2005年にエバンジェリストという仕事に就き、2006年からIISを書いたり語ったり、2010年くらいからHTML5とかIEとかを扱い、2011年からはWindows 8周りを担当してきました。このようにマイクロソフトの仕事はどんどん変化していくとてもスピードの速いものなのです。今は2013年からやっているWindows 8 や Windows Phone、IoT系をやっているエバのマネージャーという管理職です。IISを語っていたころの名残でTechNetのブログにクロス投稿をしてきたんですが、そろそろこっちの更新はほぼやめようと思います。IISに関するほかで見つからないことも書いているのでブログ自身は閉じないですが、MSDNの方 一本で行こうと思いますのでこの投稿をしておきます。
ただ高添や安納と活動していたころに知り合った皆さんへのメッセージを書くときにはこっちを使って書くこともあるかもしれませんが。。。
The Microsoft Conference 2013 もいよいよ来週と迫ってきました。
Windows 8.1/Surface で動作するアプリケーション開発に関して関心がある方向けに少し解説をしておきます。それぞれの講師も色々なところで書くかもしれないのでここでは俯瞰的に。
まだ登録がお済みで無い方も済んだ方も下記を見ておいて受講セッションを調整してくださいまし。
実は王道セッションはこれ! Surface 2 アプリ開発入門 ~ C# で始める Windows ストア アプリ ~
もちろん JavaScript/CSS でもアプリが作れるようになったのが特徴の一つでもある Windows8/8.1 なんですが、これまで Windows で開発していた方にとってはこのセッションをお勧め。特に Surface 2 の登場で注目の集まっている昨今、これから始めるにはこれを受けてもらうのがいいと思う。
比較論が見たい方はこれ! Windows 8.1 時代のクライアント アプリケーション開発
概論っぽいタイトルなのでこれが一番初心者向けに見えるかもしれませんが、実は「技術選択」と概要に書いてあるので結構これまでの Windows 開発を知っている人向けです。
MS もこういうのやるんだ!と思ってもらいたいのがこれ! iOS / Android / Windows すべてに対応したアプリを作るには
これは Microsoft としてはチャレンジングながらも、現場で現実的に起こることをやっぱり想定しようと決まったセッション。特に iOS, Android をメインで普段やっている人にはお薦め。また実際に現場でこういうシチュエーションに直面している人もいいかも。
いつも Web 開発をやっている人への一押しはこれ! HTML5+JavaScript を使った Windows 8 アプリ開発
まさに Windows 8/8.1 でできるようになった開発手法。しばらくサーバーサイドで Web 開発を多くやっている人でちょっと .NET ではないところで活躍してきた人に優しい HTML/JS/CSS を使った Windows アプリ開発。Web 標準の技術がどう使われるということなのか、ぜひ受講してみてみよう。
まさにこっち方面のトレンドを知りたい方はこれ! モバイル アプリケーション開発のトレンド ネイティブ アプリケーションの潮流と Windows 8.1
このセッションは上記で書いてきたセッションたちをまとめる形で実施するセッションなので俯瞰セッションで、より大きな潮流をテーマにしますので全体像をしっかり押さえておきたい人向け、情報収集をメインにMSC に来られる方には是非見て欲しいセッション。
いやいやもっと俯瞰して Microsoft の考える開発の方向性を知りたい人はこれ! 開発者向けキーノート:Cloud First, Mobile First, Developer First!
いわずもがな。MSC 全体の基調講演は開発者向けだけにフォーカスしないのですが、このセッションは2セッション枠を使った本当に開発者向けのジェネラルセッションです。クラウドも含めた本当に俯瞰セッションですのでこれは見逃せない!
ということで The Microsoft Conference 2013 もいよいよ来週と迫ってきました。 まだ登録されていない方は満員御礼締切が近いのでお早目に。無償ですから。
The Microsoft Conference 2013 総合入口 http://www.microsoft.com/ja-jp/events/msc/2013/default.aspx
開発者の方向けの説明とエントリーのページ http://www.microsoft.com/ja-jp/events/msc/2013/default_dev.aspx
登録をする手続きの中でセッションの実施時間がわかり、受講セッションを設計する画面が出ますのでそこで受講セッションを仮決めしてください。基本的に部屋のキャパを決定するためにこの情報は使っています。
開発系は DE から始まるセッション番号、黄緑の箱になっています。
【明らかに宣伝 】ぜひ Developer トラックへお越しください!
エバンジェリスト一同 皆さんが Windows 8.1 を使ったビジネスで成功いただくためのお手伝いをするべく、セッションを一生懸命 準備していますのでご期待ください!
