(この記事は Office Next ブログ  2013 年1 月 7 日に投稿された記事 “Support for international users and multiple languages in the new Office” の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

ジュリアン・パリシュは、Office International Senior Product Planner であり、Office 製品とサービス全般に渡る言語と市場戦略をまとめる責任者です。彼はフランス パリの Microsoft EMEA 本社に勤務しています。

私達は、英語以外の言語を使って仕事をする世界のユーザーをサポートするため、新しい Office へ新規に大規模な投資を行いました。新しく3つの言語のローカライズ版を作成し、言語インターフェイス パックを13以上追加しました。Office 365 と Office Mobile でサポートされる言語の範囲も、大きく広がりました。1つ以上の言語でコンテンツを作成し実行する必要のある世界のユーザーのために、Office 校正ツールに別の言語でアクセスする新しい方法を導入しています。

 

世界のユーザーをサポート

皆様が心地よく私達のアプリケーションを使って、最大限プロダクティブである重要性を私達は理解しています。その鍵を握るのは、あなたがよく知っている言語でOffice を使う、また、仕事で定期的に使うことです。サポートする言語のレビューを私達は引き続き行っています。新興市場の経済は更に成長し、世界中でより多くの人がインターネットでオンラインに接続するため、Office を新しい言語に取り入れる必要があります。実際に、過去10年間で Office ローカライズ版言語の数は 50% 以上増加しました。したがって、新しいOffice では、2つの主要な方法に投資しています。

  

 ドイツ語版 Word 2013 テンプレート

 

 

新しいローカライズ版の言語

まず、3つのアジア言語のOffice ローカライズ版を追加しています: インドネシア語、マレー語、ベトナム語です。つまり、Lync を含む Office と、SharePoint Server 2013 の言語パックとして、ユーザー インターフェイス (UI) とユーザー アシスタンス (UA) のコンテンツが、この3つの言語で利用可能になります。この新しい言語のバージョンは、コンシューマーのお客様には2013年の購入から、エンタープライズのお客様には多言語ユーザー インターフェイスまたはMultilingual User Interface Packとしてご利用いただけます。Office クライアントの他に、地域の言語で使える Office.com サイトは、新しい Office を最大限に活用するためのヘルプとツールを提供します。

  

マレー語版PowerPoint 2013

 

 

Language Interface Pack

次に、Windows のパートナーと緊密に協力して、全く新しく13の言語をLanguage Interface Pack として新しいOffice に追加します。このパック、略称LIP、は最もよく使われるOffice クライアント アプリケーションであるExcel、OneNote、Outlook、PowerPoint とWordに、ローカライズされたユーザー インターフェイス (UI) を提供します。Windows 7 と Windows 8 で動作し、無償ダウンロードとして2013年中に提供されます。英語のような基本言語の Office 2013 の上に手早くインストールできます。同じ言語を、Microsoft SkyDrive と Office Web Applications としても使え���す。これらのソリューションを併せて、新しいOffice は、急速にPC 利用が増大する市場 (例えば、アフリカやアジア) の国の言語を話す人と、先進国のお客様グループに好まれる追加言語を話す人に使っていただけるようになります。

新しいOffice に追加される Language Interface Pack の言語はこちらです:

 

 

 

世界中で100以上の言語

この追加投資により、新しいOffice は、ローカライズ版または Language Interface Pack として106 の言語で利用可能となります。これらの言語を合わせると、地球上で45億人以上に第1使用言語として話されています。つまり、世界のほとんど全ての国で使われる公用語を少なくとも1つ扱っていることになります。

 

 日本語版PowerPoint 2013

 

Office 既存の言語からもっとできること

新しい Office における国際的サポートの変更は、このような追加の言語に限りません。私達のお客様が続々と新しいクラウドベースのサービス オファリングへ移行しているため、Office 365 で利用可能な言語と市場の範囲を大幅に拡げました。既に88の市場に、32種類の言語で Office 365 を提供しており、来年はさらに利用を拡げる計画です。

クラウドとデスクトップにおけるOffice の完璧なパートナー、Office Mobile は Windows Phone 8 のリリースに伴い更に多くの言語で提供されます。全部で51種類の言語をサポートします。

新しいリリースではいつも、各 Office アプリケーションをローカライズする言語について考えます。例えば、Project と Visio では、先にOffice 2010 でローカライズした27言語の一番上に、ルーマニア語のサポートを追加しています。

