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Windows Server 2008 R2 レビューアーズ ガイド RC版 提供開始しました!!

「次期サーバーOS Windows Server 2008 R2 について、全体像や個々の仕組みをそれなりにしっかりと理解したい」と思う方には是非見ていただきたいのがレビューアーズ ガイドです。

Windows Server 2008 R2 製品候補版 レビュアーズ ガイド

私もちょこっとだけ絡んでいるので、思い入れもあり・・・

ま、そんな事はよいのですが、まだ見たことがない方、一度目を通してみてください。

おそらくその情報量の多さには驚かれると思います。

これを見ていただき、大体こんな感じの製品で、こんな機能が含まれているんだなあと思っていただいた上で、いろんなセミナーやウェブキャスト(ビデオ形式のもの)を見ていただけると、R2 の良さがじわじわとご理解いただけるのではないかと思っています。

いきなりダウンロードはないだろうと思ってらっしゃる方は、Windows Server 2008 R2のサイトに行って下さい。

http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/prodinfo/r2.mspx

ページの真ん中あたりの右側のリンク集に、「Windows Server 2008 R2 製品候補版 レビューアーズ ガイド」と書いてあるので、そこからダウンロードしていただいてもいいですし、このページには Hyper-V 2.0 や VDI 環境構築のためのガイドもリンクがあるので、知っていて損はないと思います。

マイクロソフト 高添

DataKeeper を使って共有ストレージ無しの Quick Migration にチャレンジ

今年の3月中旬だったと思いますが、DataKeeper という 3rd Party 製品を借りる事が出来たので、試してみました。

そして、ブログに書こうと思いつつ今になってしまいました(^_^;)

通常フェールオーバークラスタ環境を構築するには SAN や iSCSI などの共有ストレージが必要になりますが、この製品を使うと、共有ストレージ無しに同様の環境が作れるという面白いものです。

環境はこちら。

image

環境設定が面白くて、最初は共有ストレージ無しの構成で環境を作って行くのですが、途中から共有ストレージがあるように見えてしまうんです。

手品のような雰囲気ですね。

かなり細かな手順になりますので、以下に手順を書いておきます。

==========================================

  1. 2台のPCに、DataKeeperで利用するパーティション(私の環境ではFドライブ)を作っておく
    ※ 私の場合、既存のパーティションを縮小させて、空き領域に仮想マシンがおける程度の新しいパーティションを作りました。
  2. 共有ディスク無しのノードマジョリティ(各ノード毎にクォーラムを持つ)構成にてMSFCを構築
    ※ 「構成の検証」を良いタイミングで実施しないと、この構成まで行き着きませんでした。。。
  3. 各ノードにDataKeeper をインストールし、再起動
    ※ 実は、dllが登録できないので手動で登録しろというエラーが出て、手動で登録した後もうまくいかないという事がありました。
    ※ 何度かやってみたらうまく行くようになりました。
  4. Datakeeper 用のファイアウォール設定
    ※ 今回はとりあえずファイアウォール無効に
  5. DataKeeper管理ツールでジョブを作成し、手順1で準備しておいた2台のマシンの特定のドライブ(今回はFドライブ)を同期させる
    ※ ジョブの作成方法はいたって簡単
    ※ まずはDataKeeperの管理ツールで2台のサーバーを追加(名前を認識させるだけ)し、後はウィザードで設定するだけ
  6. フェールオーバークラスタ管理画面にて、サービスとアプリケーションのところに空のサービスを追加
  7. 空のサービスを右クリックし、DataKeeper Volumeリソースを追加
    ※ この時にようやく フェールオーバークラスタ管理画面に DataKeeperという文字が出てくる
    ※ ここで、フェールオーバークラスタ管理画面の記憶域にも DataKeeper Volumeが表示される
  8. 追加されたリソースのプロパティを表示
    ※ DataKeeper Volume パラメータというタブにて、手順5で同期中のドライブ(今回はFドライブ)を指定
  9. 追加されたリソースが他のノードに移動してみる
  10. 手順6で追加したDataKeeper を削除する
    ※ 記憶域にだけ DataKeeper のリソースが残っている状態になる
  11. 記憶域に残った DataKeeper リソースをオンラインにする
  12. 空のリソースを削除をする
    ※ ここは面白い手順ですね。
  13. Hyper-V マネージャで、Fドライブに仮想マシンAを作成
  14. フェールオーバークラスタ管理ツールにて、リソースとして仮想マシンAを追加
  15. 仮想マシンAを右クリックし、記憶域を追加
    ※ DataKeeper のディスクがリスト化されるので、それを追加する
  16. 仮想マシンAを右クリックし、プロパティを表示。依存関係として DataKeeper を追加する
    ※ この設定にて、仮想マシンAのMigration時に自動的にDataKeeper用ドライブも移行される。
    ※ DataKeeperの管理ガイドの依存関係設定は DataKeeper用のドライブだけだったが、仮想マシンAの構成がデフォルトで設定されているので、それはそのまま残しておく。
  17. 仮想マシンを起動する
  18. フェールオーバークラスタ管理画面にて、Quick Migration や Live Migration を実行