最近 Windows 8 のアプリを作っていただく、その上で障害となることの対応を本当に多方面で色々と仕掛けているのですが、ちょっと考えたこともあって、書いてみようかなと。
ビジネスの世界だと新しい業務(まさにアプリケーション:適用業務)を提案するか、今もシステム化されているものをよりよくする提案をするかになりますね。なので必然的にパーツも決まって元々色々な素材が揃っていたりするわけなのでそこに何かを加えることを実はあまりしないのかなと考えました。
一方で例えば Windows ストアにゲームを公開しようというようなことになったとします。
どういう動きで何をゴールにしたゲームなのかというコンセプト(アイディア)と、ビジュアルにどういうキャラ/素材 が画面に配置されるのかと、雰囲気作りの BGM/効果音 とあとは実際の動作をするプログラムそのもの、こんな感じが基本骨格でしょうかね。高名なゲームであれば、それこそプロデューサーの方がこれらの様々な要素を担当するチームを率いて、有名な作曲家をお呼びして BGM を作り、実際にみんなで一生懸命「ここのジャンプはもう少しスムーズにキャラが動くように。。。」とかとても精緻で大変な作業を皆さんやっているんですね。
でもスマホとかタブレットの世界で結構上位に来ているゲームたちは利用者のライフスタイルにおいてちょうどいいフィット感のコンセプトで最初からそこまで本格的に作ったものではないものが結構ヒットしている気がします。コンセプトが本当に大事ですね。
なんかこの辺りを取り組んでいる皆さんがよくネットで探せば毎週のように起こっているアイディアソンやハッカソンをドライブしているのはそういう要素的な背景が大きいのでしょう。それから実は上で書いた4つの要素を自分だけで全部そろえるのはやっぱり大変なんで、デザインを描ける人、ロジックを書ける人という具合の現実の世界では何人かで組むと面白い世界ができそう。
つまりそういう出会いを演出する場がもっと欲しいということになりますね。色々と考えれば考えるほど難しいけど、みんなそういうトライをしているんですね。エバンジェリストの知り合いたちも基本的に 4 要素のうちの コンセプト と プログラム 部分に強い人との接点が多いのでなかなかチームが組み上がらないんですよね。
*
ここで少し宣伝系を入れます。Windows Phone をやってきたエバンジェリストやマーケのみんながこういう背景に一石を投じたいと思って作ったのが アプリ アート ギャラリー なんですよね。
ずっと思っていたんでけれどコンテストとかをやってやっぱり音も大事という話になって、最近サウンドも追加されました。
アプリの世界を取り囲むこの状況からすると、実はデザインとか音源作りができる人というのは今後とても重宝されると思います。これはプラットフォーム関係ない。なので今まで IT と関係無かった人たちもプレイヤーとして組むのがこれからのビジネスの成功のキーファクターではないですかね。
そういう場が演出できないかまたしばらく頭を捻って考えたいと思います。
なんかよく聞かれるのです。この質問。当然と言えば当然と言えます。
私が一番最初に答えるのはアプリの特性によるのでたった一つの方法は無いということです。特に 「Windows XP で今動作しているものをどうすればいいの?」というところまで来ると「Windows 7ではテストはやってみたのですか?」とまず実行環境の推移に対応できているのかを聞くところから始めるしかないです。
私は管理職なのでWindows Formがどうだ、SilverlightがどうとかWPFがどうというもっと技術的に突っ込んだ話は他のエバに任せるとして、ここでの焦点はアプローチの話にします。
〇一番猛烈に工数を使えない状況、ハードウェアだけ入れ替えてアプリは数年先延ばしをせざるを得ない状況なら皆さんはどうしますか?
実は Windows Vista や Windows 7 のころにも同じ話があったのですが、もうここはインフラに任せましょう。Windows 8 以降はついにVirtual PC系ではなくサーバー系で他社製品と競業しながら育ってきたHyper-V系の仮想環境が搭載されています。Windows Server のものほど多彩な、例えばネットワーク周りの機能は持っていないけれども全く同じ型のものが搭載されている安定感は捨てがたいです。どうしようもないのであれば私はこれを提案します。Windows 8 の仮想環境でXPをそのまま動かす。しかし、将来の XP 環境のセキュリティ面の心配はこれでは解消できないのであくまでも一時的な対処としてであり、セキュリティ面の検討は必要です。
〇さて、業務アプリの刷新もできる状況ならどう考えましょうか?
これまでのWindowsで動いている業務アプリを皆さんは思い描いてください。とにかく多機能、メニューいっぱい、場合によってはメインフレームのメニューみたいな状況のものもあるでしょうね。私がコンサルならどうするか。ここはかなり私流にはなりますが、こう考えます。まずは現状分析。お客様が今のシステムのどこが気に入っていてどこが気に入らないのか調べませんか?さらにメニューがいっぱいあるのだとしたらその中のどの機能が客観的に利用率が低いのか調べませんか?
