Step-By-Step Hyper-V 上の仮想マシンでフェールオーバー クラスタリングを検証する Part 4
前回の記事からだいぶ時間が空いてしまって申し訳ありません。。。前回からの続きです。
今回は、クラスタのノードとして動作させるマシンをドメインに参加させます。構築するノードは 2 台で、Part 1 の記事の「仮想マシン 2」、「仮想マシン 3」にあたるマシンになります。それぞれのマシンの構成情報は以下の通りです。フェールオーバー クラスタリングは Windows Server 2008 の Enterprise Edition、Datacenter Edition、for Itanium-based Systems で動作し、Standard Edition では動作しない点にご注意ください。この記事では Enterprise Edition を使用しています。また、クラスタのノードにする各マシンには、ネットワーク アダプタ(以下、NIC と略します)は 2 つ必要になります。今回は IPv6 を使いませんので、ネットワークの接続のプロパティから TCP/IP の設定を行う際に [インターネット プロトコル バージョン 6 (TCP/IPv6)] のチェックを外します。
- 仮想マシン 2
| OS |
Windows Server 2008 x86 Enterprise |
| マシン名 |
node01 |
| メモリ |
1 GB |
| 1 本目の NIC |
| IP アドレス |
192.168.10.2 |
| サブネット マスク |
255.255.255.0 |
| デフォルト ゲートウェイ |
192.168.10.200 |
| DNS サーバー |
192.168.10.1 |
| 2 本目の NIC |
| IP アドレス |
192.168.100.2 |
| サブネット マスク |
255.255.255.0 |
| デフォルト ゲートウェイ |
空のままにします |
| DNS サーバー |
空のままにします |
- 仮想マシン 3
| OS |
Windows Server 2008 x86 Enterprise |
| マシン名 |
node02 |
| メモリ |
1 GB |
| 1 本目の NIC |
| IP アドレス |
192.168.10.3 |
| サブネット マスク |
255.255.255.0 |
| デフォルト ゲートウェイ |
192.168.10.200 |
| DNS サーバー |
192.168.10.1 |
| 2 本目の NIC |
| IP アドレス |
192.168.100.3 |
| サブネット マスク |
255.255.255.0 |
| デフォルト ゲートウェイ |
空のままにします |
| DNS サーバー |
空のままにします |
以下からがドメインへの参加手順ですが、この手順を node01、node02 でそれぞれ行います。
[スタート] – [コンピュータ] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
システムの画面の [コンピュータ名、ドメインおよびワークグループの設定] から、[設定と変更] をクリックします。
[システムのプロパティ] が開きます。[変更] をクリックします。
[コンピュータ名/ドメイン名の変更] が開きます。ドメイン名に “demo.local” を入力し、[OK] をクリックします。
ドメインに参加するための資格情報が求められます。ドメインの Administrator とパスワードを指定します。
以下のメッセージが表示され、ドメインに参加したことを確認します。
ドメイン参加後、マシンを再起動します。
ドメイン参加後に Ctrl + Alt + Del を押すと、以下のように “NODE01\Administrator” と表示されます。これは「NODE01 というマシンの中に存在する Administrator」という意味で(ローカル Admin という呼び方をします)、ドメインの Administrator(ローカル Admin に対し、ドメイン Admin という呼び方をします)とは異なるアカウントです。ドメインの Administrator でログオンするため、[ユーザーの切り替え] をクリックします。
[他のユーザー] をクリックします。
DEMO ドメインの Administrator でログオンするため、ユーザー名に “DEMO\Administrator” を指定してログオンします。
以上でドメインへの参加は完了です。次回は iSCSI ディスクへの接続設定を行います。