==========================================

Quick Migration や Live Migration 実施時に、移動先で仮想マシンが起動しないことがありました。そのような状況になった時は、フェールオーバークラスタ管理画面から仮想マシンをシャットダウンして下さい。シャットダウンした状態で Quick Migration を行い、起動しなかった物理マシン上で仮想マシンを起動するとうまくいくようになりました。(高添の環境では)

また、残念ながら、Cluster Shared Volumes には対応していないようです。よって、1つのパーティションに対してアクティブなノードは1つであり、Migration のために各仮想マシン毎にDataKeeper 同期用のパーティションが必要になります。

Live Migration は動きますが、ping -t だと2~3回要求が途切れ、リモートデスクトップ接続は接続断となる確率が高いです。(リモートデスクトップ接続の画面では再接続処理中のメッセージが出ました)

ということで、結論としては、Quick Migration のデモならば使えますが Live Migration のデモは今まで通り iSCSI Target を利用することになると思いました。それでも、共有ストレージ無しでの Migratoin デモができるとすると、持ち歩くマシンの台数が3台から2台に減りますし、Hubが必要なくなりますし、とにかくデモ環境の敷居が下がるんですよね。

なので、是非とも CSV にも対応してほしいと思います。

また、5月にアメリカで行われたTechEd でも日本のメーカーさんのストレージソリューションも含めいろいろと発表があったようなので、今後はもっと便利になるのかもしれません。是非試してみたいですね。

マイクロソフト 高添

今年の Tech・Ed はちょっと違う ~IT のこれからを心配している方、8月末に横浜へ来てください~

このブログを見てくださっている方で Tech・Ed というイベントにご参加いただいた方はどのくらいいるんでしょうか?

今年の Tech・Ed はちょっと違いますので、技術を選択する立場にある方にもお越しいただきたいと思っています

なぜか?

それは、トラック6が変わったからです。

???ですよね。ちゃんと説明します。

これまでも、Tech・Ed は複数のトラックに分かれていました。

たとえば、トラック1は Windows Server系、トラック5は運用管理系、みたいな感じです。

このようにトラックで大きな分類がなされ、それぞれのトラックの中で細かくセッションが決まっていきます。

で、今年はというと、トラック6が丸々「ITとビジネスを紐付けるためのもの」になったんです!!

そんな事かと思わないでください。かなり思い切った決断が必要だったんですよ。たぶん。

さてさて、私は、トラック6の中で、2つのセッションを担当します。

1つは、Azureなどのサービスも自社運用のための製品も大きな視野でみると方向性はそんなに変わらないという話し。

「製品販売とサービス提供」「テクノロジーの進化とビジネスモデルの変化」今はこれらが絡み合って物事を複雑に見せています。よって、このセッションでは、これらを整理しながら、今 何が起きていて、これから何が起きようとしているのかをお話しします。Azure! Azure! と言っているマイクロソフトが実施するセッションの中では異色ですが、あえて自社運用の視点に近いところからサービスを考えてみるなんてのも面白いはずですから。しかも、そっちのほうが現実的ではないかと(私自身は)思っているので、会社にケンカを売っているくらい思い切ったセッションにしちゃいたいなあと思ってます。もちろん、今まで私がずっと担当している Dynamic IT的な話しもこの中には入ってきます。

もう1つは、”Office” ブランドをつかった情報インフラ構築について。

私がやっている情報インフラ系のセミナーに来ていただいた方から「全体像が凄くよくわかった。今後マイクロソフト製品との向き合っていく上で非常にやりやすくなる。」と言ってもらえることが少なくないので、Tech・Ed でもお伝えしたかったんです。個々の製品の情報も、とても大事なんですが、そこを一つか二つ上の目線から情報インフラ全体として認識できたほうが何事もスムーズになるはずだと思いますからね。それに、マイクロソフトは社内で自社製品を使っているので、このセッションでお見せするのは私が日々使っている環境でもあります。私が純粋な日本企業から外資に移り、ある意味ショックをうけつつもプロセスのシンプルさに感動した。。。なんて事も含め、これで十分でしょうっていう割り切りをお知らせすることが皆様(利用する側としても、提供する側としても)のヒントになるのではないかと考えています。

