既にご存知の方も多いかもしれませんが、かねてより期待されていた Data Sync サービスがパワーアップしてリリースされています。
※ 2011/10/20 追記 ~ 現時点では CTP PREVIEW です
これまでのようにラボサイト等に行く必要は無く、Windows Azure 管理コンソールから使用できるようになっています。それも、とても分かりやすい直観的な GUI で使えます!超感激です。ひでき感激です。
※ みよ!この超わかりやすい GUI を!萌え死にしそうです。
このサービス、個人的にとても期待しておりました。というのも、Windows Phone の企業利用シナリオで社内データを使用したいと考えた場合、現在の Windows Phone では良い方法が見当たらないからです。
Data Sync サービスを使用すれば、Windows Phone に VPN が実装されていなくても、Windows Azure を経由して社内データを参照したり更新することができるわけですねぇ。
Data Sync サービスの特長を以下に挙げておきます。
なお、使用するに当たり注意があります。
オンプレミス側の SQL Server には Sync Agent をインストールする必要があります。
現時点では 英語版の Preview 版で、かつ x86 版です(もちろん x64 でも使えます)。
Download Details - Microsoft Download Center - SQL Azure Data Sync Agent
Sync Agent をインストールするには、以下のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があるので注意してください。CLR Types と Shared Management Objects は、英語版の x86 版をインストールする必要があるのでくれぐれもご注意を!事前に x64 版や日本語版が入っている場合には上書きインストールされるので、本番環境では絶対にテストしないでください!
すっかり秋なのですが、いまだ半袖の安納です。全然寒くありません...なんかイキモノとしてやばいでしょうか?
さて、Facebook のお話です。
SNS がインフラの一部となる日は、もう少し先のことかもしれませんが、IT Pro の皆さんの中にはその可能性を模索されている方も多いことでしょう。
そんなエッジな IT Pro に覚えておいていただきたいのが、Codeplex で公開されている Facebook C# SDK です。これを使うと、WEBアプリだけでなく、Windows アプリ、そしてもちろん Windows Phone アプリも Facebook と簡単につなげることができます。
Facebook C# SDK
2011年10月24日時点の最新安定板は 5.2.1 ですが、10月17日付で 5.3 ベータ版も提供されています。
ということで、さっそく試してみます。
準備
以下の URL から「Source Codes and Samples」をダウンロードしておいてください。今回は最新のベータ版 5.3 を使いました。
なお、「Assemblies Only」で提供されている Facebook.dll は、私の環境ではうまく動きませんでした。なので、Source Codes で提供されているソースコードからコンパイルして使用することにします。
Facebook C# SDK - Download: 5.3
ZIP ファイルで提供されているので、どこかのフォルダにまとめて解凍しておきましょう。
Windows Phone 用 Facebook.dll をコンパイルする
ダウンロードした ZIP ファイルを解凍すると、FacebookCSharpSDK フォルダ配下が以下のような構成になっているはずです。
Source フォルダの配下に Facebook-WP7.sln というソリューションファイルが含まれているので、Visual Studio 2010(Express も可)で開きましょう。
画面右側にある「ソリューション エクスプローラー」から「Facebook-WP7」を右クリックして「プロパティ」を開きます。
画面左に表示されているアプリケーションタブで、Windows Phone OS のバージョンを「Windows Phone OS 7.1」に変更しましょう。「元に戻せなくなるよ!」と警告されますが、かまいません。だって、 IS12T は 7.1 ですから。
この状態で、再度「ソリューション エクスプローラー」の「Facebook-WP7」を右クリックして「ビルド」を実行してください。
これで、新しい Facebook.dll が、以下のパスに作成されているはずです。
\Facebook SDK\Bin\Debug\sl3-wp
このプロジェクトには用はありませんので閉じてしまって結構です。Facebook.dll の場所だけ覚えておいてください。
