Japan WSUS Support Team Blog

日本マイクロソフト セキュリティ サポート部門 WSUS 担当チームのブログです。

2012/5 中旬以降シャットダウンに時間がかかる現象について

2012/5 中旬以降シャットダウンに時間がかかる現象について

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こんにちは。マイクロソフトの伊藤です。

2012 年の 5 月中旬以降、OS のシャットダウンに時間がかかる現象についてお問い合わせが増加しています。
調査の結果、自動更新の内部動作が影響しているパターンがその大半であったため、本ブログに対策に関する記事を投稿します。

# WSUS 環境は本現象の影響を受けないため、直接関係しない情報です。
# Windows Update 専用のサポート担当ブログは無いのでここに投稿しました。
# ちなみに WSUS と Windows Update は同じ担当者がサポートしております。

■ 現象について
Windows XP の場合、OS をシャットダウンする操作を実行した後に、実際にシャットダウンされるまで約 5 分ほど画面が止まっているように見えます。
(なお Windows Vista / 7 では、シャットダウン動作上の問題は報告されていませんが、自動更新サービスが動作していない旨のメッセージが表示される事例が報告されています。)

今回の現象は Microsoft Update および自動更新が有効に設定されている場合にのみ、発生します。

Windows Update : OS に関する更新のみを検出・適用
Microsoft Update : Office など OS 以外の更新も検出・適用

Windows Update をご利用の場合も内部動作は類似していますが、具体的な期限等の情報が異なるため今回の現象は発生しません。

■ 本現象に合致するかを確認する方法
%WINDIR%\WindowsUpdate.log をメモ帳などで開き、問題発生時の前後のログとして、下記が出力されていれば合致しています。

DtaStor FATAL: Service 7971F918-A847-4430-9279-4A52D1EFE18D requested, but it is expired

■ 動作の詳細について
Microsoft Update サイトの構成は動的に変化しています。
例えば更新プログラムを配布するサーバーの IP アドレス、サーバー名、ドメインなどが運用上の理由で変更されることがあります。

Microsoft Update の実行時にはそれらの構成情報をダウンロードし、OS のローカルに保存します。
ただし、ローカルに保存する情報には有効期限が設定されており、Microsoft Update が実行されるタイミングでローカルの情報が必要に応じて更新されます。

もしクライアントがしばらくの間 Microsoft Update や自動更新を実行しないと、ローカルに保存された情報の有効期限が切れます。
有効期限が切れた後に Microsoft Update を実行すると、ローカルの情報が更新されて有効期限が延長されますが、Microsoft Update を実行しないと有効期限が切れたままです。

自動更新が "有効" に設定されている場合、OS のシャットダウン処理時には、更新を適用するかどうかの判断のため Windows Update Agent が動作をします。
上述の情報の有効期限が切れている場合は、自動更新がこの確認動作を正常に行うことができず、シャットダウンに時間がかかる事象が発生します。

なお、ローカルにキャッシュされるファイルについて 2012 年 5 月の中旬に、有効期限が切れたファイルがあります。
そのため、5 月の中旬以降にこの問題に関するお問い合わせが急増しました。

■ 対処方法について
Windows Update サポート担当では開発チームと連携して調査を行い、現時点で下記 2 通りの対処方法が有効であることを確認しています。
もし本現象が発生している場合には、下記の対処方法をお試しください。

対処方法 1 : 自動更新を無効化する

手順 - Windows XP の場合:

1. [スタート] - [コントロール パネル] - [自動更新] を開きます。

2. [自動更新を無効にする] を選択して [OK] をクリックします。

 

手順 - Windows Vista / 7 の場合:

1. [スタート] - [コントロール パネル] - [Windows Update] を起動します。

2. 画面左側の [設定の変更] をクリックします。

3. [重要な更新プログラム] セクションのプルダウンをクリックして開き [更新プログラムを確認しない (推奨されません)] を選択します。[OK] をクリックします。

 

 

対処方法 2 : Microsoft Update を実行する

手順 - Windows XP の場合:

1.  [スタート] - [Microsoft Update] をクリックし Microsoft Update へ接続します。

2.  Microsoft Update サイトが開いたら、画面の指示に従って [高速] [カスタム] のボタンが表示される段階まで操作を進めてください。

※ お使いのコンピューターの状況によっては、Microsoft Update を使用するための同意操作を求められたり、必要なソフトウェアのインストールを求められるなど、何ステップかの操作を要求される可能性がありますが、画面の指示に従ってお進みください。

3. [高速] [カスタム] ボタンが表示されたら、画面を閉じて操作を終了して結構です。
(実際に更新プログラムを確認したり、ダウンロードやインストールを進める必要はありません。)

手順 - Windows Vista / 7 の場合:

1. [スタート] - [コントロール パネル] - [Windows Update] を起動します。

2. 画面下の [取得する更新プログラム] が "Microsoft Update からの Windows と他の製品" と表示されていることを確認します。

3. 画面左上の [更新プログラムの確認] リンクをクリックし、更新プログラムのチェックを実行します。

4. チェックが終わったら、画面を閉じて操作を終了して結構です。
(実際に更新プログラムを確認したり、ダウンロードやインストールを進める必要はありません。)

手順 - 上記の対処方法にて解消しなかった場合:

もし上記の手順でも問題が解消しなかった場合や、Microsoft Update の操作が正常に行えない場合は、下記手順をお試しのうえ、再度 Microsoft Update を実行してください。

1. 管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、下記コマンドを順に実行します。

> net stop wuauserv

> net stop bits

2. %windir%\SoftwareDistribution フォルダを別の任意の名前にリネームします。

※もしリネームできない状態になっておりましたら、上記 1. のコマンドを再実行してください。

3. コマンドプロンプトにて下記コマンドを実行します。

> net start wuauserv

4. その後、もう一度 Microsoft Update を実行してください。

 

Comments
  • Win Vista sp1を使っていた年配の方のPCがWindows Updateが開始できないエラーになっていました。I・E7から8にも変更できずいろいろ調べてここにたどり着きました。「更新プログラムをを自動的にインストール」から「確認しない」に変更するだけでUpdateできるようになりました。今回のようなエラーで困っている方(よくわからないで更新していない人)がたくさんいると思います。ぜひマイクロソフトコミュニティに掲載してください。

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