=====

ちなみに、古くから Tech・Ed というイベントは技術者による技術者のためのイベントでした。

それはそれで重要な要素で、今年も技術者の思いを裏切らないようにしたいと思っています。

たとえば、私が担当する3つ目のセッションは SCVMM 2008 R2で、運用管理トラックのセッションですから、技術と機能に特化した話をするつもりです。

そういう意味では、今までのTech・Ed にご期待いただいている方にも十分楽しんでいただけるようにはなっています。

じゃあ、今までのままでいいじゃん。。。

ですね。。。

=====

でも、そこにはジレンマがありまして・・・

ご存知の通り、技術を選択する立場にある人に何かを伝えなければ、物事を変えるのは難しいわけです・・・

そんな思いがあったのかどうか知りませんが、アメリカで実施した Tech・Ed でもトラック6に相当するものがあったらしく、かなり評判がよかったとの報告メールが飛んできました。

「こういう設定をするとこうなります」「こういうコードを書くとこう動きます」みたいな事は知らなくても、ちゃんとチームやプロジェクトを前に進めればよい方 (IT Managerと呼ばれる層の方々)がTech・Ed を楽しんでいただけたようなのです。

いいところは真似すればいい。

しかも、日本のITの情報インフラ環境はスピード感が乏しいなあと思っていたのでセッションを1つ、サービスビジネスの台頭に不安感を抱いている方が多いのでセッションを1つ持つことにしたわけです。他にも、以前ブログに書いた世界最強を旗印に業務改善を行っている金沢の北陸支店のメンバーにもトラック6のセッションを担当してもらうことになりましたし、とにかく今までになく面白いと思いますよ。

ということで、そんな思いがたっぷり詰まったトラック6があることを前提に、少し上の階層の方に参加するようお願いしてみてもらえるとありがたいです。

私の、IT業界を良くしたいという思いに嘘はありません。

そのために、私も寝る暇が無くなるかも知れませんが、セッションを3つ頑張って担当します!!

それでは、皆様の、そして皆様の上司のお越しを横浜でお待ちしております。

マイクロソフト 高添

満員御礼!! Tech Fielders セミナー 道場スタイル [Windows Server 2008 R2 仮想環境構築編]

私の方で実施予定の、このイベントです。
http://msevents.microsoft.com/CUI/EventDetail.aspx?EventID=1032417931&Culture=ja-JP

久しぶりの道場スタイル(=講師席のマシンを使って一から環境を作っていくセミナー形式)となり、やってほしいとご要望をいただいていた方々にはようやく案内ができると思っていたのですが。。。

今日、いくつかのニュースレターにて告知を行わせていただいたのですが、サイトを公開していたこともあって、今日の朝には満員御礼となっておりました。

ご興味を持っていただき、すぐにご参加登録をしてくれた方、いつもありがとうございます!!

そして、登録しようとしたらもう駄目だったという方、本当に申し訳ありません<(_ _)>

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で、これで終わっても寂しいので・・・

8月5日にも同じセミナーをすることにしました!!

登録サイトを早く立ち上げすぎると、「ポチっと参加の申し込みはしたけど、すっかり忘れてた」とか「都合がつくかわからないままとりあえず参加にした」とか、いろいろとありますし、こちらの事務手続きもこれからなので、8月5日分の登録サイトについてはもう少しお待ちいただければと思っています。

ブログでも紹介しますし、Tech Fielders サイトではいち早く公開するようにしますので、定期的にご確認をいただければ幸いです。

http://www.microsoft.com/japan/powerpro/TF/default.mspx

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で、これで終わっても寂しいので・・・

どうしても7月に参加したいという方に、とっておきの情報を(^^)

とりあえず、ライトニングトークに申し込んでください。
http://www.microsoft.com/japan/powerpro/community/LT/default.mspx

仮想化に限らず、お持ちの情報を5分で話しをしていただくことにはなりますが、スピーカー扱いですから参加申し込みは必要なくなります。

もちろん、多くの方にお申し込みいただいた場合にはこちらで(厳正に?)選択をさせていただくことになってしまいますので、そこはご理解のほどよろしくお願いします。~たぶん、5名が限度かと。

