SQL Server Driver for PHP V1.1 CTP 開始しています
またまた PHP ネタですが、マイクロソフトのデータベース製品である SQL Server に PHP アプリケーションからアクセスするためのドライバ(実態は php.ini で有効化する PHP エクステンション)ソフトウエアである SQL Server Driver for PHP の最新バージョンの Community Technology Preview (CTP) が始まっています。8 月 18 日に公開されました。紹介が遅れてしまいました(汗)。
SQL Server Driver for PHP は、SQL Server の開発チームが CodePlex.com サイト上で「オープン ソース プロジェクト」として提供しているソフトウェアです。今までの バージョン(V1.0) は、UTF-8 のサポートがなく、日本の開発者の方々にはあまり Push できていなかったのですが、このたび CTP がはじまった V1.1 は
- UTF-8 のサポート: 日本語環境での SQL Server 対応 PHP アプリケーションの開発が可能
- PHP 5.3 のサポート (PHP 5.2.x もサポートしています)
- SQL Azure Database (マイクロソフトのクラウド データベース サービス) のサポート
- スクロール可能な結果セット、行カウントのサポート
- SQL Server 2008 ネイティブ クライアント環境のサポートによるパフォーマンスの向上
といった具合に、日本の開発者の方もいよいよ本格的に利用していただけるものになります。V1.1 の CTP モジュールはここからダウンロードできます。利用するためには、SQL Server 2008 Native Client が必要です。これは、SQL Server 2008 Feature Pack のページから入手可能です。
その他情報ソース
ちなみに、同日に CTP が始まったマイクロソフトのクラウド データベースである SQL Azure Database にもこの SQL Server Driver for PHP を利用することで、PHP アプリケーションからこのクラウド データベースにアクセスできます。インストールマニアックスの初代優勝者の田中さんがこのあたり研究結果を公開してくれています。
この SQL Azure Database は、以前この Blog でも SQL Data Services としてご紹介したものです(名前が変わりました)。個人的には、マイクロソフトの Azure 関連サービスが、PHP にとってのベスト クラウド環境になる可能性が高いと考えています。
とかく、「マイクロソフト = .NET」 と思われがちですが、マイクロソフトは業界で最も言語ニュートラルな会社だと個人的には思っています。可能な限りより多くの開発者にとってのベスト プラットフォームを提供したいという会社自体の DNA は変わることはありません。