Hiroshi Okunushi's Blog ☆ミ| IIS PHP etc.

IIS7, PHP on IIS を中心とした情報発信ブログです。

September, 2009

  • 【IIS7】 WebPI を含むいくつかの IIS Extensionが日本語化

    いやぁ やっとこの投稿が書ける日がやってきました。個人的にはちょっとした節目に感じてしまうくらいここまでが長かったです。

    ○Web Platform Installer

    ご存知 MS版の 統合インストーラー。MS の Webプラットフォーム全般が一つのアプリケーションの中からセットアップできるほか、PHPやオープンソースのアプリケーションもインストールできる優れものになっています。今後、アプリケーションの一覧には日本語のアプリケーションも登場してくる予定です。今 必死にこれを実現しようと動いている人たちがいます。

    ※正式には10/5 公開らしいです。またまた。。。今しばらくお待ちください。

    ○IIS Extensions

    ベータ版の期間が長かったものも日本語対応を含めてリリースされたり、もう出荷済みのものがあらためて日本語化されてりといろいろですが、まあ時間があったら眺めてみていただき、実際に触ってみていただければと思います。

    IIS Extensions

    x86 版 と x64 版がそれぞれありますので環境に合わせて正しいものをダウンロードしましょう。
    面倒であれば Web Platform Installer でまずは試してしまうのも手だと思います。

    さぁ ぜひ IIS7.x と WebPI、各 Extension を活用してくださーい!!

  • 【★ミ】 医療の世界を通して IT 業界 を見てみる

    またとんでもないタイトルで書くことを許してください。(*^_^*)

    実は海外ドラマ(24、LOST、Grey's Anatomy みたいな)もとても好きで英語トレーニング代わりにテレビよりも多く画面と音を家で出していますが、一方で私は *日本の* アニメも好きだし、漫画も好きです。何気に熱血な主人公のものが特に好きなようで、最近は時間があると文庫本を大人買いして昔の漫画を読んでいます。

    最近読んだものとして、「ゴッドハンド輝」という医療ものの漫画があります。医療ものというと他にも多くの連載があるわけですが、どうにもこうにもドジなのに熱血で腕がどんどん上がっていくこの漫画の主人公が好きです。ドラマになるパターンを踏んでいるのでご覧になったこともあるでしょう。

    この漫画、主人公のほかに素敵な女性も登場する一方で、ライバル・敵・師匠・師匠の師匠、そして 自分の命を救ってこの世を去った”ゴッドハンド”の父親 が登場します。師匠の師匠(院長)が目指しているのが自分の病院をゴッドハンドいっぱいにすることです。凄い設定なんですけど、そこに存在するワクワク感に共感してつい読んでしまうんです。日常の中に常に緊張感と命がかかっている状況が登場するのは IT 業界だと一部の特殊なシステムにのみ存在するのでまあ近い体験はあまり私はしたことがありません。

    ここで注目したいのは、師匠すらも永遠にスキルアップが続いていき、主人公もライバルも自分たちの技術は凄くなっても全然追いついていかない現実を知りながらみんな毎日一生懸命頑張っている姿です。

    IT 業界の現状はどうでしょうかね。
    皆さんには師匠と呼べる人はいますか?ライバルと呼べる人はいますか?
    あるいは師匠と呼ばれている人も今まで通りどんどん追いつかれないほどに先に突き進んでいっていますか?

    私の届く範囲の狭いアンテナで見てきた限りは、日々の忙しさに追われ、技術を追求すること(これは対人的なソフトスキルも含んで言っています。)が本来したいレベルでできていないのが IT 業界なのではないでしょうか。あるいは「技術を追いかけること」、「凄い技術者であること」に偏重して頑張った結果、今度は後進がついてきていないなんてことになってませんか?

    色々な人に話をしていく上で 「Windows はデスクトップの OS だ」という論調を今も聞くわけですが、ビジネスと要件の視点で物事を見た場合には手離れよく、後進を育てるという視点で見た場合にはとても Windows って優れていると思います。画面に従った手順を作っておくとそれほどスキルが無くても同一の手順をやりやすいですし、直観的にわかる部分も多いからです。師匠自身が先に進むために後進がついてこれる確度が高いんじゃないかと感じています。

    しかし、「技術が凄くなる」ことに注目すると「あるダイアログ内の OK ボタン」が何を裏でしているのかに思いを巡らさないと永遠に操作の羅列で終わってしまいますね。そこで止まってしまわないで欲しいんです。実は Windows 、特に Server の表面上の操作は簡単でもその奥でやっていることは原理を知っている人からするととんでもなく煩雑なこともあります。

    「技術の進歩によって意識しないでできるようになること」と「本質を知らないでやること」はイコールではなく、本質を知った上で意識しないでできるのが望ましいのです。先輩の背中を追いかけている人はこのことを意識してほしいなぁと思いながら私はいつも色々な話をしています。そうでない人が集まって設計したシステムはトラブルのリスクが高いと思います。

    私のブログを読んでいる方は結構 若い人の「師匠」になっている人が多いと思いますが、共感いただけますでしょうか?本質を教えることを怠らないようにしましょうね。(^-^) 技術って本質を知ると面白くなります。最近 IT 業界で不平を言っている若い衆の声を聞いているとその面白さまで辿りつかないで言われたことを繰り返しやってきたことによって仕事が面白くなくなっているケースが結構見受けられます。単に業界で「師匠」を見つけられないでいるパターンもあります。

    IT 業界も師匠と相対速度が変わらないそんな業種でありたいものですよね。現実を知っているから理想だと思うけど、そうありたいという想いは持っていたいですよね。こういう話をぜひ身近でもよくするようにしましょう。多くの人がコミュニティに参加して勉強会に食いついていっているのはこれに似た想いがあるからかもしれませんね。

  • 【☆ミ】 今度は 東京と大阪、Hyper-Vでホスティング 無償セミナー

    以前に下記の投稿でご紹介したセミナーですが、マイクロソフトが共催となっていますのでまたまたご紹介させていただこうと思います。前回参加された方にはかなり好評でした。

    【☆ミ】(大阪)Hyper-V を活用したホスティング システム基盤活用セミナー

    ではまずは内容から。

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    本セミナーでは高い可用性、拡張性を特長とした仮想化基盤の Hyper-V の特徴と今後についてお話させていただきます。

    クラウドコンピューティングによるコスト削減と、その高可用性、拡張性をビジネスに活用する情報を提供します。大阪でも開催しますので是非ご参加ください。(詳細は Web サイトをご確認下さい)

    ■ 開催概要

    日時 : 2009 年 10 月 16 日 15:00 - 17:30 (受付開始 14:30)

    会場 : IDCフロンティア カスタマーソリューションセンター

    ■ コース内容

    1. 仮想化技術の現在とこれからの展望

    2. クラウドコンピューティングを支えるデータセンター

    3. 安価に高可用性サーバー環境を実現できるクラウドコンピューティングサービス NOAH プラットフォーム

    4. ユーザー様導入事例紹介

    ※講演タイトル、講演内容は都合により変更になる場合がございますので、予めご了承下さい。

    皆様のご参加をお待ちしております。

    ▼ セミナーの参加申込、詳細はこちら

    http://www.idcf.jp/topics/20090904001.html

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    上記では東京の開催に関してご紹介していますが、その前に大阪でも開催されます。

    実際に Hyper-V と SCVMM を使って組んであるサービスを提供なさっている IDC Frontier 様 主催のセミナーなので構築を行った経験に基づいた色々な話が聞けると思います。ぜひご参加をご検討ください。

    私も実際に NOAH のアカウントをお借りして色々やってみましたが、自分の手元に無い仮想環境を触る感覚というのは慣れが必要ですが、ネットワークの構成を把握すれば実に面白い構成だと感じています。興味を持った方は実際にセミナーに参加して、お持ちの質問をぶつけてきてください。(*^_^*)

  • 【書籍】 PowerShell による Windows サーバ管理術

    かなり実践的な本が出たのでご紹介しておきましょう!

    PowerShell による Windows サーバ管理術
    http://www.amazon.co.jp/dp/4797350180/

    私の勤務しているビルの1階に本屋があるんですが、早速買ってしまいました。
    自動化もの大好きなもんで (●^o^●)

    ソフトバンククリエイティブさんから \3,200 外税です。

    いつもお世話になっている皆さんが共著しているというのもあるのですが、中身はさすがな感じです。
    皆さんも早速書店で手にとってご覧いただくことを推奨します。

    第1章 Windows PowerShell という環境
    第2章 PowerShell の基礎知識
    第3章 プロセスの管理
    第4章 Active Directory とユーザー管理
    第5章 システム情報の管理
    第6章 サービスの管理
    第7章 イベントログの管理
    第8章 Exchange Server の管理

    Windows PowerShell とその背景から入っているのでわかりやすいなぁと思ったほか、ありがたいことに IIS7 の管理についてもちゃんと取り上げてくれています。6章担当の 国井さん ありがとうございます!

