本記事は Microsoft MVP (Most Valuable Professional) アワード受賞者によって執筆されました。

 

 
井ノ上陽一 / Microsoft MVP for Excel

セミナーや書籍、ブログ等でいただくフィードバックによると、グラフやピボットテーブルといった【データ分析スキル】は意外と使われていません。

「使ってみたいけど、何を作ればいいかわからない」

「どう使えばいいかイメージできない」

という声が理由として挙げられます。

データを入力して表を作る、計算するという基本的な機能に加え、「データを分析する」ことができれば Excel をより活用できます。

 

新しい ExcelExcel 2013 は初心者にも直感的でわかりやすい操作が導入されました。これにより、グラフやピボットテーブルなど【データ分析スキル】が使いやすくなったのです。

 

Excel 2013 の新機能をご紹介します。

例として日付、商品、担当、店舗別の販売データを分析してみましょう。

このままだと数字だらけの表で比較するのが難しいです。

自分でもわからないでしょうし、これをレポートとして上司や取引先に報告することもできません。

 

 

・クイック分析

このデータを分析するために、新しい機能[クイック分析]を使います。

データを選択すると、次のような[クイック分析]というボタンが表示されますので、クリックしてみてください。

すると、様々な分析ツールが表示され、それぞれにマウスのカーソルをあてるだけで結果を表示してくれます。

 

書式(データバー)

数値がセル内にバーで表示されます。

ぱっと見て、売上が多いデータがわかるようになりますので、自分でのチェックやそのままプレゼン資料としても使えます。

 

書式(カラースケール)

こちらは色の違いで数値の大きさを表現するものです。

 

グラフ

[グラフ]を選択すると、様々なグラフがその場で表示されます。

これまでの Excel では、「こういうグラフを作ろう」とイメージをしてから作る必要がありましたが、Excel 2013 では、マウスをあてるだけで、イメージが表示されます。

初心者でも思う通りのグラフを作ることができるのです。

どんなグラフを Excel で作れるかの勉強にもなります。

 

ピボットテーブル

ピボットテーブルは、瞬時に数値を集計できる便利なツールです。

関数を使うよりも速く、正確に集計できます。

グラフと同様に、便利な反面イメージしにくいという欠点がありましたが、Excel 2013 ではマウスをあてるだけで、表が表示されます。

試行錯誤する手間が格段になくなりました。

ピボットテーブルとグラフは次のような方法でも簡単に作ることができます。

 

・おすすめピボットテーブル

[リボン]の[挿入]→[おすすめピボットテーブル]を選ぶと、

Excel が適切なピボットテーブルを表示してくれます。

この中から目的に合うものを選べば簡単にデータ分析ができるのです。

([クイック分析][テーブル]の[その他]をクリックしても同じ画面を表示できます) 

 

・おすすめグラフ

グラフにもリボンから操作する方法があります。

データを選択して、[挿入][おすすめグラフ]をクリックすれば、

様々な組み合わせのグラフが表示されます。

([クイック分析][グラフ]の[その他のグラフ]をクリックしても同じ画面を表示できます)

 

 

[おすすめグラフ]では、こんなグラフも作ることができます。

プライベートのランニングの記録表です。目標を折れ線で、実績を棒グラフで表現します。

仕事だけではなく、こういった使い方ができるのが Excel の魅力です。

タッチパネル搭載の Windows 8 パソコンを使えば、タッチ操作でピボットテーブルやグラフを操作できます。

データ分析がより身近に気軽にできるでしょう。

是非、ためしてみてください。