Posted by Tucker Hatfield
8 月 16 日

 

新しい Visio には、プロがデザインしたような現代的な外観の図形を作成するために数多くのツールが提供されています。その 1 つに、シェイプの効果があります。

PowerPoint で影や反射などの効果

を使ったことがある方は、効果がシェイプにどのようなインパクトを与えるかご存知でしょう。新しい Visio にはそれと同じ効果の機能が追加され、人目を引く本格的な図形を簡単に作成できるようになりました。

図形の見栄えを良くするための新しい機能については、過去の記事Visio の新しいテーマ、バリアント、スタイルModern shapes and templates in the new Visio★★Not found★★」、「新しい Visio でプロ並みの図を手早く作成」でも取り上げています。

 

効果を簡単に追加するには

図形の外観を良くするために効果を使う一番簡単な方法は、効果が含まれているテーマを選ぶことです。たとえば、次の最初の例では、微妙な影を使ってシェイプを強調し、現代的に見せています。2 番目の例では、3D の影を使ってシンプルなテーマに奥行きを持たせています。

しかし、上に示したテーマは、図形のシェイプの外観をカスタマイズするために効果が発揮する力を知っていただくための取っ掛かりでしかありません。以前の記事でも取り上げたとおり、クイック スタイルを使ってシェイプの色や書式をカスタマイズできます。また、選択したシェイプに効果を簡単に追加することもできます。

シェイプを選び、[ホーム] タブの [シェイプ スタイル] セクションで [効果] をクリックします。追加できる効果がメニューに表示されます。任意の効果にカーソルを合わせると、事前に設定されている効果のギャラリーが表示され、そのうちの 1 つを選ぶことができます。

このギャラリーには、それぞれの効果について、いくつかのバリエーションが含まれています。いずれも図形に視覚的効果を追加するようにデザインされています。複数のシェイプを選んだ場合は、ギャラリーを使って、複数のシェイプの書式を設定することもできます。さらにシェイプの外観をカスタマイズするには、数種類の効果を選び、組み合わせてシェイプに追加します。次のシェイプには、反射、面取り、3D 回転を使っています。

効果のカスタマイズ

効果のすべての要素を微調整してコントロールしたい場合は、ギャラリーの下部にある [オ���ション] をクリックし、シェイプを右クリックしてコンテキスト メニューの [シェイプの書式設定] を選択します。または、[ホーム] タブの [シェイプのスタイル] セクションで [シェイプの書式設定] をクリックします。

 

[シェイプの書式設定] 作業ウィンドウが表示されます。これは、通常はワークスペースの右側にドッキングされていますが、ウィンドウのタイトルをクリックしてドラッグすると、ウィンドウのドッキングが解除され、任意の場所に移動できます。別のモニターに移動することも可能です。このウィンドウには、[塗りつぶしと線] と [効果] オプションという 2 つのタブがあります。ここでは、[効果] オプションを見てみましょう。

ギャラリーにあったものと同じ効果の一覧が、[シェイプの書式設定] ウィンドウにも表示されます。効果を 1 つ選んで展開してみると、それぞれの効果の設定を細かく制御できることがわかります。任意のシェイプをクリックすると、シェイプに適用されている設定を確認できます。

ここでは、先ほどの例で示したシェイプについて、反射をコントロールする各種の設定を表示するためにウィンドウを開きました。四角形が反射面から浮いて見えるように、三角形の反射よりも四角形の反射の距離を少し長くしましょう。距離を 0 から 22 にすると、シェイプの効果が更新され、その変化をリアルタイムで確認できます。

それぞれの効果に独自のコントロール セットがあり、効果のすべての要素を微調整できます。そのため、高度にカスタマイズした効果を作成して、図形を個性的な外観にすることができます。ギャラリーにある事前設定された効果と同じように、これらの設定を 1 つのシェイプに適用することも、複数のシェイプを選択して同時に書式設定することもできます。

書式のコピー/貼り付けを使うことで、複数のシェイプに対して効果を簡単に複製できます。これを行うには、書式をコピーするシェイプを選択し、[ホーム] タブの左側にある [書式のコピー/貼り付け] アイコンをダブルクリックします。その後、書式を設定したいシェイプを 1 つずつクリックし、同じ外観にします。

 

新しいグラデーションの制御

[シェイプの書式設定] ダイアログには、[塗りつぶしと線] オプションもあったことをご記憶でしょう。これは、ほとんどは従来の Visio のオプションと同じ内容ですが、1 つだけ大きく変更されたアイテムがあります。グラデーションです。グラデーション塗りつぶしを選ぶと、グラデーションを設定するインターフェイスで、グラデーションを細かく調整できることがわかります。グラデーションをシンプルにしたい場合も複雑にしたい場合も、それぞれ個別に、ストップを追加または削除したり、色の値を設定することができます。また、グラデーションの種類や方向を変えることもできます。どこから始めればよいかわからない場合は、[事前設定グラデーション] ドロップダウン メニューを使って、事前設定されたグラデーションの 1 つからカスタマイズを行うことができます。

 

効果とテーマ

効果またはクイック スタイルを手動で設定すると、テーマの設定が上書きされます。たとえば、フローチャート内の 1 つのシェイプにカスタマイズした影を追加し、既定の影を使ったテーマを適用すると、カスタマイズした影を追加されたシェイプは、テーマによって他のすべてのシェイプに適用されている影とは一致しません。このことは、ある特定のシェイプだけを強調する効果を追加したいときに利用できます。他のテーマに切り替えても、その効果はなくなりません。たとえば、フローチャート内で強調したいステップに光彩を加えた場合もそうです。テーマをどのように変更しても光彩は維持され、その色はテーマに一致するように調整されます。

効果とは何か

効果は、図形を本格的な外観にすることで見る人の注目を集めるために有効な方法です。効果はギャラリーから選んで簡単に使えるだけでなく、カスタマイズして希望どおりの外観にすることができます。効果のことを知るだけで、自分が作成した図形を格段に目立たせることができるようになります。

 

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