March, 2008 - フィールドSEあがりの安納です - Site Home - TechNet Blogs

フィールドSEあがりの安納です

Microsoft Evangelist -- Junichi Anno

March, 2008

  • 【Windows Server 2008】Windows XP/2003 のバックアップファイル を Windows Server 2008 に復元する - Windows NT Backup - 復元ユーティリティ

    #同じエバンジェリストの田辺に指摘され、なぜか英語版をインストールしていることに気付きました...お、お恥ずかしい... (よって以下、画面を差し替えました)
    #画像は田辺提供です...ありがとうございます>田辺さん

    Windows Server 2008 の機能のひとつである Windows Server Backup ですが、XP や 2003 のバックアップファイル(.bkf)を取り扱うことができないことは割と有名なお話です(...ということは、Vista にも復元できないということです)。

    先日のIT Pro 道場でも Data Protection Manager 2007 のお話とともに、この制限についてお話しました。が、代替案があるという点についてお話することをすっかり忘れてしまいました。もしかすると、多くの方に絶望感を与えたままかと、ドキドキしております。大変失礼いたしました。

    で、その代替案というのが、以下です。このツールを使用することで、XP/2003 でバックアップしたファイルを、2008 または Vista 上に復元することができます。

    Windows NT Backup - 復元 Urility

    上記リンクをクリックすると ダウンロードサイト に移動しますが、「Longhorn」という言葉が出てきます。これは Windows Server 2008 の開発コードですが、RTM がリリースされた現在でも使用することができます。以下の2種類(x64版とx86版)が用意されていますので、使用する Windows Server 2008 および Vista のタイプによって使い分けます。

    NtBackupRestore_win64.msi
    NtBackupRestore_x86.msi

    インストールを開始するには、上記のインストーラをダブルクリックするだけでよいのですが、1点注意があります。

    インストール開始直後に、以下のメッセージが出てきてしまった場合には前提条件が足りていません。

    「To run Windows NT Backup - 復元ユーティリティを実行するには、リムーバブル記憶域の管理を有効にするか、インストールする必要があります。」

    インストールを行うには、以下の手順が必要です。

    1. 「リムーバブル記憶域マネージャ」の追加
      • Windows Server 2008 の場合は、「リムーバブル記憶域マネージャ」を「機能」から追加
      • Windows Vista の場合には、コントロールパネルの「ソフトウェアの追加」で「リムーバブル記憶域の管理」を追加
    2. 「Windows NT Backup - Restore utility」をインストールする

    ※Removable Storage サービスは「手動」になっていますが、起動する必要はありません

    インストールが完了したら、スタートメニューの「Windows NT Backup - Restore Utility」を起動します。

    ※さ、サイズが文字化けしております...

  • 【Windows Server 2008】Server Core 上の Hyper-V RC0 を管理するための手順(同一ドメインの場合)

    既に Server Core (RTM)に Hyper-V をインストールして使用されている方はいらっしゃるでしょうか?

    Hyper-V をインストールしたまではよかったけど、管理の仕方がわからない!という方はご覧ください。

    Hyper-V のインストールについては問題無く進むと思います。参考までにインストール手順を以下の記事に記しておきます。

    【Windows Server 2008】Server Core に Hyper-V RC0 をインストールする
    http://blogs.technet.com/junichia/archive/2008/03/31/windows-server-2008-server-core-hyper-v-rc0.aspx

    さて、問題はここから先です。

    Hyper-V を管理するには、WMI を使用します...が、コマンドやスクリプトはちょっとアレです(スクリプト好きな私でも少々面倒です)。 

    ということで、Server Core にインストールした Hyper-V を管理するには、リモートの Hyper-V 管理コンソールから接続するのが便利です。Windows Server 2008 にインストールした Hyper-V 管理コンソールは、リモートコンピュータに接続する機能を持っています。

    しかしながら、規定ではさまざまな理由で Server Core に接続することができません。

    対処方法は、Server Core が管理するサーバーと同一のドメインに参加しているか異なるか(Workgroup 等)で、作業内容が異なります。当然ですが、後者のほうが複雑になります。

    今回は、同一ドメインに参加していることを前提に書きます。

    ****

    インストール直後の状態では、リモートコンピュータのサーバーマネージャを使用して Hyper-V 管理コンソールから Server Core に接続すると以下のメッセージが表示されるはずです。 

    コンピュータ '<コンピュータ名>' 上の RPC サービスに接続できません。RPC サービスが実行されていることを確認してください。

    そこで、Server Core に対して、リモートから WMI で接続することを許可します。

    方法はいくつか考えられますが、今回は以下の方法で行いましょう。

    【Windows Server 2008】Server Core の管理をリモートのMMCから行うための準備
    http://blogs.technet.com/junichia/archive/2007/11/08/windows-server-2008-server-core-mmc.aspx

    この設定が完了すると、リモートコンピュータの Hyper-V 管理コンソールから Server Core に接続する際、使用許諾契約」の画面が表示されるはずです。

    正しくインストールが完了したと考えられるにもかかわらず、使用許諾契約画面が表示されれず、管理コンソールに「Virtual Machine Management サービスは利用できません。」というメッセージが表示されている場合、ハードウェア側の仮想化機能が有効になっていない可能性があります。BIOS の設定を確認してみてください。

    使用許諾契約画面で「同意する」をクリックすると、管理コンソールには「 このサーバーに仮想マシンはみつかりませんでした」と表示されているはずです。これは、Hyper-V は起動しているものの、なにも設定がなされていないということであり、正しい状態です。

    Server Core の「リモート管理」を有効にしたにもかかわらず、やはり「RPCCPサービスに接続できない」というエラーが表示される場合には、管理するサーバー側の「セキュリティが強化された Windows ファイアウォール」の設定で以下のルールが無効になっている可能性がありますので確認してみてください。

    • Hyper-V - WMI (Async-In)
    • Hyper-V - WMI (DCOM-In)
    • Hyper-V - WMI (TCP - In)

     特に問題なく「 このサーバーに仮想マシンはみつかりませんでした」が表示されたら、管理を開始することが可能です。

    はじめに、「仮想ネットワークマネージャ」を使用して、ゲストOSが使用するネットワークカードを定義してから、新規に仮想マシンを追加してください。

     

  • 【Windows Server 2008】Hyper-V で仮想ネットワークを割り当てるとIPアドレスがDHCPになってしまう?