結構 普通に移行工数を計算する時に今のものをそのまま掛け算して計算してしまいがちで、そういう例をいっぱい見てきました。でも。。。使っていないものは要らないんです。あるいはもっと他のユーザーエクスペリエンスを提供しないと使ってくれないんです。
だから私はWindows 8 のアプリはどう考えればいいの?と聞かれた時にはユーザーに何か付加価値を提供する提案の中でWindows 8をフル活用すべきと答えます。それはタッチインターフェースを活かしたモバイル利用かもしれない、8.1 では新しい周辺機器との連携かもしれない。とにかくいきなり「移行」というマインドからはいったん自由にならないといけないということです。一方でそのまま動かしたいアプリはデスクトップで動かす、その検証のみを考えればいい。
営業職の生産性を向上するための新しいITを提案し、そこでストアアプリでモバイルな時にタッチ操作で利用できる機能を用意し、会社に戻ってやるキーボード操作やマウス操作のがっつりしたものはデスクトップアプリをあらためて作ってもいいでしょう。でもこの背景には実は営業職の人の入力率が実は低いとか色々な解決すべき課題が潜んでいてそれを解決するために行うというロジックを提案する人は考えないといけません。
とにかく、タブレットの世界においてはスーパー多機能、メニューてんこ盛り、これだけは止めましょう。Windows 8 のストアアプリはそれぞれが単機能、これが望ましいです。メニューはOSのスタートスクリーンのグループに任せましょう。もしどうしてもそのUIがユーザーがどうしても欲しいと言っているのであればデスクトップで今まで通りにしましょう。しかし、利用されていない機能まで実装する愚は止めましょう。
〇Windows ストアの登場による業務アプリへの変化
最近 お客様とよくこの辺のディスカッションもしています。私もこの業種に20年以上居るわけで、その途上で色々なソフトウェアの配布とか展開の手法を見てきましたし、そういうものが現場で幾多と利用されているのも知っています。特に機能の更新を配布することがあまりにも苦悩を産むためにサーバーサイドロジックで実装しておくとそもそもしなくてよい、その発想でサーバーサイドからWebの仕掛けでブラウザーを利用する方法論がとても使われているのでしょう。
これからの業務システムはユーザーのエクスペリエンス、利用者の生産性や利用モチベーションを上げるものになっている必要がやはりあると考えています。業務ができればいいというのは特に多種多様なデバイスが登場している現在、そして携帯電話が生まれた時からある層がどんどん社会人になっている状況においてはやはりITが人を幸せにしていないと思うんです。
Webアプリかネイティブアプリか。この疑問はこれまたケースバイケースというのでここでは逃げておきますが 、iOS や Android でも動作パフォーマンスや HTML5 の限界を超えたことをやりたい、そういうエクスペリエンスをユーザーが要望しているのでネイティブアプリを作っているケースは皆さんの周りでも多々増えてきているでしょう。Windows でも同じです。
ではネイティブなアプリを作ることになった、ではやっぱり昔に戻ってソフトウェアの更新がネックになるのではないか。確かに。でもそこで Windows ストアを使うという発想があるかもしれません。システムの利用者層にも依りますが、完全に同一の社内ネットワーク上での利用なら社内のアプリストアページを作ってしかも運用管理のソフトウェアに更新を配布させる方法もあるでしょう。一方でインターネット上にある Windows ストアを使うケースってどんな感じ?というとインターネット越しでアプリを利用する環境で、それこそ一法人で収まっていないようなものなんかはそうなるでしょう。
あるいはサーバーやクラウドのサービスにアクセスするタイプの横展開できるソリューションを売っている方々はうまく Windows ストアを使うといいでしょう。キーなり、コードなり 何かしら課金を制御するのをアプリで実装してしまえばむしろ Windows ストアが宣伝をやってくれる新たなメディア媒体と考えることもできます。今までは製品のWebページを作って、そこに広告やSEOを仕掛けるモデルだったでしょうけど、この辺が状況変わっているのをうまく利用してしまえとお薦めしたいわけです。
こういうネタの PV が高かったらこういうのももっと書きますのでおっしゃってくださいね。
ここ一か月に2回 米国へ海外出張へ行くという久しぶりの頻度での体験がありました。ちょうどいい機会なのでその体験で感じたことを書いておこうと思います。
海外出張、特に米国に行くと多くの人は食事に注目します。一週間もいると特に多種多様で味付けも様々な食事に慣れている日本人は肉汁たっぷりな世界、冷たい食事にうんざりしてきます。よくソウルフードって言葉が聞こえてきますが、日本人のそれはやはり味噌汁であり、醤油の味付けなんでしょう。三十路であればむしろそれをパワーに替えて、日頃よりエネルギーに替えて頑張れたものですが、アラフォーを超えてくるとそうもいかない。やはり自分の国のソウルフードが一番力になる、時差ボケにも体がついていかない。
日本で普通に生活しているとどれだけ日本の生活が驚きに満ちているのか、それに気づかないことが多いのです。海外から出張して日本に来た人がまず驚くのがトイレ。無論 シャワートイレもそうなんですが、エアーブロワーが凄いとみんな思うらしい。米国でもダイソンが作りだしたのでトイレに腕を出し入れするブロワーが増えたが、日本の工夫はやはり凄いし、生活を豊かにするためになんでも作ってしまう、それが日本なんでしょう。我々はそれを結構「慣れ」で有難みを忘れてしまうことが多いのでないでしょうか。そもそも交通機関がほぼ時刻表通りに到着することがどれだけ凄いのか海外にいくととても感じてしまう。
子供のころ米国で過ごした私は他の人が海外にあこがれるのと反対に一番行きたい旅行は国内旅行。日本の素晴らしい文化とテクノロジーの調和を見た時にとても幸せな気分になります。
そろそろ IT の話にふります。
日本ではどの会社の回線がよく繋がる、通信が速い・遅い、そんな話をよく聞きます。あの米国ですら、回線が都市部でつながらないことも結構ある。むしろ公共の施設で WiFi が発達したのはその背景もあるんでしょう。その状況の中で準備が不十分だと本当につらい日々を送ることになる。メールが受け取れない、Facebook でタイムリーに返信できない、そんなことは当たり前。日本の都市部では電波の入りやすいところに移動するだけで日常生活での通信は確保できる。なんか本当にインフラを支えている皆さんに感謝いっぱいの気持ちになってしまいました。
今回の二つの米国への海外出張は一つは BUILD2013、もう一つは今の会社の世界の社員総会みたいなもの。特にエバンジェリストのチームにいると普通に会場に Channel 9 に出てるような人がうじゃうじゃ普通にコーヒー飲んでいる。世界中で大きな仕事をしている人だらけだ。特に Windows 8 周りの仕事をしている人たちは Windows ストアの登場とともにグローバルな視点で世界にアプリで打って出る人の支援をしているものだから出てくる話もグローバル規模なものが多い。