とにかく、本当にありがとうございます。

とっても嬉しいです。

マイクロソフト 高添

ワールドカップ出場決定試合にみる”ゴールの設定”

昨日の夜は、苦しい試合でしたね。

何をやってもうまくいかない。。。状況を変えるタイミングや方法が見つからない。。。あの瞬間はもう耐えるしかないという感じだったことでしょう。

=====

さて、その苦しい試合の後、みんな喜んでましたよね。

「あんな試合をしたのに」なんて思う方もいるでしょうし、勝ったからいいじゃんっていう方もいることでしょう。

ただ、昨日の勝ちによってもたらされた1つの結果がとても重要だったんです。

それは、ワールドカップ出場決定!!

素晴らしい事で、選手たちが喜ぶ顔が画面いっぱいに溢れていましたが、その顔に私は安堵を見ました。

やらなければならないと自分たちが設定した、とてつもなく大きなゴールに向かっていくために、自分たちはスタートラインに立つことができたんだという安堵。

ホッとしてモチベーションが下がるどころか、安堵と共に次を見据えてワクワクしてしまうような感覚。

そんな感じだったのではないかと思いました。

そう、岡田監督やチームメンバーが言っているのは「ワールドカップベスト4入り」。

これを来年のワールドカップで実現できるかどうかはわかりませんが、先の先を見据えたゴール設定によって、監督が変わっても選手が変わってもそのゴールを達成するまでは同じ思いを持てるのではないのだろうかと感じたんです。

彼らはそれを意識したうえで、毎回の試合に臨み、その結果を受け止めていることでしょう。

=====

私たちも、スピードが速く目の前の細かなことにばかり注意が行ってしまい勝ちな業界にはいますが、大きなことがみえなくなることがないように、日々の活動(日本代表でいうところの試合)の意味、それをこなすことによって最低限達成すべきもの(ワールドカップ出場)、そしてその先にある目指すべきゴール(ワールドカップベスト4入り)などを常に意識しなければならないなあと、あらためて実感しました。

ま、何はともあれ、ワールドカップ出場を勝ち取ることで日本中の多くの人に影響を与えられたことも素晴らしいですね。

ありがとう、日本代表!!

マイクロソフト 高添

みなさんお待ちかね!? SCVMM 2008 R2 RC ダウンロード開始です。

Windows Server 2008 R2 の RC に含まれる Hyper-V 2.0 や、Hyper-V Server 2008 RC を管理するための製品 System Center Virtual Machine Manager 2008 R2 の RC 版のダウンロードを開始しました。

https://connect.microsoft.com/site/sitehome.aspx?SiteID=799

SCVMM 2008 に比べてパフォーマンスも向上しているということなので、是非試してみてください。

ーーーー
ちなみに、SCVMM でライブラリから仮想マシンを作るデモ、可変VHDを使っていました。

固定VHD30GBではなく、3GB くらいのマシンVHDなら展開が3分とか5分ですから、デモ的にインパクトがあるんです。

ただ、可変VHDはパフォーマンス的に固定VHDには勝てず、現実は固定VHDの展開をすることになるだろうと思っていました。

が・・・

ご存知の方はまだ少ないと思いますが、Hyper-V 2.0 の可変VHDはかなり早くなったんですよ!!

US TechEd の資料によると、Hyper-V 1.0 の固定VHDとほぼ同じということです。

フリーのディスクアクセスパフォーマンスツールで試してみても、そのスピードアップははっきりと出ていました。

ということは、ライブラリ からの仮想マシン作成は一般的には可変VHDで十分かも。

それ以上のパフォーマンスを求める場合のみ 固定ディスクにするというパターンになることでしょう!!