    うーん、文章で書くと非常にわかりずらいのですが....

    Server Core をインストールし、コンピュータ名を割り当て、IPアドレスを割り当てて、Hyper-V をインストールして仮想ネットワークを割り当てて...ここまででも結構な作業ですね。

    で、ふと気づくと、物理ネットワークのIPアドレスがDHCPに変わってしまっている....あれれ?という経験は無いでしょうか。もしかすると、これから経験されるかもしれません。私は何度も経験したにもかかわらず、毎回「あれれ?」となってしまいます。

    フルインストール版の画面で確認するとわかりやすいのですが、Hyper-V をインストールして仮想ネットワークを割り当てると、規定のネットワーク名である「ローカル エリア接続」には「Virtual Network Switch Protocol」という特殊なプロトコルがバインドされます。名前からも想像つくと思いますが、こいつが今後仮想ネットワークカードを制御して、物理ネットワークとの通信をスイッチしながら中継してくれます。ざっくり言ってしまえば、「ハブ」です。

    では、これまで割り当てられていた「インターネットプトロコル バージョン4(TCP/IP V4)」等はどこにいってしまったのか?Hyper-V 上の「ホストOS」と「ゲストOS」には新たに仮想ネットワークカードが割り当てられ、ここに TCP/IP等がバインドされます。

    これを説明したわかりやすい絵が、MSDN blog にありますのでご紹介します。

    Understanding Networking with Hyper-V
    http://blogs.msdn.com/virtual_pc_guy/archive/2008/01/08/understanding-networking-with-hyper-v.aspx

    Server Core の場合、なにがどうなったか見えずらいのが難点ですね。Hyper-V で仮想ネットワ��クを構成したら、ipconfig /all コマンドを使用してすべてのネットワークアダプタの情報を出力し、確認してみましょう。

  • 【Windows Server 2008】Server Core のデバイスマネージャを使用する

    Server Core にリモートから接続してデバイスマネージャを使用するには、ファイアウォールの「リモート管理」ルールを有効にしただけではエラーが発生します。

    デバイスマネージャをリモートから使用するには、グループポリシーの変更が必要になります。

    設定の手順を以下に示します。

    1. 「リモート管理」ルールを有効にする
    2. 以下の記事を参照して「セキュリティが強化されたWindows ファイアウォール」の「リモート管理」ルールを有効にします。これによって、リモートのMMCからServer Coreに接続できるようになります。

      【Windows Server 2008】Server Core の管理をリモートのMMCから行うための準備

    3. グループポリシーオブジェクトエディタを開く
    4. リモートコンピュータ上でMMCを起動し、「グループポリシーオブジェクトエディタ」スナップインを追加します。このとき、管理するコンピュータとして Server Core を選択します。

    5. 「PnPインターフェースへのリモートアクセスを許可する」を有効にする
    6. グループポリシー
      └ コンピュータの構成
       └ 管理用テンプレート
        └ システム
         └ デバイスのインストール
          └ PnPインターフェースへのリモートアクセスを許可する

    7. Server Core を再起動するか、以下のコマンドを Server Core 上で実行する

    gpupdate /force

    以上で設定は完了です。

    MMCに「デバイスマネージャ」スナップインを追加して Server Core を指定すれば、Server Core のデバイス一覧を参照することができます。ただし、以下のワーニングが表示されます。

    デバイスマネージャはリモートコンピュータから接続した場合には読み取り専用となります。ドライバの更新やデバイスの無効化を行うには、Server Core ローカルで実施しなければなりません。もちろん、コマンドでの操作となります。

    これについては、また後日。

     

  • Hyper-V Beta の Snapshot をマージするには

    Windows Server 2008 RTM 日本語版のダウンロード開始が目前にせまった今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。

    既に英語版をダウンロードしてお使いの方も多いと思いますが、そんな方々は、きっと Hyper-V もご堪能かと思われます。

    つい先日、IT Pro 道場 運用管理基盤構築編 の週末開催 が終わり、ひとまずこのシリーズも終息したわけですが、道場で使用したデモ環境はすべて Hyper-V上で動作しておりました。Hyper-V には Snapshot という便利な機能が実装されており、これがでも環境を構築するのに実に役立ったわけで、もう Hyper-V 無しではでも環境を構築する気がおきないほど依存していました。

    そして本日、Snapshot だらけになった環境を、1つの VHD に統合しようとしたところ、サーバーマネージャのHyper-V管理コンソールに「スナップショットをマージする」といったコマンドが見当たらないことに気付きました。

    どうしたものかと情報をあさったところ、Hyper-V Beta では、少し面倒な手順でマージを行う必要があるとのこと。もしかすると、同じ理由で困っている方もいらっしゃるかもしれませんので、以下に手順のまとめておきたいと思います。

    <注意>

      • この手順は、Hyper-V Beta 上での手順であり、正式にマイクロソフトによりサポートされた手順でないことに留意してください
      • 以下の手順を実施するまえに、必ずバックアップをとってください。くれぐれもお願いいたします
      • マージが完全に完了するまでは、VHDファイルを起動することができませんので、こちらも合わせて留意してください
      • 必ず、以下の手順を全て確認後、マージ処理を開始してください

    まずは、手順の概要を理解してください。以下の環境があったとします。

    [ おおもとのVHDファイル ] ← インストール直後の環境
    └[Snapshot 1]
     └ [Snapshot 2]
       └ [Snapshot 3]  ← 最新のスナップショット(現在はこの環境で動いている)

