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IE8互換モードについて

 

 

こんにちは。Internet Explorer サポート担当の衣川です。

 

Internet Explorer (以下、IE) 8 Web ページを閲覧しているとアドレスバーの右側に

のアイコン (互換表示ボタン) が表示されることがあるかと思います。

 

これは、IE8 IE8 標準モードというドキュメントモードでページを表示していることを示しています。

このアイコンをクリックして押された状態にするとそのページは互換モードで表示されます。

 

標準モードとは IE8 で利用可能な機能を全て利用してページを表示するモードです。

IE8 標準モードは最も標準に準拠した Web ページの表示方法です。

しかし、IE8 標準モードで表示した場合、これまで IE7 で表示できた Web ページのレイアウトやデザインが崩れてしまう場合があります。

そのような場合、この互換表示ボタンをクリックすることで従来の IE バージョンのドキュメントモード (表示方法) で描画されるため Web ページを正しく表示させることができます。

 

今回は、この IE8 のドキュメント モードについて解説します。

 

- 目次 -

1. IE8 ドキュメント モード

2. ドキュメント モードの切り替え方法

2-1. DOCTYPE 宣言で指定する方法

2-2. META タグで使用する方法

2-3. HTTP レスポンス ヘッダーで指定する方法

2-4. 互換表示ボタンを使用する方法

2-5. 互換表示設定に追加する方法

2-6. マイクロソフトから配布される互換表示リスト

 

Note1: 現在のドキュメント モードの確認方法

Note2: ユーザーエージェント文字列

関連公開情報

 

 


1.IE 8 ドキュメント モード

IE8 には以下の 3 種類のドキュメント モードがあります。

IE8 でページにアクセスした際に表示可能な互換モードとしては、IE7 標準モードと Quirks モードの 2 種類があります。

 

 

ドキュメント モード

説明

IE8 標準モード

IE8 で利用可能な機能を全て利用して表示

IE7 標準モード

IE7 と同等な機能を利用して表示

Quirks モード

IE5 と同等な機能を利用して表示

 


2. ドキュメント モードの切り替え方法

これらのドキュメント モードを切り替える方法としては、以下の 3 つの方法があります。

 

1】 サーバー側、または、コンテンツ側による方法

1.      DOCTYPE 宣言で指定する方法

2.      META タグで使用する方法

3.      HTTP レスポンス ヘッダーで指定する方法

 

【2】      ユーザー操作による方法

4.      互換表示ボタンを使用する方法

5.      互換表示設定に追加する方法

 

【3】     その他

6.      マイクロソフトから配布される互換表示リスト

 


それぞれの方法についてご説明します。

 

2-1. DOCTYPE 宣言で指定する方法

 

IE8 では DOCTYPE 宣言により IE8 標準モードと Quirks モードに切り替えることができます。

DOCYTPE 宣言では IE7 標準モードには切り替えることはできませんので、IE7 標準モードで表示するには META タグまたは HTTP レスポンス ヘッダーによる方法を利用します。

 

<Quirks モードで表示するための DOCTYPE 宣言>

HTML3.0 以下の DOCTYPE 宣言を記述している場合

) <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 2.0 Final//EN">

 

HTML4.0 Frameset DOCTYPE 宣言で DTD URL を記述していない場合

) <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.0 Frameset//EN">

 

HTML4.0 Transitional DOCTYPE 宣言で DTD URL を記述していない場合

) <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.0 Transitional//EN">

 

DOCTYPE 宣言を記述していない場合

 

上記以外の DOCTYPE 宣言を記述した場合には IE8 標準モードで表示されます。

 

 

2-2. META タグで使用する方法

 

IE8 では META タグを利用してドキュメント モードを切り替えることができます。

META タグによる指定は、DOCTYPE 宣言による指定よりも優先されます。

ただし、META タグの content 属性に IE=EmulateIE8 または、IE=EmulateIE7 が指定されている場合には、DOCTYPE 宣言を優先します。

この方法はページ単位でドキュメント モードを切り替えたい場合に便利です。

 

<指定方法>

HEAD 要素に以下の META タグを記述します。

 

) <meta http-equiv=X-UA-Compatible content=IE=7 />

 

content 属性の値により、以下のようにドキュメント モードが切り替わります。

 

content 属性の値

ドキュメント モード

IE=8

IE8 標準モードで表示

IE=7

IE7 標準モードで表示

IE=5

Quirks モードで表示

IE=edge

最新のドキュメント モードで表示

IE=EmulateIE8

DOCTYPE 宣言に応じて IE8 標準モードまたは Quirks モードで表示

IE=EmulateIE7

DOCTYPE 宣言に応じて IE7 標準モードまたは Quirks モードで表示

 

 

2-3. HTTP レスポンス ヘッダーで指定する方法

 

IE8 では HTTP レスポンス ヘッダーを利用することでもドキュメントモードを切り替えることができます。

ドキュメント モードの指定方法は META タグ > HTTP レスポンス ヘッダー > DOCTYPE 宣言の順に優先されます。

ただし、META タグや HTTP レスポンスヘッダーのにて IE=EmulateIE8 または、IE=EmulateIE7 が指定されている場合には、DOCTYPE 宣言を優先します。

この方法は Web サーバー単位やディレクトリ単位でドキュメント モードを切り替えたい場合に便利です。

 

- HTTP レスポンス ヘッダー例

Web サーバーにて以下のヘッダーをクライアントに送信することにより、IE8 のドキュメントモードを切り替えることができます。 X-UA-Compatible ヘッダーに指定する値は META タグの content 属性の値と同様です。

 

: X-UA-Compatible: IE=7

 

 

2-4. 互換表示ボタンを使用する方法

 

IE8 のアドレスバーの右側 (更新ボタンの隣) にある互換表示ボタンをオンにすることでそのページを互換モードで表示させることができます。

互換表示ボタンをオンにした場合、META タグで "IE=EmulateIE7" と指定したときの同じドキュメント モード、つまり、DOCTYPE 宣言に応じて IE7 標準モードまたは Quirks モードで表示されます。

互換表示ボタンは META タグや HTTP レスポンス ヘッダーでドキュメント モードが指定されている場合には表示されません。 (DOCTYPE 宣言にてドキュメント モードが指定されている場合には、互換表示ボタンは表示されます。)

 

※ 注 :