マイクロソフト社員は結果主義だからこんなことやった、あんなことやった、他の国でも適用できないかとか色々なことが議論されるのが常でこれまでは結構 「うちの国ではこんな凄いことが行われた」というのが多かった記憶があります。ところが、Windows Phone や Windows のストアの登場で全く様相が変わってきています。一国の中では絶対に起こせないようなことをみんな発表しているケースが増えてきた。ブラジルで生まれた xxx というスタートアップがアルゼンチンのパートナーと組んでこんなことを起こし、それが今 ヨーロッパで流行っている。。。こんな感じ。
無論 日本には言葉の壁があります。これは Given な条件です。でもどの国でも旨いものは旨いし、凄いものは凄い。要は広げる先として繋いでくれる、あるいはうまく壁を壊してくれる友人が作れるか、それがキーですね。特に日本がやっていることは他の国も参考にしたいことが多い。Amazing、Unbelievable そんな評価を受けることを日本も多くやっている。ただ、それを広げないからグローバルと評価されない。やっぱりガラパゴスなんだろうな、根っこが。
もう止めましょう、鎖国を。外圧ではなく、自ら扉を拓いて日本語だけに閉じこもっていないで世界に打ってでて結果もグローバルに出しましょう。それが IT をやっている人にとっては不利なことが多いのではなく、最近海外で活躍しているスポーツ選手が増えてきたのと同じで自分のスケールをアップする良い方法だから。
私の周りのエバンジェリストたちもアプリを作る上で「まずは日本語で」って結構言ってきたけど、それじゃグローバル市場で戦えない。慣れるまではいいけれども、10万本を超えたアプリストア(Windows ストア)、100万本以上のデスクトップアプリを両方使える OS においてはもうそれじゃ成功できない。英語(&やれれば他の言語)も視野に入れてもっと大きい結果、大きなビジネスにつなげるお手伝いをしていかないと我々はいけないと今回の2回の出張でマインドを入れ替えました。素晴らしいソフトウェアを作っておきながら日本市場のパイの争いで終わってしまってきたことがどれだけあったでしょうか。
ということで気持ちを新たに、暑い夏を手始めに多くのことをやっていこうと思います。
前の投稿に書いたように、日本マイクロソフトではストア アプリの学習と1本目のアプリを作ることの難易度を下げる目的で少しずつ和製のテンプレートを増やしています。他の国にはありません。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/jj556277.aspx
Visual Studio 2012 にもプロジェクトテンプレートがストア アプリ用にも各言語でいくつか付属しており、画面遷移の種類によって使い分けすることができます。
例えば Visual Basic に関しては下記のように揃っています。
ただこれらは「粒が小さすぎる」と個人的には思っています。なかなかどういう風に拡張していくのかの道が見えずらいのです。エバンジェリストのみんなもそう思った模様。
そこでいくつかのテンプレートを作ってみることにしたのです。しかもストアアプリのデザインにより適用できるように色々な機能が最初から動くようにしてあるのです。例えば 検索チャーム、共有チャーム、セマンティックズームなどです。加えて ストア アプリで審査に落ちる最も多い設定チャームにプライバシーポリシーの入れ込み方まで。
ここまで入っていたら勉強には最適です。しかも出来上がったアプリで審査にも提出して審査の流れを体験できるのです。もちろん自分用に色々変化させてそのままではなく本歌取りしてくださいね。
*
それじゃあどういうことか見てみましょう。Windows 8 上で Visual Studio 2012 が動く環境を用意します。
私は元々 VB な人なので、VB 用に用意されている RSS Reader でやってみましょう。
ページに書いてあるように、
NewsReader テンプレート XAML/VB 用 Version 1.0 をダウンロードして上記に置きましょう。結構やってしまうのですが、zip ファイルのまま置くんです。
Visual Studio を開きます。
[ファイル] – [新規作成] – [プロジェクト] を実行します。
下記のダイアログが開きます。一番下に NewsReader が表示されています。
名前や場所は任意で大丈夫です。
まずはここまでできれば第一関門は突破です。
エバが作ったテンプレートには必ず Readme.txt を入れるように努力しています。
なので、ソリューションエクスプローラーから開きましょう。
あとはこの手順に書かれている通りにカスタマイズを一通りやってみるのです。
C#版ですが、それでこのブログ用に作ったのが下記のアプリなのです。
Windows ストア の Windows 用 HIROOKUN FEED DN アプリ http://apps.microsoft.com/webpdp/app/5650dd28-4a36-4858-998b-d218217e8d3e
いずれ時間ができたらちゃんとデザインもよくして色々とやろうと思いますが、今はかなりテンプレートのままという状況です。お恥ずかしい。
でも何ができるかわかると思うんでそのまま晒すことにします。
いい勉強になりますよ。上記のレベルではコーディングはしていません。 RSSフィードの URL書き換えと背景色をいじったり、タイルの絵を作ったりしただけです。
そろそろ Windows ストア アプリに手を付けようと思われた皆さんのために今どこにどういう情報があるのか、日本マイクロソフトがどんなことをやっているのかをまとめておきます。
○Windows ストア への道
とても大きくトップでも貼っていますが、とにかく今はここを見ていただくのがいいでしょう。お得なキャンペーンやコンテストやセミナーなどここを見ることで知ることができます!Windows ストアアプリの3つの大きなステップ、開発者登録→アプリ開発→ストア登録 を理解できます。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/jj984295
○Facebook Go Apps ページ
次に情報集約されているのがこの Facebook のページになります。今 週末にアプリソムリエさんが登場するセミナーをやっていまして、その様子やレポートへのリンク、参加登録なんかもここに載ります。基本的に何か関連するニュースがあると私の周りの連中がここに投稿しているので一番情報が早いのはここかな。
https://www.facebook.com/GoApps
○Windows 8 Clinic
漠然と情報を列挙しているだけの本社のページと違って、クリニックテイストで必要なものが入手できるように情報を配置したのがこちら。実は特別診療科目として色々な便利なサービスがあって、利用しないと損ですよ!