    IIS を 管理するインタフェースは実は以下があります。

    1.GUI:IISマネージャー
    2.CUI:appcmd.exe
    3.API:WMI 経由 root\MicrosoftIISv2
    4.API:WMI 経由 root\WebAdministration
    5.API:.NET経由 Microsoft.Web.Administration
    6.PS: PowerShell SnapIn(以前 PowerShell Providerと呼んでいたやつ)

    Windows PowerShell 内からの実行という意味では appcmd.exe も ipconfig なんかを叩くのと同じように叩ける(*)わけですが、この際ですから3以降の方法、特に6をお薦めします。5の方法論は汎用的に PowerShell に慣れた人にはいいかもしれませんし、プログラム書ける人にもいいと思いますが、製品開発チームが作ったコマンド群を使わない手は無いので6も触っておきましょうね。ただ、これは好みの問題でしょうね。

    *PowerShell 内での appcmd.exe 実行例
    cd c:\windows\system32\inetsrv
    .\appcmd.exe list sites

    なお、6については IIS Extensions の位置づけから昇格しまして、Windows Server 2008 R2では標準機能です。

    2008 で使用する場合には下記で入手。ページの右下の方にいくと Japanese あり。
    http://www.iis.net/extensions/PowerShell

    何度も「今後の Windows の管理は Windows PowerShell、Windows PowerShell」と私は好みで結構 連呼してきたつもりですが、実際にこういう本が登場してくると現場でもバリバリ使う人が増えてくるでしょうね。お楽しみあれ!

  • 【☆ミ】 かたい話しが続いてるので少しライトなやつ

    皆さんはソースネクストさんの「超字幕」シリーズご存知ですよね? 知ってますよね? くどいか。
    実はそれの体験サイトができたみたいで、そこで Silverlight君 を使っていただいたようなんです。

    http://www.chou-jimaku.com/rank/

    ゲーム感覚でぜひ皆さんの英語ヒアリングチェックを試してください。

    ちょっと何回かやってみましたけど結構燃えます。(*^_^*)

  • 【PHP】 PHP カンファレンス 振り返り ~ 導入部

    次は PHP カンファレンスでお話した内容をピックアップしていきます。

    資料は もうすでに下記の投稿で公開しています。
    http://blogs.technet.com/hirookun/archive/2009/09/09/3279929.aspx

    特に今回はデモスライドだらけなので説明を要するところが多いと思います。あと、自白しておくとカンファレンスでのデモが環境の不備で結構できなかったので会場でもビデオ用意しますとお約束して帰ってきましたので手順を込みでそれぞれ作っていきたいと思っています。

    スライド1

    まずは表紙、こんな感じの内容でお話をすることにしました。

    スライド2

    実は2年前の PHP カンファレンスに Zend ジャパンさんと共同セッションをもちまして、FastCGI の登場時期に実は IIS 上で PHP を強力に支援させていただくことになるという話をさせていただきました。まだ色々なものが整ってない中でのセッションだったので PHP というよりは IIS7 のご紹介がすごく多くなってしまった記憶があります。

    でも今はだいぶ状況変わってきています というセッションを目指したわけですね。

    スライド3

    お馴染みの IIS バージョン表ですね。結構 間違いがちなのでどこで話すにしても確認のために入れるようにしています。

    スライド4

    で、PHPへの取り組みということで Open Source World で吉川が使っていたスライドをここでも引用しました。まあ色々なことを始めています。 ここでリンクをしているのは、下記のサイトです。

    http://windows.php.net

    行っていただくとわかりますが、PHP on IIS をやる場合の情報がここに集められるようになっていること、それから Windows & IIS 環境用のバイナリーが入手できることです。スライドにも書いてあるのですが、今は最新のコンパイラーの提供や  PHP のコードへの貢献など色々やっています。なので、このサイトでのバイナリーの種類もコンパイラーが2種類使われるように 5.3 からなっているのでぜひ VC9 の Non Thread Safe を FastCGI 構成で使うようにしてください。

    あとは Microsoft の SQL Server も Express Edition という無償のエディションがあるのでぜひ Microsoft の SQL Serverを PHP からご利用いただくような状況があったら積極的にお試しくださいという話しも入っています。もう一つ言うと、Microsoft SQL Server は 2008 のバージョンから Web Edition というのもあるのでインターネットシナリオで使う場合は通常の購入よりもかなり安価になっていることもあります。

    Microsoft® SQL Server® 2008 Express with Advanced Services
    http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=b5d1b8c3-fda5-4508-b0d0-1311d670e336&DisplayLang=ja
    ※無償とは言え、この Advanced Services つきの SQL Server は DBエンジンだけでなく、様々な付随機能がついていますのでお試しいただきたく本当に思います。

    Edition別の機能比較で Web Editionがどういう位置づけなのかをご確認ください。
    http://www.microsoft.com/japan/sqlserver/2008/prodinfo/features/eemerit.mspx

    あとは Expression という製品が書いてありますね。Expression は より洗練されたユーザーエクスペリエンスをアプリケーションで提供するためのデザイン関連のツール群の名称で目下売り出し中、注目が集まっている製品群になります。このブログでご紹介している Smooth Streaming のオンデマンド用のエンコードツールとして Expression Encoder を使うと直接 IIS Smooth Streaming 用にエンコードが可能です。(ライブは無理)

    Expression 製品のページ
    http://www.microsoft.com/japan/products/expression/

    ということでここからデモスライドが続くことになります。それぞれ個別の投稿にしたいと思いますのでこの投稿はここまでにしましょう。(*^_^*)

  • 【IIS7】 メディア配信サーバーとして

    Tech・Ed セッションの第四部はメディア配信を取り上げました。

    新しい IIS のメディア配信の全貌を知りたい場合には 再生側が Silverlight アプリケーションになるのでそこから全部知りたいということであれば、ReMIX の大西と私の共同セッションを見てしまうことをお薦めします。

    http://web-cache.stream.ne.jp/www09/remix09/ondemand.html
    ここで見れますのでA-3をクリックしてください。

    資料が欲しい場合には下記からどうぞ。
    http://www.microsoft.com/japan/events/remix/2009/conference_a3.aspx

    ということで、Tech・Edではサーバーの配信側のメカニズムだけを私は説明しています。もちろん、大西もセッションを持っていましたが、ビデオ配信部分は Tech・Ed ではそれほど取り上げてなかったと思います。

    ○Smooth Streaming

    まずは新しい IIS の HTTPベースのストリーミングの話をしています。この原理についてはこのブログで結構書いたのでもうそれほど説明が要らないかと思います。IISへのセットアップ的には IIS Media Services 2.0が必要になります。

    Media タグの投稿を読んでいただければ詳しく書いています。
    http://blogs.technet.com/hirookun/archive/tags/Media/default.aspx

    基本的にメディア配信には2つの壁が存在することだけ説明しておきます。

    一つ目は サーバーの負荷です。何かしらの方法で負荷分散を行なう必要があるのですが、オンデマンドの場合は元サーバーをファームする方法論がとれます。もうコンテンツもファイルになっているはずなのでそれを複数台に配置すれば済むことになるので従来の Windows Mediaサービスでもそれほど苦労せずにできると思います。しかし、Smooth Streamingでは微小な HTTP 通信の連続でビデオ配信を実現しているので途上でキャッシュされた部分は元サーバーにアクセスしにいかないでも済むためここでもサーバー負荷を下げるメカニズムが実現します。

    もう一つはクライアントの状況の変化です。インターネットへの接続状況もそうですが、CPUの負荷状況なんかも影響を受けます。その時その時の最適なビデオ配信ビットレートで届けることができれば飛躍的に映像のスムーズさを確保できることになります。今までのビデオ配信を見ていると基本的に複数のビットレートを用意するか、一つのビットレートでバッファリングを堪えるかという状況をよく見てきました。

    スムーズストリーミングはHTTP通信を採用することで前者を細切れの配信にし、再生するSilverlightアプリケーション側から状況に応じたビットレートのリクエストをすることでその時に最適なビットレートのビデオを再生できるようにしています。ただし、実際のファイルはビットレートごとに一つで、Smooth Streaming のモジュールが Silverlight アプリケーションのリクエストに応じて指定部分を切り出してレスポンスを返す役割を果たします。