ーーーー

テクノロジーの進化というか、新しいものが本当に現実に必要なところで進化しているんだなあとつくづく思います。

是非是非、試してみてください。

マイクロソフト 高添

Virtual PC の仮想マシンを簡単に Hyper-V に移行するためのツール

サポートが受けられるようなツールではなさそうですが、もし興味をお持ちの方がいたら使ってみてはいかがでしょうか?

http://blogs.technet.com/matthts/archive/2008/09/12/vmc-to-hyper-v-import-tool-available.aspx

画面はこんな感じ↓

image

ちょっと触ってみたのですが、ポイントは 「File メニュー」にありました。

① VMC (Virtual PC や Virtual Server で使っている仮想マシンの定義ファイル) ファイルを読み込んで

② 必要に応じて画面上で変更を加え

③ Hyper-V 上に仮想マシンを作成

という手順のようですね。

Virtual PC から VHDファイルだけをコピーして Hyper-V 上に仮想マシンを作れば済むことではありますが、手動でやるとどうしてもミスが発生しがちですし、仮想マシンを起動した後に

「あっ、メモリ容量を変えとけばよかった」

みたいなことってよくあるので、そんな余計な事を気にせずに移行できるメリットはありそうな気がします。

マイクロソフト 高添

Clusterd Shared Volumes ~クラスタの共有ボリューム~ でわかってきたこと その2

その1で、あらためて Clusterd Shared Volumes = CSV = クラスタの共有ボリューム について書きましたが、今回は複数のノードからアクセスできるロジックというか、排他制御のようなものをどうやって実現しているかについてかみ砕いてみます。

ーーー
さて、CSV には面白い特徴があります。それは、

2段階の所有者(オーナー)制

です。

2段階とは、

  1. CSV という論理ボリュームに対する所有者
  2. CSV の中に登録されている各仮想マシンに対する所有者

です。

図にするとこんな感じです。

image

緑色の枠はCSVで、CSV の所有者は HVR01です。

よって、新しく仮想マシンを作る時のような、CSV に何かを書き込む際には HVR01が実施します。

じゃあ、CSV に対するすべての処理を HVR01 がやるかというと違うんです。

それが2つ目の所有者でして、CSV の中に登録されている仮想マシンは、CSVとは別に所有者の割り当てが行われています。

例えば上図では、仮想マシンB に対して HVR02 が所有者になっているわけで、仮想マシンB に対する書き込みは HVR02が担うことになります。

ーーーー

もしかしたら、仮想マシンBのフォルダに対する権限の話し?かと思っている方もいらっしゃると思いますが、フォルダ内にWordのファイルをおいてもエラーが出ます。ちゃんと CSV への書き込みの仕組みが存在し、それを経由しないアクセスは正しく行われないのです。

よって、現時点では CSV は Hyper-V の Live Migration (もしくはQuick Migration) 用として実装されているとご理解ください。

ここでもう一段階深く理解するために、本社から落ちてきたCSVの2つのスライドを見てみましょう。

CSVに仮想マシンを作っているのがこちら↓で、

image

出来上がった仮想マシンにアクセスしているのがこちら↓です。

image

興味深いことがわかります。

これを見る限り、CSV へのすべてのアクセスには、CSV I/O Filter Driver が関与しています。そして、最初の仮想マシンの作成では NTFS というファイルシステムを経由していますが、それ以降の仮想マシンレベルの読み書きは NTFS を経由していないみたいです。

ま、今までのファイルシステムと同じではないということがこれでご理解いただけたことでしょう。

まだまだ、私も理解が足りないので、もう少し勉強をして、さらに分かりやすく解説出来るようになりたいと思ってます。

マイクロソフト 高添

Clusterd Shared Volumes ~クラスタの共有ボリューム~ でわかってきたこと その1

水曜日の午後、あるパートナー様で Windows Server 2008 R2 の説明会をしておりました。

昔から良くしていただいているパートナー様でして、私が知っていることを少しでも多く共有させていただこうと思って話しをしたのですが、いわゆるプレゼンテーションを期待していた方は驚かれたかもしれません。あれって、思ってしまった方がいたらごめんなさい。

さてさて、それでも非常に面白いご質問もいただき、私ももっと理解度を高めてわかりやすく説明をしなければならないなあと実感することができた、そんなありがたい日でもありました。

そして、ディスカッションをさせてもらいながら、その場で理解度を高めたものもありました。

それが、英語名 ”Cluster Shared Volumes”

MS略称? ”CSV”

日本語で、”クラスタの共有ボリューム”という名前がついた R2 の新機能についてです。

==”CSV”で話しを進めます=====

そこで、2回に分けて、CSV を整理してみたいと思います。

現在(Windows Server 2008 まで)のマイクロソフトフェールオーバークラスタリングの仕組みでは、1つの論理ボリュームに対してアクティブなノード(物理マシン)は1つという制約があります。

この制約を受け入れつつ、Quick Migration のように仮想マシンを他のノードに移動させようとすると、仮想マシンが入っている論理ボリュームを丸ごとノード間で付け替えしなければなりません。このため、Hyper-V 1.0 では、論理ボリューム毎に仮想マシンを配置するという設計をお願いすることになっていました。