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/jj820154.aspx
○Windows ストア アプリ デベロッパーセンター
正式な技術情報と言えばこちら。このページから色々な情報を入手できます。
http://dev.windows.com
画面上部のメニューから 「ダッシュボード」へ行くと開発者ポータルへ(アプリをストアに申請する場所) 画面上部のメニューから 「ドキュメント」へ行くと技術情報のライブラリーへ
今は iOS開発者向けの情報、ゲーム開発の情報がフィーチャーされていますね。
今の時点で最新情報に掲載がありますが、Windows アプリ認定キット(WACK)はストアの審査でも行われる自動テストなのですが、バージョンアップが行われる性質のものなので、これも最新版を常に入れておくといいですよ。
ストア アプリ開発の流れをまずは把握されたい方には下記がいいかもです。
http://msdn.microsoft.com/ja-JP/windows/apps/jj679957
○開発体験テンプレート
無論 開発ツールにもテンプレートがついていますが、日本マイクロソフトでは皆さんの最初のご苦労を少しでも減らすべく、日本発の開発体験テンプレートを用意しています。今後も増量、解説も行っていく予定ですのでここは定期的にウォッチしてください。更新があったらGo Appsでも書きます。
○Windows アプリ アート ギャラリー
アプリを作るとなるとやっぱりプログラミングが得意な人がきっと困るのが画面用の素材。Windows Phoneの開発でも私たちに多くの要望が寄せられましたが、Windows ストア アプリ用ももうギャラリーを用意してあります。これを活用しない手はないです。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/windowsphone/hh544699
○Windows 8アプリが開発できる仮想デスクトップサービス
Windows が無い!と言って Mac の仮想環境でやっている人も結構いらっしゃるのですが、それでも開発環境が作れないよ~ とか ちょっとお試しで開発環境を使いたい! とか しばらくクラウド環境でやりたい、そんな要望にもお応えできます。プレスリリースもありますが、そういう皆さんは GMOインターネット社のデスクトップクラウドの Windows アプリ プランも見ておいてください。いいスペックのプランもあるのでちょっとした短期開発とかならこれで一気にやってしまうのもアリ!
http://www.onamae-desktop.com/dev/
○Windows ストア アプリの書籍もたくさん出てます
私の所属しているエバンジェリストチームがストア アプリに関わり始めたのは2011年9月。そのころは日本語の本がいつになったら充実するかなぁととても不安でした。でも今はもう大丈夫。JavaScriptものもC#ものも結構揃ってきました。順番は特に意識していませんのであしからず。紹介希望があればここで紹介しますのでお声掛けください。敬称は略させていただきます。
Windows8対応〔基本+実用〕Windowsストアアプリ開発入門 \3,465 368 ページ 岩永信之、森博之
JavaScriptで作るWindows ストアアプリ開発スタートガイド \2,940 335 ページ 田中賢一郎
Windows8プログラミングバイブル Windowsストアアプリ&HTML5/CSS/JavaScript編 \3,129 432 ページ 布留川英一
Windows8プログラミング入門 \2,730 204 ページ 原田英生
上の IE10 の本は実は Windows ストア アプリの本ではないのですが、JavaScript で Windows ストアアプリを作る場合には結局エンジンは IE10 と同じものが動くので絶対に参考になると思ってこれも載せています。それから開発ツールである Visual Studio 2012 やそれぞれの言語 VBとか でも本出てますので検索をして見つけてくださいね。
○どんな Windows ストア アプリがあるの?
もうすでにストアに上がっているアプリにどんなのがあるの?という質問に対してはまずは MSN のページをご紹介しておきます。
特集ページ http://extras.jp.msn.com/windows8/ 注目アプリ http://extras.jp.msn.com/windows8/apps/
○開発ツール Visual Studio 2012 って?
全国で Discover というセミナーもやっています。無償ですからこれは利用してください。 講師も気合い入ってますのでぜひ!
http://www.microsoft.com/ja-jp/dev/2012/seminar/discover.aspx
そしてもう一つ。これはエバンジェリストがやっているものです。 ずばり、「VS 魂 100連発」。かなり ゆるーい感じのビデオですが、とにかくこれも気合いで撮ってますのでうまく空き時間を活用して見てくださいまし。
VS 魂 100 連発 http://www.ustream.tv/channel/ux-tv
YouTube にもチャンネルを作って載せてますのでそれで見るのもありですね。
http://www.youtube.com/user/VisualStudioJapan
まだまだあります。すごい長い投稿になってしまいそうなので、このあたりで次の投稿へ譲りましょう。
Windows というとやはりビジネスの匂いがする、そうよく言われます。マイクロソフトもかなり長いことエンタープライスだ、ミッションクリティカルでも Windows だと言ってきた気がします。Windows Server や SQL Server が社内の結構重要なシステムで使われたり、Exchange Server が重要なメールの基幹を支えているとこで使っていただいている状況というのはそういうことを言い出した当時では考えられなかったです。そう思い起こすとそこまで来たんだなぁと思うわけですね。
ここまで書いたそうしたシステムは企業の IT 戦略と密着したものになっているので当然情報システム化予算の中で捻出することになるし、支払いの一方通行になります。普通。
ここ 5 年以上起こっているインターネットに面した様々なシステムはこれと比してどうなんでしょう?本業とか実業の BtoC システムであれば社内と何ら変わりないかもしれません。では企業概要が掲載されているコーポレートのページはどういう予算でやっていますか?