互換表示ボタンをオンする操作を実行すると IE8 の互換表示設定に当該サイトが追加され、次回、当該サイトを表示した時にも META タグで "IE=EmulateIE7" と指定したときの同じドキュメントモードで表示されます。

尚、以下により互換表示設定に追加されたサイトは削除されます。

 

・ ユーザーが互換表示ボタンをオフにした場合

・ ユーザーが明示的に互換表示設定から当該サイトを削除した場合

・ ユーザーが履歴の削除を行った場合

 

 

2-5. 互換表示設定に追加する方法

 

IE8 [メニュー] バー - [ツール] - [互換表示設定] にて互換モードで表示したいサイトを設定することができます。

互換表示設定に追加されたサイトのページは META タグで "IE=EmulateIE7" と指定したときの同じドキュメント モード、つまり、DOCTYPE 宣言に応じて IE7 標準モードまたは Quirks モードで表示されます。

また、この互換表示設定により以下の設定をすることも可能です。

 

・ マイクロソフトから配布された互換表示リスト (後述 2-6 で説明) に含まれるサイトは互換モードで表示する

・ イントラネット ゾーンのサイトは互換モードで表示する

・ すべてのサイトを互換モードで表示する

 

ただし、この設定を行っている場合にも META タグや HTTP レスポンス ヘッダーでドキュメント モードが指定されている場合には、META タグや HTTP レスポンス ヘッダーで指定されているドキュメント モードが優先されます。

 

 

2-6. マイクロソフトから配布される互換表示リスト

 

マイクロソフトでは Windows Update で互換表示リストを配布しています。

IE8 の互換表示設定にて "マイクロソフトからの更新された Web サイト一覧を含める" のチェック ボックスにチェックがされている場合、この互換表示リストに含まれるサイトは META タグで "IE=EmulateIE7" と指定したときの同じドキュメントモード、つまり、DOCTYPE 宣言に応じて IE7 標準モードまたは Quirks モードで表示されます。

互換表示リストに含まれるサイトの場合でも META タグや HTTP レスポンス ヘッダーでドキュメント モードが指定されている場合には、META タグや HTTP レスポンス ヘッダーで指定されているドキュメント モードが優先されます。

 

互換表示リストに含まれるサイトの一覧を確認するには、IE8 のアドレスバーに以下の URI を入力して実行します。

 

res://iecompat.dll/iecompatdata.xml

 

参考情報 :

l  (機械翻訳) 互換表示リスト更新 2009 年 3 月 19 日) を Windows Internet Explorer 8 の利用できます。

l  (機械翻訳) Windows Internet Explorer 8 で互換表示リストの説明

 


Note1: 現在のドキュメント モードの確認方法

 

現在の表示されているページのドキュメント モードは、F12 をクリックして開発者ツールを起動し、開発者ツールのメニューにあるドキュメント モードの表示から確認することができます。

 

 

 

参考情報 :

l  Internet Explorer 8 の開発者ツールの概要

 


Note2: ユーザーエージェント文字列

 

ユーザー エージェント文字列は、Web サーバーにレポートされるブラウザーの ID です。ユーザーが Web ページにアクセスすると、そのサイトをホストしているサーバーに対して、ブラウザからユーザー エージェント文字列が送信されます。Web アプリケーション開発者は、ユーザーエージェント文字列を使用して、クライアントが使用しているブラウザーの種類を検出することができるため、ブラウザーの種類ごとにコンテンツを変えたい場合に役立ちます。

 

通常、IE8 では以下のようにバージョン トークンとして MSIE 8.0 が設定されたユーザーエージェント文字列が送信されます。

 

-------------------------------------------

Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.0; Trident/4.0)

-------------------------------------------

 

しかし、上述の”2-4. 互換表示ボタンを使用する方法” や “2-5. 互換表示設定に追加する方法” や “2-6. マイクロソフトから配布される互換表示リスト“ にて互換モードで表示させている IE8 では、以下のように MSIE7 というバージョン トークンが含まれたユーザーエージェント文字列が送信されます。

 

-------------------------------------------

Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; Trident/4.0)

-------------------------------------------

 

2-1. DOCTYPE 宣言で指定する方法” や “2-2. META タグで使用する方法” や “2-3. HTTP レスポンス ヘッダーで指定する方法” で互換モード表示させている IE8 では、MSIE7 ではなく、MSIE8 のバージョン トークンが含まれたユーザー エージェント文字列が送信されます。

 

参考情報 :

l  ユーザー エージェント文字列を理解する

 


[関連公開情報]

l  次期バージョンでの互換表示機能の改良について

l  互換表示機能の紹介

l  IE8 の互換表示について

l  ドキュメント互換性の定義

l  META タグと将来の互換性のロック

l  Advanced solutions: Some Web sites may not be displayed correctly or work correctly in Windows Internet Explorer 8 (英語)

l  Understanding Compatibility Modes in Internet Explorer 8 (英語)

l  More information about Internet Explorer 8 Compatibility View (英語)

 

 

コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。

http://blogs.technet.com/aggbug.aspx?PostID=3256750

 

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SSL 接続における証明書関連のお問い合わせについて

 

マイクロソフト株式会社 Internet Explorer サポートの金 相哲です。

IE でよくお問い合わせ頂く問題の中で、SSL 接続における証明書関連のお問い合わせがあります。

今回は、簡単に SSL についての説明、SSL 通信に使用されるアルゴリズムを取り決める流れなどについてご紹介いたします。

また、SSL 接続における証明書関連のお問い合わせの中で、お問い合わせの頻度が高い内容についてご案内します。

 

- 目次 -

1. SSL とは

2. SSL 通信に使用されるアルゴリズムを取り決める流れについて

3. お問い合わせの頻度が高い証明書関連の内容について

 


1. SSL とは

SSL (Secure Sockets Layer) とは、コンピュータどうしの通信の内容を暗号化して、情報をより安全にやり取りする為の仕組みの 1つです。

この仕組みは、クレジットカード番号などの重要な個人情報をホームページでやり取りする場合や、メールで重要なメッセージを送信する場合、離れた場所にあるコンピュータをインターネット越しに遠隔操作する場合など、様々な用途に使われます。(.1 参考)

この SSL を使ってホーム ページ上で安全に情報をやり取りする仕組みのことを "HTTPS" といいます。

 

.1

 

 

- 参考資料

---------

SSL (エス エス エル) とは

<http://support.microsoft.com/kb/878912/ja>

 