そこで出てきたのが CSV です。

CSV とは、1つの論理ボリュームに対して複数のノード(物理マシン)からアクセス可能になる技術です。

図にするとこんな感じ。

image

※ 今までセミナーで使っていたスライドに クォーラム用の論理ボリュームを加えておきました。

この CSV によって、論理ボリューム設計や設定が凄く楽になりますし、設計がシンプルであるということはメンテナンス効率もあげてくれます。

また、論理ボリュームを小分けすることによって空き領域までも小分けされていましたが、CSV によって空き領域がシンプルなボリュームに集約され、ディスク領域を効率的に利用しやすくなるでしょう。

=====
なんて事をセミナーでは話しをしておりまして、それはそれは。。。と納得してもらって説明会が終わるかと思ったら、「すべてのノードから書き込みができるって事なんですが、わかったようなわかっていないような・・・」 と。そう、もっとすっきりと知りたいという方がいらっしゃいました(^_^;)

で、こういう時、私のエバンジェリストの血が騒ぐというか、「よし、もっとわかりやすくするぞ!!」と思ってしまう訳です。

そこで、本題・・・なのですが、長くなりそうなので投稿を分けますね。

次回は 高添なりに CSV をかみ砕いて書いてみたいと思います。

お楽しみに。

マイクロソフト 高添

世界最強の仕事術 ~マイクロソフト北陸支店メンバーが効率化に挑む~
火曜日、金沢にある北陸支店で Windows 7 と Windows Server 2008 R2のイベントをやってきました。

休憩時間に支店のメンバーが用意したのは、「OneNote」と HPさんのタブレットPCにマルチタッチが可能な25インチの一体型PC。

休憩時間の10分では足りないくらい、支店のメンバーは全員、すばらしいミニプレゼンテーションを繰り広げていました。

===
私は、技術情報を語るだけならスペシャリストで良いと思っていて、エバンジェリストとはメッセージを発信する人だと思っています。

そして、マイクロソフト社員 全員がエバンジェリストだったら面白いだろうなと思っています。

そういう意味では、北陸支店のメンバーはエバンジェリストでした(^_^)

相手を思いやりながら、楽しそうに語っている彼らは、横から見ていてカッコよかったですね。

===
さてさて、その支店では面白い事が・・・

私と同い年とは思えない貫禄と凄さを持つ支店長の中林、元SEで今は営業、週末は田んぼで実家のお手伝いという筏井、というマイクロソフト北陸支店の過激な挑戦の記録です。

すごくヒントになると思いますので、是非!!

http://ms-hokuriku.spaces.live.com/default.aspx

筏井のブログもどうぞ。

http://blogs.msdn.com/tetsuika/default.aspx

===
このご時世、後ろ向きな話しが多いですが、全国行脚はやはり面白かったです。

今度はもう少しゆっくりしたいですが(^_^;)

マイクロソフト 高添

Windows 7(+Windows Server 2008 R2)勉強会キットを提供しています

「Windows 7 や Windows Server 2008 R2 を勉強してください!!」

とか、

「勉強したものを発信してください!!」

なんて事を言っておりますが、我々にもお手伝いできることがあるのではないかと思いまして・・・

で、1つの解が、この勉強会キットで、Tech Fielders のサイトで公開を始めました。

http://www.microsoft.com/japan/powerpro/TF/technology/windows7/default.mspx

私たちが話しをしたイベントのセッションを収録したビデオや、イベントで使ったスライドなどが入っています。

どしどし申し込んでいただいて、どんどん使って下さい。

もちろん、私がイベントで話をした仮想化のセッション資料も入っています。

============================================

応募条件:
  • 社内勉強会やコミュニティイベントの企画や運営、講師として関わっている方をはじめとする IT エンジニアの方であること
  • 製品に関連するトピックを扱う社内やユーザーグループコミュニティによる勉強会を予定、検討していること

登録期間: 2009 年 6 月30 日 (火) まで

登録にあたってのご注意:

  • ご登録にあたっては、お客さまの所属するコミュニティや社内勉強会 / コミュニティ勉強会に関してご記入いただきます。
  • 同一コミュニティから複数お申し込みいただくことは可能です。
  • ご応募は、国内の団体に限らせていただきます。
  • 本プログラムに関して必要なご連絡を、ご登録いただいたメールアドレス宛にマイクロソフトより逐次ご連絡させていただきます。

