お約束を以前していたように英語のWebcastから要約を何個かお届けしようと思います。まずはこちら。私の視聴メモをベースにしているので箇条書き風ですが、お役に立てば幸いです。実際にはデモをやっているので下記をご理解いただいた上でデモだけ見れば10分程度で済むかなと。ただ、Application Center とかでバリバリ展開とかをおやりになられているケースではこの内容は概要・一般論になってしまうかもしれませんので事前にご容赦ください。
TechNet Webcast: Efficient Deployment and Management of ASP.NET 2.0 Applications on IIS 6.0 (Level 300)
このWebcastを要約したいと思います。1時間40分の英語は大変ですよね、聞くの。話しているのはChris AdamsというIIS+Web開発ツールのチームにいる製品の部分的な責任を持つProgram Managerです。かなり早口でした。^_^;
まずはIISのWebcastシリーズ集を紹介しているWeb URL。http://www.iiswebcastseries.com
イントロ:ASP.NETのご紹介 ASP.NETは.NETフレームワークの一部である。以上。主なASP.NET関連のコンセプト GACってなんだ。事前定義された.NETアセンブリーの「レジストリー」である。 GACに本当に登録する必要があるのか?binにおけばいいのか。 GACUTILを使って実際にGACに登録する。 ADSUTIL、IISWEB.VBSでアプリケーションプールとWebサイトを作る。 sn.exe(.NETフレームワークSDK)でサインする。サインされていないとGACに登録できない。C#の場合、CSCでビルド、/keyfile:生成したキーを指定→DLLを生成 gacutil -i xxx.dll でGACに登録 .NET1.1で動かしているのか2.0で動かしているのか 両方が共存するケースが増えてくる Web拡張で両方許可されているかチェック サイトのプロパティページでASP.NETタブを開き、バージョンを指定する 主にスクリプトマップ(.aspxが何とか)を変更し、指定したバージョンのフォルダのものを利用するように変更をかける GACを何故使わないでBINを使えないのかの説明が開発者から明確に出なければ押し返してもいい。 web.configには add assembly が必要になる IISAPP SP1とR2で追加された機能 IISAPP /a apppool /r リサイクル GACUTIL /uf が結構使える。 Code Access Security・・・ユーザーコードが考えるポイント、システムはフルになる。 GACに登録しないをデフォルトで考え、例外的に登録することを考える。ASP.NET構成ファイルについて メタベースとmachine.config+web.config IIS7ではここが統合されて楽になりますね。 IIS6のアーキテクチャでのメタベース。インメモリーなのでクロスプロセスで更新を検知しないといけない構造になっている。 IIS6でのパイプラインの説明、IISとASP.NETで二つのパイプライン。 ここでもIIS7の統合モードではそうならないという話。 ISAPIフィルターがBINディレクトリの中を防御しているASP.NET2.0アプリケーションの展開と管理
アプリの展開については自動化を推奨する aspnet_regiis、IISweb.vbs、ADSUTIL.vbsなどを使って自動化して確実な展開を microsoft.comの運営でもこの辺りを組み合わせた標準ツールを作っている aspnet_regiisは自分がどのバージョンを使っているかよく認識すること 同一のマシンでWindows 2003 R2では1.1、2.0が少なくともある -r は一気にスクリプトマップを変更しにいくので要注意。 adsutil.vbs CREATE W3SVC/AppPools/busyPool "IISApplicationPool" IIS.web.vbs /create C:\MySource "MySite" /ap BusyPool /dontstart aspnet_regiis.exe -enable -ir aspnet_regiis.exe -s W3SVC/<metabase path> 各プロパティタブの説明 IIS7でよく話す内容ですが、AllowOverride=falseで階層継承のロックダウン。<location>もASP.NETでできる話。