Posted by Word チーム
8 月 30 日

この記事の執筆者は、Word の表の機能を担当しているプログラム マネージャー Caitlin Ashley-Rollman です。

小さなことが大切です。

Word の今回のリリースでは、毎日行う作業を単純にすることで、皆さまの生活を少しだけ楽にしたいという願いがありました。多くの文書で表は重要な役割を担うため、表の機能を改善することは大事だと考えました。そこで、新しい Word では、表の機能を向上させることで、基本的な表を簡単に作成したり書式設定できるようにすることに注力しました。

 

行と列の追加

ユーザーが表で行う最も一般的な操作を調査したところ、行や列を追加する操作がトップでした。

そこで私たちは、表の右側に、既存の 2 つの列または行の間に挿入コントロールが表示されるようにしました。このコントロールが表示されたらそれをクリックするだけで、新しい列または行がその場所に挿入されます。

複数の行や列を挿入する場合は、挿入する数を選択して、選択範囲の隅にある挿入コントロールをクリックします。とても簡単です。

 

書式設定の機能拡張

表を扱う上で重要なのは、新しいコンテンツを追加するだけでなく、表を思いどおりの外観にすることです。

新しい表のスタイル

表の書式設定は、その文書が本格的な外観になるかどうかに非常に大きく影響するときがあります。そこで、表のスタイルギャラリーの構成を変え、デザインを選びやすくしました。リストの表示に向いているもの、データを格子状に並べるときに向いているものなど、最適な表のスタイルを簡単に選ぶことができます。また、表のスタイルそのものを改良しました。たとえば、テキスト内で表を目立たせたくないときのために白黒の基本的なスタイルをいくつか追加しました。

わかりやすい書式設定

表のスタイルは、表の書式設定の基本となりますが、それぞれの文書の内容に特有のものではないため、少し調整したい場合もあるでしょう。たとえば、1 つのセルだけ輪郭を描きたいときや、1 つの表の中でいくつかのセクションを作成したいときなどがあります。ユーザーのフィードバックを検討した結果、現在の方法はややこしく、手順が必要以上に複雑に見えることがわかりました。私たちはこのことを念頭に 3 つの新機能を構築し、より迅速に、簡単に、そして自然に操作できるように改善しました。

 

罫線の書式設定 

まず、「罫線の書式設定」という新しいツールを作成しました。これは、表の中の特定の罫線に簡単に書式設定を適用するために設計されたものです。書式を選び、罫線の書式設定を有効にした状態で、目的の罫線をクリックします。また、マウスでクリックしてからドラッグして、線全体に書式を適用することもできます。

  

従来の表ツールを使用していたユーザーでも抵抗なく書式を適用できるように、新しいセルを作成しないこと以外は、これまでと基本的に同じやり方です。

 

罫線のギャラリー 

次に、表の新しいスタイル向けに設計された罫線のギャラリーを用意しました。このギャラリーでは、1 回のクリックですべて選べるように、罫線の幅、色、サイズを組み合わせています。表のスタイルと同じように、テーマを変えると、色もそれに合わせて変わります。

  

罫線を選ぶと、罫線の書式設定ツールが自動的に有効になり、すぐに書式を適用できます。 

このギャラリーの便利なところは、Word の現在のセッションで適用したすべての罫線が、最近使用した罫線として表示されることです。特に、数種類の罫線のスタイルを繰り返し適用したいときに好都合です。

 

罫線サンプル集

このリリースで私が一番気に入っている機能は、罫線サンプル集です (罫線スタイルのギャラリーの最下部にあります)。私はこれを、表の罫線のアイドロッパー ツールだと考えています。ツールを有効にし、サンプルにしたい表の罫線をクリックするだけで操作が完了します。このツールは罫線の書式を認識し、罫線の書式設定ツールに自動的に切り替えることで、他の場所に適用できるようにします。

最後に

新しい機能を楽しんでいただけること、そして何より、Word 2013 の表機能が皆さまのお役に立つことを願っています。ぜひご意見をお寄せください。

私たち表機能担当のスタッフは、皆さまとアイデアを共有できることを楽しみにしています。