皆さん、こんにちは。 マイクロソフトの柴田です。
季節の変わり目ですっかり体調を崩し、処理能力が落ちております。。 体調管理はしっかりしないといけないですね。。
さて、今日は技術的な話題です。 最近よく聞かれる項目として「ヘッドノードにインストールされる SQL Server の限界値」、通常版のSQL Serverに変更する為に検討する項目について、よく聞かれるようになりました。 今日は、弊社ドキュメントに記載されている本項目について少しまとめてみます。 システム構築、もしくは導入を検討されている方は是非参考にして頂きたいと思います。
まず、 Windows HPC Server 2008 にはジョブスケジューラや各種ログを管理する為に SQL Server を利用しています。 実際にシステムではヘッドノードにて 「COMPUTECLUSTER」 というインスタンスが動いています。 HPC Pack をインストールする際に SQL Server は無償の SQL Server 2005 Express Edition がインストールされます。 デフォルトではこちらを使用しています。 もちろんこのまま利用しても問題が無いのですが、 SQL Server Standard Edition の下記の機能を利用したい場合はアップグレードを検討する必要があります。
- データベースの容量制限の排除したい場合 (SQL Server 2005 Express Edtion の DB サイズ制限は 4GB です。)
- SQL Server Management Studio で SQL データベースの設定やメンテナンスを行う必要がある。
- ヘッドノードの冗長化 (HA構成を組む) の必要がある。
- ヘッドノードがマルチCPU(コア)構成の場合で、マルチスレッドの高性能性を生かしたDB運用をしたい場合(要はSQLの性能向上を目指す場合)。
- DBキャッシングで無制限のメモリを使用したい場合。
また、 システムが大規模かつ大人数での利用。 そしてたくさんのジョブを処理しなければならない場合はパフォーマンス維持の観点から SQL Server のアップグレードも検討しなければなりません。 あくまでも参考値ですが下記の様なシステムになる場合は SQL Server のエディションの検討をお願いします。 (あくまでも参考値です。 )
- 128ノード以上のクラスタを大人数で使用する場合。
- クラスタシステムで大量のジョブを処理させたい場合(例えば、1日で 10000ジョブ以上を処理したい場合)。
- SQL Server の豊富なフル機能を使いたい場合
- Windows HPC Server 2008 のDBサイズが制限値を超えてしまった場合(4GB以上)
あくまで参考値では有りますが、システム設計時の参考にして頂ければ幸いです。