こんにちは、SharePoint サポートの佐伯です。今回は、検索ボックス Web パーツのカスタマイズについて投稿します。キーワードを入力する前の検索ボックスは以下のような状態です。フォーカスを設定すると・・・検索ボックスでは、キーワードを入力する前は上の画像のように、“検索…” という初期値が表示されます。今回はこの初期値を変更する方法をご紹介します。検索ボックスの初期値を変更する方法検索ボックス Web パーツの検索ボックスの表示は、コントロール表示テンプレートに定義されています。この表示テンプレートを編集して、検索ボックスの初期値を変更します。今回は、ドキュメントを対象とした検索というケースを想定して、初期値を変更しましょう。(ドキュメントを対象とした検索の設定方法については今後の投稿でご紹介する予定です)1. [サイトの設定] – [Web デザイナー ギャラリー] – [マスター ページ] をクリックし、マスター ページ ギャラリーを開きます。2. [Display Templates]、[Search] の順にフォルダを展開し、Control_SearchBox.html をダウンロードします。3. ダウンロードした Control_SearchBox.html ファイルを開き、以下のように編集します。(変更前)prompt = Srch.Res.sb_Prompt;(変更後) prompt = "ドキュメントを検索...";4. Control_SearchBox.html ファイルを保存し、マスター ページ ギャラリーの [Display Templates] – [Search] フォルダに上書きアップロードします。以下のような表示になりました!このように検索ボックスの初期値を変更すると、何を対象とした検索なのかが分かりやすくなりますね。補足) 上記の手順では、SharePoint 既定の表示テンプレートを編集し、上書きアップロードする方法をご紹介しておりますが、新たに表示テンプレートを作成し、検索ボックス Web パーツで使用することも可能です。その際は、検索ボックス Web パーツの [Web パーツの編集] より、[検索ボックスのコントロール表示テンプレート] で対象の表示テンプレートを設定します。※既定では、”既定の検索ボックス” (Control_SearchBox) が設定されています。また、上記のドキュメントの検索以外にも、以下のパターンが考えられます。人の検索を行う場合、お知らせの検索を行う場合、画像の検索を行う場合、ご要件に合わせて、検索ボックスのカスタマイズを行ってください。なお、今回の投稿では検索ボックスの初期値を変更する方法についてご紹介しておりますが、検索ボックスの表示テンプ��ートを編集して、検索ボックスのデザインを変更することも可能です。今回の投稿は以上です。検索の表示のカスタマイズや設定について、過去の投稿もご参考にしていただけますと幸いです。SharePoint 2013 検索結果のファイルをクライアント アプリケーションで開くSharePoint 2013 検索結果で検索語句を強調するカスタマイズSharePoint 2013 コンテンツ検索 Web パーツでカスタムの管理プロパティを表示するSharePoint 2013 お知らせアイテムを新着順に表示するコンテンツ検索 Web パーツを作成するSharePoint 2013 サイトの表示言語に合わせて検索結果にプロパティ名を表示するSharePoint 2013 検索結果のホバー パネルをカスタマイズするSharePoint 2013 すべての検索結果の種類に共通する表示をカスタマイズするSharePoint 2013 アイテム表示テンプレートを使用して検索結果の表示をカスタマイズするSharePoint 2013 検索結果の表示を制御する表示テンプレート
こんにちは、SharePoint サポートの佐伯です。今回の投稿では、検索結果のファイルをクライアント アプリケーションで開く方法についてご紹介します。[検索機能のユーザー設定]検索機能の [ユーザー設定] より、検索結果に表示されたファイルをブラウザで開くか、またはクライアント アプリケーションで開くかを各ユーザーで設定することが可能です。ファイルをクライアント アプリケーションで開きたい場合、[ユーザー設定] の “ブラウザーで開くドキュメント” 項目で [クライアント アプリケーションで開く] を選択します。※既定では、[ブラウザーで開く] が選択されており、検索結果のファイルはブラウザーで開かれます。[ユーザー設定] ページへは、検索ボックス Web パーツの右側や検索結果 Web パーツの下部などに表示される [ユーザー設定] リンクをクリックし、移動します。検索ボックス Web パーツの場合検索結果 Web パーツの場合- ユーザー設定リンクを表示する方法この [ユーザー設定] リンクを表示するには、[Web パーツの編集] より [ユーザー設定リンクを表示する] にチェックを入れて Web パーツを保存します。なお、各ユーザーの [ユーザー設定] を参照せずに、すべてのユーザーで検索結果のファイルをクライアント アプリケーションで開きたい場合は、表示テンプレートを編集する方法が有効です。下記に方法をご紹介します。表示テンプレートを編集して検索結果のファイルをクライアント アプリケーションで開く方法1. [サイトの設定] – [Web デザイナー ギャラリー] – [マスター ページ] をクリックし、マスター ページ ギャラリーを開きます。2. [Display Template]、[Search] の順にフォルダを展開し、Item_CommonItem_Body.html をダウンロードします。3. ダウンロードした Item_CommonItem_Body.html ファイルを開き、以下のように編集します。(変更前) var url = ctx.CurrentItem.csr_Path; if($isEmptyString(url)){ var useWACUrl = !