皆さん、こんにちは。日本マイクロソフトの佐藤芳樹です。
ハイブリッド クラウドの管理シリーズの第 3 回となる今回は、System Ceter 2012 SP1 からでてくる世界中に外部公開されている Web アプリケーションを管理するためのクラウド ベースの新機能のご紹介です。この機能は System Center 2012 Operations Manager (SCOM) SP1 に搭載されるグローバル サービス モニター (GSM) という名称でリリースを予定しています。
では、どんなことが実現できるのかをもう少し見ていきましょう。簡単に言うと、Visual Studio で開発した Web アプリケーションのテストを代行するようなイメージです。Visual Studio には Visual Studio Web Test という開発者が実行テスト用のスクリプトを作成して、アプリケーションのスケールとパフォーマンスが意図したとおりであるかどうかを確認できるようにする機能があります。このテスト機能を使うと、実運用中の Web アプリケーションに対してポイント&クリック方式のスケーラビリティテスト、レスポンス確認テストなどを行うことができ、Web アプリケーションの機能テストを一連の流れとして行なうことができます。
GSM では、Visual Studio Web Test を Operations Manager 経由で受け取り、実運用中の Web アプリケーションに対してそれらのテストの実行、および実行結果の取りまとめをすることができる機能となります。
図: グローバル サービス モニターの概念図
ちなみに実際に動かしてみるとこんな画面で世界中で動いている監視対象のアプリケーション情報を管理することができます(正確には、日本では今現在はテストできないので「できるようです」ですが。。)画面の内容は、左上が管理対象のアプリケーションの配置とステータス、右上がアプリケーションのレスポンスタイム、左下が実行中のテストのステータス、右下がアラート、となっています。
図: グローバル サービス モニターの実画面
もはや言うまでもないような気がしますが、このサービスも Windows Azure 上で動いているサービスとなります。もはや新時代では Windows Azure は切っても切り離せなくなりますね。まさにハイブリッド クラウド時代というところでしょうか。
ではまた次回。
今回は System Center 2012 の中でもサーバー管理に欠かせない Data Protection Manager (DPM) SP1 によるバックアップ機能の強化ポイントについてご紹介いたします。強化というか、もはやクラウド化といっても過言ではないかもしれません。
DPM の話に入る前に、少しだけ Windows Azure Online Backup という機能をご紹介させていただきます。こちらは文字通り Windows Server 2012 で利用可能となるサーバー データをクラウドにバックアップしたり、クラウドからデータを復元することが可能な機能です(2012年9月25日現在はプレビュー版です)この機能を活用することで、データの紛失や破損を防ぎ、いわゆる業務継続化計画 (BCP) の対策としてもご活用いただけると思います。
図: Windows Azure Online Backup の概要
さて、肝心の DPM ですが、こちらもハイブリッド クラウドの名前に恥じない素晴らしい機能が SP1 から搭載されることになります。内容はシンプルで、バックアップのデータをこれまでの DPM と同様にローカルに置いておくこともできるし、クラウドに直接置いておくこともできる、というものになります。
画面: DPM からバックアップ先を選択
このサービスを利用すると、IT 管理者はサーバー データを物理的な遠隔地にバックアップしたり、そこから復元することができるうえ、オンプレミス型のバックアップ ソリューションに比べて追加投資も少なくてすみます。
いくつか具体的な利用イメージをビデオにしてみましたのでご紹介します。
(1) 環境構築
(2) バックアップの実行
(3) バックアップから復元
(4) レポートの確認
いかがでしたでしょうか?世の中のクラウド化が進むと、オンプレミスもしくはプライベート クラウドの環境とパブリック クラウドを共存させるためのハイブリッド クラウド環境というのがでてきます。そんな混在環境を手軽に管理できるのは、おそらく System Center だけなのでは、と思っています。
System Center をご利用いただくとクラウド時代にも耐えうるさまざまな運用管理シナリオをサポートすることができます。お試しがまだの方は是非この機会にどうぞ!
[イベント開催のお知らせ]2012 年 10 月 5 日に大塚商会様のご好意で 100 名ほどの方々を対象にイベントを開催させていただくことになりました。http://event.otsuka-shokai.co.jp/12/1005office/?02=03_hbb_015174
大変恐縮ではございますが、Windows Server 2012 と System Center 2012 の 2 セッションをいただき、両方私の方でお話しさせていただくことに。当日は計 135 分ほどいただきまして、Windows Server 2012、System Center 2012、Windows Azure を一気通貫でデモ満載でお届けしたいと思います。Windows OS、仮想化、Office 365 というハデ系製品担当の元プリセールスエンジニアが贈る Windows Server 2012 ワールドをぜひご堪能いただければ幸いです。ご都合来ましたらぜひご参加いただければ幸いです。
また、2012 年 10 月 10 日~12 日に開催される ITPro Expo 2012 @ 東京ビッグサイトでは「System Center 2012 SP1 によるハイブリッド クラウド管理」 、2012 年 11 月 15 日~16 日に開催される itSFM Japan Expo 2012 @ ガーデンシティ品川では「ITIL®準拠のプライベートクラウドを実現する「System Center 2012」の全貌」というお題でそれぞれ登壇させていただきます。こちらもご都合つきましたら是非お越しいただければ幸いです。
今回から複数回に分けて System Center 2012 が実現するハイブリッド クラウドの管理についてご紹介させていただきたいと思います。初回のテーマは、Windows Azure に新しく搭載される IaaS の管理シナリオです。
まず簡単に System Center 2012 App Controller SP1 でできる Windows Azure 管理の新機能は以下の通りとなります。
新機能①: イメージファイルや仮想ハードディスクから Windows Azure 上に仮想マシンを展開、操作
新機能②: App Controller 管理ポータルから Windows Azure 上の仮想マシンへのリモートデスクトップ接続
新機能③: Virtual Machine Manager で管理されている仮想マシンを Windows Azure へ移行
新機能④: Virtual Machine Manager で管理している仮想マシン テンプレートを Windows Azure へ展開
シナリオ①:
手元にある仮想マシンの入ったディスク (VHD 形式) を Windows Azure の IaaS 上に展開
シナリオ②:
Windows Azure 上で動いている仮想マシンにリモート デスクトップ接続で接続
Windows Azure の IaaS 機能では、Windows Server OSだけでなく Ubuntu、CentOS、SUSE など Linux もサポートしておりますので、この機会に環境統一と運用管理の一元化をご検討いただければ幸いでございます。
先週、9 月 5 日 (日本時間) に Windows Server 2012 の General Availability も終わり、いよいよ新時代の幕開けとなりました。そして本日 9 月 11 日 (日本時間) 、 Windows Server 2012 での動作をサポートする System Center 2012 SP1 ベータ版が公開されました。今年 6 月に公開された Customer Technology Preview 2 (CTP 2) では、一部の早期評価シナリオのみの対応でしたが、ベータ版のリリースによってようやく全機能がそろったマイルストーンの公開となります。
System Center 2012 SP1 ベータ版インストーラ:ダウンロード
今後、このブログの中でもどのような機能が新しく搭載されたのかをご紹介させていただきますが、まずは全体の主要機能のみを整理しましたのでご確認いただければ幸いです。
Windows Server 2012 を評価される際には、ぜひ System Center 2012 SP1 もご一緒にご評価いただければ幸いです。