お問い合わせ Microsoft Community Ring 事務局: event@comring.jp

============================================

マイクロソフト 高添

スペシャリストとプロフェッショナルを分けて考える

かなり前の話しですが、下書きに入ったままになっていたものをちょっと。

2006年、東京国際フォーラムで行われていたヒューマンキャピタルというイベントで、

「スペシャリストとプロフェッショナルを分けて考えよう」

という話がでていました。

日本人の思い描く「職人さん」は、スペシャリストであり、同時にプロフェッショナルでもあります。

プロフェッショナルな人は、ある種のスペシャリストでもあることが多いでしょう。

では、IT 業界にいるスペシャリストと呼ばれている人達はどうでしょうか?

「1つの事を他の人よりも良く知っている」というのは素晴らしい事です。それは否定するようなことではないのですが、だから偉いわけではありません。

私の感覚的なものかもしれませんが、スペシャリストの中には、たまたまプロジェクトに参加していたとか、特定の技術を極める必要があってやむなくそうなっただけとか、自らの意識とは関係なく1つに詳しい場合も多い気がします。

ようは、スペシャリストではあるのですが、仕事人としてのプロフェッショナルではない場合が少なくありません。

それなのに、スペシャリストがプロフェッショナルと勘違いされ、あたかも偉い人や凄い人のように思われていることがよくあって、私はIT業界のそのような風潮に違和感を感じ続けていました。

そして、時のいたずらか、スペシャリストでもプロフェッショナルでもない私が、エバンジェリストという大きな役割を得ました。

エバンジェリストとして、自分はこれからどのような方向に進むべきなのか・・・そんな、ヒントを求めていた時に参加したイベントでもあったので、この区分けについてはスッキリと聞くことができました。

そして、あらためて「プロフェッショナリズム」に興味を覚えたのでした。

あなたは、スペシャリストですか? プロフェッショナルですか?

私は、ITのスペシャリストにはなれそうにありません。向いてないので仕方がありません。

でも、スペシャリスト達が考え抜き、作り上げたものを人に伝えるという仕事は向いている気がします。

ただ機械のように書いてあることを話すのではなく、自分で噛み砕き、そこに自分なりのメッセージを添えて伝えたいと思っています。

だから、その時からずっと、エバンジェリストという仕事のスペシャリストになれるように努力をし、そして、知らないことがたくさんあったとしても「やっぱりあなたはプロフェッショナルだね」と言ってもらえるように、高い意識と行動力を磨いていきたいと思っています。

マイクロソフト 高添

SBS 2008 の日本語の手順書公開!! ~まずはインストールガイドから~

OS だけでなく、Active Directory、Exchange Server、WSUS、Windows SharePoint Services などが1つのパッケージとして利用できる Small Business Server 2008 ですが、複数の機能が絡み合っているが故に、難しいと思われてしまっているような気がします。

面白いんだけどなあ・・・なんて思っているだけではダメなわけですね。

で、ようやく日本語のホワイトペーパーを公開することができました。

こちらは SBS のサイト
http://www.microsoft.com/japan/sbs/default.mspx

こちらは 手順書の一覧(と言ってもちょっとですが)が載っているサイトです。
http://www.microsoft.com/japan/sbs/technologies/document.mspx

まずは、「インストールガイド」と「カスタムインストールガイド」の提供を開始したので、是非見てください!!

このホワイトペーパーは、SBS の MVP 澤田さんの多大なるご協力があってこそ出来上がったものです。

澤田さんには「おんぶにだっこ」と言えるほどで、本当に感謝しております。

私もレビューをしたりスクリーンショットを取ったり、夜も週末もなく頑張ってやったものなので、是非ご活用いただければと思っています。

=====

さて、「インストールガイド」と「カスタムインストールガイド」の違いについて触れておきましょう。

SBS 2008 の売りの1つはインストールの容易さです。「絶対に必要」な情報のみ入力すれば、あとは決め打ちと自動処理でインストールが終了してくれます。たとえば、「フロアに、インターネットにつながるブロードバンドルーター兼無線LANのアクセスポイントが1つだけある」なんて場合には、ルーターのDHCPサーバー機能を無効にしてください。あとは、ネットワーク環境に合わせていくつかの設定を自動化してくれます。