$isEmptyString(ctx.CurrentItem.ServerRedirectedURL); if(ctx.ScriptApplicationManager && ctx.ScriptApplicationManager.states){ useWACUrl = (useWACUrl && !ctx.ScriptApplicationManager.states.openDocumentsInClient); } if(useWACUrl) { url = ctx.CurrentItem.ServerRedirectedURL; } else { url = ctx.CurrentItem.Path; } }(変更後) var url = ctx.CurrentItem.Path;4. Item_CommonItem_Body.html ファイルを保存し、マスター ページ ギャラリーの [Display Template] - [Search] フォルダに上書きアップロードします。以上で完了です。いかがでしたか。検索の表示のカスタマイズや設定について、過去の投稿もご参考にしていただけますと幸いです。SharePoint 2013 検索結果で検索語句を強調するカスタマイズSharePoint 2013 コンテンツ検索 Web パーツでカスタムの管理プロパティを表示するSharePoint 2013 お知らせアイテムを新着順に表示するコンテンツ検索 Web パーツを作成するSharePoint 2013 サイトの表示言語に合わせて検索結果にプロパティ名を表示するSharePoint 2013 検索結果のホバー パネルをカスタマイズするSharePoint 2013 すべての検索結果の種類に共通する表示をカスタマイズするSharePoint 2013 アイテム表示テンプレートを使用して検索結果の表示をカスタマイズするSharePoint 2013 検索結果の表示を制御する表示テンプレート
SharePoint Server 2013 のセットアップ時には、製品準備ツールを使用して各種必須コンポーネントをインストールする必要があります。製品準備ツールの実行にはインターネットへの接続が必要になりますが、場合によってはインターネットに接続されていない環境に製品をセットアップする必要が生じることもあるかと思います。今回は、インターネットに接続されていない Windows Server 2012 環境に SharePoint Server 2013 をインストールする方法を紹介します。
インストール ソースの作成手順
インストール メディアの内容をすべてローカルに保存した後、prerequisiteinstallerfiles フォルダの中に以下のファイルをそれぞれダウンロードしてコピーしておきます。
Windows Identity Foundation 1.0 for Windows Server 2008 R2http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=226830ファイル名:windows6.1-kb974405-x64.msu
Microsoft Sync Framework Runtime v1.0 SP1 (x64) http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=224449ファイル名:synchronization.msi
Microsoft SQL Server 2012 Native Client 64 ビット版http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=228086ファイル名:sqlncli.msi
Windows Server AppFabrichttp://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=235496ファイル名:WindowsServerAppFabricSetup_x64.exe
Windows Identity Extensions for Windows Server 2008 R2http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=252368ファイル名:MicrosoftIdentityExtensions-64.msi
WCF Data Services 5.0 for ODatahttp://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=247921ファイル名:WcfDataServices.exe
Cumulative Update Package 1 for Microsoft AppFabric 1.1 for Windows Server (KB2671763)http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=251471ファイル名:AppFabric1.1-RTM-KB2671763-x64-ENU.exe
Microsoft Information Protection and Control Client (MSIPC)http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=219568ファイル名:setup_msipc_x64.msi
補足:Windows Server 2012 では既定で .NET 4.5 と Windows Management Framework 3.0 が含まれるため上記のリストでは割愛しています。Windows Server 2012 より前の OS では必要に応じて以下のプログラムを事前にインストールしておきます。
Microsoft .NET Framework バージョン 4.5http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=250950ファイル名:dotNetFx45_Full_setup.exe
Windows Management Framework 3.0 (Windows PowerShell 3.0 を含む)http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=233187ファイル名:Windows6.1-KB2506143-x64.msu
