windows Vista, Windows Server 2008 に対応したこと、64bit 版のサポートが、主な変更点です。MBSA はダウンロードセンターからダウンロードできます。
Microsoft Baseline Security Analyzer 2.1 (for IT Professionals) (英語)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=f32921af-9dbe-4dce-889e-ecf997eb18e9&DisplayLang=en
上記ダウンロードページは英語ですが、日本語版もあります。ダウンロードリンクのうち、
- MBSASetup-x86-JA.msi
- MBSASetup-x64-JA.msi
のいずれか (x86 または x64) を選んでください。
MBSA については、以下のページをご参照ください。
Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/tools/mbsahome.mspx
インストールして起動すると、スキャンするコンピュータを選ぶウィザードが立ち上がります。単一のコンピュータまたは複数のコンピュータを、名前や IP アドレスで指定します。

スキャンが終わると、結果が表示されます。コンピュータの設定や、更新の状態に基づいて、評価や推奨される設定がレポートになります。以下の例では、最新の更新プログラムが適用されていないこと、パスワードが設定されていないローカルアカウントがあること、無期限のパスワードがあること、自動ログオンする設定になっていることなどが指摘されています。
とても簡単に、ネットワーク上のコンピュータの構成状況を確認することができます。ぜひご活用ください。
また、スクリプティング可能ですので、スキャンを自動化して定期的に実施するなど、より強力な活用ができます。
MBSA 2.0 Scripting Samples (英語)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=3B64AC19-3C9E-480E-B0B3-6B87F2EE9042&displaylang=en
さらに、Visio と組み合わせて、ネットワークダイアグラムと同時に、MBSA のスキャン結果を文書化することができます。
Microsoft Office Visio 2007 Connector for the Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) 2.1 (英語)http://www.microsoft.com/technet/security/tools/mbsavisio.mspx
Microsoft Office Visio 2007 Connector for Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) 2.0
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/tools/mbsavisio.mspx
Windows PowerShell の次期バージョンとなる V2 の最新のプレビュー版である CTP 2が公開されました。このバージョンは CTP (Community Technology Preview) であり、ベータ段階より前の、プレリリース版です。新機能を試してみたいときのみご利用ください。また CTP で提供される内容は、今後変更される可能性がありますのでご注意ください。
さて約半年ぶりにアップデートされ CTP 2 として公開された PowerShell V2 ですが、前の CTP からの主な変更点は以下のようになっています。
- PowerShell remoting で1対1の対話型セッションができるようになった
- モジュールが利用できるようになった
- スクリプトを複数のファイルに分割、再利用しやすくなった
- .psm1 という拡張子のファイルを使用
- トランザクションのサポート
- 現在レジストリプロバイダでトランザクションが利用可能
- Vista以降の新しいイベンティングシステムに対応
- イベントの転送やサブスクリプションが扱えるようになった
- スクリプトコマンドレットで、パラメータセットに対応
- IISでPowerShellがホストできるようになった
- PowerShell.exe に新しいオプションが追加
- STA (STA で実行)、File (ファイルから実行)、EncodedCommand (base64 エンコードされたスクリプトを実行)
上記以外の、現行の PowerShell からの変更点は、以前の投稿をご参照ください。
Windows PowerShell 2.0 CTP が公開されましたhttp://blogs.technet.com/stanabe/archive/2007/11/06/windows-powershell-2-0-ctp-released.aspx