2. SSL 通信に使用されるアルゴリズムを取り決める流れについて

SSL プロトコルでは、公開キー暗号化と共通キー暗号化を組み合わせて使用します。

SSL 接続の際の SSL ハンドシェイクにおいて、IE "Client Hello" メッセージ内に利用可能な暗号化アルゴリズムとハッシュ関数の組み合わせのリストをサーバーへ送信します。 (.2 参考)

サーバーは "Server Hello" メッセージ内に、利用する暗号化アルゴリズムとハッシュ関数の組み合わせを IE へ送信します。 (.3参考)

IE は サーバーから送信された暗号化アルゴリズムとハッシュ関数の組み合わせを利用することになります。

IE からサーバーへ送信する暗号化アルゴリズムとハッシュ関数の組み合わせのリストは下記の参考資料をご確認ください。

 

.2                                                             .3

 

 

- 参考資料

---------

Cipher Suites in Schannel

<http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/aa374757.aspx>

 

SSL (Secure Sockets Layer) ハンドシェイクの概要

<http://support.microsoft.com/kb/257591/ja>

 


3. お問い合わせの頻度が高い証明書関連の内容について

 

1) Vista IE7 でインポートした証明書情報が表示されない

Vista IE7 でインポートした証明書が、証明書マネージャ、または IE のコンテンツ 証明書のダイアログから表示されない場合があります。

本現象の原因と回避方法については、下記の公開情報をご確認ください。

 

Windows Vista ベースのコンピュータで証明書を正常にインポートした後、Windows Internet Explorer 7 または証明書マネージャで証明書情報を表示できない

<http://support.microsoft.com/kb/932156>

 

2) ハッシュ関数が SHA-2 の証明書の対応可能な環境について

ハッシュ関数が SHA-2(SHA-224SHA-256SHA-384SHA-512) の証明書は、下記の環境で対応可能です。

Windows XP の場合は Service Pack 3 Internet Explorer 678

Windows Vista の場合は RTM 以降の Internet Explorer 78

Windows Server 2008 の場合は Internet Explorer 78

Windows Server 2003 の場合は、下記の 938397 がインストールされている環境のみで SHA-2 の証明書が対応可能です。

 

暗号化 API を使用するアプリケーションは Windows Server 2003 X.509 証明書を検証できません。

<http://support.microsoft.com/kb/938397/ja>

 

3) 有効期限の切れたクライアント証明書について

有効期限の切れたクライアント証明書と有効期限内のクライアント証明書がインストールされているIE 8 にて、クライアント証明書を必要とするサイトにアクセスすると、デジタル証明書の選択ダイアログに有効期限内のクライアント証明書のみが表示されます。

 

Internet Explorer 8 で有効期限切れのクライアント証明書が [デジタル証明書の選択] ダイアログに表示されない

<http://support.microsoft.com/kb/972906/ja>

 

4) 証明書失効リストについて

証明書の失効リストはCRL(Certificate Revocation Lists)と呼ばれます。CRLは、CA局により発行される証明書の破棄リストのことです。

利用者電子証明書の秘密鍵が漏洩した場合や秘密鍵の紛失などにより、証明書の有効性がなくなった場合は、CA局は直ちにその証明書を無効にしなければなりません。

このとき、その証明書のシリアル番号と失効日のリストをファイル化したものが CRLとなります。

CRL 自身には有効期間が設定されており、この有効期限が切れた場合に、IE にて配布ポイント (.4 参考) CRL を取得する為のリクエストを発行します。

 

しかし、インターネットへのアクセスが制限されているイントラ環境などではこのリクエストが配布ポイントに到達せずタイムアウトする場合に、SSL サイトへアクセスする際に遅延が発生する場合があります。

下記のサーバー証明書の取り消しを確認する (.5 参考) の設定がオンになっている場合、CRL を取得する為のリクエストが発行されます。

※ 本設定は IE 6 ではデフォルトでオフ、7,8 ではデフォルトでオンになっています。

 

.4                                                            .5

 

 

- 参考資料

---------

デジタル証明書について

<http://support.microsoft.com/kb/195724/ja>

 

証明書の失効

<http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc739845(WS.10).aspx>

 


 コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。

 

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IE でファイルのダウンロードができないときのトラブルシューティング

こんにちは。マイクロソフト Internet Explorer サポートチームの村岡です。

 

IE でよくお問い合わせいただく問題の一つに「ファイルがダウンロードできない」というトラブルがあります。

ファイルのダウンロードに失敗する原因には、ネットワーク回線やサーバー側の問題、セキュリティソフトの影響等、色々な要因がありますが、IE 側でもファイルを正常にダウンロードできない要因となる設定や制限値があります。

今回はファイルがダウンロードできないときに、お試しいただきたい内容や既知の問題などをご案内します。

 

- 目次 -

1. 「現在のセキュリティ設定では、このファイルをダウンロードできません」が表示される

2.  ダウンロードしたファイル名が途切れてしまう

3.  SSL (HTTPS) のサイトでダウンロード時にエラーメッセージが表示される

4.  セキュリティの情報バーをクリックしてもダウンロードが始まらない

5.  ダウンロードが完了しない

 


1. 「現在のセキュリティ設定では、このファイルをダウンロードできません」が表示される

 

 

 

IE のインターネットオプションでは、セキュリティゾーンごとにファイルのダウンロードを許可する設定があります。

デフォルトでは [制限付きサイト] 以外ではダウンロードは「有効にする」になっているので、あまり目にする機会はないのですが、「無効にする」の場合はダイアログが表示されダウンロードが行われません。

 

この設定は次の場所で確認することができます。

[インターネット オプション] > [セキュリティ] タブ – “対象のゾーン” > [レベルのカスタマイズ] ボタン > [セキュリティ設定] ダイアログの「ファイルのダウンロード」

 

 



(参考) ダウンロードするときのキャッシュ動作

 

IE Web ページを表示するときだけでなく、ファイルのダウンロード時にも、インターネット一時フォルダにキャッシュを作成します。

作成されたキャッシュは、ダウンロードのダイアログで [保存] であれば保存先のフォルダーにコピーされたり、[開く] ならアプリケーションに渡されたりします。

このキャッシュファイルが要因となってダウンロードに失敗したり、ファイル名が短くなる現象が発生することがあります。

 