    上記の環境であることを踏まえ、マージを行うには、以下の手順を実施します。

    1. [Snapshot 3] を [Snapshot 2] にマージ
    2. [Snapshot 2] を [Snapshot 1] にマージ
    3. [Snapshot 1] を [おおもとのVHDファイル] にマージ

    すなわち、起点となるスナップショットの数だけマージを行う必要があるわけです。

    それでは、実際の手順を確認しましょう。

    1. 構成ファイルから現在のスナップショットファイルを確認する
    2. Virtual Machine を作成時に指定したフォルダ配下の、Virtual Machineフォルダを開く。

      ここに、XMLファイルが保存されているので、これをメモ帳等で開く。

    3. 構成ファイル(XML)から現在のスナップショットファイルのファイル名を見つける
    4. 構成ファイルを開くと、以下の記述が見つかる。<pathname>タグに記載されているのが、現在使用されているスナップショットファイルだ。Virtual Machine にマウントされているVHDファイルが1つの場合には、pathname も1つだけだが、以下の例では、1つの Virtual Machine に3つの VHD ファイルがマウントされており、それぞれのスナップショットが記載されていることがわかる。

      ちなみに、以下に記載されているとおり、スナップショットファイルの拡張子は、avhd となる。

      <pathname type="string">~(略)~\DJDPM01_A97EBB85-2F82-40A4-AA3D-46AF2579A92C.avhd</pathname>
      <type type="string">VHD</type>
      <pathname type="string">~(略)~\BackupStrage_49F5E94F-E9A8-43B5-AFEA-0ED657653C98.avhd</pathname>
      <type type="string">VHD</type>
      <pathname type="string">~(略)~\WSBackup_AE3A4CE0-3F3D-4D0C-B189-802AE6A34FEF.avhd</pathname>
      <type type="string">VHD</type>

    5. avhd ファイルの拡張子を vhd に変更する
    6. 2. で確認したファイルの拡張子を vhd に変更する。

      ここでは、

      DJDPM01_A97EBB85-2F82-40A4-AA3D-46AF2579A92C.avhd

      DJDPM01_A97EBB85-2F82-40A4-AA3D-46AF2579A92C.vhd

      に変更したものとする。

      ちなみに、スナップショットファイル(avhd)は、以下のに示すように、Snapshotフォルダ配下の「構成ファイルのファイル名と同じ名前のフォルダ」にまとめて格納されている。

    7. Edit Disk ウィザードを起動する
    8. サーバーマネージャの [役割] - [Hyper-V] - [Microsoft Hyper-V Servers] - [<Server Name>] を右クリックして [Edit Disk] をクリックする。

    9. スナップショットファイルを指定する
    10. 「Loacte Virtual Hard Disk」画面で、拡張子を変更したスナップショットファイル(DJDPM01_A97EBB85-2F82-40A4-AA3D-46AF2579A92C.vhd)を指定して、[Next] をクリックする。

    11. Merge を選択する
    12. 「Choose Action」画面で、Merge を選択し、[Next] をクリックする。

    13. To the parent virtual hard disk を選択する
    14. 「Merge Changes from Differencing Disk」画面で、[To the parent virtual hard disk」を選択して、[Next] をクリックする。

    15. Parent Virthal Hard Disk のファイル名を確認する
    16. 「Completing the Edit Virtual Hard Disk Wizard」画面が表示されるので、これからマージしようとしているマージ先の親ファイルを必ず確認する。

      ここでは、以下の通り、DJDPM01_23E2F300-0C-~(略)~.avhd であることがわかる。

      このファイル名が、「おおもとのVHDファイル」(拡張子 vhd)となったら、これが最後のマージだ。

      マージ先の親ファイルをメモしたら、[Finish] をクリックしてマージを開始する。

    17. マージ完了を待つ
    18. マージ完了までに要する時間は、スナップショットファイルの容量にもよるが、10分~30分程度であろうと思われる。 

    19. マージ後の親ファイルを確認する。
    20. マージが完了したら、3. で開いたフォルダを参照し、親ファイルのタイムスタンプが最新(現在)になっていることを確認する。

      この時点で、マージ先の親ファイルが最新のスナップショットとなった。

      以降、このファイル(ここではDJDPM01_23E2F300-0C-~(略)~.avhd )の拡張子を vhd に変更し、3. ~ 9. を繰り返す。

      8. にも書いたとおり、マージ先の親ファイルが「おおもとのVHDファイル」となったら、最後のマージとなる。

    21. 新しい Virtual Machine を作成する

    「おおもとのVHDファイル」へのスナップショットのマージが完了後、既存の Virtual Machine を起動しようとしても起動することはできない。

    いったん、既存の Virtual Machine を削除し、新しい Virtual Machine を作成する必要がある。

    Virtual Machine 作成ウィザードでは、VHDファイルの指定画面において、マージしたVHDファイルを指定ればよい。

    以上で手順は完了です。

    一度マージをはじめたら後戻りはできません。くれぐれも、既存環境を壊さないよう、注意して作業を行ってください。

     

  • 【Windows Server 2008】Server Core のディスクをリモートから管理するには

    前回はServe Core に挿した USBメモリの安全な取り出し方についてお話しました。

    【Windows Server 2008】Server Core に挿した USB ドライブを安全に取り出すには

    今回は、その中に出てきた「Server Core の [ディスクの管理] に接続する」方法についてお話します。

    Server Core のインストール直後は、一切のポートが閉じられているためリモートからは何もすることができません。当然、「コンピュータの管理」をリモートから使用することもできなければ、MMCに「ディスクの管理」スナップインを追加してServer Core に接続することもできません。