必要なシステムは以下のとおりです。
- OS
- Windows Server 2008
- Windows Vista SP1
- Windows Server 2003 SP2
- Windows XP SP2
- 上記のいずれか、x86 または x64 に対応
- .NET Framework
- WinRM 2.0 CTP (オプション)
インストール時の注意点
- PowerShell 2.0 CTP は、PowerShell 1.0 と共存できません。
- インストール前に、現在使用中の PowerShell をアンインストールまたは無効化しておく必要があります。
- 日本語 OS にインストールするとヘルプが利用できない場合があります。
- ヘルプファイルが参照できない場合は、$PSHOME\en-US をフォルダごと複製し、名前を ja-JP に変更してください。
ダウンロードはダウンロードセンターから
Windows PowerShell V2 CTP2 (英語)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=7c8051c2-9bfc-4c81-859d-0864979fa403&DisplayLang=en
お試しになって、動作のおかしいところなどがあれば、フィードバックをお願いします。
- フィードバックサイト (英語、Microsoft Connect)
- TechNet フォーラム
V2 では GUI ツールが追加されて、より便利に使えるようになっていますので、ご紹介しておきたいと思います。
Graphical PowerShell Console
上の領域から順に、スクリプトエディタ、出力、入力です。入力領域に対話的に入力して実行させると出力領域に結果が表示されます。一行ずつ試しながらスクリプトを作っていくという手法にぴったりなシェルです。
スクリプトエディタは、タブで切り替えて複数のファイルを編集できます。また、シンタックスハイライトでとても見やすくなっています。
レイアウトを変えることもできます。ワイド画面では以下のレイアウトの方が使いやすいかもしれません。
また、Out-GridView という、表形式でデータを表示するコマンドレットが追加されています。たとえば
Get-Eventlog -Newest 100 System | Out-Gridview
とすると、データを表示するウィンドウがポップアップします。
その場で(スクリプトを再実行せずに)出力結果をフィルタリングすることができます。
このように、PowerShell V2 では、現行の V1 に不足していた機能を整備し、さらにさまざまな場面で実用的に活用できるように強化されています。今後まだ変わっていくと思われます。どのようになっていくのか楽しみです。
最近 Windows PowerShell も少しずつ認知度が上がって、関心も高まってきているように感じます。ですが、GUI での作業に慣れている方には、何から始めていいのか、またとっつきにくい印象があるようにも思います。そんなギャップを埋めるべく、強力なツールが登場しました。Visio の PowerShell スクリプト生成ツールです。
このツールを使うと Visio の図面上に、PowerShell のコマンドレットの図形をドラッグ&ドロップしていくだけで、簡単なスクリプトを作ることができます。ゴールデンウィークに何か始めてみたいとお考えのみなさま、PowerShell に触れてみるのはいかがでしょうか?
PowerShell スクリプト生成ツール
http://go.microsoft.com/?LinkID=8607303
ツールは上記サイトから無償でダウンロードできます。なおツールを使うためには Visio 2007 が必要です。また上記サイトでは、ツールとともに、サンプル図面とアドオンのソースコードもダウンロードできます。
簡単に使い方をご紹介します。まず、Visio 2007 で新しい図面を開きます。その際、PowerShell のテンプレートを選びます。
そして、左側から図形を選び、配置します。
図形は、大きく3つのカテゴリーに分類されます。
| 情報の取得 |
| 情報の加工(フィルタ) |
| 情報の出力、情報に基づく操作 |
作業の内容に応じて、どんな情報をどのように加工するのかを検討して、図形を並べてみて下さい。それぞれの図形は、カード情報を変更することで、詳細設定を変更できます。たとえば、上の図面で2つめの図形、「並べ替え」のカード情報を見てみましょう。

サービス一覧の図形の下に配置されていることを認識して、並べ替えのカテゴリは「サービス一覧」になっています。このカテゴリにより、項目一覧が変わります。右側のプルダウンから候補を選択します。 最後に出力形式を指定する図形の設定を行います。
