Posted by Word チーム
8 月 23 日

今日は、Word チームで Word 文書への Web ビデオの追加を担当する Seth Fox による記事をお届けします。

ビデオは、読み手を惹き付けたり、ストーリーを語ったり、感情を喚起させたり、効果的にコミュニケーションするためのすばらしい手段です。ビデオは Web 上のいたるところにあり (ニュース記事、ブログ、Web サイトなど)、デジタルで送信するドキュメントを強化するにはうってつけです。新しい Word では、文書に Web ビデオを直接挿入する機能が追加されました。これにより、言葉とビデオを組み合わせた表現豊かでインタラクティブな文書を作成できます。

この機能の設計段階で、Word チームにはいくつかの主要な目標がありました。

  1. ユーザーがさまざまなソースからオンライン ビデオを簡単に検索して挿入できるようにする。
  2. ビデオの移動、サイズ変更、および配置を簡単に行えるようにする。
  3. ビデオを Word 内から直接再生できるようにし、コンテキストを切り替えなくても済むようにする。

 

Word からビデオを簡単に検索して挿入

Word チームでは、ユーザーがさまざまなソースのオンラインビデオを Word 内から簡単に検索して挿入できるようにしたいと考えました。ユーザーは、Bing を使用してビデオを検索したり (オンライン画像を挿入するときと同じです)、YouTube などの特定のビデオ プロバイダーを追加してビデオを検索および挿入することができます。

これにより、目的のビデオをすばやく検索して挿入し、文書作成にすぐに戻ることができます (コンテンツをオンラインで気軽に検索するつもりが Facebook を 2 時間閲覧することになったり、猫のビデオをひたすらクリックし続けることになったとしても、ユーザーがいるところはあくまでも Word 文書です)。ビデオを検索すると、それぞれの結果がサムネイル プレビューによって表示されます。サムネイルを選択するか、サムネイルの上にマウスのポインターを移動すると、ビデオのタイトル、プロバイダー (YouTube、Dailymotion など)、および長さが表示されます。サムネイルの右下にあるアイコンをクリックすると、ビデオがプレビューされるので、そのビデオが目的のビデオであることを挿入前に確認できます。既にビデオをオンラインで見つけている場合は、そのビデオの埋め込みコード (通常は共有リンクの近くにあります) をコピーし、埋め込みコードの貼り付けボックスに貼り付けて、ビデオを直接挿入することができます。

ビデオは、自動的にサムネイルを伴って挿入されます。そのため、ビデオをひと目で認識でき、読み手が再生ボタンを押しやすくなります。Web ビデオを文書に挿入すると、実際にはそのビデオをホストするオンラインソースへのリンクが Word によって保存されます。これにより、文書のファイル サイズを増やさずに、オンラインのときにいつでもビデオを閲覧できます。

 

文書内でビデオを簡単に操作

いったん挿入したビデオは、画像のように扱うことができます。文書内でビデオのサイズを変更し、思いどおりの位置に配置することができます。目的の位置に正確に配置するために、配置ガイドを使用することもできます。ビデオのサムネイルが気に入らない場合は、右クリックし、図の変更を選択してコンピューター上の任意の画像と置換します。またビデオは、トリミングや特殊効果などのほとんどのイメージ機能をサポートします。そのため、サムネイルを修正して見栄えを整えることができます。文書内のビデオは、シングルクリックで簡単に再生できるように、大きな再生ボタンを備えています。しかし、これらの文書を印刷したり、PDF にエクスポートしたりすることもあります。そこで、ビデオが静的なフォーマットに含まれる場合は、再生ボタンが削除され、サムネイルに表示されないようになっています。

 

Word 内でのビデオ再生ですばらしいエクスペリエンスを実現

Word チームでは、Word 内でのビデオ利用を簡単かつ魅力的なものにしたいと考えました。そこで、Flash、Silverlight、HTML5 などの最新の Web 標準をサポートしています。これにより、オンラインで見つけたビデオのほとんどを簡単に再生できます。再生ボタンをクリックまたはタップすることで、読み手はたちまちビデオに惹き込まれます。

ビデオをインラインで再生するのではなく、このアプローチを採用したのは、ビデオが通常は 640 x 360 ピクセル以上の大きさであり、一般的な文書の幅の約 85% を占めるからです。ビデオのサムネイルを再生サイズから独立させることで、ビデオをどこにでも配置でき、かつオリジナルのサイズで再生できるという柔軟性を実現しました。

ビデオを含む文書を他のユーザーと共有する場合、そのユーザーが以前のバージョンの Word または Word Web App で文書を開いても、ビデオを閲覧することができます。これは、サムネイルが元のビデオソース (ビデオをユーザーのブラウザーで再生します) にリンクしているからです。

 

やってみよう

Word でのビデオ使用をみなさんにも気に入っていただければさいわいです。ご意見、コメントをぜひお寄せください。

Web ビデオ機能担当のメンバー一同、新たな機能をみなさんにご紹介し、利用いただくことを心待ちにしています。