    リモートからの管理を行うには、「セキュリティが強化された Windows ファイアウォール」の設定を変更し、必要なポートを公開する必要があります。

    「ディスクの管理」を公開するには、以下の処理を行う必要があります。Serve Core側だけでなく、操作を行うコンピュータ側の操作も必要なので注意してください。

    【Server Core 側】

    コマンドプロンプトから以下のコマンドを入力して、「リモートボリューム管理」に必要なポートをオープンします。

    netsh advfirewall firewall set rule group=”リモート ボリューム管理" new set=yes

    「3 規則を変更しました」と表示されてばOKです。「リモート」と「ボリューム」の間には半角の空白が入りますので注意してください。日本語がうまく入力できない場合には、以下のコマンドを使用して、一度ファイアウォールの設定一覧を表示し、コピー&ペーストするとよいでしょう。

    netsh advfirewall firewall show rule name=all dir=in

    さらに、以下のコマンドで Virtual Disk サービスを起動します。既に起動されていれば結構です。

    net start vds

    【操作する側のコンピュータ】

    上記コマンドでリモートボリューム管理のポートをオープンしてもよいですし、「セキュリティが強化された Windows ファイアウォール」の管理コンソールを起動し、「受信ルール」の中の以下のルールを有効化してください。

      • リモートボリューム管理 - 仮想ディスク サービス (RPC)
      • リモートボリューム管理 - 仮想ディ��ク サービス ローダー(RPC)

    以上で設定は完了です。操作する側のコンピュータでもポートを公開する点がミソですので注意してください。

    MMC を起動し、「ディスクの管理」スナップインを追加する際にリモートコンピュータとして Server Core を指定してください。ボリュームが見えるようになっているはずです。

    なお、この設定では、「コンピュータの管理」を使用することはできません。なぜならば、リモートからの管理を全面的に許可したわけではないからです。

    これについては、夜も更けてきて手先が寒くて凍えているので次回にします

    あ、あと「デバイスマネージャ」に接続する方法についても興味がありますよね。これも次回に説明します。

  • DPM System Recovery Tool を使用したディザスタリカバリ その4 - サーバーのリカバリ(最終回)

    以下の続きです。

    DPM System Recovery Tool を使用したディザスタリカバリ その1 - セットアップ

    DPM System Recovery Tool を使用したディザスタリカバリ その2 - バックアップとスケジューリング

    DPM System Recovery Tool を使用したディザスタリカバリ その3 - ブート用CDイメージ(iso ファイル)の作成

    今回は、前回作成した ブートCDを使用して何もインストールされていないサーバーを起動し、SRT(System Recovery Tool)からのリストア(SRT では ロールバック という呼び方をしています)を行ってみます。

    リカバリの全体の流れについては前回の記事にある この図 を参照してください。

    ということで、早速リカバリをはじめましょう。

    操作は、SRT側と保護サーバ側の両方で行う必要があります。まずは、保護サーバー側です。

    保護サーバー側での操作

    前回作成したブートCDを保護サーバーに挿入し、CDからブートします。以下のような画面が出て起動が始まります。

    しばらくすると、以下の画面が出てネットワーク環境の初期化が始まります。

    初期化が完了すると、以下のように「Waiting for connection」と表示され、SRT側からの接続待ち状態となります。

    また、既定ではDHCPサーバーからアドレスをリースしてくるため、DHCPサーバーが無い場合にはアドレスの設定に失敗します。

    アドレスのリースに失敗した場合には、「THIS SYSTEM'S IP ADDRESS IS:」をプルダウンし、「Configuration」を選択します。

    IPアドレス、サブネットマスク、DNSサーバーの設定ダイアログボックスが表示されるので、それぞれを設定します。

    SRTは、既定でバックアップを行ったときの保護サーバーのアドレスで接続しようとするので、可能であれば以前保護サーバーが使用していたアドレスを指定しましょう。もし以前使用していたアドレスを設定することができない場合には、SRTと通信が可能であれば、適当なアドレスで大丈夫です。あとからSRT側で調整することができます。

    ひとまず保護サーバー側の操作はこれで終わりです。この状態で、保護サーバーは SRT からの接続待ち状態となります。

    次に、Recovery Center 側での操作です。

    Recovery Center 側での操作

    SRT をインストールしたサーバーで、Recovery Center を起動します。

    画面右上の「Roll Back System」をクリックして、Roll Back Wizard を起動します。

    [Next] をクリックすると、回復ポイントの選択画面が表示されます。どの時点の回復ポイントまでロールバックするかを、この画面から選択することができます。回復ポイントを選択して[Next] をクリックします。

    復元するリソースを選択します。以下では「ディスクレイアウト」と「システムボリューム」のみが表示されています。これはバックアップしたデータに含まれているものが、この2つだけであるということです。たとえば、Dドライブ等のシステムボリューム以外のボリュームが存在する場合には、それも一覧に表示されます。いずれにしても、ベアメタルリカバリの場合にはすべてを選択します。

    途中、SRTから保護サーバーに接続ができない場合、以下のようにIPアドレスの入力画面が表示されます。これは、バックアップを行った時のアドレスと復元しようとしてる保護サーバーの現在のアドレスが異なる場合に表示されます。今回の例では、CDブート時にIPアドレスの変更を行っているので、以下の画面には、192.168.3.230 を指定し、[Retry] をクリックします。

    なお、指定したアドレスを万が一間違えてしまい、かつそのアドレスで運用中のサーバーが存在していたとしても、稼働中のサーバーに上書きでリストアしてしまうようなことはしません。SRTは、接続した先で CDROMからブートしたSRTクライアントが動作しているかどうかをチェックし、それ以外の環境が動作している場合には「SRTクライアントが動作していない」というエラーを表示してくれます。

    SRT クライアントに接続すると、復元先のディスク情報が表示されます。間違いがないことを確認してください。[Edit] ボタンをクリックすると、ディスクのパーティション情報等が表示され、クラスタサイズの変更等が行えます。