図形の配置と設定ができれば、あとはスクリプトを生成するだけです。図面のタブの切り替え、または PowerShell メニューから「スクリプトの表示」を選ぶと、スクリプトが表示されます。
ここから右クリックでコピーして、PowerShell のウィンドウにペーストして動作確認してください。PowerShell メニューからスクリプトの表示を行うと、ファイルに保存することもできます。
とても簡単にスクリプトが作成できますが、それ以上のメリットもあります。図面がそのままスクリプトの仕様書として保存しておけるのです。図面にスクリプトのタイトルや説明を書いておくと、何をするためのスクリプトなのかがすぐ分かりますし、スクリプトの詳細は、図面を見ていけば確認できます。他の人が作ったスクリプトを読んで、何をやっているのか理解するのは簡単ではありませんが、図面になっていればそんな苦労もありません。

このツールでは、単純な作業のための、簡単なスクリプトを作ることを第一の目的としていますが、関数を作成して登録しておいたり、別のスクリプトを組み込んだり、より複雑な作業にも対応できます。初心者の方にも、エキスパートの方にも活用していただけるツールだと思います。ぜひお試しください。

以前、旅先の海外でスーツケースがなくなってしまいました。昨年5月、米国出張の最終日、公共のリムジンバスで空港に向かったのですが、到着して降りると、預けたはずのスーツケースがありません。バスは各ターミナルに寄って何人かずつ降ろしていったのですが、私が降りたターミナルは最後で、乗客は私だけでした。バスの横から開けるタイプの荷物室はからっぽで、途中で誰かが持って行ったのか、間違えて降ろしたのか、そもそも積み忘れか、とにかく私のカバンはありません。他のターミナルを探したりしましたが見つけることはできず、どうしようもなくそのまま帰ってきました。どうせ着替えくらいしか入っていないし、カバンも昔1ドル80円台のころに買ったものだしと、なんとかあきらめをつけたのですが、リュック一つで海外から帰ってくるのはなんだか心細いものですね。
そんなことも忘れかけた約半年後の昨年10月、バス会社から「あなたのカバンを見つけたので連絡をください」という手紙が、封書で届きました。カバンに付いているタグに書いてあった住所に送ってくださったようです。早速メールと郵便で連絡しました。
それからしばらく連絡がなかったのですが、先月「カバンを送り返すので、送料の支払方法を知らせてください」とメールが来ました。Fedex で送りますとのことだったので、新宿の Fedex カウンターで相談したところ、着払いで送ってもらうには、Fedex のアカウントを作ってその番号を先方に伝えればよいとのことでした。アカウント作成時にクレジットカードも登録し、そこにチャージされるそうです。その場でアカウントを作成し、メールで番号を伝えて発送してもらい、ついに先週カバンが手元に戻ってきました。
中身は、記憶の限りではそのまま残っていました。洗濯物とケーブル類、書籍などなど。1年前の雑誌がちょっと懐かしい感じでした。ひとつ気になったのは、確かおみやげに買ったチョコが入っていたはずなのですが、入っていませんでした。どこかの時点で処分されたのだと思いますが、チョコがどうなっているのか、届くのを待ちながらとても気がかりだったのでほっとしました。
もう代わりのカバンも買ってしまったので、使う機会も少ないと思いますが、長い間生き残って帰ってきたものなので、大切に持っておこうと思います。
SharePoint Server 2007 や Windows SharePoint Services, Search Server 2008 のドキュメント検索では、既定では PDF ファイルは検索対象に含まれません。検索対象に PDF を追加するための手順は以下のサポート技術情報に説明されています。
Icons are not displayed for Adobe PDF documents that are listed in the search results when you search your portal site in SharePoint Portal Server 2003 or in SharePoint Server 2007 (英語)
http://support.microsoft.com/kb/832809/en-us
上記では、Adobe PDF IFilter をインストールする方法が解説されていますが、Adobe 社のダウンロードページによると、Acrobat Reader 7.0.5 以降には IFilter も同梱されているそうです。確かに Acrobat Reader をインストールすると、デスクトップサーチで PDF も検索できるようになります。
今回は、より新しいバージョンの IFilter を使うために、Acrobat Reader に含まれているものを利用することにします。(上記サポート情報の 1~4 の手順が変わります) 以下の作業はすべて、WSS やインデックスサーバーがインストールされているマシンでおこなってください。