    Smooth Streaming は以下から入手できますし、ページの下の方まで行っていただくと Japanese もありますからね。
    http://www.iis.net/extensions/SmoothStreaming

    ○Live Smooth Streaming

    こっちはまさにライブ中継用で、IIS Media Services 3.0をインストールするものです。どういう構成物で成り立っているかの質問が一番多いのでその絵を入れるとこんな感じです。

    LSS

    Smooth Streamingのメカニズムを生かすためには複数のビットレートでエンコードされたビデオソースが必要になってくるわけですが、ライブの場合はそれらを同時にエンコードしなければいけません。そのためにエンコード用のハードウェアを使用するのが現在の構成であり、ReMIX や Tech・Ed の基調講演を実現している構成でもあります。これらのイベントの基調講演の配信では Inlet 社の Spinnaker S7000 という機械を使っており、4つのビットレートを同時エンコードする仕掛けです。

    http://www.inlethd.com/?q=products/spinnaker
    Download our Smooth Streaming White Paper

    いつまで公開しているかわからないですが、下記の URL で Tech・Ed の基調講演は流されています。
    http://teched09.ds.ipcasting.jp/

    ここで利用している Silverlight のプレイヤーはシミュレーター機構のついたサンプルに手を加えたもので今どのビットレートで見ているかがわかるような試験的なものになっているので動きがよくわかると思います。4つのビットレートはここのケースでは 2.5M、1.5M、1M、512K にしているわけですね。

    ちょうどこのストリーミングを再生開始して思うことは Smooth Streaming の特徴でもあるんですが、最初はスムーズにスタートするように低めのビットレートから行きます。なので、見ている体感としては最初画像が悪目なところからだんだんよりクリアな映像に移行していくため、あたかもカメラでオートフォーカスが合っていくようなそんな感触を受けるかもしれません。回線の状況がよければその後ずっと最高ビットレートで張り付くので継続的にきれいな映像を見続けることができます。

    実はこの Live Smooth Streaming はまだ Beta です。もうすぐ製品版にあがる予定になっています。

    ○まとめ

    ということでここまでの何回かの投稿で 私のTech・Edセッションでカバーした内容を取り上げました。実際の手順などは書きませんでしたが、頑張ってビデオを用意しますのでそれをお待ちください。どこに上げるかはちょっと考え中です。

    いずれにしても TechNet の IIS TechCenter にはリンクが入ると思うので IIS TechCenter をご愛顧いただきますよう、お願い申し上げます。この TechCenter は米国には存在しないもので、完全に和製というか日本スタッフだけで作っているものになります。なので迅速に対応させていただきますので悪いところ、いいところなんでも結構ですからぜひお声を頂戴できればと思っております。ページの右上からフィードバックできるようになっていますのでその UI をご利用ください。

    あるいは直接 私にメールをいただいても構いません。日本のスタッフ一同 お役に立てるように頑張ります。

    あと用意していた資料スライドは ここのブログ左で写真紹介している3冊の本のご紹介になっていました。

    ○参考リンク集

    参考ブログ(Silverlight 3.0、エンコーディング に関する情報)
    http://blogs.msdn.com/aonishi

    TechNet IIS TechCenter
    http://technet.microsoft.com/iis

    本家 IIS 技術情報サイト
    http://iis.net

    TechNet/MSDN IIS7 フォーラム
    http://social.technet.microsoft.com/forums/ja-JP/iis7ja/threads/
    http://social.msdn.microsoft.com/forums/ja-JP/iis7ja/threads/


    ということで Tech・Ed セッションの振り返りはこれにて終了です。

    Tech・Ed のテクニカルセッションのビデオ公開は例年よりは早く進んでいるみたいなので、実際のオンデマンドが見れる日も近いかもしれません。と少し予告しておきます。(^^♪

  • 【IIS7】 ネットワーク機能の提供

    それでは Tech・Edセッションの第三部に移ります。

    ・ネットワーク機能の提供

    これを聞くとはぁ?と思ってしまう人もいると思いますが、IIS7の多機能化は多方面にわたっていて、このエリアでもかなり進歩しました。

    ○負荷分散

    マイクロソフトのサーバー製品で負荷分散というと、Windows 2000 Advanced Serverに搭載された NLB=Network Load Balancing(実はWindows NT でも WLBS というのがありました。)、それからそれ以降に登場した Application Center 2000 を思い浮かべる人が多くいると思います。後者には CLB=Component Load Balancing というアプリケーション層での負荷分散機能を搭載していました。

    それ以降 Windows Server 2003、R2、2008、R2 と継続してNLBは搭載され、CLBは搭載されることはありませんでした。これは CLB の負荷分散メカニズムが画一的であったことと、ベースになっているのがクラス毎の実行時間の記録を同期していることで、振り分けが複雑だったことに起因しています。

    Application Center 2000 を開発していたチームが実は MOM を開発し、今の System Center の基礎を作ったわけですが、一方でアプリケーション層における負荷分散は実装されずにずっと来ました。

    IIS 7.0を出荷後、Application Center の機能の継続を要望するお客様の声を拾い上げたのが実は IIS チームでした。IISのチームは設計思想に立ち戻り、どういう負荷分散機能が便利で使いやすいのかを熟慮した上で Application Request Routing モジュールの開発に取り掛かりました。私の見たところ、キーワードは”Simple”じゃないかと思うぐらいさっぱりとしたわかりやすいモジュールに負荷分散の領域では仕上がっていると思います。

    負荷分散機能だけでなく、リクエストを振り分けることが基本原理になっている関係で Application Request Routing あるいは省略して ARR は URL Rewrite モジュールに依存しています。URL Rewrite は Apache で言うところの mod_rewrite に相当するモジュールで、文字通り Apache のリライトルールをインポートする機能も持ちます。

    WCATで負荷をかけて2台に振り分けるデモなんぞを本番はやり、パフォーマンスモニターで受け付けているHTTPリクエスト数を棒グラフ上に表示しながら見せることができました。

    ○リバースプロキシー

    私はとても身近なところでこの機能を実装する試験を行うことになったという背景があります。何かというと ReMIX というイベントの基調講演のライブ配信を行う構成を必死に組み上げていた大西が IIJ さんと一緒に難儀しているという状況がありました。そこに飛び入りで入って行って、Application Request Routing モジュールと IIS Media Services 3.0 の設定を調整することになったわけです。私も逆向きの1対1の構成を組むのは初めてだったので IIS 開発チームの Wong Yooさんのヘルプメールに応えてくれた手順を熟読しながら構成をしてみたものでした。

    結果は大成功で Application Request Routing を実際に使用して HTTPディスクキャッシュ機能をフル活用して ReMIX の基調講演のライブ配信は実施され、大西は寝れないイベント配信を何度か体験することになったのは言うまでもなく、Tech・Ed の基調講演もこの同じ仕組みで行われたわけです。

    ARRの基本的な動作はサーバーグループに対して何らかのロジックをもってリクエストを振り分ける動きをするのは前に書いた通りですが、その宛先のサーバーファームに1台だけ入れる方法で簡単に組むことができます。

    まあ結局 とても世界中から質問が多かったんでしょうね。。。Won はブログで記事を書いてしまいました。実は書くようにリクエストしたのではありますけど。

    Application Request Routing as a reverse proxy?

    ○IIS でエッジキャッシュ

    IIS でのキャッシュプロキシーの機能をも ARR は提供します。上記の IIS Media Services の Smooth Streaming は HTTP 通信による新しいビデオ配信で、とてもネットワーク内のキャッシュプロキシーが威力を発揮して、元の配信さーばーへの負荷を分散してくれるわけですが、そこにわざわざ ISA Server を持ってくるよりはもっとお手軽な方法論として ARR にそういう機能を搭載してしまったわけです。すごく簡単な設定でどこのフォルダにキャッシュを溜めるかをある意味設定するだけで簡単に動作します。

    今だから明かすと ReMIX の配信の構成を組んでいる時に最初 ARR の設定がうまくいかなくて Squid でも組んでみたタイミングがありました。Smooth Streaming がそれでも立派に動いていたのを見て IIS さんと一緒にきちんと標準仕様通り動いている点について驚いていたのですが、ARR の設定は実はもっとシンプルだったわけですね。うまくいっていなかった時、必要の無いマシンにまで IIS Media Servicesを入れていて、それで構成を戸惑ってしまったわけです。結果的に ReMIX 本番は ARR できちんと動作しました。

    ここら辺は横浜の本番でもデモする時間がうまくとれなかったのですが、Silver Week中に時間が取れれば全部ビデオ化してお届けしたいと思っています。

    ○移行とか同期は?