    ※Manufacture が Virtual HD となっていることからもおわかりのように、今回は仮想環境上に復元しています。

    復元先のディスクを選択して [Next] をクリックすると、このディスクが完全に初期化されてしまうことを示すワーニングが表示されます。間違いがないことを確認して 「はい」をクリックしてください。

    以下の画面では今回のリカバリに関する覚書と、リカバリ後に再起動を行うか否かを設定します。[Settings] ボタンをクリックすると、リカバリ完了後、何秒後に再起動を行うかを設定できます。

    [Finish] をクリックすると、リカバリが開始されます。

    リカバリが開始されると、以下のような画面が表示され、進捗を確認することができます。

    ※ このとき、保護サーバー側では以下のような画面に変わり、右下のプログレスバーが左から右に流れます。

    復元が完了すると、プログレスバーは100%となり、右下のボタンが [Finish] に変わります。

    [Finish] ボタンをクリックすると、以下のようにレポートが自動的に表示されます。ここには、復元したファイルがすべてリストされています。

    長くなりましたが、以上で復元は完了です。

    いかがでしたでしょうか。機能としては非常に単純なものではありますが、それだけに使い方も簡単ですし、操作も感覚的に行えるため、英語であることは苦になりません。

    機会があればお試しください。

     

  • 【Windows Server 2008】(小技)RegEdit で「値」を選択すると「パス」がわからなくなる場合の対処

    どうでもよい方にはどうでもよいのですが、RegEditとニラメッコをされる方にとっては役に立つかもしれません。

    Windows Server 2008 や Vista にも 従来通り RegEdit がついていますし、使うことができます。当然ですが。

    が、1点....ちょっとアレなところがあります。すでにお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、エントリを検索して「値」を選択すると、どのパスにいるのかがわからなくなってしまいます。

    言葉はあれですね。以下を参照してください。

    ProcessIDが選択されていることはわかりますが、それがどのパスのものかわかりますか?ステータスバーを見ればわかりますが、左側ペインのツリーからは判断できません.....。

    そこで、この状態で、[TAB] または[Shift]-[TAB] を押してみてください。すると、現在の値が存在しているパスが反転表示されます。

    ....すいません。こんな話題でお茶を濁してしまいました。

    @名古屋

     

  • 【Windows Server 2008】Server Core に挿した USB ドライブを安全に取り出すには

    Server Core でも USB ドライブを挿して使用することができます。が、「安全に取り出す」にはどうしたらよいのか悩んでしまいました。

    Fullインストールの Windows Server 2008 やVista等であれば、おなじみの方法を使用すればよいわけですが、Server Core にはGUIが用意されていません。ためしに、以下のコマンドを入力してみてください。

    rundll32 shell32.dll Control_RunDLLA hotplug.dll

    何も表示されないですね。Server Core でなければ、以下のような画面が表示されるのですが....。

    じゃ、どうしたらよいか...。

    【方法1:ディスクの管理 を使用する】

    容易に想像がつく方法ですね。おなじみ「コンピュータの管理」を使用してServer Coreに接続し、[記憶域] - [ディスクの管理] を使用します。

    ディスクの一覧には、USBメモリも表示されているはずですから、右クリックして「取り出し」をすればOKです。

    ※ Server Core に対してディスクの管理を使用するには少々コツがいりまして、これについては次回にまとめます。

    【方法2 RemoveDrive ツール(フリーツール)】

    有名なツールですね。いろいろ試してみたのですが、私はこちらが一番使いやすかったです。Server Core上でも問題なく動作していました。

    このツールの良いところは、単にドライブを指定すればよいということです。

    こちらのサイトを参照すると、自作派の方には参考になるでしょうか。 

     

    WMI でできないか調べても見たのですが、現時点では解が得られませんでした。PowerShell はServer Core上では動作しないので調べてません。

    このほか、マイクロソフトからも devcon というデバイスマネージャをコマンドにしたようなツールが提供されていますが、ServerCoreでは動作しませんでした。Vistaではかろうじて...といったかんじでしょうか。高機能なので、Vista 以降のOSでも正しく動作するようになるとうれしいですね...。

     

  • ADMT v3.0 による Windows Server 2008 への移行について

    マイクロソフトのサポート部隊に所属する Tim Springston が書いている blog に面白い記事が投稿されたのでご紹介します。

    Tim Springston's Active Directory Blog
    ADMT and Server 2008

    Windows Server 2008 の開発が完了してからしばらくたちますが、正式にリリースされた後に待っていることと言えば 「移行」です。

    Active Directory の移行は、今後も ADMT(Active Directory Migration Tool) で行うことになりそうですが、現時点での最新バージョンは ADMT v3.0 です。このバージョンは Windows Server 2008 には正式に対応していません。

    Winodws Server 2008 に正式に対応するのは ADMT v3.1 になりますが、リリースにはもう少し時間がかかりそうです。

    そこで、サポートの Tim が ADMT 3.0 を使用して Windows Server 2003 ドメインから Windows Server 2008 ドメイン への移行テストを行ったところ、次のような結果が得られたとのことです(Tim の blog に投稿されたものを日本語にしたものを以下に示します)。

    移行元 ���行先 ADMT コンソールが参加しているドメイン ADMTコンソールにログオンした管理者が所属するドメイン 移行するオブジェクト 結果
    2003 2008 2003 2008 2003 2008 2003 2008    
            User 失敗(“Invalid handle”エラー)
           

    Computer(WinXP)

    失敗(2008ドメイン側にコンピュータアカウントを作成する際に“Invalid handle” エラー)
            User 成功
            Computer(WinXP) 移行先である2008ドメインの管理者を、移行元ドメインに所属するクライアントのadministrators に所属させたら成功(コンピュータアカウントの作成、ドメインへの参加、セキュリティ情報の完全な移行)
            User 成功
            Computer(WinXP) 移行先である2008ドメインの管理者を、移行元ドメインに所属するクライアントのadministrators に所属させたら成功(コンピュータアカウントの作成、ドメインへの参加、セキュリティ情報の完全な移行)
            User 失敗("Invalid handle"エラー)
            Computer(WinXP) 失敗(2008ドメイン側にコンピュータアカウントを作成する際に“Invalid handle” エラー)

