2012年7月20日 Posted by Andrew Stegmaier

 

今回、Access 2013 のプレビュー版をご紹介できることを Access チームの一員として誇りに思います。Access を使用すると、日々の生活や仕事の中で、今まで以上に簡単にデータを管理することができます。このブログ記事では、今回のリリースにおける Access の改善点についてご説明します。

Access はこれまで、データの管理、ビジネスやチームの運営に役立つツールとしてご愛用いただいてきました。今回のリリースでは、Web に Access データベースを構築する機能が強化され、その利便性はこれまで以上に向上しています。データベースをマイクロソフトの Office 365 にホスティングし、任意のタブレットやコンピュータからセキュアにアクセスすることができます。しかも、そのデバイスに Access がインストールされている必要はありません。

使い始めるのも簡単です。60 秒もあれば、最初の Access アプリを立ち上げて利用することができます。わかりやすいユーザー インター フェイスを通じて簡単な操作をするだけで、ちゃんと機能し、見た目にも美しいアプリを自動的に完成させることができるのです。また、アプリの動作速度と拡張性を向上させるため、見えない部分でも大きな改善が加えられています。データは本格的な SQL Server データベースに格納することができます。マイクロソフトは SQL Azure を使用してお客様のデータベースをクラウドにホスティングします。ご自身でデータベースをネットワークにホスティングするお客様は SQL Server 2012 をご使用ください。データベースに精通されたお客様であれば、使い慣れた強力な分析ツール、統合ツールを使用して、直接 SQL Server に接続することもできます。

では、詳細の一部をご覧いただきましょう。

 

・ Office 365 を使用してデータベースをクラウドにホスティングする

ご利用の Office 365 プランに SharePoint が含まれている場合、Access 2013 データベースのホスティングはとても簡単です。面倒なセットアップの必要はありません。データはセキュリティで保護され、バックアップも万全。可用性にも優れているため、お客様は本来の業務に集中することができます。Office 365 Small Business Premium または Office 365 Enterprise のプレビュー版をご用意しています。試用をご希望のお客様はサインアップしてください。スモール ビジネスのお客様でも、大企業のお客様でも、簡単にクラウド環境の Access 2013  のパワーを引き出すことができます。もちろん、企業には SharePoint 2013 と SQL Server 2012 を社内ネットワークにインストールして、データベースを自前でホスティングするという選択肢もあります。

 

・ すぐに使える

テーブル テンプレートのライブラリーには、人、モノ、イベント、タスクの管理に役立つ様々なテンプレートが用意されています。これらのテンプレートはどれも、フィールド、ビュー、リレーションシップ、データ整合性ルールで構成されており、簡単なクリック操作だけで Access 2013 の高度な機能���数々を利用することができます。異なる複数のテーブル テンプレートを 1 つのアプリに組み合わせることや、既存のテーブルのフィールドを追加または削除して変更することも簡単です。詳細なデータ管理に頭を悩ませるくらいなら、多少時間はかかってもデータベースを独自のニーズに合わせてカスタマイズする方が得策でしょう。

 

・ アプリのユーザー インターフェイスを洗練されたものに

テーブル テンプレートを使用する場合も、既存データをインポートする場合も、独自のスキーマを一から定義する場合も、Access 2013 の洗練されたユーザー インターフェイスが自動的に適用されます。データのビューも、検索可能なリスト ビューや Excel 風のデータシートも含めて、Access により自動生成されます。ユーザー側では何もする必要はありません。ビューやテーブルの移動に使用するボタンも自動生成されます。請求書や品目のような関連データがある場合、Access によりこれらの品目のビューが自動的に作成され、そこから掘り下げて詳細を参照することもできます。もちろん、すべての要素がカスタマイズ可能であることには変わりありませんが、それよりは独自のアプリを作成することに集中する方が得策です。

 

・ Access アプリ = SharePoint アプリ

Access 2013 の Web データベースは、今回のリリースで強化された SharePoint 2013 および SharePoint アプリと相性が抜群です。Access アプリはその他の SharePoint  アプリと同様に扱うことができるため、配置、管理、およびセキュアに共有することが簡単にできます。セキュリティが共通のインフラストラクチャで制御されているため、個別にパスワードを管理したり、ログインしたりする必要はありません。Access アプリは公式の SharePoint App ストアや独自のアプリ カタログで入手および共有できます。アプリのインストールはわずか数クリックで行えます。企業の IT 部門は使い慣れた SharePoint ツールを使用してすべてを一元管理することができます。何よりうれしいのは、Web ブラウザーとインターネット接続さえあれば、誰でもアプリを使用できるという点です。しかも、使用するデバイスに Access がインストールされている必要はありません。

 

・ SQL Server のバックエンド

Access 2013  で最大の改良点の 1 つは、アプリの動作が高速化し、信頼性が向上し、大量のデータを処理できるようになったというものですが、そう言われなければ誰もこの事実には気付かないかもしれません。Access のデータベースを SharePoint にパブリッシュすると (設置型または Office 365 のどちらでも)、データを格納するための本格的な SQL Server データベースが自動作成されます。SQL Server に精通しているユーザーであれば、このデータベースに直接接続し、Excel、Power View、Crystal Reportsなどの使い慣れたツールを使用して詳細レポートの作成や解析を行うことができます。いつも使用しているアプリで、仮にその機能を強化する必要が生じたとしても、統合や移行などで安心して対応することができます。詳細については Access 2013 デベロッパー センターを参照してください。

今後も Access 2013 の驚きの新機能を紹介していきます。どうぞご期待ください。