KB896219 : キャッシュファイルが作成できない場合はファイルのダウンロードに失敗する

 


2. ダウンロードしたファイル名が途切れてしまう

 

この現象の多くは、IE が扱うことのできるキャッシュのパスの最大値 257 文字を超えてしまうことが原因です。

特にファイル名に日本語の文字が含まれるときには、文字がエンコードされることで作成されるキャッシュファイル名が長くなり、制限に達しやすくなります。

 

UTF-8 URL エンコードされた場合

「あいうえお.dat」→「%e3%81%82%e3%81%84%e3%81%86%e3%81%88%e3%81%8a.dat

 

デフォルトでインターネット一時フォルダのパスだけでも結構な長さを占めているので、エンコードされた日本語と合わせると 257 文字を超える状況が発生しやすくなります。

 

2000/XP/2003 のインターネット一時フォルダのパス

C:\Documents and Settings\Administrator\Local Settings\Temporary Internet Files\Content.IE5\oooooooo\

 

Vista のインターネット一時フォルダのパス

C:\Users\Administrator\AppData\Local\Microsoft\Windows\Temporary Internet Files\Content.IE5\oooooooo\ (保護モードが無効の場合)

C:\Users\Administrator\AppData\Local\Microsoft\Windows\Temporary Internet Files\Low\Content.IE5\oooooooo\ (保護モードが有効の場合)

 

※ユーザー名が Administrator の場合の例となります。

※パス末尾の “oooooooo” は実際にはランダムな英数字 8 byte です。

 

この場合、仮に UTF-8 で日本語 1 文字が 9 byte にエンコードされる条件では、扱える日本語ファイル名の最大値は約 17 文字程度までになります。

この最大値を超えるファイル名は、途中で切り詰められたり、日本語の文字に正しくデコードされない現象が発生します。

 

キャッシュの 257 文字 のパスの最大値は変更できませんので、対策としてはファイル名のエンコード方式を UTF-8 から Shift_JISに変更する、ファイル名に ASCII 文字以外を使用しない、短いファイル名にするなど、サーバー側での変更が必要となります。

また、インターネット一時フォルダの場所を 「c:\temp」 のように短いパスに変更することで、より長いファイル名を扱えるように工夫できます。

 

フォルダの場所は次の箇所から設定することができます。 

[インターネットオプション] > [全般] タブ > 閲覧の履歴の [設定] ボタン > インターネット一時ファイルと閲覧の履歴の設定 [フォルダの移動] ボタン

 

  

※フォルダの移動後はユーザーの再ログインが必要になります

 


3. SSL (HTTPS) のサイトでダウンロード時にエラーメッセージが表示される

 

SSL (HTTPS) のページからファイルのダウンロードをすると、次のエラーメッセージが表示されてダウンロードに失敗することがあります。

 

   

 

HTTP の場合は問題なくダウンロードできるのに、HTTPS 接続だけダウンロードに失敗するような場合は、次の点をご確認ください。

 

[暗号化されたページをディスクに保存しない] のチェックを外す

[インターネットオプション] > [詳細設定] タブ > [暗号化されたページをディスクに保存しない] のチェックをオフにします。

この設定のチェックが有効になっていると、SSL サイトで取得したキャッシュファイルを参照することができずに、ダウンロードに失敗することがあります。

 

 

 

 

◇レジストリを設定する

上記の設定以外にも、サーバーのレスポンスに「Cache-Control: no-cache」等のヘッダーが付いている場合はキャッシュを参照できなくなり、同様の問題が発生することがあります。

これはサーバー側のレスポンスヘッダーを変更することで対策できますが、サーバー側の変更ができないときには、クライアント側でレジストリキーを設定することでも対策可能です。

レジストリを設定する前に、Strace ツール等でサーバーからのレスポンスヘッダーを確認し、この問題に該当することをご確認することをお勧めします。

 

ユーザー単位で設定する場合

HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings

"BypassSSLNoCacheCheck"=Dword:00000001

 

コンピュータ単位で設定する場合

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings

"BypassSSLNoCacheCheck"=Dword:00000001

 

※誤ったレジストリの操作はシステムに重大な影響を与える可能性がありますので、ご注意ください。

 

KB323308 : Internet Explorer SSL 経由によるファイルのダウンロードで "No-Cache" ヘッダーを処理できない

 


4. セキュリティの情報バーをクリックしてもダウンロードが始まらない

 

ダウンロードしようとすると次のメッセージが表示され、「ここをクリックしてください」から「ファイルのダウンロード」を選択してもダウンロードが開始されない問題があります。

 

 

 

Windows Vista IE7 IE8 では、保護モードが異なるサイトからのダウンロードが行えない問題が報告されています。

例えば、デフォルトで保護モード無効の「信頼済みサイト」のページ上から、保護モード有効の「インターネットゾーン」のダウンロードリンクを選択した場合に、この現象が発生します。

 

対策として、ダウンロード先のサイトをダウンロード元サイトと同じゾーンに登録する方法があります。

ダウンロード先の URL はリンク上で右クリック > プロパティ > アドレス(URL) で確認できます。

 

KB971585 : Windows Vista 上の Internet Explorer 7、または Internet Explorer 8 で信頼済みサイトに登録したサイトから、他のゾーンのサイトにあるファイルのダウンロードが実行されない

 


5. ダウンロードが完了しない

 

Windows XP SP2 で「ファイルのダウンロード」を表示したままプログレスバーが進まない症状の場合、IME の「詳細なテキストサービス」が原因の可能性があります。

 

 


この現象が発生する場合は、次の手順で IME の「詳細なテキストサービス」を無効にすることをお試しください。

 

1.     [スタート] > [ファイル名を指定して実行] > control international と入力して OK を押す

2.     [言語] タブ > [詳細] ボタン

3.     [詳細設定] タブ > [詳細なテキスト サービスをオフにする] チェック ボックスをオンにする

 

 


この問題に対する修正プログラムは XPSP3 に含まれていますが、XPSP2 用の修正プログラムも公開されています。

Windows XP 用の更新プログラム (KB932823)

 

KB932823 : Windows Server 2003 または Windows XP を実行しているコンピュータで、Windows Internet Explorer を使用してファイルをダウンロードできないことがある

 


 

コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。

Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム MS09-019 (969897) 公開のお知らせ

こんにちは。マイクロソフト株式会社 Internet Explorer サポートの村岡です。

本日 (2009/6/10)Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム MS09-019 (969897) が公開されました。