    Tim によれば、上記のテストより、移行を成功させるには以下の条件を満たす必要があるとのこと。

    •  ADMT v3.0 は Windows Server 2003 にインストールする(2008 にはインストールができない)
    • 移行先ドメインのドメイン管理者を、ADMT v 3.0 がインストールされている Windows Server 2003 のローカル administrators グループに参加させる
    • ADMT コンソールへのログオンは移行先ドメインのドメイン管理者を使用する
    • 移行先ドメインの管理者を、移行するコンピュータアカウント(Windows XP)のローカルadministrators に所属させる(これには グループポリシーを使うとよいでしょう)

    ちなみに、2008 ドメインから 2008ドメインへの移行も ADMT v3.1 からのサポートになります。

    私自身が行ったわけではないため詳しく書くことができませんが、何かの参考になればと思います。

  • DPM System Recovery Tool を使用したディザスタリカバリ その1 - セットアップ

    IT Pro 道場 運用基盤構築編 も残すところ東京開催の2 回となりました。

    道場では、セッションの最後に DPM (Data Protection Manager) 2007 + DPM SRT(System Recovery Tool) を使用したディザスタリカバリのお話をしていますが、時間が足りないためにデモンストレーションまではおこなえておりません。そこで、この場を借りて、どんな使い勝手になるのかをご理解いただければと思います。

    DPM SRT は、DPM 2007 とは独立して動作するツールで、ベアメタルリカバリに代表される ディザスタリカバリ を実現するものです。OS のディスクイメージをパーティション情報と共に丸ごと複製し、それを回復ポイントとして使用できます。残念ながら、現在までに検証したところでは、DPMでバックアップした情報は DPM SRT のリソースとして使用することはできないようです(新たな情報があればお知らせします)。

    1. 準備
    2. はじめに、以下の準備が必要です。

      • Windows Server 2003 SP2 が動作しているコンピュータ 

      ここに DPM SRT をインストールします。DPM SRT は現時点(2008.03.11)で Windows Server 2008 上では動作しませんのでご注意ください

      • DPM SRT の入手

      DPMの評価版は、DPM 2007 評価版 とともに ここ からダウンロードできます。DPMSRTEVAL.exe が DPMSRT評価版です。

    3. DPMSRTのインストール

    DPMDRTをインストールするには、ダウンロードした DPMSRTEVAL.exe を実行して解凍し、setup.exe をダブルクリックして実行します。

    はじめに、SQL Server Express Edition SP2 がインストールされます。

     SQL Server Express のインストールが完了すると、DPM SRTのインストールがはじまります。

    DPM SRT本体をインストールするパスと、バックアップするデータを保存するパスを指定します。DPM 2007 のように特定のボリュームを占有することはありませんが、バックアップデータの保存先の容量には十分に注意してください。規定では C:\RPStore となります。

    Install をクリックすると、おなじみのプログレスバーが表示されインストールが行われます。

    しばらくするとインストールが完了します。約5分といったところでしょうか。

    デスクトップ上には、以下の2つのアイコンができています。

    • Recovery Center
    • Recovery Schedule Console

    セットアップが完了したら、初めにすべきことは「バックアップのスケジューリング」です。これは、Recovery Schedule Console で行います。次回は、Recovery Schedule Console を使用したバックアップの手順について解説します。

  • DPM System Recovery Tool を使用したディザスタリカバリ その2 - バックアップとスケジューリング

    前回は DPM SRTのインストールについて解説しました(というか、単なるステップバイステップでしたが)。

    DPM System Recovery Tool を使用したディザスタリカバリ その1 - セットアップ
    http://blogs.technet.com/junichia/archive/2008/03/10/dpm-system-recovery-tool-1.aspx

    今回は、Recovery Schedule Console を使用して保護対象となるサーバーのバックアップを行います。

    ちなみに、インストール直後に Recovery Center を起動しようとすると、以下のエラーが出力されます。「まずはバックアップのスケジューリングをしてください」ということですね。

    それでは、さっそくバックアップを行いましょう。Recovery Schedule Console をダブルクリックしてください。スケジューリングのウィザードが起動します。

    [Next]をクリックするとバックアップするタイミングと、バックアップ時に使用するアカウントを聞かれます。この画面では、以下の情報を設定します。いずれも日本語で入力すると表示が化けてしまうことにご注意ください。スケジュールのName と Description は英語で指定しておくのがよいでしょう。

    なお、SRTでは、バックアップのことを Recovery Point (回復ポイント)という呼び方をしています。

    • スケジュールの名称(例えば Schedule01)
    • スケジュールの詳細な情報
    • バックアップ(Recovery Point の作成)を行うタイミング
    • バックアップ(Recovery Point の作成)に使用するアカウント

    [Modify] ボタンをクリックすると、以下のような画面が表示され、バックアップのスケジュールを設定できます。ダイアログ上は日本語で表示されていますが、[OK]ボタンをクリックすると上画面のように化けてしまいます。

     

    スケジュールとアカウント情報を設定したら、[Next]をクリックしてください。バックアップするデータに含めるデータを聞いてきます。今回のバックアップの目的はディザスタリカバリですから、当然一切合財を含めなければなりません。「Disk Layout」「System Volume」ともにチェックしておきます。

    次に、SRTで保護するサーバーに対して、エージェントを自動的にインストールするかどうかを聞いていきます。自動インストールする際には、保護対象のサーバーに対してファイル共有プロトコルでのアクセスが必要となるので、もしポートがオープンしていない場合にはあとから手動でインストールする必要があります。エージェントプログラムは msi 形式で提供されているので( RMAgent.msi )、グループポリシーで配布することも可能です。