- Adobe Acrobat Reader の最新版を入手、インストール
- 以下の記事にある手順を参照し、IFilter の登録、環境変数の設定をおこなう
- 検索結果のリストに表示されるアイコンを追加
以前投稿した記事「エンタープライズサーチ: Search Server 2008 Express」では、この手順で PDF ファイルのクロールを行っています。
追加情報:2007 Office の新しいファイル形式や、Zip ファイルなどに対応したフィルターパックもリリースされています。
2007 Office System Converter: Microsoft Filter Pack (英語)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?
FamilyID=60c92a37-719c-4077-b5c6-cac34f4227cc&DisplayLang=en
How to register Microsoft Filter Pack with SharePoint Server 2007 and with Search Server 2008 (英語)
http://support.microsoft.com/kb/946336/en-us
(4/25:日本語版リリースに伴い更新しました)
Windows Server 2008 を Windows Vista SP1 からリモート管理するためのツール RSAT (Remote Server Administration Tools) がリリースされました。
RSAT は Windows Server 2003 での Adminpak に相当するもので、手元のクライアントマシンから、リモートの Windows Server 2008 を管理するためのツールです。Windows Server 2008 に含まれている管理ツールと同様に使うことができます。
Windows Vista SP1 32-bit Edition 用
Microsoft リモート サーバー管理ツール (KB941314)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=9ff6e897-23ce-4a36-b7fc-d52065de9960
Windows Vista SP1 64-bit Edition 用
Microsoft リモート サーバー管理ツール (KB941314)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=d647a60b-63fd-4ac5-9243-bd3c497d2bc5
ダウンロードしてインストールすると、Windows の機能の有効化または無効化から追加削除できるようになります。インストールされるツールは以下のとおりです。必要なツールを有効化してください。
グループポリシー管理コンソール (GPMC) は Windows Vista の初期リリースには同梱されていましたが、SP1 には含まれていません。Windows Vista SP1 で GPMC を利用するときは、RSAT をインストールしてください。
なお、以下のツールについては、Windows Server 2003 のリモート管理ツールとしても利用できます。
- Active Directory ドメイン サービス ツール
- Active Directory ライトウェイト ディレクトリ サービス ツール
- Active Directory 証明書サービス ツール
- DHCP サーバー ツール
- DNS サーバー ツール
- グループ ポリシー管理ツール
- ネットワーク負荷分散ツール
- ターミナル サービス ツール
- UDDI サービス ツール
同じく Hyper-V RC0 用のリモート管理ツールも公開されています。
Windows Vista 用の更新プログラム (KB949758)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?
displaylang=ja&FamilyID=bc3d09cc-3752-4934-b84c-905e78be50a1
Windows Vista x64 Edition 用の更新プログラム (KB949758)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?
displaylang=ja&FamilyID=450931f5-ebec-4c0b-95bd-e3ba19d296b1
IIS 7.0 のリモート管理ツールは以下にあります。こちらは Windows Vista SP1, Windows Server 2003 SP1, Windows XP SP2 以降でお使いいただけます。
Internet Information Services (IIS) 7.0 Manager (英語)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=32c54c37-7530-4fc0-bd20-177a3e5330b7&DisplayLang=en
なお、Windows Vista SP1 では、あらかじめ「Windows の機能の有効化または無効化」で、「IIS 管理コンソール」を有効化しておく必要があります。
Microsoft Deployment Toolkit 2008 がリリースされました。
Microsoft Deployment Toolkit (MDT) 2008 (英語)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=3bd8561f-77ac-4400-a0c1-fe871c461a89&displaylang=en&tm