    これがネットワーク機能に含まれるかは微妙ですけど、Application Center という製品は実はサーバー間同期の機能を持っていたのでその流れでここに入れています。

    実はまったく同じ構成をとるサーバーを複数台用意するだけの場合、同期をしなければいけない構成を採用する前に共有構成という仕掛けを使えば本体は一か所で制御できる、構成とコンテンツをリモートの共有に置く構成がとれます。なのでその選択をするかどうか検討した方がいいと思います。

    その上で、やはりコピー、同期で対応したいという設計になった場合に Web Deployment Toolを使用した同期を利用することになると思います。初期の Web Deployment Tool はもっと簡単なもので、コマンドラインで動作するツールだったのですが、どんどん機能が拡張されていっていて、結果的にまだ製品版になっていません。

    どう拡張しているかというと、Visual Studio 2010で採用されているアプリケーションの発行機能や展開機能がこのツールの API を叩くようなことにまで発展しているからです。一方で IIS マネージャーの拡張も含まれるようになり、同期処理の一番最初のフェーズでの元サーバーでのアプリケーションのパッケージ化は IIS マネージャー内からウィザード形式でできるようになってきています。それに加えターゲットサーバーでそれをインポートする機能ももちろんあります。

    コマンドとAPIとPowerShellのコマンドレットがそろったことで、移行する処理をステップに分解し、それぞれのステップも個別に実行できるとても柔軟なツールに育っています。それぞれのステップとは 元サーバーの検査、パッケージ化、それのコピー、パッケージのインポートという流れです。

    同期は IIS6 同士、IIS6とIIS7、IIS7同士  という具合にかなり柔軟に使えるので移行時期でなくてもこのツールのお世話になることもあると思います。移行は IIS6 から IIS7 サーバーへを想定しているのでもっと色々なことが考慮されています。つまり、IIS7 には IIS6に無い機能もあるので元の設定が存在しないそのような機能の場合には このツールが採用する既定値が存在するわけで例えばモジュール化は IIS7 からの機能なのでそこをどう対応するかなどが決まっているわけです。

    この Web Deployment Tool はかなり注目度が高いのでこの投稿をご覧になっている皆さんもぜひ一度は使ってみることをお薦めしておきます。何かの状況で役に立つと思います。障害時の緊急コンテンツ退避手順が必要だった時とかにも活躍するかもしれませんね。

    第三部はそんな感じです。

  • 【IIS7】 様々な用途のWebサーバーとして

    さーて Windows Server World のスライドも提出したということで溜まっているブログ投稿をどんどん出していきます。

    Tech・Ed のセッションの二部に関してこの投稿で整理します。

    ・様々な用途の Webサーバーとして

    ○IIS の強みってなんだろう?

    もちろん GUI ベースなのが Windows なわけで例えば操作性を考えた時に同じ MMC という管理コンソールのテンプレートがあることによっていったん慣れると知らない機能でもなんとなくどこを押すのかがわかる なんていうメリットもあったりすると思います。ただ、IIS と考えた時に今 インターネットの Web サーバーを扱っている人の多くは Windows じゃない、あるいは Windows だけど Apache のようなケースが結構ある状況の中で、GUI の 操作が統一されているというのは実はメリットじゃないかもしれませんね。

    むしろ私の考えるメリットは.NETやPHP・Rubyなどそれぞれで複数バージョンを同一マシン内で使いたいケースにおいて、アプリケーションプールの仕組みがかなり重要な役割を果たすことで比較的容易に複数のプラットフォームの複数バージョンを同一のサーバーに集約できることかなと考えています。特にホスティング環境などにおいてサイト数も多ければ、利用したい環境も複数作りたいなんていうケースで IIS7 は結構強力だと考えられます。その後で Windows の従来からの操作性により、それほどスキルが高くない人にも引き継ぎができるようなスキームで強い気がします。

    ○PHPの複数バージョン対応

    実はインストールマニアックスでお世話になっていて、第二回の決勝大会でスペシャルコメンテーターをしていただいた浅見さんがTech・Ed の会場で行われた ライトニングトークでこの話しをしてくださいました。FastCGI でPHPを動作させることが今の IIS ではマイクロソフトの推奨なわけですが、FastCGI の設定で exe のあとに | –c パス とすることでアプリケーション毎の php.ini 設定ができます。そこで大事なのは IIS7.5からは FastCGI のアイコンが IIS マネージャーにあるわけですが、IIS7.0 の場合は Extensions から Administration Packをインストールする必要がある点です。

    しかし、.conf や .htaccess に慣れてる人なら applicationHost.config の中にある FastCGI 設定を確認していただいて、整合性がとれた記述になっているかをご確認いただくといいんでしょうね。それに確実です。この方法であれば IIS7.0 でも Administration Pack を入れずに設定できます。

    そして PHP5.3 に関してはサイト毎の設定というのはもっと簡単になっています。つまりここまでの話しは PHP5.2.x までの話しと思っておいていただくといいと思いますが、知っていた方が対処ができるのでお薦めですね。さて、PHP5.3に関する点は下記の記事を参照いただければと思っています。

    http://blogs.iis.net/ruslany/archive/2009/07/11/per-site-php-configuration-with-php-5-3-and-iis.aspx

    Ruslan は IIS の開発チームにあって、.NET じゃないものを多く取り扱っている人で .NET 以外のアプリケーションフレームワークを IIS 上で動作する方法を探している人は Ruslan の書いていることを追いかけるといいと思います。

    ○Server CoreでASP.NET

    Server Coreが出た時にご紹介したところ、多くの .NET 開発者の方から「ええーー」と言われました。それは Server Core が .NETを搭載していなかったからで、ASP.NET も PowerShell も動きませんでした。これは何度も申し上げているように、Server Core の設計思想との乖離で、基本的なネットワーク機能を軽いサーバーで実現するためのサーバーとして設計されているにも関わらず多くのお客様の要望から IIS を.NETなしで搭載したことに起因しています。

    で、Windows Server 2008 R2 の Server Core では .NET Framework のサブセットが搭載され、ASP.NETもPowerShell2.0 も動作するというところまで辿り着きました。DMZに置くサーバーとして採用し始めているお客様の例を結構聞くようになってきています。これで複数の階層でのリダイレクトやリバースプロキシー構造などがよりとりやすくなったことは間違いないと思います。リバースプロキシーについて���これからの投稿で登場するARRモジュールでIISだけでも実装できるようになっています。

    第二部はここまで。

  • 【IIS7】IIS7についてのおさらい

    それでは Tech・Ed 振り返り その1に行きます。去年とかタイトルをそうしていたんですが、検索上 不便というフィードバックをいただきまして、投稿のタイトルは中身に即して書こうかと思います。

    Tech・Ed での私のセッションでは以下のような方がいらっしゃるだろうと意識していました。

    ・初めて IIS7 を見る方、知る方、これから触る方
    ・Vista で IIS7.0 を触ったけれど Windows Server ではあまり無い、あるいは 7.5 は知らない
    ・過去 IIS+ASP をやってきたけれど、.NETになってからあまりやっていない
    ・イントラネットで IIS は歴代使ったけれど、インターネット向けは知らない
    ・IIS 上で .NET言語以外を実装したことがある
    ・多機能化してきた IIS7 の 純粋な Webサーバー以外の用途は知らない
    ・メディアストリーミングには注目しているけれど、IIS なんて知らない

    とまぁ 色々な背景を持った方がこられているだろうなぁと想定していました。これは ここ3年ばかり IIS7 の話しをさせていただいてきた経験からほぼ毎回こういうことになっていたからです。

    そして、今回も IIS7 セッションは本来ボリューム的には3つくらいあってもいいんですけど、イベント全体のバランスで1つしか用意できなかったので、これらの皆さんが実際にお試しいただく上で情報収集をする際に困らないように、全体感と現時点での最新情報提供を主にさせていただきました。アンケート結果をみるともっと深い情報を求めていた方にはご不満な方もいらっしゃったようですね。そういう背景の中、実際にどういう話しをしたのか、今 IIS7 はどうなっているのかというのを数回の投稿でカバーしようと思います。

    セッションのアジェンダ自身は下記で構成しました。

    ・IIS7 についてのおさらい
    ・様々な用途の Webサーバーとして
    ・ネットワーク機能の提供
    ・メディア配信サーバーとして

    ということで、この投稿では私の考える現時点での IIS7 って何? というのを整理したいと思います。

    ○呼び方(実はこれはそれほど話していなくて結構補足して書きます。)

