BDD 2007 ライトタッチ展開を使用した リフレッシュ / リプレース・シナリオを実行するために...
Blog を開設してから何の投稿もせず、セミナー等でお会いする方々からお叱りを受け続けてきましたが、やっと投稿ができます。
皆様、大変お待たせしました。(というか、皆さん、あきれてますよね。)
記念すべき?再開一回目は、私が最近、Microsoft On などのセミナーでお話をさせていただくことが多い、Business Desktop Deployment(以下、BDD)についてです。
BDD のライトタッチ展開では、既存のユーザー情報を新しい環境に移行する、たとえば、Windows XP が導入されている PC を Windows Vista に移行する際にマイドキュメントなどのユーザー情報を残したまま移行するということができます。
BDD では、このようなシナリオでクライアントを展開する際に、User State Migration Tool(以下、USMT)を使用します。この USMT 3.0 にはバグがあり、日本語の OS 環境に導入ができませんでした。現在はそのバグも修正されており、USMT 3.0.1 というバージョンがダウンロードセンターからダウンロードすることができるようになっています。このバージョンは日本語 OS 環境でも問題なく導入することができます。
BDD は、この USMT をライトタッチ展開のリフレッシュシナリオやリプレースシナリオで使用していますが、うまく動かないという声を聞くことが多いのでちょっとアドバイスということで書いておきます。
まず、USMT 3.0.1 をダウンロードセンターからダウンロードしてインストールします。
これだけでは、BDD からはうまく動いてくれません。この状態で BDD からリプレースやリフレッシュを行うと USMT30_x86.cab が見つからないというようなエラーが出されます。
この USMT30_x86.cab は以下のように作成することができます。
USMT, BDD ともに C: ドライブに標準の設定でインストールされているという前提で書いていますのでインストールフォルダ等を変更されている場合は読み替えてください。
1. C:\Program Files\BDD 2007\Samples にある、USMT30_x86.ddf を適当な場所にコピー
(たとえば C:\ にコピー)
2. USMT30_x86.ddf をメモ帳などのエディタでひらき、
.Set SourceDir=C:\Program Files\USMT30 を .Set SourceDir=C:\Program Files\USMT301
と修正して保存(USMT 3.0.1 は、デフォルトでは、USMT301 という名前のフォルダに導入されるためです。)
3. コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行
C:\>makecab.exe /f USMT30_x86.ddf
そうすると USMT30_x86.ddf が置かれているフォルダに USMT30_x86.cab ができます。
4. USMT30_x86.cab を C:\Distribution\Tools\x86 にコピー
これで BDD から USMT を使用することができるようになります。もうちょっと正確に言うと BDD が導入されている OS 環境には、USMT をインストールしておく必要はなく、別のマシンで前述の USMT30_x86.cab を作成し、それをこの \Distribution\Tools\x86 フォルダにコピーしておけば良いのです。
これで BDD2007 からリフレッシュシナリオやリプレースシナリオが可能となりますので、ぜひ試してみてください。