Windows ストア アプリは実は Web サイト運営に近いと思います。一般の開発者にとっては一獲千金の機会かもしれませんが、企業にとってこのアイテムをどう活用するかというのは結構 色々な道が考えられます。故にビジネスで Windows ストア アプリを活用する際、そこには深く検討する必要が潜んでいます。
マイクロソフトはビジネス面での Windows 8 活用を日本語では確かにそれほど発信できていないのですが、本社ではこの課題に結構取り組んだ情報発信をしてきています。こちらは完璧に従来の企業システムの発想で見た時にどういうストア アプリを作る発想が存在するのかという話です。下記は Build 2012 でのセッションです。
Building Windows 8 LOB apps http://channel9.msdn.com/Events/Build/2012/2-104
*LOB apps = Line of Business apps ≒ 業務アプリケーション
これのスライド21に業務システムでまだ未着手のエリアでストア アプリの活用が有効なものが載っています。
PoS、製品カタログ、ワークフロー管理、ダッシュボード、監視と対処、フィールド業務(建築現場とか)
これ以外にも結構今後出てくると思いますが、スタート地点としてはいいピックアップではないでしょうか。Windows 8 からの大きな特徴としてはタブレット型のデバイスへの本格的な対応とタッチですから、業務としてそれが活きるものをピックすればいいということになります。経営層がキーボードを駆使しなくてもダッシュボードがタッチで見れると経営に役立つ(現場は嫌かも 笑)、ショールームとかカタログがいっぱい存在するようなエリアで1台で全部まかなえるとか最高ですよね。しかも Windows 8 だと周辺機器も豊富、画面サイズも色々選べるわけですからショールームにホワイトボードサイズの画面が各接客エリアにおいてあってもいいわけです。
ちょっと話を戻すと、この Build で取り上げられているものは業務アプリ、しかも Windows ストアに公開しないで Side Loading という手法で企業端末に配布することも含めてのアプリ活用手法です。つまりは業務アプリケーションなので、今までと多分予算捻出の方法論は変わらないでしょう。無論 より営業部隊からの要請が多そうなものが多い感じはしますが。
この辺を知りたい人が多いので敢えて脱線して書いておきました。
話を完全に戻すと、Windows ストア にあがるアプリケーションはどうビジネスに絡むかということです。繰り返しですが、個人開発者・起業を考えている人たちはアプリの値段そのもの あるいは広告、アプリ内販売を活用して一獲千金を狙うモデルでしょう。
もうそれなりのサイズのビジネスであればどうなんでしょう?
一つ私が個人的に思うことはこの10年間、成長してきたみんなが使い倒しているのは Web の世界の概念だということです。Web サイトへの顧客誘導、SEO・SEM、とにかく呼びたいところに新規顧客を呼び込んできたい、そう思って一生懸命色々なことをみんなやってます。企業がやるソーシャルも結局はそうでしょう。
この話と Windows ストア アプリの関係を今までの業務アプリのモデルと対比したり、特徴をみてみると面白いです。
・LOBの世界では基本的に開発費は払って現場が有効に活用することを踏まえてROIを考える。でも Windows ストア の世界では成功するとなんと開発費を回収し、収入となる可能性があり、ROIはそこまで織り込まないと変なことになる。
・Windows ストアはほかのアプリマーケットよりもかなり自由度が高い。3rd Party 広告、支払 に関して自由なので例えば会員を増やしたいモデルを想定している場合には会員を増やす効果を無料のアプリから入ってくることで実現できる。
・Windows ストアは Web の中核技術である HTML・JavaScript・CSS を使っても作ることができる。これまで Web に投資してきた各企業のエコシステム(サイトデザインを依頼した会社、コンテンツ開発を依頼した会社、Webサイトの素材など)がかなり有効に使えることは大きい。
・Web でよくあることはキャンペーンを張っている商材、サービスが置かれている階層が凄く深いので予算や技、知己を駆使しながら検索で上位に来るように必死になることです。しかし、その階層が深いテーマでキャンペーンアプリを作ればいきなりトップページを開く効果に等しくなります。Windows ストアのスポットライトなどに掲載されるには相当そのアプリ自身の付加価値が必要ですが。(占いがついていて、それがよく当たるとか 笑)
こうして思考を進めていくとわかることがあると思います。そうです。Windows ストアを企業が活用する場合、それはプロモーション効果や広告効果、集客効果が狙えるのです。ただ、開始画面でいきなり Web をそのまま表示しているアプリは審査に通りませんのでそれだけじゃダメです。無料のアプリを利用する価値をそれなりに提供し、最終的に Web に誘導する、そういう設計は OK です。
ただ、アプリが何の目的でできているのか、それはとても利用者にとって重要です。だから無償で提供するアプリの目的もきちんと考察して作るべきです。有料コンテンツの一部が見れるとか、Windows ストア アプリならではの何かの特典があるかなどです。ゲームだったら最初の面だけは実行できるとか。
結果として、Windows ストアのアプリ デザイン、開発はもちろん情報システム予算でやってみるのもありですが、むしろ広告宣伝費などで効果低めな施策をアプリに切り替えてみるという道に皆さんに気づいていただけると今後の日本のビジネスはもっと面白くなりそうです。
なんかブログを書く習慣を復活させていきたく、まず一筆。色々な人に話はしてきたのですが、私は現在 Windows 8、IE、HTML5 系を扱っているエバンジェリストのマネージャーをやっています。日本役職名だと 第二クライアントプラットフォーム推進部の部長ということになっています。
結構 マイクロソフトという会社は日々のビジネス運営における色々なルールややるべきことが多く、そのあたりを担当して8か月間、結構技術面での情報インプットはあってもなかなかセッションできるほど体に入っていかない生活をしてきました。
まぁこれはこれ、技術を好きな点はそれということで今後も技術側面の投稿も書いていこうと思うのですが、なかなか時間がとれないと思うので、ビジネス面というか、エンジニアを部下に持つ人に向けて色々と Windows 8 最前線な話を書こうかなと思います。色々やってみて皆さんからの声を聴きながらやることを変えていきます。