MDT 2008 には、バグフィックスおよび以下の新機能が含まれます。
- Windows Vista SP1 のサポート
- Windows Server 2008 のフルサポート
- DHCP の構成、承認、DNS の構成、ADDS の構成を含む
- Windows XP, Windows Server 2003 で、マスストレージドライバのインストールを自動化するスクリプトの追加
- Windows Update スクリプトで WSUS も利用できるようになった
- System Center Configuration Manager で未知のコンピュータに対する PXE フィルターのパフォーマンス向上
- ドキュメントの追加
これまでは Microsoft Deployment という名称だったのですが、略称との整合性やバージョンを含め、Microsoft Deployment Toolkit 2008 という名称になりました。
また、すでに Business Desktop Deployment 2007 のアップデートも同時に公開されています。
Business Desktop Deployment 2007 (英語)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=13F05BE2-FD0E-4620-8CA6-1AAD6FC54741&displaylang=en
すでに BDD 2007 を運用中で、最小限の変更で Windows Vista SP1 に対応させたいという場合のためのアップデートです。新規に展開の仕組みを作る場合には MDT 2008 をご利用ください。
Microsoft Deployment Toolkit は、Windows Vista や Windows Server 2008 の展開プロセスを自動化し、広範にカスタマイズできるツールです。主な特徴は以下のとおりです。
- 多様な Windows OS に対応
- Windows Vista, Windows XP Pro SP2, Windows Server 2003 R2, Windows Server 2008
- それぞれ x86, x64
- 2007 Office のカスタマイズインストールに対応
- 言語パック、更新プログラムの適用
- 任意のアプリケーションの追加
- カスタムイメージの作成、展開
Windows 自動インストール キット (AIK) など、既存のツールを組み合わせて、一連の作業を自動化し、パターン化するためのツールです。
総合情報は以下にまとめられています。
Microsoft Deployment (英語)
http://www.microsoft.com/deployment
前のバージョンである BDD 2007 のドキュメントは以下にあります。一部日本語訳、一部機械翻訳となっています。MDT と共通の部分もありますのでご活用ください。
Microsoft Solution Accelerator for Business Desktop Deployment 2007
http://www.microsoft.com/japan/technet/
desktopdeployment/bdd/2007/default.mspx
Search Server 2008 は、ネットワーク上の共有フォルダや ShearePoint サイトを横断的に検索できる、エンタープライズサーチを実現するサーバー製品です。
下記の製品ページに、Search Server 2008, Search Server 2008 Express, Office SharePoint Server 2007 によるエンタープライズサーチについての情報がまとめられています。
エンタープライズサーチ - マイクロソフトの企業向け検索ソリューション
http://www.microsoft.com/japan/enterprisesearch/default.aspx
今回取り上げる Search Server 2008 Express は無償でダウンロードできます。
Search Server 2008 Express ダウンロードhttp://www.microsoft.com/japan/enterprisesearch/serverproducts/
searchserverexpress/download.aspx
必要システムは、Windows Server 2003 (SP2以降) または 2008 です。導入はいたって簡単で、Search Server 2008 Express をインストール後、検索対象となるフォルダや SharePoint サイトを登録するだけです。検索対象のインデックスを作る作業をクロールと呼んでいます。
インストールや構成の流れは Windows SharePoint Services (WSS) と同様です。WSS 同様、IIS 上で Web アプリがすでに動いている場合は影響が出る可能性がありますので、OSのみインストールされた仮想マシンでの検証をおすすめします。
最初のクロールが終わった時点で、検索可能になります。
さまざまな種類のファイルが検索されています。また URL が示すように、Web や SharePoint Services、共有フォルダなどの場所に関わらず結果が表示されています。また、検索キーワードに author:tanabe といったプロパティを指定することで、メタデータをもとに、より正確な検索結果を得られます。(上のスナップショットでは PDF が検索されていますが、既定では PDF は検索対象に含まれません。設定方法は別記事にまとめます。)