Facebook にアプリ登録する
Facebook と連携するには、Facebook 側でアプリケーション登録をしておく必要があります。アプリケーション登録をすることにより、これから開発する Windows Phone アプリが、Facebook から信頼され、情報交換をできるようにするためです。
はじめて Facebook の開発者サイトを開く方は、以下のようなダイアログが表示されるので「許可する」をクリックしてください。
開発者サイトが開くと、画面の右上に「+新しいアプリケーションを作成」というボタンが表示されるのでクリックします。
「New App」ダイアログが開くので、アプリケーションの識別名を適当に入力し、「同意する」にチェックを入れ、「続行」してください。
途中、セキュリティチェックなんかがあって、最終的に以下の画面が表示されます。個々に表示されている、「App ID」と「App Secret」がとても重要ですので、外部に漏れないようにしてください。
そして、さらに重要な設定を行います。画面の左側から「詳細設定」を選択し、以下のように変更してください。アプリにもよるのですが、SDK に含まれているサンプルアプリケーションは Windows Phone のネイティブアプリです。なので、「ウェブ」が選択されているとFacebookからのセキュリティトークンを受け取ることができません。さらに、「Enhanced Auth Dialog」も「無効」に設定します。
以上でFacebook側の準備は完了です。App ID と App Secret は後から使うので控えておきましょう。
SDK に含まれているサンプルアプリを、ほんのちょっとだけ編集
今度は、冒頭でダウンロードしたファイルの中に「samples」というフォルダがあるので、その配下の CS-WP7.sln を Visual Studio で開きます。
はじめに先ほどコンパイルした Facebook.dll を読み込ませます。まずは、ソリューション エクスプローラーの「参照設定」にある「Facebook」を削除してしまってください。他の参照を削除しないように気を付けましょう。
次に「参照設定」を右クリックし、「参照の追加」を選択します。
「参照の追加」ダイアログが開いたら、「参照」タブで、先ほど作成した Facebook.dll を選択し「OK」します。
これで参照の設定が修正され、あたらしい Facebook.dll が使用されます。
次に、Facebook から取得した App ID と App Secret を設定します。
ソリューション エクスプローラーから「FacebookLoginPage.xaml.cs」という名前のソースファイルをダブルクリックして開きます。
すると、以下のような画面が開くので、AppId と AppSecret に値を入れてください。各行の最後には「セミコロン(;)」も必要なのでお忘れなく。
以上で設定は完了です。
サンプルアプリを実行
ということで、サンプルアプリを実行しましょう。
F5キーを押すか、ソリューション エクスプローラーのプロジェクト名(CS-WP7)を右クリックして「デバッグ」-「新しいインスタンスを開始」を選択してください。
以下の画面が表示されるはずですので、「Login To Facebook」をタップしてください。
次に、Facebook のログオン画面が表示されるので、メアドとパスワードを入力して「ログイン」をクリックします。ちなみに、Windows Phone Emurator を使用している方は、[Functionキー] +[↑] でキーボード入力に切り替えることができます。
トークンがうまく取得できれば、以下の画面が表示されます。これは、このアプリケーション(自分が作っているアプリ)が Facebook 上の個人情報にアクセスしてもよいかどうかを問い合わせる画面です。もしアプリケーションを一般に公開した場合には、アプリケーションの利用者ごとにこの画面が表示されることになり、この画面で「許可する」をクリックしたユーザーのみが、アプリケーションに対して個人情報を渡すことができます。
「許可する」と、以下の画面が表示され、アプリケーションからFacebookにアクセスできるようになります。
どうですか?正しく動きましたか?
このサンプルの良いところは、とてもシンプルなところです。
このサンプルを応用して、自分自身のアプリをFacebook対応にすることができます。
インフラ担当のエンジニアの方にとっては少々敷居が高いかもしれませんが、一緒に仕事をしている開発者に教えてあげると開発コストを下げられるかもしれません。是非チャレンジしてみてください!
仮想化およびプライベートクラウドを構築するための関連製品の評価版が続々と登場しています。
もちろん、Sytem Center 2012 シリーズだってあります。
まだ手を付けていないあなた、今こそ仮装に挑戦です!
違った...orz 仮想です。