    すごく基本的なことなんですが、マイクロソフトはこれが苦手です。なので、xx語大賞じゃないですが、みんなの意識を共通化する意味で、あえて取り上げます。

    マイクロソフトのOS付属の機能というのは従来 サーバーと呼ばれたり、サービスと呼ばれたりします。Webサーバーである IIS(アイアイエス←これは読み方に議論の余地がない)も IIS5 :アイアイエスご と呼ばれたり、MS社員が言う場合には IIS5:アイアイエスファイブと読んだりしていたと思います。また、従来 は IIS の S はサーバーと呼んでいたので、Internet Information Server と呼ぶ人が結構います。IIS5、つまり Windows 2000 からはサービスが正解です。これは恥ずかしいことに社員も日本、米国問わず 間違えるので、ちゃんとここで整理しておこうと思います。

    もうひとつ言えることは、「サービス」を搭載したサーバーマシンを指す場合には 「サーバー」と呼ぶことがあるという点ですね。つまり、インターネット インフォメーション サービスを搭載した(有効化した)サーバーはインターネット インフォメーション サーバー と呼んでいるケースです。これは今後も続くと思うのでこれはこれでありなんだと理解するのがいいでしょう。特に米国の説明を読むとそういうケースが結構あります。

    さて、今はどうか。IIS7 はどう呼ぶのか。アイアイエスなな でいいと思います。あるいは米国風に アイアイエスセブンでもいいと思います。Windows 7 をセブンと結構呼ぶのと同じことです。日本にはラッキーセブンとかウルトラセブンやマイルドセブンとかとても聞きなれた番号でもあるわけですから。

    さらに、バージョンがどうなっているのかを明確にしておくとこういうことです。

    明確にバージョンを説明する場合:

    Windows Vista/ Windows Server 2008 搭載のものは IIS7.0:アイアイエスななてんぜろ
    Windows 7/Windows Server 2008 R2 搭載のものは IIS7.5:アイアイエスななてんご

    技術的な要素を説明する際に以前と比較して双方を合わせて呼ぶ場合:

    IIS7:アイアイエスなな あるいは アイアイエスセブン
    ※これは 7.0 と 7.5 で共通の話があるのでこういう表現も必要なんです。

    これで行きましょう。少なくとも私はこれで行きます。

    ○風評と真実 IIS編

    ここでは明確に鋭いことを言いました。今の IIS に関しての市場の反応を見ていると、やはり過去の経験を語られている方がすごく多いんです。これは真実であり、信じてもらうしかないのですが、私の話しが胡散臭いと思う人のためにどういう要素を見るといいか、それを客観的にどう見るかという話を少ししたと思います。

    セキュリティ:
    多くを語らないで客観的に見ていただきたいと思います。ぜひ比較を行う際にその時点で最新のたとえば Secunia さんのサイトの情報などを見てください。http://www.secunia.com
    ただし 見方が大事で、IIS が OS の標準機能であることから他のプラットフォームとの比較が同じ土俵で行いにくい点を留意する必要があります。IIS 単体では Secuniaサイト 上の脆弱性報告面ではすごく少ない数字になっているし、そこだけ捉えて技術者の方を戸惑わせたいのが私の意図ではありません。例えば IIS+ASP.NET1.1でどうなんだっけ? Apache2.2+Tomcat でどうなんだっけと複数レイヤーを合わせて客観的な事実に基づいて色々な判断をすることが正しいことなんだと思います。その上で、今の IIS7 の側面を見ていただきたいと思いますし、IIS5のころに起きた色々な出来事をマイクロソフトは猛省をして今の製品があるという点はお伝えしたいです。

    管理がしにくい:
    台数を多く管理される方に非常によく見られる傾向です。そしてシェル内で色々なことを行ってスクリプト化して自動化することは私のすごく大好きな領域でもあります。IIS6 までをスクリプト化するには VBScriptとメタベース(簡単に言うとIISの設定DB)の知識がないと難しく、かつどうやればいいかも結構煩雑でした。また、GUI をとっても MMCと呼ばれる共通管理コンソールも慣れるとコツが見えるのですが、複数台を一気に管理するタスクには不向きな UI も歴史的に存在してきました。なので、一気に物事を片づけたい現場のすごく優秀な方には不便と感じることが多かったのではないかと考えます。

    リソースを多く使う:
    これは色々な計測の結果、皆さんの方がより多く見てきた客観的な事実があると思います。ただ、日頃慣れた仕組みに固執するのではなく、新しいものも見ておくことの大切さは皆さんの方がよくご存じじゃないかと思います。また、自分の技術がすごいと言って頑張れるのは30台がピークで、やはりIT業界を盛り上げたいと思っている私としては後進の方がすごく優秀な皆さんについてこれるようなメカニズムが無いと日本のIT業界が心配です。そういう意味で言うと、人間の工数とある特定の一台のリソースの差はどっちがどうなんだという点に固執するよりはもっと大きな目で見るべきだと考えます。と書いておきながら、たとえばカーネルのセッションでは MinWinの話しをしていたり、皆さんもご存じのように Server Core が機能拡張していることにより、用途と目的にもっとより合致したものも登場してきています。また基調講演では消費電力の話しなんかも出ているように、Windows も根底から進化しています。

    インターネットではNG:
    これは多種多様な意見が存在するエリアです。例えば、インターネットを眺めていると PHP を利用したサイトが多く存在することに URL を眺めるとわかります。また、2002年ごろにニュースを騒がせていた色々な出来事がどうしても嫌なので IIS はインターネットで使いたくない というような話もよく聞きます。あるいはより具体的な、xxxのネットワーク機能が使えないので IIS はインターネットで使えない、そんな話しが出たりします。私はそこで皆さんを論破したいと思っているわけでもなんでもないです。多分 そうであるところもあるし、今のテクノロジーを使えばそうでないところもあります。ただ、ぜひ マイクロソフトが今 何をやっているのかについては監視の鈴をつけてウォッチすることが大事だと思います。もし IIS を使ってこうこうすると IT 年数の若い人でもここまでできるのでビジネスになる のだとすると、皆さんの身の回りはもっと IT が身近になるんではないかと信じています。一例としてマイクロソフトが PHP を IIS でより動かしやすくする努力をしていることも今まで無かった URL リライトの機能やリバースプロキシーのできるモジュールを提供したりとかいうのはこの一環になるわけですね。

    PHPを使う環境としてNG:
    今までははっきりと指針を出してきていないのは事実です。なので、動作経験や体験に基づいて色々な情報提供がインターネットで行われています。上でも書きましたが、ここは相当変わってきていることを宣言しておきます。このポイントについては PHP Conference のセッション内容で振り返るので Tech・Ed の振り返りとしてはこのくらいにしておきます。

    扱いが難しい:
    これは少し漠然としたものを書きすぎたと反省しているんですが、複合要因だと思います。上で書いているようなことも要因に含まれますし、総合的にチューニングしにくいと思われてきている方も多いかもしれません。例えば、以前のテープレコーダーに録音をしようと思う時には入力レベルを調整するダイアルあるいは+/-のボタンが私が少なくともばりばりテープを聞いていたころの装置にはありました。そして針がいずれLEDメーターになって入力レベルを見ることができました。そういう直観的なものを Webサーバーに求めている人が多いのだとすると、確かにそういう側面があるかもしれないですね。でも IIS7 そしてベースになる OSも よりこの手による微調整がしやすく変わっているのでそういう人の要件や趣向にも合うように変わっていると思います。

    問題解析しにくい:
    ここは IIS5 を使っている大手のお客様に出入りしていた私の経験上からもよく聞きました。いきなりダンプ!!と聞かれたことが何度あることか。メモリーダンプの解析をいきなりするのは専門のサポートチームが一番早く何が起きているかを捉えるためであって、イベント監視やパフォーマンスログでわかることもすごく多いのが本当のところです。ただ 運用環境で負荷をかけずに色々なものが取得できるという発想からするとやはりここはより高価な機械やOSに比べれば足りないエリアだったのは間違いないでしょうね。汎用機やUNIX機でできたことを求めるのはITの進化からすると当然で、その流れを踏襲しているWindows 以外のプラットフォームでもそういう面での進化もあったことだと思います。でもそういう研究や技術はより汎用的なプラットフォームでは開発と定着に時間が必要で、残念ながらその時点で欲しいものが無いということもあるし、製品マーケティング的な比較をする上で取りざたされるのはやむを得ないことだと思います。Windows Vistaからこの点に関しては ETW というフレームワークが本格的に取り入れられており、今までと比較にならない多くのトレース機能などが運用環境でも使える軽量さで使えるようになっていることは皆さんもご存じだと思います。