 

この更新プログラムでは合計 8 つの脆弱性に対する修正が含まれており、情報の漏洩やリモートでコードが実行される危険性が解決されます。

今回は Internet Explorer 5.01 から Internet Explorer 8 までの各バージョンに適用される内容となっています。

 

この更新プログラムで提供される修正のセキュリティの深刻度は次の通りです。

 [緊急] Windows 2000 IE 5.01Windows XP および Windows Vista IE6, IE7, IE8

 [重要] Windows 2000 IE6 SP1

 [警告] Windows Server 2003 および Windows Server 2008 で実行されている IE6, IE7, IE8

 

また IE6 については Web ページの閲覧時にクラッシュする 2 件の修正も含まれています。

 936882 [FIX アクセス違反が発生するされ、Internet Explorer 6 SSL を使用する Web ページを開くとき、エラーメッセージが表示されます

 970656 Web ページ上でフレーム内にあるドロップダウン リストからオプションを選択するときに Internet Explorer 6 がクラッシュします。

 

詳細な情報はセキュリティ情報のページでもご覧いただけます。

マイクロソフト セキュリティ情報 MS09-019 - 緊急

 

 

コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。

 

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HTTP 通信解析ツールの紹介

マイクロソフト株式会社 Internet Explorer サポートの藤代 真道(フジシロ シンドウ)です。

本日は、Internet Explorer サポートチームで調査に利用するツールをご紹介いたします。

 

今回、ご紹介するツールは Strace HTTPREPLAY です。

これらのツールを利用する事で、HTTP/HTTPS の通信の状況の確認や、手元に再現環境(サーバーやコンテンツ)がない場合でも現象を再現させることができます。

発生する問題によっては、再現できない場合もありますが、遠隔地や特定の環境のみでしか発生しない現象の状況を把握しその後の調査/切り分け/確認を行う為に、有効な情報を得られる可能性が高まります。

 

■各ツールのご紹介

======================

Strace とは

------------------------------

Internet Explorer を利用した場合の HTTP/HTTPS 通信のログを採取するツールです。

後述の HTTPREPLAY ツールと合わせて利用する事で、採取したログを元に該当のログ採取時の状況を再現する事ができます。

 

 

HTTPREPLAY とは

------------------------------

HTTPREPLAY は、Strace などのツールで採取したログを元に、HTTP/HTTPS  のページ閲覧状況を IIS などのWeb サーバーなしで再現する事ができるツールです。

また、Strace などのツールで採取したログを基にHTTP/HTTPS の通信状況レポートが表示される為、クライアントとサーバー間のリクエスト/レスポンスの状況を把握するにも非常に便利です。

 

 

■各ツールの入手先

======================

各ツールは、弊社の以下の Web サイトより無償でダウンロードし利用する事ができます。

 

Strace 入手先

------------------------------

STRACE is a socket/SSL tracer designed to generate LOG for Internet Explorer

http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=F5EC767F-27F2-4FB3-90A5-4BF0D5F4810A&displaylang=en

 

 

HTTPREPLAY 入手先

------------------------------

HTTPREPLAY is a SOCKTRC plugin allowing to analyze and replay HTTP traffic

http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=d25ba362-c17b-4d80-a677-1faff862e629&DisplayLang=en

 

 

■各ツールの利用方法

======================

各ツールの一般的な利用方法は、以下のようになります。

Strace, HTTPREPLAY さらに詳細な利用方法や、コマンドについては各ツールのインストールディレクトリ内にある Readme.txe をご参照下さい。

 

Strace ログ採取手順

------------------------------

1.インターネットオプション → 全般タブから、インターネット一時ファイル(Cookie、 キャッシュファイル)を削除します。

  *Internet Explorer は閉じた状態で削除を行ってください。

 

2.Strace をインストールしたディレクトリを Explorer で開きます。

  *通常のインストールディレクトリは C:\Program Files\STRACE です。

 

3.ログの採取を開始します。

  表示されたフォルダ内の STRACE.CMD をダブルクリックすると、Internet Explorer が起動します。

 

4.調査対象の現象を、3の手順で開かれた Internet Explorer で再現させます。

 

5.現象の再現が確認できた後、Internet Explorer のウィンドウを閉じ、ログの採取を終了します。

 

デスクトップ上に、以下のような名前のファイルが作成されます。

 

STRACE_IEXPLORE_PID_<プロセスID>_xxxxx.LOG

 

 

HTTPREPLAY を利用した Strace ログの開き方

------------------------------

1.    コマンドプロンプトを開き、HTTPREPLAY をインストールしたディレクトリに移動します。

*通常のインストールディレクトリは C:\Program Files\HTTPREPLAY です。

 

2.    以下のコマンドを実行し、HTTPREPLAY を利用して採取した Strace ログを開きます。

> HTTPREPLAY.CMD <ログファイル名>

 

3.Internet Explorer が開き、レポートが表示されます。

  *Internet Explorer8 をご利用の場合、レポートがうまく表示されない場合があります。この場合、F5 で再描画を行うことでレポートが表示されます。

 

4.レポートを表示した状態で、Internet Explorer のキャッシュをクリアし、接続の設定でプロキシサーバーを localhost、ポートを 81 に指定します。

  *本設定をした後、レポートに表示されたリンクをクリックする事で、Strace を採取した際の状況を再現させることができます。

 

 

HTTPREPLAY を利用し、Strace ログを開いた場合の例

------------------------------

 

http://support.microsoft.com へのアクセス時に採取した Strace ログを基に、HTTPREPLAY を利用して表示されたレポート

 

 

リクエストのメソッド、レスポンスのステータスコードをクリックする事で、リクエスト/レスポンスの内容(ヘッダ)を確認できます

 

 

 

最下部に、リクエスト/レスポンスの統計情報が表示されます

 

 

HTTPREPLAY で表示されるレポートの時間は、GMT にて表示されます。現象が発生した実際の時間と比較して確認を行う場合、+9 hr で確認をしてください。

*ログ採取時の操作を再現する為には、実際の操作状況を把握しておく必要があります。

 

なお、これらのツールでは、TCP/IP などのネットワーク通信の状況については確認/再現する事ができません。ネットワークの通信状況も含め確認を行う場合、Netmon などのネットワークキャプチャツールを合わせてご利用頂く事をお勧めいたします。Strace Netmon などのネットワークキャプチャツールは、同じタイミングでご利用頂き情報を採取する事ができます。