ということでまず一筆。
秋葉原、凄いことになってました。パーツの通りは通れないくらいな状況で。
ありがたいことです。ショップの皆さんが「Windows 8… Windows 8…」と連呼されているのを見て、この製品に関わっている人の多さをあらためて実感し、本当に日本の元気の素になってくれないかなと心から期待しました。それに加えてこの一年強やってきた仕事を振り返って本当に熱いものが込み上げてきました。
Web サーバーである IIS から転じて Internet Explorer/HTML5 を担当するようになってからクライアント方面を担当することが多くなり、それもインフラ面ではなくコード面を担当するように昔に戻った感じで仕事をしていました。
そんな中、2011年9月に BUILD というカンファレンスが開かれるということで、あぁ こっから Windows 8 の技術啓蒙をするんだなぁと今まで通りの流れで考えていました。BUILD に行き、色々な広報戦略を聞き、おっとこれは今までと違うんだと理解しました。それから Windows 8 の看板を背負うエバンジェリストたちの集まりがカンファレンス後にあり、BUILDのカンファレンスで配られたタブレットを渡され、「これから夜通しでハッカソンやるよ」と言われました。世界中のエバンジェリストたちが .NET の技を禁じられ、みんなで HTML/JS でアプリ作りをして過ごしました。それがすべての始まり。
間に Windows Developer Days (WDD)のコンテンツ企画担当をしたことも挟みながら、それから一年私たち Windows 8 エバンジェリストチームがしてきたことは、 Developer Camp という名称の米国本社が決めたコンテンツのセミナーを日本語ですること、それから個別のお客様に訪問を繰り返してのアプリケーション勧誘でした。秋葉原 UDX でも Camp やりましたね。今日という日を迎えるまでの気の長い多くの交渉と技術検証、技術支援、ストアへの登録支援を経て、多くの日本のパートナー様が Windows ストアにアプリケーションをサブミットいただけるところまで来ました。Windows ストアを見ていただくとわかりますが、この期間の伸びとしてはかなりの数です。
Consumer Preview の時、その日に公開にこぎつけたのは日本からは正しく記憶していれば数個でした。当時対応いただいたパートナー様には心より感謝申し上げたいとともに、その後も Windows 8 のビジネスの可能性を理解いただき、引き続きどんどん開発を推進していただいたことにも御礼申し上げたいと思います。その後、WDDに登壇いただいたり、色々なことを共に実施できて私の所属するエバンジェリストチームも多くの素晴らしい体験をさせていただきました。
この一年、Windows 8 および Windows ストアという新しい家族と色々な家訓を守りながら、我々エバンジェリストは多くの知見を得るとともに、どんなところでみんな躓くのか、どんなところが苦労するのかの知恵を蓄えてきました。前に書いた開発テンプレートなどは他の国にない、日本のエバンジェリストが生み出したまさに日本製のサンプルとなっています。これを担いで色々なところへエバンジェリストが出向いて Camp をやってきたのはご存じの方はご存じだと思います。
こういう外からあまり見えにくいエバンジェリストの活動が続いたことにより、「このエバンジェリストは今は何をやっているんだろう?」そんな感じに見えなくもなかったと思います。今日 晴れて GA を迎えたことにより、今までよりも多くの発信をするようになると思いますし、少しずつ情報も増えていくはずですし、やはり少な目だった Visual Studio に関する情報発信も我々は頑張らないといけないといつも話しています。
この一年、本当に色々なことがありました。凄く尊敬していた方が亡くなったり、日本の社会情勢が変わっていたり、私自身も管理職になっていたりと多くの変化がありました。私の MS 生活は 1999 年の 7 月に始まったのですが、中でも TOP 3 に入るくらい凄く内容の濃い一年間でした。多くの笑顔、多くの苦しみ、多くの鉄火場、多くの驚き、多くの達成感がありました。新しく知り合うことができたお客様、心から尊敬できるお客様との出会いもありました。そしていくつかの素晴らしいアプリケーションの誕生を私自身も支援することもできました。
そう考えてしまったときに、恥ずかしい部分もありながら今日秋葉原の現場にいて感無量でした。 Windows 8 と Windows ストアの旅は始まったばかりです。これから実際に使うようになってその旨味とだしのきき具合を皆さんもご理解いただけると思います。「やることはまだまだ多いな」 これが今の心境です。 これからもエバンジェリストの活動を見守っていただきたいとともに、今後ともよろしくお願いいたします。
いやぁ 一日一日が恐ろしく早く終わるこの数週間。もうなんだか自分を管理しきれていないくらい色々なことが起こっていますし、毎日処理をしては次のタスクへ、そんな感じの毎日です。
Windows 8 PC が店頭出荷を開始する General Availabilty (GA) まで 3 週間を切りましたね。ここから年末まで凄い勢いで物事が進んでいくと思います。まぁ正確には営業日でのカウントですけど。
今週は Developer Camp 2012 Japan Fall がなんと渋谷ヒカリエ(私 入るの初めてです!一人だと入りにくくて。)で行われ、Windows 8 アプリを作ることができる開発ツールである新しい Visual Studio の魅力をお届けするとともに Windows Azure に関しても今の Azure をお届けするイベントとなっています。参加申し込みが間に合わなかった方、オフィスから忙しくて離れられない方は同ページの UStream も活用くださいませ。
Windows 8 開発はイベントの主役ではないのですが、Appathon と題して Windows ストア アプリ開発に関するアトラクションを同会場内の別ホールで実施します。Windows 8 を担当して���るエバンジェリストのミニセミナーや実際に相談してみたり、いろいろな催し物を準備していますので会場に来られる方はこのコーナーもご活用ください。近くで Azure もハンズオンやってますよ!
