Hyper-V Server 2008 R2 とSCONFIG
Hyper-V Server (HVS)のSCONFIGツールは厳しいコマンドラインインタフェース(CLI)をちょっと易しくしています。経験のあるWindows IT管理者であっても、最初の設定をCLIでするのはかなり使い辛いと思う人は少なくないでしょう。実は普通のWindows Server Coreを使うユーザーの文句があまり多くてMicrosoftはWindows Server Core R2リリースにHVSのSCONFIGツールを追加しました。Server CoreではHVSと違ってログインする時にSCONFIGは自動的に実行しませんが「SCONFIG」をCLIに入力すると、簡単なSCONFIGのメニューをスタートできます。
一番大きい問題点はやはり最初のファイアウオルを設定することです。HVSとServer Coreの初期設定はセキュリティのためにとても厳しくロックダウンさられた状態になっています。それは確かに安全な状態ですが、サーバーとしては役に立てない状態です。普通のユーザーは少なくともリモートでサーバーを管理したいでしょう。SCONFIGはリモートアクセスのレベルを以下の3つから選択できます。
1) MMCリモート管理を許可する – このコマンドはほとんどのMMCスナップインをリモートで使えるようにします。例えば、ディスクマナジャーやエベントログなどを別のコンピュータから使えます。「ほとんどのMMC」と言いましたが、「デバイスマネジャー」をリモートでアクセスするにはもうちょっと設定をいじる必要があります。このリンクを参考してください。構成しても読み取り専用でしかデバイスマネジャーをアクセスできません。
2) Windows PowerShell -PowerShellはHVS R2に(やっと)含まれています。このコマンドはPowerShellを有効にします。スクリプトの実行ポリシーは「RemoteSigned」に設定しています。
3) サーバーマンデージャーのリモート管理を許可する - Windows Server2008の「サーバー管理ツール」をリモートで使うにはこのコマンドは必要なファイアウォールの設定をする。Windows Remote Management (WinRM)も有効にします。このコマンドはPowerShellが要りますのでPowerShellを先にインストールしてください。
もちろん、Windows Server 2008 R2からリモートでHVS R2をコントロールできます。Windows Server 2008 RTMからも一応リモートで管理できますが、すべての新しい機能を使用するにはWindows Server 2008 R2にアップデートする必要があります。
VistaとWin7のクライアントからHVS R2を管理できますが、R2のRSATツールをダウンロードする必要あります。RSATツールはHyper-V マネージャーやフェールオーバー クラスタマネージャーなどのサーバーツールGUIをインストールします。