Step-By-Step Hyper-V 上の仮想マシンでフェールオーバー クラスタリングを検証する Part 5
クラスタのノードをドメインに参加させた後、ドメイン コントローラでホストしている iSCSI ディスクへの接続設定を行います。iSCSI ディスクをホストする手順はこちらの記事を参照してください。
以下の手順を Node01 で行います。
[スタート] – [コントロール パネル] から [iSCSI イニシエータ] を開きます。以下のメッセージが表示されるので、[OK] をクリックします。
ファイアウォールに関する確認メッセージが表示されるので、[はい] をクリックします。
[iSCSI イニシエータのプロパティ] が開きます。[探索] タブを開き、[ポータルの追加] をクリックします。
[ターゲット ポータルの追加] 画面が開きます。IP アドレスに “192.168.10.1”、ポートに “3260” を指定します。今回の検証環境で 192.168.10.1 のアドレスを持つマシンは、こちらの記事にある「仮想マシン 1」にあたります。

[iSCSI イニシエータのプロパティ] の [ターゲット] タブを開きます。ターゲットに “shared” と “witness” が表示されることを確認します。その後、”shared” を選択して [ログオン] をクリックします。
[ターゲットへのログオン] 画面が表示されます。[コンピュータの起動時にこの接続を自動的に復元する] にチェックを入れ、[OK] をクリックします。同様に、”witness” に対してもログオンの設定を行います。
“shared” および “witness” の状態が [接続完了] になっていることを確認し、[iSCSI イニシエータのプロパティ] を閉じます。
[スタート] – [サーバー マネージャ] を起動し、[ディスクの管理] を開きます。”ディスク 1” と “ディスク 2” が表示されることを確認します。
“ディスク 1” を右クリックし、[オンライン] をクリックします。同様に、”ディスク 2” もオンラインにします。
“ディスク 1” を右クリックし、[ディスクの初期化] をクリックします。
[ディスクの初期化] 画面が表示されるので、[OK] をクリックします。
“ディスク 1” を右クリックし、[新しいシンプル ボリューム] をクリックします。
[新しいシンプル ボリューム ウィザードの開始] 画面が表示されるので、[次へ] をクリックします。
ボリューム サイズの指定はデフォルト値を使用します。値を変更せずに [次へ] をクリックします。
ドライブ文字の設定は、[ドライブ文字またはドライブ パスを割り当てない] を選択します。その後 [次へ] をクリックします。
ドライブをフォーマットします。この例では、ボリューム ラベルに “ボリューム” を設定し、クイック フォーマットを実行します。
[完了] をクリックし、ウィザードを終了します。”ディスク 1” の作業が終了後、同様に ”ディスク 2” に対しても新しいシンプル ボリュームを作成します。
作業が完了すると、ディスクの状態は以下のようになります。
以上で Node01 での作業は終了です。Node01 での作業が終了後、Node02 でも iSCSI イニシエータの設定を行い、iSCSI ディスクへログオンします。Node02 から iSCSI ディスクへログオンした後に、Node02 上でサーバー マネージャからディスクの状態を確認すると、以下のように “ディスク 1” と “ディスク 2” がオフラインの状態になっています。
これらの作業が完了すると、クラスタのインストールが可能になります。次回はクラスタのインストールを行います。