もう1つの注目は右半分のパーツです。この検索ページは Web パーツを組み合わせてカスタマイズ可能ですが、「フェデレーション場所」を登録しておくことで、インターネット上の検索サイトでの検索結果を同時に表示することができます。デフォルトでは Live Search が登録されていますが、管理者が自由に登録することができます。また、以下のページにいくつかのサイト用のテンプレートも用意されています。
検索フェデレーションコネクタ
http://www.microsoft.com/japan/enterprisesearch/
connectors/federated.aspx
Wikipedia や MSDN/TechNet、Flickr などさまざまなサンプルコネクターがダウンロードできます。ダウンロードしたファイルをインポートすることで、簡単にフェデレーション場所を作ることができます。下のスクリーンショットの上3つが既定で登録されているもの、下2つがインポートしたものです。
検索サイトによっては、インポートした場所の設定を編集して、日本語に特化した設定を加えることもできます。
登録されたフェデレーション場所を検索画面に組み込む作業は WSS 同様、Web 上での画面編集で行います。
検索対象となるコンテンツのソースは SharePoint サイト、Web サイト、ファイル共有、Exchange のパブリックフォルダから選択できます。
更新の頻度に合わせて、増分クロールのスケジュールを設定しておきます。ソースごとにクロールの管理ができます。以下は共有フォルダにフルクロールをかけている様子です。

とりあえず始めてみることができるシンプルさです。使い込んでいくにしたがって、画面を編集したり、独自のメタデータの設定をしたりなど、より効果的に検索できるようチューンアップしてみてください。
また、Internet Explorer 7 の検索プロバイダとして登録しておくと、さらに便利です。
検索ボックスのドロップダウン▼から「追加プロバイダの検索...」を選び、「ここにないプロバイダを追加する」の手順にしたがって追加してください。
なお、Express のつかない Search Server 2008 は、有償のサーバー製品です。インデックスを保存し検索する SQL Server をファーム構成にできるなど、Express の機能に加えて、高可用性や負荷分散が実現されています。
エンタープライズサーチ製品・機能比較
http://www.microsoft.com/japan/enterprisesearch/
serverproducts/default.aspx#compare
Express を使ってみて、全社で大規模に展開しようという時は、評価版で検証してみてください。
Search Server 2008 評価版 ダウンロード
http://www.microsoft.com/japan/enterprisesearch/serverproducts/
searchserver/download.aspx
マイクロソフトの Web サイトを中心に、日本語の How-To 系の技術情報を、整備拡充することになりました。ついてはどのような方に、どのような内容を、どのようにご提供するべきか、皆様のご意見を伺いたいと考えています。下記のアンケートへのご協力を、ぜひお願いいたします。
あなたにとって必要としている技術情報を
5つお選びください。
http://www.microsoft.com/japan/powerpro/voting/
アンケート期間:4月4日まで
無記名式の短いアンケートですので、ご協力よろしくお願いします。
Windows 展開サービス (WDS) は、ネットワーク経由で Windows を展開することができる、とても便利な仕組みです。クライアントの起動時、CD を使わずネットワーク経由で起動しますが、DHCP で IP アドレスを割り当てられてブートストラップが起動したら、すばやく F12 キーを押さないと HDD などからのブートプロセスに切り替わってしまいます。この F12 を押せる時間が割と短めなため、ちょっと目を離したすきにタイミングを逃してしまいがちです。
待ち時間を延ばすなどの方法がないか調べていたところ、Windows 展開サービスの PXE ブートプログラムは複数提供されており、F12 が不要なものもありました。
Windows Server 2008 の Windows 展開サービスでは、WDS サーバーのプロパティのブートタブで設定します。たとえば x86 の既定のブートプログラムは pxeboot.com になっています。
これを pxeboot.n12 に変更することで、F12 を押さなくても PXE ブートができるようになります。
逆に F12 を押す機会がなくなりますので、再起動するたびに無条件にネットワーク起動してしまうことになります。したがって、Windows 展開サービスを常時運用している場合は、pxeboot.com を使うか、クライアントマシンの起動デバイスで HDD の優先順位を上げておくなどする必要があります。
その他にもさまざまなブートプログラムが提供されています。詳細は以下の Technical Library をご参照ください。
Windows Server 2008 Technical Library > Windows Deployment Services > Deployment
Chapter 4: PXE Boot
Network Boot Programs (英語)
http://technet2.microsoft.com/WindowsServer2008/en/library/f5a8069b-9c2d-4670-913c-ff2cfad536f51033.mspx#BKMK4
マイクロソフトが OpenID Foundation に参加するという発表がありました。