    エージェントが正しくインストールされると、保護対象のサーバー上には RMAGENT という名前のサービスが設置されます。

    次に、保護対象となるサーバーを指定します。[Add] ボタンをクリックしてください。

    サーバー名を入力する画面が表示されるので、下のテキストボックスに、<ドメイン名>\<サーバー名>と入力し(例 example64\member)、[Add] をクリックします。このスケジュールで保護対象とするサーバーをすべて登録したら、[OK] をクリックします。

     以上でスケジュールの作成は完了です。System Recovery Tool Console には、作成したスケジュールと、そのスケジュールで管理するサーバーが表示されます。

    ちなみに、作成したスケジュールは「タスク」として登録されますので、内部でどのようなコマンドが動作しているかは、タスクのプロパティから参照することができますし、スケジュールの変更はタスクスケジューラで行うことも可能です。

    このまま放っておけば、時間がくれば自動的にバックアップが開始されます。

    今すぐにバックアップを行いたいということであれば、スケジュール一覧の<スケジュール名>か<スケジュールに所属するサーバー名>を右クリックして、[Create Recovery Point]を選択します。

    バックアップが開始されると、各サーバーの Result カラムに進捗が表示されますので、完了するまで待ってください。

     次回は、バックアップしたデータの復元手順について解説します。

  • 【Windows Server 2008】Server Core 上でアプリケーションが動作するかを判断するには

    Windows Server 2008 RTM のダウンロードはお済みでしょうか?

    「まだ」 という方は、是非とも以下からダウンロードしてお試しください。
    http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/default.mspx

    さて、Windows Server 2008 には Server Core という特別なインストールモードが存在しています。Server Core がどのようなものかをご存じない方は以下をご覧ください。

    Windows Server 2008 の Server Core のインストール (日本語です)
    http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/servercore.mspx

    この blog でも、過去に Server Core についての記事を掲載してきました。いずれもTipsのようなものですが。

    http://blogs.technet.com/junichia/archive/tags/Server+Core/default.aspx

    Server Core の GUI には大幅な制限があります。ほぼ全ての入力はコマンドプロンプトから行う必要がありますし、msi を使用したインストールにも制限があり、無人インストールしかサポートされていなかったりします。dcpromo も無人モードで実行する必要があります。

    さてここで、開発者の方に限らずインフラを担当するSEの方でもこんな疑問がわいてきます。

    「アプリケーションが動かないんじゃ?」

    その通りです。GUIに制限がある以上、多くのアプリケーションが動作しないであろうことが予測できます。

    Server Core を採用するに当たり、必ず認識しておかなければならないことがあります。それは、

    Server Core はアプリケーションプラットフォームではない

    ということです。中には動作するアプリケーションもあるかもしれませんが、それらは基本的にサポート対象外となるということにご注意ください。

    とはいえ...「管理用のエージェント」等、インフラを統合管理するためのアプリケーションまでまったく動かないのでは管理に困りますね。せめて、動作を確認するための指針が無いものか?という疑問は当然のことです。

    マイクロソフトは、既存の管理ツールや管理エージェントを Serve Core 上で動作するプログラムに移行するための指針を MSDN で公開しています。

    Migrating Management Agents to Server Core(英語)
    http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/ms723879(VS.85).aspx 

    また、以下も参考になるでしょう。

    Developing Management Applications for Server Core(英語)
    http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/ms723872(VS.85).aspx

    マイクロソフトのダウンロードサイトでは、参考資料として以下のPPTが公開されていますので、まずはこちらで概要を確認するのもよいでしょう。

    Windows Server 2008 Application Compatibility Series - Server Core
    http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=85932A9A-DE77-4637-8A3F-DC5348456699&displaylang=en

    p.s.

    4月15日、16日に開催される the Microsoft Conference 2008 では、Server Core を担当します。当面 Server Core に関する情報発信が中心になると思います(汗)

     

  • DPM System Recovery Tool を使用したディザスタリカバリ その3 - ブート用CDイメージ(iso ファイル)の作成

    以下の記事の続きです。

    DPM System Recovery Tool を使用したディザスタリカバリ その1 - セットアップ

    DPM System Recovery Tool を使用したディザスタリカバリ その2 - バックアップとスケジューリング

    ここまでで、System Recovery Tools を使用したリモートコンピュータのバックアップが完了しました。ここからは、いよいよリカバリを行っていきます。

    リカバリを行う前に準備が必要です。それは、ブート用 CDROM の作成です。ベアメタルリカバリを行う場合、当然ハードディスクには何も入っていないわけですから、そのままではブートすることができません。そこで、ブート用の CDROM を作成し、それを使用して起動します。

    DPM SRT を使用したリカバリの流れは以下のとおりです。保護対象となるサーバーでは、リカバリ用 CDROM を使用してSRTからの接続を待ちます。一方、SRT側ではRecovery Center を使用して回復ポイント(ロールバックポイント)を選択し、保護サーバーに接続します。両者のコネクションが確立されると、復元が開始されます。

    それでは、リカバリ用CDROMの作成を行いましょう。

    SRT をインストールした Windows Server 2003 側で Recovery Center を起動し、Recovery Center コンソールの右側のメニューにある 「 Create Boot Client 」 をクリックします。

    Boot Client Wizard が起動するので、[Next] をクリックします。

     ブート用CDROMに組み込むためのファイルの準備を始めるには[Next] をクリックします。

     必要なファイルの解凍が行われます。これは数分で完了します。

     ハードディスク用のデバイスドライバを追加する必要があれば [Add Device] をクリックして情報ファイル(txtsetup.oem)を読み込ませます。

    追加のドライバでネットワークカードを認識させる必要がある場合には、[Add Device] をクリックして inf ファイルを読み込ませます。

    他に何か追加しておきたいファイルがある場合には、[Browse] をクリックします。すると、Explorerが起動して、以下に表示されているパスが開きます。

    %UserProfile%\Temp\dpmsrt_3028

    このパスの配下に必要なファイルを追加し、完了したら [Next] をクリックします。

    作成する iso イメージの保存先とファイル名を指定します。既定のパスは以下のとおりです。

    %UserProfile%\デスクトップ\SRTBootClient.iso

    [Next] をクリックすると iso イメージの作成がはじまります。

    以下の画面が表示されたら作成は完了です。

    作成された iso イメージ(SRTBootClient.iso)は、そのままCDに焼きつけてブータブルCD を作成してください。ブータブルCDの作成方法についてはここではふれませんが、インターネット上には多くのツールが公開されていますので苦労することはないでしょう。もちろん、仮想環境であれば、作成した iso イメージをそのまま使用して起動することができます。

