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なりしょの話

Partner Technology Specialist Core IO
Essential Business Server 2008 のインストール

どうも、なりしょです。

前回は EBS のメリットについて挙げてみましたが、今回は EBS のインストールの流れを簡単にご紹介したいと思います。ここではテスト環境を構築することを前提としていますのでご了承ください。

●インストールの前に確認すること
・スペック
実際に評価を始める前に、まずはハードウェアスペックを確認しましょう。
EBS は 3 台構成で複数のマイクロソフトテクノロジを稼働させるため、それなりのスペックが要求されます。以下が主な必要システム要件です。http://www.microsoft.com/japan/ebs/prodinfo/system-requirements.mspx

【メモリ】
・管理サーバー:4 GB RAM 以上
・セキュリティサーバー:2 GB RAM 以上
・メッセージングサーバー:4 GB RAM 以上

ご覧頂いたとおりメモリが結構必要になります。
が、ぼくは Hyper-V 上の仮想 OS としてインストールしてテストしていますが、全サーバーのメモリを 2GB に設定して動作させています。
テスト環境ということであれば、クライアントマシンに 1GB 割り当てたとしても、8 GB あれば 1 台の物理マシン上で何とかテストすることができます。(テスト環境の規模にもよりますが・・)
もちろん、きちんと推奨要件を満たせるのであればそれに越したことはないです。
まずは HW を用意しましょう。

・NIC
EBS はインストール中にインターネット接続を要求します。
接続できなければインストールできないということはないですが、重要なアップデートをサーバーが立ち上がる前に適用するという意味でも、EBS の機能をフルで評価するという意味でも、インターネットに接続可能なマシンで評価されることをお勧めします。
(インターネット接続ができれば SCE によるパッチ配布や、インターネット接続ができない場合の管理コンソール動作など、より本番環境に近い評価ができます)
また、セキュリティサーバーはネットワークエッジに位置するサーバーですので、インターナルの NIC とエクスターナルの NIC の 2 枚の NIC が必須になります。

●インストール開始!
EBS は 3 台のサーバーで構成されることは既に話しましたが、EBS のインストールディスクは 4 枚あります。(実際は Windows Server 2008 や SQL Server のディスクなども含まれて多くなる場合があります)
サーバーの数に比べてメディアが 1 枚多いわけですが、この余分な(?)メディアがなければ EBS をインストールすることはできません。
具体的には以下のような内容になっています。

Disk1:準備と計画ウィザード
Disk2:管理サーバーインストールウィザード
Disk3:セキュリティサーバーインストールウィザード
Disk4:メッセージングサーバーインストールウィザード

Disk1 の「準備と計画ウィザード」はこれから EBS をインストールしようとしている環境がエラーなくインストール可能な環境かどうかをチェックしたり、展開の計画を立てたりする目的で使用します。
そのため、「準備と計画ウィザード」は管理サーバーのインストール前に実行し、EBS 展開先の環境に接続したマシン上で実行してください。
また、既存 AD 環境を引き継ぐ場合は、ドメインに参加したコンピュータ上にインストールして実行してください。

「準備と計画ウィザード」が終了すると、XML ファイルが一つ生成されます。
このファイルにはウィザードがスキャンしたネットワークの情報や、ユーザーが計画して入力した情報等が記されています。
このファイルは管理サーバーのインストール時に求められるので USB メモリなどにコピーしておいてください。

その後、以下の順番で EBS サーバーをインストールしていきます。

①管理サーバー
②セキュリティサーバー
③メッセージングサーバー

インストールのフェーズでは OS のインストールとアプリケーションのインストールや、収集されたデータに基づく OS とアプリケーションの設定などを、半自動的に実行してくれます!
そのため、最初にいくつかの項目を入力する必要はありますが、インストールが開始されると、数回再起動を繰り返しながら最後までインストールが自動で進んでいきます。

●インストール後のタスク
EBS サーバー 3 台のインストールが終了すると、管理サーバー上で「ガイド付きの構成と移行タスク」というウィザードが開始されます。
ここでは既存環境からの移行に必要な項目(例えば Exchange の移行)や、設定が必要な項目(例えば SCE のクライアントの検出)を設定するように求められ、終了したタスクはチェックしていくことで漏れなく構成を完了することを助けてくれます。
今回はテスト環境に新規ドメインを作成することを想定しましたので、一部の移行タスクは構成する必要がなく「構成済み」としてマークして飛ばすことができます。

移行が完了したら、いよいよ EBS の環境を構成できました。
EBS 独自の機能である統合管理コンソールや、Remote Web Workplace はもちろん、System Center Essentials、Forefront Security for Exchange Server、Forefront Threat Management Gateway、Exchange Server 2007 などのテクノロジの評価を心行くまでお楽しみください。。。

最初は複数製品があってとっつきにくいかもしれませんが、まずは実際に操作することが大事です。
何から初めていいか迷った時は、管理コンソールの評価から進めることをお勧めします。
そして管理コンソールの動作を理解する上で System Center Essentials の操作に慣れることが大事だと思います。
まずはこの二つから始めてみてください!

次回は、実際のインストール中の画面をお見せしながら、もう少しインストールに関する情報をお届けしたいと思います。
よろしくお願いします。

Posted: Tuesday, January 20, 2009 10:47 PM by snarita

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