 

以上です。

 

-       ご参考

Microsoft Network Monitor 3.3

http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=983B941D-06CB-4658-B7F6-3088333D062F&displaylang=en

 

コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。

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IE8 自動配布の無効化ツールキットのご紹介

皆さん、こんにちは。

マイクロソフト株式会社 Internet Explorer サポートの衣川です。

 

マイクロソフトでは多くのお客様にセキュアで最新の環境をご利用いただくため、 Windows Update により Windows Internet Explorer 8 (以下、IE8) の配布を開始しております。

また、今後、自動更新機能による IE8 の自動インストール通知を行っていく予定です。

 

多くの企業では IE8 の展開時期や展開方法を IT 管理部門で管理していることと思います。

自動更新による IE8 のインストールを延期したいお客様は自動更新が開始される前に IE8 自動配布の無効化ツールキットを展開することで、自動更新によるインストールをブロックすることができます。

今回はこの IE8 自動配布の無効化ツールキットのご紹介をいたします。

 


注意 :

自動配布の無効化ツールキットは、自動更新、Windows Update 及び Microsoft Update "高速" インストール オプションを通じて、IE8 が優先度の高い更新プログラムとして自動的に提供されるのを防ぐツールです。 IE8 は引き続きオプションの更新プログラムとして表示され、ユーザーは Windows Update または Microsoft Update "カスタム" インストール オプションを通じて選択できます。 Microsoft ダウンロードセンターからの IE8 のダウンロードや外部メディアからの IE8 のインストールはこのツールにて妨げられることはありません。


 

   ダウンロード方法

IE8 自動配布の無効化ツールキットは以下のサイトからダウンロードできます。

 

Internet Explorer 8 自動配布の無効化ツールキット

http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=4ae6a6d2-b7b8-49ae-8f34-1f181925c699&displaylang=ja

 

ダウンロードしたファイル (IE8BlockerToolkit.exe) を実行すると以下の 4 つファイルが展開されます。

 

IE80Blocker.adm

IE80Blocker.cmd

IE80BlockerHelp.htm

IE80BlockerHelp-GPFilteringDialog.jpg

 

展開されたファイルを使用して、レジストリをコンピューターに設定することで IE8 の自動配布を無効にします。

方法としては以下の 2 つの方法があります。

 

    IE80Blocker.adm (グループポリシー管理用テンプレート) を使用し、グループポリシー機能を利用してコンピューターにレジストリを設定する方法

    IE80Blocker.cmd (スクリプト ファイル) を使用し、レジストリを設定する方法

 

グループポリシーを利用すると Active Directory 環境にある複数のクライアントの IE8 の自動配布の有効/無効を集中管理することができます。

特定のコンピューターのみにレジストリを設定するには IE80Blocker.cmd を使うほうが簡単です。

 

   IE8 自動配布を無効にするレジストリ

レジストリー キー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Setup\8.0

名前 : DoNotAllowIE80

種類 : REG_DWORD

データ

結果

レジストリなし

IE8 の自動配布はブロックされません

0

IE8 の自動配布はブロックされません

1

IE8 の自動配布はブロックされます

 

   グループポリシー機能を使用して自動配布を無効化する方法

以下は Vista SP1 UI にて説明させていただいておりますが、その他の OS においても同様な手順で設定が可能です。

また、以下の手順はローカル コンピュータ ポリシーを使用して説明しておりますが、Active Directory 環境にて各クライアントに IE8 の自動配布の無効のレジストリ設定を配布する場合には、GMPC (Group Policy Management Console) Active Directory ユーザーとコンピュータ スナップインを使用し、GPO (グループポリシーオブジェクト) を編集してください。

 

1. 管理者権限のあるユーザーで IE8 の自動配布を無効にしたいコンピューターにログインします。

2. [スタート] - [検索の開始] ボックスに GPEDIT.MSC と入力し、[グループ ポリシー オブジェクト エディタ] を起動します。

3. [コンピュータの構成] - [管理用テンプレート] を右クリックし、[すべてのタスク] - [テンプレートの追加と削除] を選択します。

 

 

4. [追加] ボタンをクリックし、IE8BlockerToolkit.exe を展開し、生成された IE80Blocker.adm を選択します。 [閉じる] ボタンをクリックし、[テンプレートの追加と削除] 画面を閉じます。

 

 

 

5. [グループ ポリシー オブジェクト エディタ] のメニューバー - [表示] - [フィルタ] を選択します。 [完全に管理されているポリシー設定のみ表示します] チェックボックスをオフにします。 [OK] ボタンをクリックし、[フィルタ] 画面を閉じます。

 

 

6. [コンピュータの構成] - [管理用テンプレート] - [従来の管理用テンプレート (ADM)] - [Windows Components] - [Windows Update] - [Automatic Updates Blockers v2] が追加されていることを確認します。

Windows XP Windows Server 2003 の環境では、[コンピュータの構成] - [管理用テンプレート] - [Windows Components] - [Windows Update] - [Automatic Updates Blockers v2] が追加されます。

 

 

 

7. [Automatic Updates Blockers v2] を選択した際の右ペインに表示される "Do not allow delivery of Internet Explorer 8 through Automatic Updates" をダブル クリックします。

 

 

 

IE8 の自動配布を無効にする場合は本ポリシーを "有効" にします。

IE8 の自動配布の無効を解除するには本ポリシーを “無効” にします。

 

8. 設定終了後、[グループ ポリシーオブジェクト エディタ] を閉じます。

 

[グループ ポリシー オブジェクト エディタ] に追加したテンプレートを削除する方法 :

1. [コンピュータの構成] - [管理用テンプレート] を右クリックし、[すべてのタスク] - [テンプレートの追加と削除] を選択します。

2. [テンプレートの追加と削除] 画面にて IE80Blocker を選択し、[削除] ボタンをクリックします。

 

- 注意 -

"Do not allow delivery of Internet Explorer 8 through Automatic Updates" ポリシーにて有効を選択後、未構成に変更した場合にもポリシーが適用されたクライアント端末のレジストリは削除、変更されることはございません。

IE8 の自動配布の無効を解除するためには、"Do not allow delivery of Internet Explorer 8 through Automatic Updates" ポリシーにて無効を選択してください。