    次回は、今回作成した iso イメージを使用して復元を行ってみます。

  • いくつ口ずさめますか?Windows のサウンドロゴ

    自宅で仕事をしていたら、いつの間にか YouTube に見入っていました。多分、雨のせいだと思います。

    そんな中、以下のようなビデオを見つけました。

    ※ YouTube への直リンですのでご注意ください

    Windows Sounds and logos- never before seen!

    歴代 Windows の起動ロゴとサウンドロゴを古い順につなぎ合わせたものですが、久しぶりに「チャチャーン」を聴きました。似たような動画はたくさんあるのですが、NT3.5が入っているのはこれだけだったと思います。 

    それにしても、Windows NT 4.0 のサウンドロゴって、あんな凝ったものだったんですね....。なんだか、まったく記憶にありません。NT4 は WSH が使えることもあり、かなり使い倒したはずですが....マルチメディア系はWindows 95 を使っていたので、サウンドドライバをインストールしていなかったからかもしれません。

     

  • マイクロソフトは【日本語】による情報提供について真剣に考えています

    ここ最近新しくリリースされる製品群が多く、情報収集に余念のない毎日を過ごしております(なんか変な日本語ですね?)。

    IT Pro 道場 では、そうした新しい製品群のご紹介を含め、構築して使い始めるまでをステップバイステップで実演するわけですが、皆さんが作業される際につまづくことが出ないよう、ネガティブな部分も含めてお話しています。

    「あぁ、どうにもならない、でも言っておかなくちゃ」ということは、道場の場とはいえ言いずらいもので...心なしか早口になってしまったりも。

    そんな「どうにもならない」ことの1つが、「日本語ドキュメント」です。特に、これから出てくる製品、出たばかりの製品については日本語のドキュメントがそろっていないことがあります。私は英語ができない人間ですが、仕事ですから文句を言わず、辞書を片手に読んでいます。でも、ただでさえ忙しいエンジニアの方々に同じ苦労を強制することは非常に心苦しいところですし、下手をすればIT業界の発展にブレーキをかけることにもなります。

    「マイクロソフトサイトには日本語情報が少ない」 というフィードバックは、どのセミナー会場を訪れても多くのお客様からいただきますし、「日本語情報の拡充」といったご要望になんとか答えたいと常々考えていました。

    そして、先日、Power to the PRO Next という施策を発表しました。

    http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3376 

    これは、次に示す3つの大きな施策から成ります。

    1. 技術資料の提供内容や提供形態の強化
    2. 技術的な問題解決に役立つサービスの強化
    3. 中小規模の企業に所属するITエンジニアへの支援プログラムの提供

    いずれにも共通しているのが、「日本語による技術情報の拡充」です。もちろん、これまでにも力を入れてきたことに間違いは無いのですが、この施策は、より広く、深く対応していこうというマイクロソフトの強い意志の表れであるとお考えください。

    そこで、他のエバンジェリストからも紹介されていますが、「あなたのほしい技術情報はなんですか?」というアンケートの登場です。

    あなたにとって必要としている技術情報を5つお選びください
    http://www.microsoft.com/japan/powerpro/voting/

    このアンケートが、ひとまず当面の技術情報拡充の方向性を決めるといっても過言ではありません。

    お忙しいところ恐縮ですが、ご回答いただけますと幸いです。

     

  • Jim Owen's "Welcome to Windows"

    自宅で仕事をしていたら、いつの間にか のだめ#20 を読んでいました。せっかくの晴天だったのに....。やけくそになったので、初音ミクに Windows の起動音でも歌わせてみようかと思いたち、「いやいや、世の中には既に実行に移された方がごまんといるはず」...と検索したら案の定いらっしゃいました。ふぅ、危ないところでした...(汗)。

    そんなことがきっかけて、このような曲を発見しました。2005年のことなので、既にご存知の方も多いのかも知れません。私は恥ずかしながら存じ上げませんでした。

    Welcome to Windows ( YouTube へのリンクです)

    Windows XP のログオンサウンドをはじめとする OS内蔵のサウンドをベースにしたピアノ曲です。作曲?アレンジ?(いや、こうなると作曲になるのでしょうか)されたのはマイクロソフト パートナーサービスの Jim Owen 氏で、もともと SONG FIGHT というサイトが主催した 「Welcome to ___ 」というテーマの曲募集で winner になった曲でのようです。

    リスペクトされたといえば、その昔、YMO の 細野晴臣 氏が手がけた、「Video Game Music」というアルバムがありました。ビデオゲーム中の効果音やBGMをテーマにし、アレンジした曲が多数収録されていました。おそらく、「ゲームミュージック」というジャンルを作り出すきっかけになったアルバムなのではないかと思っています。私は当時、このアルバムを LP レコード(古い)で買い、引越しで紛失してしまったため、泣く泣く復刻CDを買い直した思い出があります。

    多感な(笑)時期に、そうした音に影響を受けたせいでしょうか、8ビット系の音は嫌いではありません。というか好きです。PSG音源やFM音源で作成された音や曲を聴くと、「コンピューターってすっげー」と感動していた当時を思い出します。

    ということで、Welcome to Windows をお聴きになってみてください(とってつけたようでアレですが)。