Technology Leaders Join OpenID Foundation to Promote Open Identity Management on the Web (英語)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2008/feb08/02-07MSOpenIDPR.mspx
Evolving the OpenID Foundation Board (英語)
http://openid.net/2008/02/07/evolving-the-openid-foundation-board/
発表の内容は、OpenID Foundation に Google, IBM, Microsoft, VeriSign, Yahoo! が新たに企業ボードメンバーとして参加するというものです。Microsoft からは Mike Jones がボードメンバーとして参加しています。
Mike Jones: self-issued
Microsoft Joins the OpenID Foundation and its Board of Directors (英語)
http://self-issued.info/?p=57
これによると、ちょうど一年前に CardSpace と OpenID の協同に関するアナウンスが行われています。その内容は以下に詳しく書かれています。
Kim Cameron's IdentityBlog
CardSpace / OpenID Collaboration Announcement (英語)
http://www.identityblog.com/?p=668
この発表を受けて、今すぐ技術的になにかが変わったり、サービスが開始されたりするわけではありませんが、CardSpace を含む Identity Metasystem の構想が実装に向けて着実に一歩進めたと言えるでしょう。Identity Metasystem とは、さまざまな Identity のシステムの特徴を生かしつつ相互運用し、ユーザーには一貫性のあるより良い操作性を提供しようという構想です。要素技術として CardSpace (UI) や WS-* (プロトコル) などがあります。要素技術を充実させていくと同時に、それらをつないでいこうとしています。
WikiPedia: Identity Metasystem (英語)
http://en.wikipedia.org/wiki/Identity_Metasystem
Identity に関する技術動向にはますます目が離せません。
一昨日 Visual Studio 2008 ReadyDay が開催され、Visual Studio 2008 や .NET Framework 3.5 のさまざまな新機能が紹介されていました。その中のひとつに RSS を扱うためのクラスがあります。.NET Framework 3.5 で追加されています。
System.ServiceModel.Syndication 名前空間
http://msdn2.microsoft.com/
ja-jp/library/system.servicemodel.syndication.aspx WCF および .NET Framework 3.5 を使用した HTTP プログラミング
http://msdn.microsoft.com/msdnmag/issues/
08/01/WCFinOrcas/default.aspx?loc=jp
Windows PowerShell では XML のデータを簡単に扱えるため、RSS を生成するスクリプトを作ってみようと考えていたところに、さらに便利なクラスがあることが分かったため、さっそく使ってみることにします。
まずは準備から、
[Reflection.Assembly]::LoadWithPartialName("System.ServiceModel.Web") | Out-Null
$sss = "System.ServiceModel.Syndication."
最初に必要なアセンブリをロードしています。(コンソールへの出力を抑制するために、Out-Null につないでいます。)System.ServiceModel.Web.dll を使うためには、.NET Framework 3.5 (ダウンロードセンター) をインストールしておく必要があります。これ以降のスクリプトで、System.ServiceModel.Syndication という名前空間が何度か出てきますので、文字列変数に入れておきます。スクリプトが見やすくなると同時に、スペルミスを防止することができます。
$feed = new-object ($sss + "SyndicationFeed")
$feed.Title = "Event Logs"
$feed.LastUpdatedTime = [DateTimeOffset]::Now
次に、フィードオブジェクトを作成します。クラスは SyndicationFeed (MSDN ライブラリ) です。さまざまなプロパティがありますが、ここでは RSS フィードのタイトルと最終更新時刻を指定します。
そして、フィードの項目をセットしていきます。ここではイベントログを RSS フィードとして配信することにします。
Get-EventLog System -Newest 100 | `
foreach {
$item = new-object ($sss + "SyndicationItem")
$item.Title = "[{0}] {1}: {2}" -f $_.Index, $_.EntryType, $_.Source
$item.Authors.Add((new-object ($sss + "SyndicationPerson") `
($_.Source + "@" + $_.MachineName), $null, $null))