インストール ソースのルート (prerequisiteinstaller.exe と同じパス) に PrerequisiteInstaller.Arguments.txt を作成して以下の内容をコピー&ペーストします。(すべて1行で記述します。)
/IDFX:"C:\prerequisiteinstallerfiles\windows6.1-kb974405-x64.msu" /Sync:"C:\prerequisiteinstallerfiles\synchronization.msi" /sqlncli:"C:\prerequisiteinstallerfiles\sqlncli.msi" /AppFabric:"C:\prerequisiteinstallerfiles\WindowsServerAppFabricSetup_x64.exe" /IDFX11:"C:\prerequisiteinstallerfiles\MicrosoftIdentityExtensions-64.msi" /WCFDataServices:"C:\prerequisiteinstallerfiles\WcfDataServices.exe" /KB2671763:"C:\prerequisiteinstallerfiles\AppFabric1.1-RTM-KB2671763-x64-ENU.exe" /MSIPCClient:"C:\prerequisiteinstallerfiles\setup_msipc_x64.msi"
※上記の例では汎用的に利用できるように、ファイルを一旦ローカル ドライブにコピーして利用することを想定しているため、参照先を C:\prerequisiteinstallerfiles に指定しています。インストール メディアの挿入先ドライブのパスを直接指定したり、ファイル共有のパスを指定することも可能です。
作成したインストール ソースを任意のファイル共有にコピーして利用します。インストール ソースをもとにインストール用のメディアを作成したり ISO ファイルを作成して利用することもできます。
利用方法
インストール ソースの prerequisiteinstallerfiles フォルダを C:\ にコピーします。
製品準備ツール (prerequisiteinstaller.exe) を起動してウィザードに従って各種必須コンポーネントをインストールします。
インストール時の注意点
上記のインストール ソースを使用してインターネットに接続されていない環境で製品準備ツールを実行する際には、いくつかの注意点があります。
.NET Framework 3.5 の機能の有効化に失敗する
製品準備ツールの実行中に、Web サーバー (IIS) およびアプリケーション サーバーの役割といくつかの Windows 機能が有効化されます。このとき、.NET Framework 3.5 が有効にされますが、Windows Server 2012 では .NET Framework 3.5 の機能をインストールする際に既定で Windows Update を参照するため、インターネットに接続されていない環境では、Windows 機能の有効化に失敗します。
この問題の対策として、製品準備ツールを実行する前に以下の手順で .NET Framework 3.5 の機能を有効にしておきます。
Windows Server 2012 のインストール メディアを挿入します。
PowerShell で以下のコマンドを実行します。
Import-Module ServerManagerAdd-WindowsFeature Net-Framework-Features -Source D:\sources\sxs
※D:\sources\sxs の部分にはインストール メディアのドライブを指定します。)
再起動後に製品準備ツールが再開されるとインターネットからコンポーネントをダウンロードしようとする
製品準備ツールの実行中に、途中で何度かシステムの再起動が必要になります。この時、[完了] をクリックしてシステムを再起動する前に、%systemdir%\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup の下にある SharePointServerPreparationToolStartup_0FF1CE14-0000-0000-0000-000000000000.cmd ファイルを削除してください。
既定では、製品準備ツールの処理中に再起動が必要になった場合、スタートアップ フォルダに再開用のコマンド ファイルが作成されて、再起動後に自動的に製品準備ツールが再開されますが、この方法で再開された場合、PrerequisiteInstaller.Arguments.txt が参照されません。このため、再起動前に手動でスタート アップフォルダのコマンド ファイルを削除して、再起動後に手動で製品準備ツールを実行します。既にインストールされたコンポーネントのセットアップはスキップされるため、この方法で再起動と製品準備ツールの手動実行を 2、3 回繰り返せば最終的にセットアップが最後まで完了するようになります。
関連資料
ネットワーク共有から SharePoint 2013 の必須コンポーネントをインストールする http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ff686793.aspx
SharePoint 2013: Install Prerequisites Offline or Manually on Windows Server 2012 - A Comprehensive Guide http://social.technet.microsoft.com/wiki/contents/articles/14582.sharepoint-2013-install-prerequisites-offline-or-manually-on-windows-server-2012-a-comprehensive-guide.aspx
.NET Framework 3.5 installation error: 0x800F0906, 0x800F081F, 0x800F0907 http://support.microsoft.com/kb/2734782