    と総合的な判断をする上で IIS7 はだいぶ前と違うという点をお伝えしたいと思ってこんな話しをしました。

    ○IIS7 と以前との主要な違い

    もちろん細かいことを全部書いていくとリソースキット並みの文章量になるわけですが、肝をお伝えしたいと思ってこんな点を取り上げました。

    IIS6 を知っている人にとっては:
    アプリケーションが実行されるプロセスの使い分けやセキュリティ面ではそれほど大きな大差はなく、むしろセキュリティ面では IIS6 で強化されたいい点がそのまま踏襲されていると言っていいと思います。

    IIS5以降 IISを触っていない人にとっては:
    結構な違いがあると思います。IIS6 で取りいれられた機能の数々、特にアプリケーションプールの概念と認証の仕組みの部分が話しをわかりにくくしていることと思います。

    そういう意味でいくつか挙げてみてくださいと言われた場合に私が挙げるのは以下の要素になります。

    各機能のモジュール化:
    ひょっとすると IIS をやってきた人よりも Apache をやってきた人にとっての方がわかりやすいかもしれません。Web サーバーのコアエンジンそのものはすごくライトにしておいて、各種Webサーバー機能はモジュールとして提供するというメカニズムを IIS7 は取り入れました。なので、今後 .NETを使ったサーバー機能開発もビジネスとして成り立つと思いますし、もっともっと IIS は多様化、多機能化していくことになります。後者の例として URL リライトモジュールの話しとか、Application Request Routing というアプリケーション層での振り分け機能なんかの登場にもつながっています。

    構成システムの大幅な変更:
    Simple is the Best という言葉があります。今までの IIS の環境構成の仕組みは残念ながらこの言葉とは本当にマッチしない、ごたごたとしたものだったのではないかと思います。サーバー固有の設定を持っていて、複数台にコピーできないのですから。IIS7 は違います。モジュールの搭載数は合わせないといけませんが、基本的に設定はコピーが効くようになっているのです。.config という拡張子のついた設定ファイルを複数組み合わせて運用するスタイルに変わっています。なので今までできないから構築マニュアルが細かく詳細まで必要だった色々な設定がファイル1つの置き換えでできるようになっているかもしれません。

    完全に.NETと統合したバージョン:
    厳密に言うと管理系の UI など、まだ ASP.NET で使える設定値系で GUIが無い部分はあります。しかし、ベースとなる.config ファイル内での組合せ上は完全に統合されていますし、複数バージョンの.NET Framework を使う部分は完全に実行空間を定義するアプリケーションプールの標準設定になっています。また、.NETで開発したモジュールやハンドラーは他の IIS サーバー機能(圧縮とかログとか認証とか)と全く同レベルで動作させることができるのです。そして、ASP.NETアプリケーションでしか甘受できなかった多くの機能(フォーム認証など)も例えばPHPアプリケーションの認証を担うなど多くの可能性と拡張性が生まれています。

    ○IIS7.5 の新機能・変更点

    今度は 7.0 と 7.5 の違いです。実は足りない部分が補われたり、お客様の要望によって生まれたものなど改良点が中心で、大きく変わっていません。なので、IISの開発チームもWindows7/Windows Server 2008 R2に搭載するWebサーバーをIIS8.0にはしなかったのだと思います。
    ※そう言われていた時期があったので今も勘違いしている人がいます。IIS8はまだ存在しません。

    ・Server Core上での ASP.NET サポート
    つまりは.NET FrameworkのサブセットをServer Coreが搭載。PowerShellも使える。
    ・PowerShellで IIS を管理するための WebAdministration スナップイン
    ・統合された FTP と WebDAV
    ・IISマネージャの機能拡張
    PowerShell が登場してから全機能を管理できるレイヤーの作成、GUIは必要なものというポリシーに基づいた開発を背景にお客様の要望に従ってGUIがあとで登場することが増えています。
    ・システム構成への操作に関するログ機能
    これは時代の要請ですね。サーバーの構成管理を行った記録を残すための機能がWin7/R2から搭載されています。
    ・ベストプラクティスアナライザー
    ExchangeやSQLで好評だった標準的に正しい設定とのチェックを行うOSの機能で、IISは対象になったので搭載。

    と言った具合の機能追加が行われています。横浜でもここは詳細に説明しませんでした。というのは Windows 7 関連のセミナーをやった Future Technology Days でのセッションで解説をしたからです。それらは下記のサイトでご覧になれます。また短いバージョンがいい場合には R2 のWebキャストもあるのでそちらも参照ください。
    http://www.microsoft.com/japan/powerpro/ftd/cast/windows7.mspx

    http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/r2/webcast/default.mspx

    ○IIS Extensions について

    もう上で解説していますが、IIS7 はモジュール構造になっています。Apacheのモジュールと同じように IIS も各種モジュールをどんどん出していきます。IIS ではこれを単純なモジュール構成ではないケースもあるので エクステンションと呼んでいます。これが IIS Extensions です。

    Extension に関しての日本語説明つきのページは下記を参照ください。
    http://technet.microsoft.com/ja-jp/iis/dd742256.aspx

    英語の最新の一覧もご覧いただくことをお薦めします。
    http://www.iis.net/extensions

    ○複雑化したマイクロソフト Web プラットフォーム

    色々なものをこの投稿だけでもご紹介しました。もうASP.NETをばりばりやっている人やマイクロソフトの Web プラットフォームを利用している人、あるいは IIS を初めてやる人にとって、構成物が多くなりすぎました。当然のことながら、どこのサイトに行って何をダウンロードしてどういう順番で入れればいいのかという自然の流れの質問が多くなってきています。あるいはどうするのが正しいのかがわかりにくくなってきています。

    これを受けて、マイクロソフトでは統合インストーラーの開発に着手しました。これが Web Platform Installer (略して Web PI :ウェブピーアイ)というものになります。現在は英語版ですが、日本語化の検討も行っていますのでまずはどういうものなのかをしっかり把握していただければと思います。

    http://www.microsoft.com/web
    ※まだ確定ではないですが、ひょっとすると http://www.microsoft.com/japan/web ができるかもしれません。

    構造上は Windows Update にすごく似ている仕組みで、XMLベースのカタログファイルを使って情報を表示、そこからインストール作業を行えるようにします。一つは IIS 周りや.NET Framework 周りのベースになるプラットフォーム構成物のためのカタログ、もう一つがアプリケーションのためのカタログです。

    インストール後に下記のフォルダにおかれます。
    C:\Users\xxxxxxxx\AppData\Local\Microsoft\Web Platform Installer

    このアプリケーションの一覧が結構 特徴的で、今はもちろん 英語版のいくつかのアプリケーションしか搭載されていないのですが、日本法人のほうではここにもっと日本語のアプリケーションを搭載しようとしています。このチャネルからアプリケーションをインストールすることができるビジネスチャンスをぜひ生かしていただきたいと思っていますのでぜひオープンソースアプリケーションを中心にそうういうお立場の方はご相談いただきたいと思っています。条件や何をしないといけないかは下記のページに書いてあります。

    http://www.microsoft.com/web/gallery/developer.aspx


    はい。というのが Tech・Ed の私のセッションでお話した第一部の内容になります。まだ3つあるので順番に書きますね。最後にご紹介している /web のサイト、それから Web Application Gallery に関しては本当に力を入れていきますのでぜひ注目いただきたいのと、条件が合致すればぜひ WebPI の中に皆さんのアプリケーションパッケージが掲載されていくことを一緒に実現できればいいなと思っています。

  • 【PHP】 PHP Conference 2009 の資料をアップしておきました

    PHP Conference スタッフの皆様、講師の皆様 そして 参加された皆様、お疲れ様でした! 私のセッションの資料をここに公開しておきます。中身の解説は順次行っていきます。

     

    ※ファイル形式の違いだけで中身は同じです。

  • 【☆ミ】 色々な振り返りと公約が溜まっていますが。。。

    さて、ようやく Tech・Ed と PHP カンファレンスという大物が終わり、次の大物は Windows Server World Conferenceということになります。なのでその間に果たせていないお約束を順次ここで書いていこうと思っています。
    (ただ 腰 が痛い。。。運動不足 & もう若くない って辛いねぇ。でも頑張るよん!)

