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Word 2013: 新しい Word 2013 の文書スタイル切り替え

Word 2013: 新しい Word 2013 の文書スタイル切り替え

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Posted by Word チーム
9 月 6 日

この記事の執筆者は、Word の新しいスタイル機能を担当したプログラム マネージャーの Caitlin Ashley-Rollman です。

Word のユーザーは、文章を書くのに時間を費やすのと同じくらい、文書の書式設定で見た目の形を整えることにも時間をかけます。出版に使うための要件を満たすため、ほかの作品よりも目を引くようにするため、あるいは単に読みやすくするためなど目的はさまざまですが、それくらい、体裁を整えることは大切です。Word 2013 では、非常に簡単に文書全体のスタイルを切り替え、目的に合わせて見栄えを整えることができます。

スタイルの使い方

Word 2007 以降、[ホーム] タブにあるスタイルギャラリーからスタイル指定ができるようになりました。しかし、その機能の意味は必ずしも理解されておらず、「大きな青い文字を書くときに使うもの」程度にしか考えていないユーザーもいます。

もちろん、スタイルとは単にその程度の機能ではなく、もっと強力なものです。これからご紹介するとおり、文書の書式設定にスタイルを使っていれば、Word 2013 でさらに便利になったスタイル機能の力をフルに発揮させることができます。

新しい [デザイン] タブ

文書全体のレベルで書式設定を行う場合、旧バージョンの Word では、[ホーム] タブの [スタイルの変更] メニュー、[ページ レイアウト] タブの [テーマ] などあちこちに分散したインターフェイスを操作する必要がありました。私たちが Word 2013 の開発に着手して最初に行ったのは、文書全体の見た目を調整するときの出発点となる [デザイン] タブにそれらのコマンドを集めることでした。

[デザイン] タブには、文書全体を対象として (操作対象を選択せずに) 見た目を変更する機能がすべて配置されています。たとえば、全体を Calibri フォントで書いてしまった後で Garamond に変更したくなった場合や、行間や段落間のスペースを詰めたい場合などに、目的の操作をすぐ実行できます。また、全体の配色を一度に変更することもできます。

新規文書の作成を始める前に [デザイン] タブの設定を行うと、文書の完成時に使う予定のフォントや色調を最初から使って文を書き始めることができます。また、文書ができ上がった後に [デザイン] タブの設定を変更すると、文書全体のデザインをいろいろ切り替えて見栄えの変化を確かめることができます。

スタイル セット ギャラリー

新しいデザイン機能の中でも、Word のスタイルセットをビジュアルに選択できるギャラリーは、私が個人的に気に入っている機能の 1 つです (スタイル セットについては後で説明しますので、使ったことがない方もご心配なく)。

このギャラリーでは、それぞれの選択肢を選んだときの「表題」、「見出し 1」、「本文」の見え方をサンプルで把握できるようになっています。大型のギャラリーにしたので、複数の色を使ったカジュアルな文書から、見出しに番号を振った白黒のビジネスライクな文書まで、いろいろなスタイルに目を通して目的に合ったものを早く見つけることができます。試してみたいスタイルが見つかったら、マウスポインターをかざすだけで、その書式が文書の表示に反映されます。

新しいスタイル セット

[デザイン] タブ、スタイル セット ギャラリーの 2 つを開発した後、私たちは、スタイル セット自体の内容を刷新することにしました。「清潔感とシンプルさの中にも光るところがあるデザイン」という基準を設定して、各種の一般的な用途 (論文、研究レポート、書籍、法務書類など) に適したいろいろなデザインを揃えました。その結果、現代的な感覚と多様性を兼ね備え、どんな文書を作成する人も適切なものを見つけられる程度にバラエティ豊かであり、それでいて選択肢が多すぎない規模のスタイルセットを提供できたと思います。もちろん、従来の Word の既定デザインが好きだという人のために、今までどおりのデザインも用意してあります。

スタイル セットのカスタマイズ

場合によっては、あらかじめ用意されたスタイル セットの中に適切なデザインがないこともあるでしょう。あるいは、見出しが少し大きすぎるとか、端ではなく中央揃えの見出しを使いたいといったこともあるでしょう。

たとえば、「見出し 1」を中央揃えにした独自のスタイルセットを作りたい場合には、何か適当なテキストに「見出し 1」を適用し、さらに中央揃えを適用してから、スタイル ギャラリーの [見出し 1] を右クリックし、[選択箇所と一致するように見出し 1 を更新する] を選択してください。

意図したとおりのデザインができたら、[デザイン] タブに戻ってスタイル セット ギャラリーを開き、[新しいスタイル セットとして保存] をクリックしてください。独自のデザインが保存されて、以後作成する文書に使えるようになります。

いろいろな機能の意味

[ドキュメントの書式設定] チャンクに含まれている各種のボタンは、Office 2013 の新機能というわけではありませんが、以前よりも目立つところに配置されています。この機会に、各機能の働きを説明しておきましょう。