$item.Categories.Add((new-object ($sss + "SyndicationCategory") $_.EntryType))
$item.Categories.Add((new-object ($sss + "SyndicationCategory") $_.EventID))
$item.Categories.Add((new-object ($sss + "SyndicationCategory") $_.Source))
$item.PublishDate = $_.TimeGenerated
$item.Content = new-object ($sss + "TextSyndicationContent") $_.Message
$feed.items.add($item)
}
まず、Get-EventLog で、システムのイベントログから最新100件を取得します。行末の「`」は、次の行へ継続することを示します。
取得したイベントログのリストに対して、foreach で1つずつフィード項目として構成し、フィードに追加していきます。フィード項目のクラスは SyndicationItem (MSDN ライブラリ) です。SyndicationItem のプロパティにイベントログの情報をセットしていきます。
Title プロパティはタイトルです。イベントログの通番 (EventRecordID) とレベル・ソースを組み合わせてタイトルを生成しています。タイトルだけでもある程度情報が得られるようにしておくと見やすいと思います。
Authors プロパティはブログなどでは投稿者ですが、ここではソースとマシン名を組み合わせることにします。
Categories プロパティはカテゴリです。ブログなどではタグに相当します。ここでは、レベル・ID・ソースをカテゴリにセットしています。
PublishDate にログの発生時刻を、Content にログメッセージをセットしています。出来上がったフィード項目を、フィードオブジェクトの Items プロパティに追加します。
あとはファイルに出力するだけです。
$rssFormatter = new-object ($sss + "Rss20FeedFormatter") $feed
$rssFile = "c:\inetpub\wwwroot\logrss\rsstest.xml"
$rssWriter = [System.Xml.XmlWriter]::Create($rssFile)
$rssFormatter.WriteTo($rssWriter);
$rssWriter.close()
Rss20FeedFormatter クラス (MSDN ライブラリ) を使うと RSS 2.0 形式で出力されます。Atom10FeedFormatter クラス (MSDN ライブラリ) を使うと、Atom 1.0 形式で出力されます。
出力先は、ローカルコンピュータの IIS コンテンツフォルダ内の rsstest.xml とし、ローカルの IIS 経由でアクセスできるように設定しておきます。出力先をファイル名ではなく [Console]::Out とするとコンソールに出力されますので、スクリプト作成中など、すぐに出力結果が見たいときには便利です。
では Internet Explorer から http://localhost/logrss/rsstest.xml にアクセスしてみます。フィードとして表示されています。
カテゴリでフィルタリングできますので、あらかじめセットしておいた、ID・ソース・レベルに該当するものだけ表示させることができます。ソースが DHCP のものだけ表示させてみます。
このように、PowerShell からも .NET Framework 3.5 の新機能である SyndicationFeed を利用して、XML を直接操作せずに簡単に RSS フィードが作成できます。共有フォルダを監視して、新着ファイルを RSS としてフィードしたり、ポッドキャストのフィードを作成したりと、いろいろな使い方が考えられそうです。ぜひ活用してみてください。
Windows PowerShell を楽しもう!というキャンペーンが始まっています。
Windows Server 2008 スクリプティングの世界を楽しもう!
Windows PowerShell Get-Enjoy キャンペーン
http://www.microsoft.com/japan/
windowsserver2008/countdown2008/powershell/default.mspx
抽選でプレゼントが当たるキャンペーンのほかに、スクリプトコンテストも開催されます。
スクリプトコンテスト
http://www.microsoft.com/japan/
windowsserver2008/countdown2008/powershell/contest.mspx
選考委員は、MVP の吉岡さん (エスエムジー株式会社、個人ブログ→ PowerShell Memo)、野澤さん (株式会社マイスター) にご協力いただき、私も担当いたします。賞品も用意されていますので奮ってご応募ください。お待ちしています!

新年の仕事始めはカレンダーから、と思い立ち、いろいろ探していたところ、Microsoft Office Online にいろいろカレンダーが用意されていました。
2008 年カレンダー - テンプレート
http://office.microsoft.com/ja-jp/templates/CT101425391041.aspx
2008 年カレンダー特集 - ヘルプと使い方 (カテゴリー別)
http://office.microsoft.com/ja-jp/help/HA102437811041.aspx
47 パターンありますので、カレンダーをお探しの方は一度チェックしてみてください。