    その前に。


    今年 2009 年 9 月 30 日 開催の Windows Server World Conference は マイクロソフトのプラットフォーム製品を開発者視点ではなく、特に運用面からとりあげる Microsoft Management Summit と併催で行われます。
    Windows系をがっちり見たいということであれば是非 会場へお越しください!
    http://www.idg.co.jp/expo/wswc/2009/

    会期
    2009年9月30日(水)10:30~18:10

    会場
    東京ミッドタウンホールA・B(東京・六本木)
    定員
    1,000名
    受講料
    聴講無料(事前登録制)

    なお、私の周りで登壇予定なのは

    ○高添(最近 1つってことがないですね。すごいことだ。)
    マイクロソフト製品だけで出来るシンプルかつ高機能な仮想化インフラ ~サーバー仮想化、VDIから運用管理まで~
    運用管理ツールの運用管理コストをどう抑えるか。~ 管理製品のサービス化と完全自動化に向けたDynamic IT戦略~

    ○林(Home Serverの顔的な存在ですが、今はご覧の通り、ほぼ全部!担当の超人)
    Windows Serverファミリー全製品のご紹介
    Windows Server 2008 R2 Foundation 製品とソリューションのご紹介

    ○小黒(若いのにすごい頑張ってます!)
    次世代基盤 BranchCache & DirectAccess 概要 - Windows 7 とWindows Server 2008 R2 だからこそ! -

    ほんでもって私が下記の内容で登壇となっております。
    最新の Web サーバー IIS 7.5 の実力を一刀両断

    紹介しても時間帯 横並びじゃーーん というツッコミは想定内でございます。
    申し訳ありません。一番 見たいものをご覧になってください。<(_ _)>



    ということで、これから このカンファレンスの講演準備+今までの多くの振り返りを怒涛のように書いていきますのでよろしくお願いします。若干ビデオ撮影したりするとかしてると止まると思いますが。そして 腰痛が激痛に変わりませんように。。。

  • 【PHP】 さて、今日は PHP カンファレンスにお邪魔します

    今日は PHP カンファレンスの二日目ですね。昨日も会場に行きたかったんですけど行けなかったんですよね。
    本日の テックデイ では講演枠を頂戴していまして、またまた PHP on IIS をテーマにお話しをさせていただきます。 

    PHP カンファレンス 2009
    http://phpcon.php.gr.jp/2009/

    ※9月5日(土) 東京都 大田区産業プラザPiO

    イベント自身はプログラムのページを参照いただくと書いてありますように 10:00 開場ですね。

    私のセッションは 16:30 ~17:30 で Symfony の Fabienさんの裏番組となっております。

    [T-208]マイクロソフトのWebサーバー(IIS)と一緒にPHPを動かそう!~構築手順 詳細解説と実演~

    ということで現場くさいことをやってみようかなと思っております。

    会場にお越しの方はぜひお声掛けください。
    今 デモ環境を整備中ですが、終わったら早めに会場入りはしようと思っています。

    カンファレンスのスポンサーの一員にマイクロソフトは名前を連ねていますのでブースも出す予定です。
    インストールマニアックスでお馴染みのメンバーが座っていると思います。
    アンケートをやると聞いていますのでお立ち寄りいただけますよう、お願いいたします。
    ちゃんと景品は用意していると聞いています。 (*^_^*)

  • 【☆ミ】 よろしければお使いください! - バナー集できました

    Power to the PRO の旗印で色々とやっていますが、活動に賛同いただける方も多くなってきています。本当に皆様、ありがとうございます。そんな中、結構 バナーないですか?というありがたいご質問も多く頂戴しておりました。

    特にコミュニティ活動を積極的に推進されておられる皆様向けに今回、下記のようなページを作っています。よろしければここからご利用になってください。

    Power to the PRO バナー一覧
    http://www.microsoft.com/japan/powerpro/banner/default.mspx

    IIS TechCenter IIS TechCenter IIS TechCenter

    もちろん私は IIS7 のバナーを使っていますが、他にも色々とおいていますので一度はご訪問いただければと思います。

    事務連絡でした。

  • 【TechEd】 BOF ~ ASP.NET Web Form vs. ASP.NET MVC in Japan

    Tech・Ed というイベントでは BOF(Birds of a Feather)というプログラム、セミナー形態が実施されます。この BOF とは同じ興味を持った技術者が「類は友を呼ぶ」というスタンスで集まり、講師からの一方通行のセミナーをするのではなく、みんなで質問や疑問、普段やっていることの共有、その上でディスカッションを繰り広げる、そういう形のセッションになっています。日本では電車の時間もありますし、なかなか難しいんですが、米国では Tech・Ed にお越しいただくお��様はほぼ遠方という地理的な背景もあってどうせ宿泊だという前提で、かなり遅い時間までテクニカルセッションの講師ももっとディープなディスカッションをするためにかなりの数の BOF が実施されるのが常となっています。

    そんな中、私は IIS を担当しているということもあって、ASP.NET ネタであるこの BOF 最終セッションに参加者として参加しました。非常に活発なディスカッションが繰り広げられ、すごく盛り上がっていました。ちょっと深すぎる議論に入ってしまった部分もありますが、それだけ普段から Web システム、特にトランザクションなんかも大事にするような業務に対して IT を提案あるいは運用なさってるんだなぁととても感銘を受けつつ一受講者をしてました。

    BOF-14 ASP.NET Web Form vs. ASP.NET MVC in Japan
    http://www.microsoft.com/japan/teched/2009/connect/bof/bof_14.aspx

    小野さん長田さん竹原さん が導入部分とモデレーションをなさっていましたが、非常にスムーズでとても楽しい時間を過ごすことができました。

    ASP.NET で従来から作れる Webフォームと 昨今 話題になっている ASP.NET MVC の対決という面白いネタなんですが、まあ色々な観点でお話をなさっていました。どうも CodeZine の方でこのネタをレポートするようなのでここでは内容に深くふれません。

    私は以前 現場では開発をやっていて、今はインフラ系のエバンジェリストなんでなかなか用語についていくのが大変なんですが、あっさり DAL(Data Access Layer)の話しをしていたり、どこからトランザクション?みたいな実際の設計では非常に重要な要素を話していたり、ほんの少しの間ですが「現場に戻れた」気がしました。


    いやぁ BOF ではもっと色々なセッションをやっていましたので うーん と他のイベントに参加された方と同じように他も見たかったという気持ちで今年はいっぱいでした。横の時間帯でやっているのでとても残念ですよね。今後 BOF というキーワードを見かけたら是非 皆さんも参加してみることをお薦めします。面白いですよ~ やっぱ現場トーク。(*^_^*)

  • 【TechEd】 ライトニングトーク振り返りシリーズ 第六弾!

    さーて。Tech・Ed のライトニングトークもこれで最後の枠となりました。最終日の夜の部がスタートです。

    Room 313-314 8月28日 16:50~18:00
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    最終日も元気いっぱいに7人の方にご登壇いただきました。まずは会場とスタッフの様子から。最終日なのでもう帰路についた方もいると思われる中、それでもいっぱい参加いただけそうな予感。一方でテクニカルセッションを終えたエバンジェリストが大勢かけつけ中。。。

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    すごいなぁ エバンジェリスト何人いたんだろう?

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    登壇される方も緊張の中、気分を落ち着け中。。。

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    ということでスタンバイ終了!スタートです。
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    最初の登壇者は 小堀さんです。内容は「Office Onlineで専任講師がいなくてもOffice 2007社内トレーニング」ということでご自身の教育体験をお話いただきました。Office Onlineって意外と活用してもらえていないのでマイクロソフトスタッフからするとすごく有難いプレゼンでした。しかも実際の体験に基づいているのでお話がすごくわかりやすかったです。

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    ここで あれ~ ハプニング発生。なんで長坂が下 を向いてるんだ???

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    投票の話しと なんと IDG様 の副賞の話しが抜けているじゃないかぁ って指摘できなかった私も同罪。
    ここで割り込んで説明開始。IDGさん、小堀さん、本当にごめんなさい。

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    さて、2番手は 関さんで「監査等における情報システムの重要性の高まり」です。ITをやっている人間としては監査は非常に重要なエリアながらも苦手な人も多いと思います。そんな中、どんなテーマが監査ではこれから重要になってくるか、Windowsのログの活用方法などをご紹介いただきました。

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    3番手は 田川さんで 「Fiddler (Web Debugging Proxy) Hack」というタイトルで発表いただきました。Fiddlerのスクリプト機能拡張やアドオンの作成方法など Web 開発をしている人はかなり勉強になったのではないでしょうkあ。エバンジェリストでも Fiddler を駆使したことがある人も後で聞いたら結構いたのがまた面白かったです。

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    4番手は 小峰さんです。「5分で解説する IIS7.0 NATIVE Moduleの作成」ということでお話をいただきました。実はかなり濃い内容で、普段セキュリティ系のお仕事をなさっているということでした。攻撃モニターのようなものの開発に IIS環境の場合にはネイティブモ��ュールを開発するとミドルウェアとしては最適な構成というお話でした。

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    5番手は 山之内(遥 佐保)さん。「Silverlight基本のキ」ということで Silverlight ものでした。Silverlightの基本から既存Webページ内でSilverlightを埋め込みたいようなケースを例に具体的なお話をしていただきました。Expression Blend にもふれていただきました。

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    6番手は 鈴木さんで「HTTP de Live Framework」と題したセッションでした。SDKなしでMeshにアクセスするプログラミングの話しでなかなか他で聞けない内容だなとすごく見入ってしまいました。MeshObject や MeshFolder の中身とか結構深い話しながらも5分にきっちり収めているところがすごいなぁと思いました。

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    最終バッターです。二村さんで「WPFでミニチュア風動画を愉しもう」というプレゼン内容でした。これは凄かった。文字通りなんですが、チルトシフトレンズ効果なんて写真家のテクニックの話しも持ちだしながら実際に PixelShader を使って似たような映像を作り出す話しなんでもう完全に私は見入ってました。特にすごいビデオを見せた後でさらっと最後のまとめで通常のダイアログの表示を例に出したのがもうシビレました。

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    これで3日間の全発表が終了しました。すごいプレゼンばかりでした。

    さて、集計中の様子をまたご覧いただきましょう。

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    2009年 最後の IDG賞は。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
    山之内さんです!!!