 

   IE80Blocker.cmd を使用して自動配布を無効化する方法

IE8BlockerToolkit.exe を展開して生成された IE80Blocker.cmd を実行することでグループポリシー機能を使用せずに IE8 の自動配布を無効にするレジストリを設定することができます。

 

1. 管理者権限のあるユーザーで IE8 の自動配布を無効にしたいコンピューターにログインします。

2. [スタート] [すべてのプログラム] [アクセサリ] [コマンド プロンプト] を右クリックし、 "管理者として実行" を選択します。

3. IE8BlockerToolkit.exe を展開して生成された IE80Blocker.cmd が保存されているフォルダに移動します。

4. IE8 の自動配布を無効にする場合は以下のコマンドを実行します。

 

C:\IE8BlockerToolkit> IE80Blocker.cmd [machine name] /B

 

    [machine name] には IE8 の自動配布を無効にしたいコンピューター名を指定します。

    IE8 の自動配布の無効を解除するには、以下のコマンドを実行します。

 

C:\IE8BlockerToolkit> IE80Blocker.cmd [machine name] /U

 

   その他

Internet Explorer 8 Blocker Toolkit: よく寄せられる質問

http://technet.microsoft.com/ja-jp/updatemanagement/dd365124.aspx

 

Internet Explorer 8 の自動更新については、IE8自動更新情報ページ にて最新情報をご案内していく予定です。

 

コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。

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Internet Explorer を使用中に突然停止してしまう、応答しない、強制終了されてしまうなどの問題が発生した場合のトラブルシューティング方法

マイクロソフト株式会社 Internet Explorer サポートの金相哲(キム サンチョル)です。

大好評だった第一回に続き、第二回では、Internet Explorer を使用中に突然停止してしまう、応答しない、強制終了されてしまうなどの問題が発生した場合のトラブルシューティング方法をご紹介いたします。

 

皆さんは Internet Explorer 使用中に突然停止してしまう、応答しない、強制終了されてしまうなどの問題に遭遇したことはありませんか。

 

Internet Explorer で発生するこのような問題には様々な原因が考えられますが、端末にインストールされているサードパーティ製のアプリケーションや Internet Explorer のサード パーティ製のアドオンも原因の一つです。

弊社にて Windows エラー報告のデータを分析したところ、IE のハングやクラッシュの原因の 70% 以上はサード パーティのアドオンによるものでした。

Internet Explorer 使用中にこのような問題が発生した場合、まずは、サードパーティ製のアドオンや常駐アプリケーションによる問題かどうかを切り分けることから調査を始めることをお勧めします。

 

その切り分け方法を下記にご案内します。

12 は サードパーティ製のアドオンを切り分けする方法、3 はサード パーティ製の常駐アプリケーションを切り分けする方法です。

 

1. サード パーティ製のブラウザー拡張を無効にする。

◆ 手順

1) Internet Explorer を起動します。

2) メニューの中の [ツール] - [インターネット オプション] - [詳細設定] を選択します。

3) [サード パーティ製のブラウザー拡張を有効にする] 設定のチェックを外し、無効にします。

4) Internet Explorer を再起動し、現象を確認します。

本設定は[インターネット オプション] - [プログラム] - [アドオンの管理] ダイアログ内で、ツールバー、ブラウザーヘルパオブジェクト、ブラウザー拡張を全て無効化することと同じ結果となります。

本設定を行い現象が改善された場合は、 [アドオンの管理] ダイアログ内のツールバー、ブラウザーヘルパオブジェクト、ブラウザー拡張を一つずつ外し、どのアドオンが問題に影響しているかを特定してください。

 

・参考資料

- サード パーティ製のツール バンドおよびブラウザー ヘルパ オブジェクトを無効にする方法

http://support.microsoft.com/kb/298931/ja

 

2. ActiveX コントロールを無効にする。

◆ 手順

1) Internet Explorer を起動します。

2) メニューの中の [ツール] - [インターネット オプション] - [プログラム] - [アドオンの管理] を選択します。

3) アドオンの管理のダイアログから、ActiveX コントロールの設定を無効にします。

4) Internet Explorer を再起動し、現象を確認します。

本設定を行い現象が改善された場合は、 [アドオンの管理] ダイアログ内のActiveX コントロールを一つずつ外し、どのActiveX コントロールが問題に影響しているかを特定してください。

 

・参考資料

- Windows XP Service Pack 2 Internet Explorer のアドオンを管理する方法

http://support.microsoft.com/kb/883256/ja

 

3. サード パーティ製の常駐アプリケーションを停止する。

◆ 手順

1) [スタート] - [ファイル名を指定して実行] から msconfig と入力する。

2) [システム構成ユーティリティ] が表示されると、[サービス] タブを選択し、[Microsoft のサービスを全て隠す] にチェックを入れます。

3) サード パーティ製の常駐アプリケーションが表示されますので、[すべて無効にする] をクリックして [OK] をクリックします。

4) OS を再起動し、Internet Explorer を再起動し、現象を確認する。

本設定を行い現象が改善された場合は、 サードパーティ製の常駐アプリケーションを一つずつ外し、どのサード パーティ製の常駐アプリケーションが問題に影響しているかを特定してください。

 

注意事項

サード パーティ製のアドオンによっては、上記の方法で無効にしても、Internet Explorer の起動時に読み込まれるものもある為、完全に切り分けを行う為には無効ではなく、アンインストールをお勧めします。

 

Internet Explorer 7Internet Explorer 8 では下記の方法により、アドオンなしで Internet Explorer を起動することが可能です。

上記設定の 1,2 を行ったのと同じ結果となります。

[スタート] - [すべてのプログラム] - [アクセサリ] - [システム ツール] から Internet Explorer (アドオンなし) を選択する。

 

※ 上記の切り分け内容をステップ バイステップで行うことができる弊社公開情報もございますので、ご参考にしてください。

Internet Explorer が応答しない、動作を停止した、または再起動する

http://support.microsoft.com/gp/pc_ie_intro

 

Internet Explorer で使用中のアドオンなどを確認しながら、設定が可能なとても便利なツールです(IEチームの藤代さんの一押しのツールです)

Autoruns for Windows v9.41

http://technet.microsoft.com/en-us/sysinternals/bb963902.aspx

 

以上です。

 

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Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(963027) 公開のお知らせ

