Windows 2000のセキュリティ修正モジュールの提供も、残すところ7月の1回となりました。みなさま新しいOSへの移行準備は進められてますでしょうか?Windows 2000をP2Vで仮想化すれば、セキュリティリスクは防げるといった記事も見かけますが、そんなことはありませんのでご注意ください。
Windows Server 2008 R2 がボリュームライセンス(VL)でのご提供が始まったのが、昨年の9月1日ですから、そろそろ10か月経とうとしております。大変お待たせしましたが、ADMT 3.2 がやっとベータ版から正式版となりました。
ADMT 3.2 では 2008 R2 DCへの接続が可能になりました。(ADMT 3.1 では、2008 R2 の DC が存在していてもOKでしたが、接続先は2008のDCでなければなりませんでした)
また、本バージョンでは 2008 R2 でのみ実行可能です。ためしに、2008 上でインストールしようと試みましたが、「有効な Win32アプリケーションではありません」とのエラーでインストールもできません。(2008 の 64bit でもNGです)
移行元、移行先のドメインとしては以下がサポート対象です。
移行先ドメイン : Windows Server 2003、Windows Server 2008、または Windows Server 2008 R2 移行元ドメイン : Windows Server 2003、Windows Server 2008、または Windows Server 2008 R2
Windows 2000は移行元の対象から外れましたのでご注意ください。ただし、前のバージョンである ADMT 3.1 をご利用いただければ、Windows 2000からの移行は実施可能です。
インストールステップですが、本バージョンから SQLExpressは別途インストールが必要になりました(以前は同梱されていました。) SQLExpress 2008 SP1(または SQLExpress 2005 SP3)でないとADMTのインストールで弾かれますのでご注意ください。
ここまで、ADMTのインストールの話題を書いていたのですが、すでにマイクロソフトのサポートチームが記事にしていました。インストールのステップに関しては以下のブログをご参照ください。
ところで、 ADMTはバージョンアップされるごとに、移行元のサポートするドメインが1つずつ無くなっていくのが通例です。本バージョンでは Windows 2000 が移行元から削除されました。また、Windows Server 2008 R2 でのみ実行可能です。どうしてもこの条件に合わない場合には古いバージョンを使用する必要があります。
以下にADMT 3.0~3.2までの移行元、移行先のドメインの条件、およびADMTの各バージョンのリンクを記載しましたので、参考にしてください。
※) ADMT 3.1を使用する場合、移行先のDCが 2008 であれば他のDCが2008R2でもサポートされます。http://support.microsoft.com/kb/976659/en-us このため、Windows 2000から 2008 R2 へ移行したい場合には接続先に2008のDCを入れてください。
以下は各バージョンのダウンロードリンクです。
ADMT 3.2(日本語版) http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=20c0db45-db16-4d10-99f2-539b7277ccdb
ADMT 3.1(日本語) http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=AE279D01-7DCA-413C-A9D2-B42DFB746059&displaylang=ja
ADMT 3.0(日本語)http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=6F86937B-533A-466D-A8E8-AFF85AD3D212&displaylang=ja
ではまたお会いいたしましょう。
石澤史明