バージョン管理 アプリケーションプールでは一つのバージョンしか実行できない ASP.NETがインストールされていない場合、スクリプトマップは2.0に 1.1がインストールされている場合、IISスクリプトマップは1.1のままにASP.NET2.0ソリューションをx64環境で WOWでの動作でもx64ではASP.NETの仮想メモリが2GBから4GBになる MS.COMは多く使っている adsutil.vbs set W3SVC/AppPools/Enable32BitAppOnWin64 "true" ネイティブ 64ビットでのASP.NET2.0 仮想メモリーは制限なし パフォーマンスのメリットあり MMCスナップインがx64対応していないということで、かなりアプリ開発者の方には当然のように思える内容かもしれませんが、IT管理者の方にとっては非常にコンパクトに重要な要素が詰め込まれている内容だなと思いました。日頃 開発の方に指定を受けたり、誰かが決めた標準で、構成設定だったり、あるいは管理・展開について見直して改善できる点が見つかるとうれしいですね。GACへの登録依頼は理由付けを求めるべきという意見はなかなか面白いですね。
高添が中心になって推し進めてきた道場(情報インフラ編)ですが、運用管理編もやることがほぼ決まりました。なんで私が書いているかというと私がコンテンツ担当になったからです。頑張ります。^_^;
それとここ数回週末にWeekend道場をやってきていますが、新宿を離れて平日に数回首都圏を回ることを密かに計画しています。詳細は別途ですな。
もう一丁、IT Proエバンジェリストのページにリンクをつけて、「道場」のページを起こそうとしています。「道場」のコンセプトや歴史、今後の展開スケジュール、参加者の声などをうまく反映したWebサイトにできればと思って、内容は高添と練っています。
以上、報告やら連絡やらリークやらでした。「報連相」は大事だよなやっぱり、と思う今日この頃です。ちなみに高添はゆくゆくは日本武道館でやりたいと昼食食べながら言ってました。すごい突飛と思うかもしれませんが、それぐらいの意気込みであるのを感じていただけたらと思います。
Windows Vista/Longhorn ServerはIIS7の特徴にもなっているコンポーネント化がOSのレベルでも進められています。故に前に紹介している pkgmgr の登場となっています。
pkgmgr ですが、オプションとかちょっと見てみますか。
Start /w pkgmgr.exe /iu:update1;update2…
/iu:{update name};アップデートを名前で指定するオプション。複数のアップデートの場合にはセミコロンで区切ります。
/uu:{update name};アンインストールするアップデートを指定します。複数のアップデートの場合にはセミコロンで区切ります。少なくとも一つのアップデートを指定する必要があります。
/n:{unattend XML}unattend XMLファイルでパラメーターを指定する場合のオプション
start /w をつけないとコマンドプロンプトとしてはすぐに実行が終わってしまい、いつ完了したのかわからなくなりますので注意。
マイクロソフトの技術情報Webページには3つの代表的なものがあると思っています。製品の情報をお届けしている.com/製品ページ、開発者向けのMSDN、そしてMS製品を使ってシステムを構築、チューニング、運用する際にご利用いただける情報、あるいはセキュリティ関連情報を発信しているTechNetです。
ご指定いただいた興味をお持ちの項目を優先的に表示するようにカスタマイズができる MyTechNet が今年からご利用いただけるようになっています。年明けから利用可能になり、数多くのフィードバックをいただきながら日々、より良い操作性になるように改善を続けております。
本日いくつかの改善がデプロイされたようなので、一筆書かせていただこうと思いました。代表的な改善事項を書くと、
- サポート技術情報の表示で期間を短縮し、新しい技術情報をきちんと表示- ダウンロードのランキングが日次で更新されるようにし、最新状況をお届け- 各項目の表示順を変更、統一することで見やすく
などです。
ご提供させていただいているチームの一員として今後も是非こういうフィードバックをいただきたいと考えています。できるだけ使いやすいUIを目指して頑張っていきますので何卒よろしくお願いします。私を含むITプロエバンジェリストのブログにフィードバックをいただいても結構ですし、ITプロマーケティングチームのチームブログにいただいてももちろん結構です。よろしくお願いいたします。
昨年のTechEdで吉田先生が話していたDPM(Data Protection Manager)。私も話す機会がやってきたようです。早速カテゴリー追加です。 いつ話すかはまた今度。