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    さらに。最終日の優秀賞は ・・・・ドラムローーーーーーール ・・・・・・ジャン。
    二村さんでしたぁ!!!!
    ※どうしても元上司にピントが合ってしまうアングル。

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    それでは最後の記念撮影です。

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    それではまた来年 Tech・Ed の会場、あるいはもっと別の場所でお会いしましょう!!


    さあ。これで 2009年の Tech・Ed のライトニングトークは終了となりました。会場でも説明をしていましたが、我々は普段からライトニングトークの場を用意していますのでそちらにもぜひお越しいただければと思います。

    ライトニングトーク登壇者募集
    http://www.microsoft.com/japan/powerpro/community/LT/default.mspx

    直近では9月にも2回、機会があります。
    9/18 のセミナー開催、LT応募は 9/4 まで
    9/25 のセミナー開催、LT応募は 9/11 まで

    Tech Fielders セミナーの方も引き続きよろしくお願いします。

  • 【TechEd】 ライトニングトーク振り返りシリーズ 第五弾!

    いよいよ最終日。ライトニングトークも Tech・Ed ではあと二つとなりました。
    それでは最終日の昼の部にいってみましょう。

    MSL-08:現場エンジニアのノウハウ凝縮 ~ライトニング トークの魅力に迫る
    Stage A: 8/28 14:55~15:10
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    オープンステージでのラストを飾ったのもお二方です。


    まずは森さん。「BitLocker の進化と深化」ということで Windows 7 での BitLocker 活用を話していただきました。画面ショットいっぱいでUSBデバイスを使うケース使わないケース、TPMを使う場合、使わない場合ときれいに整理して発表いただいたので会場にいらっしゃった方は BitLocker の理解が深まったのではないかと思います。BitLocker とグループポリシーの連携も結構大事な要素でそこもしっかり押さえていらっしゃいました。ありがとう��ざいました!

    DSC_0004DSC_0023

    そして 2009年の Tech・Ed オープンステージでのライトニングトーク、最後の登壇者は 萩原さんで「DIライクな手法で
    ポップアップ画面を共通化!」というタイトルでのお話です。Dependency Injection という用語からわかるように共通コントロールと外部から依存情報の取り込み機能で共通化と厳しいユーザー要求に対応するというとてもありがたいお話でした。ぜひ現場で皆さんも同じような発想で取り組んでみてくださいね。

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    二人が終わったところで記念撮影ターイム。

     DSC_0115DSC_0116

    ということでオープンステージでの ご登壇も全部終わりました。


    あと残るは最終日の夜の部だけ。そろそろスタッフもばてているに違いありません。(*^_^*)

  • 【TechEd】 ライトニングトーク振り返りシリーズ 第四弾!

    さーて。二日目の夜です。二日目はどんな発表があったのか。お楽しみに。

    Room 313-314 8月27日 18:25~19:35
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    それでは早速 スタッフの表情から。
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    本編にさくってはいっていきましょう。

    トップバッターは 西村さんで「プログラマとデザイナーが仲良く出来るRIA」でした。プログラマーはロジック○、デザイナーはアニメーション○ というスライドが面白かったです。みんな反応してましたね。Expression Blend の話しだったんですが、要は プログラマーとデザイナーは仲良く仕事しましょうってこと? (*^_^*)

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    2番手は 大沼さんで「wpf時代のバージョン管理」でした。StyleCop や XamlCop というツールのお話はとても勉強になりました。こういう解析ツール類はぜひ皆さんにもお使いいただいて、いいコードを書いていただきたいと私も思います。Visual SourceSafe と Subversion の話しも面白かったです。

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    3番手は 長嶋さんで「SubInACLを用いてのファイルサーバー移行」というテーマでお話いただきました。まさに現場に役立つ情報の代名詞のようなストーリーでした。FSMTを使うことを検討した経緯や何故ダメだったのかなどとても初めて聞く方には役立つ情報だったんではないでしょうか。

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    4番手は 冨田さんで「Windows Azureで作るマイクロブログのBot」です。タイトル見ただけで面白そうです。Windows Azure の Worker Role を使用して Twitter に投稿する Bot を作るネタです。実に面白いんですが、そこで Azure の可用性と価格に行くかと結構 私は写真のブレが気になるくらいウケてました。

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    5番手は 川崎さん。「Hyper-V のパフォーマンスモニタリング ~ 何を見ればいい」でした。Hyper-V ものもどんどん難度が高いものが登場します。一番印象的だったので製品チームにフィードバックしなきゃと思ったのはパフォーマンスカウンターが読みにくいということを川崎さんは証明してくれたことです。最後のデモも良かったです。DSC_9820DSC_9822

    6番手は 山本さん。「eventquery.vbs 簡単カスタマイズ」と題して役に立つ VBScript の使い方を教えてくれました。2100ステップの eventquery.vbs を解析して、そこにカスタマイズを施してしまうという一見簡単なようでスゴ技です。きれいな出力書式にするカスタマイズを見事見せていただけました。

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    二日目のラストバッターは 松本さんです。「SQLServerとInfoPathを使ったOBA開発の勘所」という素晴らしい内容を話していただきました。帳票というと安易にAccess と思ってしまう人もいるかもしれませんが、InfoPath とその先の SharePoint の連携のすごさをうまく説明なさっていました。本当にありがとうございます。

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    ということで二日目の 7人 も発表終了です。


    それでは集計ができるまでのいくつかのスナップを。

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    うん?難航?!すかさず 長坂が質問タイムへ。。。
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    さて 集計できたかな?
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    IDG賞 は。。。。。。川崎さんです! おめでとうございます!!

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    そして。優秀賞は!!!!!!!!!!!!! ジャン。
    冨田さん です。おめでとうございます!!

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    ということで二日目も無事終了。記念撮影です。

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    それではまた明日ぁ。

  • 【TechEd】 ライトニングトーク振り返りシリーズ 第三弾!

    さて、二日目へ。昼の部は初日だけ ランチタイム スペシャルだったので 2日目と 3日目はショートバージョンです。

    MSL-06:現場エンジニアのノウハウ凝縮 ~ライトニング トークの魅力に迫る
    Stage A: 8/27 16:30~16:45
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    この時間はお二方に登壇いただきました。

    まずは、崎 さん。なんと「車載 PC と Windows」、まったく私とは違う世界と思いきや Windows な話しであるところが面白い。いやぁこういうのどんどん話しして欲しいです。私も車載 PC とカーナビのベースと実はそれほど頭の中では区別していなかったんで、なんか考えさせられたセッションでした。

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    そして 恒例のスタッフ撮影もしてましたのでここでこの日の分をアップ。長沢は毎回いるので顔色の変化が見えるかも。そして安納が持っているのがご存じ Windows 7 団扇でございます。後ろの残り時間表示はエバンジェリストがやってるんです。なんとエコな ?えっ 高い? うーんどっちだろ。(^-^)

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    さてと。2番手 そしてこの時間のラストは田口さん です。なんかすごいゲームっぽいものが画面に映ってます。Active Channel とか PointCast とか出てきちゃってびっくり!いやぁ 使ってましたよぉ。なんでこんな話かと言うと今 Silverlight を使って Push ができるという話しだったんです。デモも画面の通り。

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    ということで二日目の昼の部は終了。なんかネタがすごいですよね。我々エバンジェリストも本業以外のネタを常に持ってたいなぁととても思った数十分でした。(*^_^*)