Lync ファミリ製品のローカライズにも重大な変更を行いました。Lync Client、Lync Web App と Lync Admin Center 2013 へ、隅々まで徹底したユーザー エクスペリエンスを44言語で提供します。Office 全体の言語設定の一部として、Lync クライアントの言語切り替えができるようになります。Lync サーバーには、新しいローカライズ バージョンのロシア語を追加しています。最終的に、Lync Desktop Phone Edition ソフトウェアで取り扱う言語を、新たに10言語追加して (アラビア語、チェコ語、クロアチア語、ヘブライ語、ハンガリー語、ポーランド、ルーマニア語、スロバキア語、トルコ語とウクライナ語) 合計26言語に増やします。

 

国際的製品の品質向上

新しい Office の開発中、サポートする言語の範囲だけでなく、当地の言語によるエクスペリエンス品質向上のため、私達は世界のパートナーやMVP と協力して取り組みました。今回のリリースでは、ローカライズされた 8,000 以上の言葉が変更され、新しい、モダンな言葉使いが採用されました。新機能の説明やエラーメッセージのどちらを提供するにも、より明快で、堅苦しくない、最新の表現となっています。

新しい Office によるコンテンツ作成

あなたの使いたい UI 言語で、自信を持って新しい Office 内を移動できることは、ここでお伝えする話の半分に過ぎません。多くのお客様にとって同様に重要なことは、Word で作る提案や PowerPointプレゼンテーションのどちらでも、正しいスペリングを使ったり、同意語を見つけたり、文法事項を確認したりという作業を確実に行うことです。新しい Office では、校正ツールに大規模な投資を実施しました。:

  • お客様からご要望の多い機能は、Outlook メッセージの件名へ自動スペルチェックを追加することです。

   

  • ブルガリア語、ラトビア語、リトアニア語、セルビア語の新しい類義語辞典 (または同意語辞典) ができました。類義語辞典は、利用可能な全ての言語について、PowerPoint で初めてアクセスできるようになりました。

   

  • OneNote で文法チェック機能が使えるようになりました。
  • 22言語で利用可能な新しい「定義」機能では、校正ウィンドウの一部として語彙のチェックができます。この機能の辞書は、Office Store から無料で[1] 手早く簡単にインストールできます。

 

別の言語で校正

私達の企画チームが実施した調査によると、Office ユーザーの 45% までが、いつも第2またはそれ以上の言語で、多くの場合英語を第1言語として話さない人は英語で、コンテンツを読んだり作ったりしています。このようなユーザーのために、彼らが話す言語と第1言語ではない言語で、できるだけ簡単に校正ツールを見つけて使えるようにする必要があります。

Office 2010 では、各言語バージョンと一緒に2つ以上の “コンパニオン” 言語のための校正ツールを既に盛り込んでいます。例えば、英語版の Office には、フランス語とスペイン語の校正ツールが入っています。この機能は新しい Office に引き継がれますが、これを超えるものとして、多言語で校正する全く新しい方法を導入します。ユーザーが必要とする言語の組み合わせ範囲は、ほとんど制限がありません: ドイツにある会社は、お客様やパートナーとビジネスでギリシャ語を必要としたり、米国にいる家族はイタリア出身の親戚がいて、英語と同様にイタリア語でメールを送ったりしたい場合があるかもしれません。このようなユーザー全てを助けるため、これまでの言語自動検出に拡張機能を導入しています。

あなたは PC に新しいOffice 英語版をインストールしましたが、文書をポルトガル語で書きたいと想像してみましょう。ポルトガル語でタイプを始めると、言語自動検出は、今あなたがポルトガル語で書いていて、ポルトガル語の校正ツールはインストールされていないと認識します。ポップアップ メッセージが表示され、その言語の校正ツールを無償でダウンロードするように案内します。数分後、ポルトガル語のスペルチェックとドキュメントを豊かにするサポートを使って、あなたは書き続けられます。

 

この新しい校正方法は、2012年夏に新しい Office のConsumer Preview 用に導入され、現在50言語で利用可能です。既に70万人を超えるユーザーが追加言語の校正ツールをダウンロードしました。もしConsumer Preview を使っていたら、Office Language Options page を開いて試してみませんか?