VistaとかLonghornに集中的に注意力を向けていたここ数ヶ月ですが、マイクロソフト的にもわたし的にもこのエリアは面白いと思う。SAN、NASなんて言うキーワードがかなり一般的になってきて、業務回復(とりあえず暫定策で業務を開始するフェーズのつもり)に投資をする企業は多いと思うし、必要なことなので、メインフレームなんかでもコストをかけて災害対策には力を入れているところも多いでしょう。
昨今ビジネスをやっている上では電子メールがかなり(最も?)重要なインフラになったことを受けて、Exchangeをご利用のお客様ではクラスターが一般的なものの、意外と重要なファイルがあるファイルサーバーはどうだろうか。このポイントが結構私の中ではトレンドになりつつあります。基幹業務に直結ではないにしろ、私の業務を考えるとバックアップがあって、ちゃんと戻ることを意外に疎かにしているような気がする。
運用を専任あるいは忙しい中 兼任している人がいる組織ならいいが通常気軽にたてているあるいは支社・支店にあるファイルサーバーは実は危険な状況じゃないかとふと思う今日この頃。テープのバックアップがきちんと戻るか試験してますか?米国ではかなりの割合の管理者がテープ復旧トラブルを経験しているようです。これはテープの品質が云々ではなく取るべきものの設定が間違っているケースもあれば、操作ミスももちろんある。
じゃあHDDでと考えると意外に高価になってしまうのでなんでもかんでもSANの領域に入れられる訳ではない。廉価版のサーバーではSATAのArrayなんかもあると思うが、そういうケースではディスクの替えをどうしようかという議論はあってもいざなんかあった時に元に戻すルールや手順をどれだけ決めているだろうか、復旧時間も視野に入っているだろうか。そこでMS的にはDPMあるいはR2の新機能というソリューションを用意しているというこんな流れなんだと理解しています。
一方でVista系ではバックアップ機能も一新しているし、イメージング機能も搭載する。Vistaをお手元で試せる方はバックアップなんかも使ってみてください。NTBACKUPと大分様相が違うのがわかると思います。これから業務継続と絡めて、動的なシステムへ向けての取り組みとしてのMSソリューションがすごい熱くなってくると思われます。Virtual Serverの無償ダウンロードなんかもその一環。同僚の高添あたりが大好きなエリアに違いないし、私も大好きかもしれない。
昨年も実施し、今年も実施中のマーケティング部門中心のヒアリングツアーなるものがあります。あまり広域にご案内していないものなのですが、日頃現場に接することが少ないマーケティングメンバーが現場を知るきっかけとしているものです。昨日は大阪にて、数名の方に貴重なご意見を賜りました。その中ですごく印象に残ったキーワードをひとつ。
「MSの技術情報は宇宙語で書かれている」(一言一句同じではありませんが、「宇宙語」というフレーズはそのまま採用しました)
というものです。ご参加いただいたN氏に御礼申し上げたいと思います。本当に貴重なご意見だと思います。
情報量の多いMSのサイトは情報の宝庫でもあり、また本質的にピンポイントで欲しい情報を見つけるにはコツのいるところになっているように考えています。検索によって情報を見つけることが主流になるのはこういう背景があるからでしょう。「宇宙語」という点に戻ると、この表現の背景には二つの要素があると考えます。
一つは文字通り、技術情報(サポートだけではなく)の内容がMS製品利用者の目線に合っていないという要素。例えば、サポート技術情報の機械翻訳ページ。確かに背景があってああいう試みがなされていますが、綺麗に表現すると、純粋に日本人が学校で習う文章とは大分文法の違う文章を確かに見かけます。別の例えとしては、MS製品をよく知っている方にはよくわかる用語が多用されている文章。これも多いという自覚が必要なのでしょう。私も入社した7年前はそういう自覚を強く持っていたのが薄れてきていると反省しています。念のためにふれておくと、機械翻訳はエンジンの精度が高くなれば素晴らしいソリューションです。残念ながらそこがまだ成長過程にあるというのが真実でしょう。実態と担当者の苦労を知っているのでこういう表現をしていますが、本質的にエンジンが翻訳しやすい英語原文の書き方というような視点でも検討がなされていることはご報告しておきたいと思います。