テーマ

[テーマ] ボタンは、色、フォント、そして効果を一度に変更する「大きなスイッチ」です。

これを使えば、いくつもの属性に同時に変更を加えることや、Word 文書を PowerPoint スライドの見た目に合わせることが簡単にできます。個々のオプションの効果については、この続きをお読みください。

スタイル セット

これも [テーマ] と同じように、文書の見た目に大規模な影響を及ぼす「大きなスイッチ」ですが、文書全体のテキストに対してフォント属性と段落属性を変更するものと考えてよいでしょう。その意味では、下の図に示した [ホーム] タブのセクションに似たものといえなくもありません。

とはいえ、上記の [テーマ] ボタンのメリットを打ち消さないよう、フォントを必要以上に細かく変更するのは避けることをお勧めします。同様に、色を変更する場合も、通常はカラーパレットの [テーマの色] セクションから選択するだけにしておくことをお勧めします。下の例では、文書のスタイル セットを切り替えることで、「表題」を大きな赤い文字に変更し、「見出し 1」に下線を適用しています。文書の印象がまったく違うものになったことがわかります。

テーマの色

テーマの色 (配色ともいう) は、文書内で使う色のセットを指定するものです。テーマの色を選択すると以下の部分が変化します。

  1. カラー パレットの [テーマの色] に表示される色
  2. 文書内でテーマの色が使われているすべての場所 (図形、SmartArt、グラフ、テキストを含む)
  3. 色付きの表スタイルが適用されているすべての表

たとえば、赤が好きなユ―ザーが [配色] を [Office] から [赤] に切り替えたとします。

すると、文書は以下のように変化します。

テーマのフォント

テーマのフォント (フォント パターンともいう) は、文書内のテキストに使うフォントを指定するものです。これを変更すると、フォント名の末尾に「(見出し)」または「(本文)」が付いたフォントを適用しているテキストのフォントがすべて変化します。

 

フォントの変更は [ホーム] タブのフォント ドロップダウンで行うこともできますが、以下の理由から、テーマのフォントギャラリーを使うことをお勧めします。

  1. すべてのテキストを選択する手間が要りません (テキストのフォントを変更した後で、その次の段落を書き始めたら、また違うフォントになってしまったことはありませんか? そういう面倒がありません)。
  2. 別のフォントを使うテキストを選択から除外する手間が要りません (例: 見出し、引用、コードなど)。
  3. 別の人と共同で同じ文書に変更を加える場合に、使うフォントを統一する手間が要りません。統一は自動的に行われます。
  4. 複数のフォントを組み合わせて使う場合に、フォント パターンを定義すればよいので、すべての使用フォントを覚えておく必要がありません ([フォントのカスタマイズ] をクリックして、お好きなフォントのセットを選択してください)。
  5. 既定のフォントを変更できるので、以後作成する別の文書にも同じフォントを適用できます (下の「既定に設定」セクションをお読みください)。

たとえば、見出しをサンセリフ フォント、本文をセリフフォントにしたい場合に、[テーマのフォント] を [Office] から [Century Gothic - Palatino Linotype] に切り替えたとします。

すると、文書は以下のように変化します。

段落の間隔

段落の間隔ギャラリーは、テキストの行間や段落間の空白の大きさを変更するときに便利な機能で、文書全体の間隔設定に適用されます ([ホーム] タブの [段落] から直接適用した書式設定がある場��を除く)。たとえば、Word であらかじめ適用される既定の間隔をすべて詰めるには、[段落間隔なし] を選択します。

テーマの効果

[効果] では、文書内の図形、グラフ、SmartArt に、影や輪郭やグラデーションなどのビジュアル効果を追加できます。どのくらい変化が現れるかは、オブジェクトのスタイルと、どのテーマの効果を適用するかによって異なり、さほど目立たない場合もあります。

既定に設定

最後になりましたが [既定に設定] も便利なボタンです。現在の設定内容が自分の既定の設定として保存され、以後作成する空の文書に適用されるようになります。保存される項目は以下のとおりです。
テーマ

  • テーマの色
  • テーマのフォント
  • テーマの効果
  • スタイル セット
  • 段落の間隔

これを使うときは、まず空の新規文書を開き、必要に応じた設定だけをした状態で [既定に設定] をクリックすることをお勧めします。そうすれば、意図しない内容が保存されてしまうのを避けることができます。

まとめ

以上、文書のデザインを切り替えてまったく違う印象にする機能のご紹介でした。書式設定にスタイルを使っておけば、文書を作成した後に、[デザイン] タブのオプションを切り替えて見栄えをよくすることができます。
この記事のサンプルとして使った文書のビフォー/アフターの姿を、最後にもう一度見てみましょう。



あなたが作った文書は、どのように変化しましたか?

以上の機能は私たちが担当しました。簡単に文書の見栄えをよくすることができる [デザイン] タブをぜひご活用ください!

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  • セル内の書式はどのメニューから変更するのでしょうか?

    たとえばセル内の行間を変更したい場合などです。