このような、超簡単な手順で実行したい場合、迷わず「インストールガイド」をご利用ください。

ただ、この手順だと、Active Directory のドメイン名が .Local に固定されます。

場合によっては、Active Directory のドメイン名など、いくつかの設定を自分でやりたいという事もあるでしょう。

そういう事情が出てきた場合には、「カスタムインストールガイド」から見てください。

カスタムインストールと言っても、大きな手順としては、

  1. 細かな設定を事前に行って定義情報が書かれたファイル(応答ファイル)を出力しておく
  2. この応答ファイルを利用してインストールを実行する

というだけなので、一気に敷居が上がるという訳ではありません。

ただし、応答ファイルの概念から理解しなければならないというくらいなら、カスタムでやる必要もないだろうと思っています。

整理しますと、

・基本は「インストールガイド」を、

・「ちょっと腕に自信がある」とか「お客様の要望に応じたインストールが必要」みたいな方は「カスタムインストールガイド」を、

まずは見ていただければと思っています。

=====

さて今後の予定ですが、「SBS 2003 から SBS 2008 への移行ガイド」が近日公開されます。

そして、SBS 2008 の標準機能を利用したバックアップと復元の手順書は後日公開されます。=というか、私が作る予定なので、少々お待ちを(^_^;)

マイクロソフト 高添

システム監視ツール Operations Managerと可視化ツール Visioを組み合わせたら・・・

http://blogs.technet.com/momteam/archive/2009/04/24/visio-add-in-for-operations-manager-2007-r2-beta-released.aspx

普段見えないものを見えるようにするってのは、使いようによってはかなりの効果が得られそうな気がします。

「便利そうなシステムを導入する」ことと「ITをうまく使いこなす」ことは当然違いますが、何かのヒントにはなるのではないでしょうか?

マイクロソフト 高添

道場というセミナーは、観光付きツアーと似ていた。

ゴールデンウィーク、中国(杭州・蘇州・上海の周遊コース)に行ってきました。

ここ数年、海外旅行に行くときには飛行機とホテルだけのツアーにして、あとは自分で調べて観光もしていたのですが、さすがにこの周遊コースをスーツケースを抱えて自分で回るのは難しいと思い、観光付きツアーに申し込んだんです。

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観光付きツアー。。。「自由が制限され、ほかの人に気を使いながら」というあまり良いイメージを持っていなかったのですが、それが、結構おもしろかったんです。

そして、気付きました。

私がやっている道場に似ているなあと。

たとえば、フリーのツアーなら、自分で何でもできます。

自由度が高く、自分自身で、自分のペースで体感する事も出来ます。

ほかの人に気を使う必要はありません。これはこれでとても楽しいし、充実感もあります。

しかし、はじめて行くような土地ならば、効率的に回るのは難しいです。

ホテルに大きな荷物を置きに行くまでの間に、観光付きツアーなら1つくらい観光地に連れて行ってくれます。

公共の交通機関を探す間に、バスで移動が始まっています。

移動中にはいろんな説明をしてくれます。ガイドブックを見るだけでは知ることができない いろんな情報をです。

道場がやりたいのはまさにそこなんです。

自分のペースではないかもしれないけれど、短時間でできる限り多くの情報を効率的に、しかもわかりやすく伝えたいと思ってやっているんです。

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何度か書いたかもしれませんが、道場を実施すると、「自分で作業してみたい=ハンズオンがよかった」「私はxxの部分だけ深く知りたかった」と言われることがあります。

(集客文には明記するようにしていますが、なかなか伝わらないことも多く)

気持ちはわかるんです。ただ、一人で何でもできて、ホワイトペーパーを見ながらサクッと環境をつくってしまえる方向けのセミナーを私がやることは少ないだろうと思います。なぜなら、私自身がそうではないから。

(自分のペースで、実際にマシンを触りながら・・・という方は、是非外部のトレーニングを受けてくださいね)

そうなんです。私はできる限り多くの方々にマクロソフト製品の観光付きツアーを提供し続けたいと思っています。

私が、悩んで悩んでようやくたどり着いてできた事を、そこに至るまでの私の時間そのものを、参加される方には疑似体験してもらえればと思っているのです。

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念のため書いておきますが、現場にいながら、自分の力で、ガイドブックだけですべてを理解できるエンジニアさんを凄いと思います。

「エンジニア力」として、私なんぞは足元にも及びません。

ただ、フリーのツアーを楽しめる人も、もし時間がないというのであれば、観光付きツアーもうまく利用すると良いのではないでしょうか?

マイクロソフト 高添

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