もう一つは自分の目指している情報に辿り着き難い場合もこういうことになるんじゃないかと思います。Webサイトというのは利用される方のバックグラウンドが広範囲に渡る場合には確かに特定の情報に関してフィットしない人の割合が多くなる傾向が出るのは事実じゃないかと思います。それ故に非常に難しい媒体なんだと改めて思っている次第です。MSサイトのような情報量になると益々この傾向は強く出ます。この点についてはマーケティングのチームでも色々な検討・討議が行われている点です。例えばよくMSのセミナーで見られる難易度表示のようなものはどうなんだろう?いわゆる100レベル、200レベル、300レベル、400レベルという奴です。アメリカではユーザーの方に役立ち度を数字でつけてもらい、その結果から記事の役立ち度を表記する仕組みが結構使われていて好評のようです。でもここでの議論は用途とか使うフェーズなんだろうと考えます。その意味では Deployment Center や各 TechCenter はこういう視点の入り口を上記を踏まえた上で用意しようという試みであります。
いずれにしろ、なんとか「宇宙語」というご評価をせめて「方言」というご評価に変わっていただくようになるために日本人である我々がやるべきことは多いと改めて自覚した一日でした。お客様の声というのは本当に貴重です。本当にありがとうございます。
どんどんカテゴリーが増えてなんか無節操な自覚が芽生えてきましたが、ITプロエバンジェリストという職は開発ツール以外はカバーする普通では考えられないような広くそれでもある程度深くというものなのでお許しいただければと思います。
SOXとか内部統制というようなキーワードが飛び交う中、文字(文章)・数値(数字)のデータだけで企業内のプロセスを整理するのは難しいでしょう。もちろん文字や数値をベースにExcelなどのツールを使ってグラフ化したり、表にするのはもう一般的なことだと思いますが、描画が必要なケースでは皆さんはどうしているのでしょうか。
Officeの各製品はそれぞれ描画機能を備えていますが、やはり描画を主目的として開発された歴史を持つVisioには一日の長があると思っています。それに加え、オブジェクトモデルによる自動化、図形(シェイプ)に持たせることができる付随情報(例えばコンピュータであれば購入先、購入日、購入業者、業者連絡先、備考など)の活用を考えていくと無限に可能性が広がる面白い領域だと改めて思っている今日この頃です。無論 一つのツールで統一する方法というのも利用者のスキルとのバランスでもちろん優れたアプローチだと思いますが、用途に応じて使い分けることができるのであれば効果的と思います。そういう意味では機会があれば是非Visioをお試しください。
私はV3つまりMS製品じゃなかったころからのユーザーなのでOfficeの各製品はコネクターの機能(図を移動しても線が追随していく機能)がなんでないんだろうと思っていた口であり、どうもVisioに対する思い入れは多いのかもしれません。業務フローなんかも前職ではVisioで書いてましたから。図形のサイズを指定しやすかったので狙った通りのサイズでラベルとかを作りやすかったというのもあります。
まあいずれにしても エバンジェリストの広場 でもVisioを取り上げる機会を虎視眈々と狙っています。もし掲載されたら覗いてみてください。
私の個人的な感想を言うとマイクロソフトで言うところのITプロ(情報システムに携わる方でコードを書かない人の総称)にとって「The カンファレンスof the IT Pros, by the IT Pros, for the IT Pros」というのは開発向け、インフラ向けの混合はあっても単独では無かったと思っています。~ 米国第16代 リンカーン大統領のGettysburg Addressの引用
昨年米国に出張し、MMS2005 というカンファレンスに出席しました。驚きました。カンファレンス会場にいる人のほとんどが携帯電話を離さず握り締めており、ワイヤレスLANが接続できるエリアはノートPCで自社のシステム監視画面を開いている人がいっぱいで電話もかけまくってます。また、講師が一生懸命話している最中でもどんどん扉の外に出て会社のトラブル対応をしています。おまけに行き帰りの交通機関でもインフラ製品の話ばかりしていて、こういうトラブルをうまく対応したんだよと自慢げに話している姿が多く見受けられました。これだ!と思いました。
日本で今年も MMS2006 Japan が開催されます。米国のMMS2006には今年も出張で行くのですが(4/24からの開催)その内容を受けて私も一セッション持つことになっています。そこで業務継続とデータ保護を取り上げ、その中のソリューションの一つとしてマイクロソフトではDPMというのがありますという話をするつもりです。それとマイクロソフトの考えるインフラ最適化モデルというのをバックに話を展開するつもりなので是非ご参加をお待ちしています。C-3 セッションです。
ちなみに開催日と開催場所などは下記の通りです。
2006年5月23日(火) 10:15~18:00 開場9:45予定ホテルグランパシフィックメリディアン (東京都港区台場2-6-1 新交通ゆりかもめ台場駅直結)