マイクロソフト株式会社 Internet Explorer サポートの金 相哲(キム サンチョル)です。
本日、Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(963027)が公開されましたのでお知らせします。

今回の累積的なセキュリティ更新プログラムはいくつかの脆弱性の問題の解決とセキュリティに関連する修正が含まれています。

今回の累積的なセキュリティ更新プログラムは、下記のエディションをサポートします。
深刻度 [緊急]
Windows 2000 SP4 の Internet Explorer 5.01 、Internet Explorer 6 SP1
Windows XP SP2 および SP3 の Internet Explorer 6、Internet Explorer 7
Windows Vista および SP1 の Internet Explorer 7

深刻度 [重要]
Windows Server 2003 SP1 および SP2 の Internet Explorer 6 、Internet Explorer 7
Windows Server 2008 の Internet Explorer 7

※ 各製品版のオペレーティング システムの Internet Explorer 8 に対する今回の累積的なセキュリティ更新プログラムはございません。

今回の累積的なセキュリティ更新プログラムの概説、ダウンロードをお求めの方は下記のリンクをクリック下さい。
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms09-014.mspx

今回の累積的なセキュリティ更新プログラムに含まれている修正プログラムや修正されたモジュールのバージョン情報、ベータ版製品向けのダウンロードをお求めの方は下記のリンクをクリック下さい。
http://support.microsoft.com/kb/963027/

以上です。

 

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Internet Explorer 8 のご紹介

マイクロソフト株式会社 Internet Explorer サポートの村岡です。
私たち Internet Explorer サポートチームでもブログを公開することにしました。よろしくお願いします。

 

第一回では、マイクロソフトが自信を持ってお届けする新製品、Internet Explorer 8 (以下 IE8) の新機能についてご紹介いたします。

IE8 では次のような新機能の追加、改良が行われています。

 

・パフォーマンスと信頼性の向上 : アーキテクチャの変更により Web ページの表示が大幅に高速化されました。他のタブの影響を受けにくくなるため、信頼性も向上しています。

HTML/CSS 互換 : CSS 2.1 に完全準拠しており、標準に従ってページの表示を行うように変更されました。互換性を維持する機能を有効にすることで、以前のバージョン向けに作成された Web ページでも、今まで通り閲覧することが可能です。

もし IE8 でブラウジングしていて正しく表示されないページがあった場合には、次の方法で互換モードを有効にすることができます。

アドレスボックスの右端の「互換表示アイコン」をクリックします。
 
このアイコンをクリックすると以前のバージョンと互換性のある表示が行われます。詳細は KB956197 公開していますのでご参照ください。

・お気に入りバー : ツールバーにリンクやフィード、Web スライスを登録することができるようになりました。

・検索機能の強化 : Windows Search 検索機能との連携により、サイトの検索がより便利になりました。

・アクセラレータ : アクセラレータでは「Web ページ内のテキストをコピーして検索する」という一連の操作が、メニューを選択するだけで簡単に実行できます。

Web スライス : Web ページから直接コンテンツを購読することができるようになっています。

・セキュリティ機能 今までのフィッシング詐欺検出フィルタに代わり、新しく SmartScreen フィルターが搭載されました。これによりマルウェアなどの脅威にも対応しています。また、InPrivate ブラウズではユーザーの情報をコンピューターに残さないので、安心してブラウジングを行うことができます。

IE8 Developer Tools : Web ページの開発・デバッグを行うことができる強力なツールが付属しています。

 

個々の詳細については別途ご紹介したいと思いますが、まずは IE8 のインストールの注意点や、アンインストール方法をご案内します。

 

IE8 のインストール

Windows Vista SP1 が適用されていないコンピュータでは、IE8 をインストールする前に必要な更新プログラム 937287 があります。

937287 が適用されていないと次のようなメッセージが表示されて IE8 のインストールに失敗してしまいますので、Windows Update などで更新を適用した後、再度 IE8 のインストールを行う必要があります。

 

 

 

Windows Vista 更新プログラム 937287 用の必須ソフトウェア更新プログラム (2008 4 8 ) について

http://support.microsoft.com/kb/949939/

 

Windows Vista インストール ソフトウェアの機能に関するソフトウェア更新プログラムについて

http://support.microsoft.com/kb/937287/

 

英語サイトですが、この詳細は KB956586 で公開しています。

 

Windows Vista SP1 が適用されている場合や Windows XP では必要な更新プログラムはありません。

ウィザードに従ってインストールを進めたあと、コンピュータの再起動を行ってインストールは完了です。

 

 

◆インストールのトラブルシューティング

IE8 のインストールが正常に完了しなかった場合、デスクトップに 「Internet Explorer トラブルシューティング」 というショートカットと、システムフォルダにインストール時のログファイルが出力されます。

インストールログは %windir%\ie8_main.log に作成されますので、この内容を確認することで原因が確認できます。

beta 版での情報となりますが、エラーの内容と対策については KB949220 で案内しています。

 

 

◆サードパーティ製のブラウザツールバーとの互換性

サードパーティー製のツールバーやアドオンを使用している場合、IE8 のインストール後に互換性に関する警告が表示されることがあります。

ツールバーやアドオンをバージョンアップすることで回避できる場合もあるので、提供元で最新版が公開されているかどうか確認します。

 

 

IE8 のアンインストール

IE8 は「プログラムの追加と削除」ではなく「更新プログラム」からアンインストールできます。

 

Windows Vista をお使いの場合:

[スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をクリックします。

ウィンドウの左上で [コントロール パネル ホーム] をクリックすると、クラシック表示をキャンセルできます。

ウィンドウの左下にある [プログラム] セクションから [プログラムのアンインストール] をクリックします。

ウィンドウの左上にある [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックします。

更新が完了し、一覧が表示されるまで数秒かかります。表示されたら、一覧を下へスクロールし、[Windows Internet Explorer 8] を選択します。

ウィンドウの上部にある [アンインストール] をクリックして、Windows Internet Explorer 8 を削除します。

 

Windows XP をお使いの場合:

[スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をクリックします。

[プログラムの追加と削除] をクリックします。

ウィンドウの中央にある [更新プログラムの表示] ボックスのチェック マークをオンにします。

一覧を下にスクロールして、[Windows Internet Explorer 8] を選択し、[削除] をクリックしてアンインストールします。

 

 

コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。

 

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