我々エバンジェリスト チームもちょこちょことアプリを上げ始めました。まぁ自分のブログのフィードものを皮切りにみんななんとか時間を作ってこれからどんどんいいものを作れたらなぁとみんなで話しています。
実際に私もブログのフィードアプリを大西や荒井(省)が中心で作ったテンプレートを使って作ってみましたけど、呆れるほど簡単にできます。Visual Studio のプロジェクトテンプレートになっているので Zip をダウンロードしてテンプレート フォルダに放り込んで(解凍も不要)事前準備完了。あとは Visual Studio で当該テンプレートを選んで新規プロジェクトを起動、URLやタイトルなどを直していくとテキストベースではありますけど、自分のフィードアプリが数分で完了します。凄いな。。。
Windows 8 アプリ開発体験テンプレート
初めて Windows 8 アプリにトライする人はこの体験テンプレートから入ったほうがいいと思います。実際に完成品ができるし、できてからどう改造するかをやっているうちに身についていくのが面白いです。
我々が支援させていただいているお客様のアプリも順次ストアに上がっていっています。毎日変化があるのでストアはちょくちょく見ていただくといいかもしれません。
忙しいのは毎度お馴染みなんですが、やっぱり新 OS の登場とそれを積んだ様々なデバイスが登場してくるのはやっぱりワクワクしますね。どんなデバイスが登場するかは順番に発表が行われているのでネットをよーく観察いただきたいですが、なかなかみんな個性的で Windows ならではだなぁと思うものも多いです。
まずはあと 3 週間、エバンジェリストチームは猛ダッシュ、千本ノックが続きます。でもみんな気合い入っているので楽しみで仕方ありません。その後また年末から年始にかけてより多くの方に Windows 8 環境が広がっていく中でいろいろなことがきっと待ち受けているのですが、、、それはその時にまた書くとしましょう。
さーて。そろそろ沈黙を破って書き始めるとしますか。ただ、マイクロソフトの新しい期になった7月から管理職になりまして、技術的な観点は各エバに任せるとして、私は今の現況を解説する立ち位置でまたブログを再開したいと思います。
Build Windows(アナハイム、9月)、各種準備期間(2011年内)、Consumer Preview(2月)、Windows Developer Days(4月)、Release Preview(6月)、RTM(8月) ときまして、10/26 には Windows 8 を搭載した PC が市場に出荷し始めるところまでようやく来ました。1年弱 多くのお客様に訪問し、Windows ストア アプリ の支援をしてきましたので Windows 8 のエバンジェリストチームにとっては実は長い一年でした。
〇企業開発者のお客様
企業のお客様はもうWindowsストア登録を行うためのアカウント取得が可能になっています。なのでもう待つ必要はまったくありませんのでストアが飽和状態になる前に先行者利益を求めてぜひアプリケーションの開発を行ってください。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/windows/apps/
ダッシュボードへ!!!
MSDNサブスクリプションをお持ちのお客様は特典が付与されますので何もなしでご登録する前にMSDNサブスクリプションの特典もご確認ください。
〇個人開発者のお客様
個人のお客様についてはまだWindowsストア登録のために特別なキーが必要になります。でもあきらめることは全くありません。このキーは Application Excellence Lab(AEL)へ開発済みのアプリケーションをお持込いただくことで現在も入手可能です。
http://www.facebook.com/5Metro/app_384971174888643
エンジニアと話すことでアイディアも拡大するかも?! ぜひ今こそ申込みの時です。今後 Windows 8 のインパクトに気づいた個人の開発者の方が殺到した時、やっておけば良かったとならないように今 何ができるかをやっておくチャンスです。本当に。本当に。本当に。3回言えば心が通じると聞いたので書いてみますが、、、なので慎重な方もこういう情報収集だけは欠かさずに。
3回繰り返すのはネタか、、、笑いがとれない時のテクニックとか
こういう状況ですね。皆様の楽しい、凄い、マジ!?、これありか? そんなアイディア満載の Windows 8 アプリが数多く生まれることを心からお待ちしております。Windows ストアで既存のビジネス モデルを打ち破る、大儲けする、そういう人が多く誕生するそんなこれからの 5 年間に大いに期待します。
先に書いておかないといけないのですが、マイクロソフトの立ち位置ではニュートラルなので個別のマシンあるいはベンダー様に対して優位を説くことはできません。すべてのメーカー様と一緒にPCを使った便利で素晴らしい世界を作る、それがマイクロソフトの考えだからです。
しかし、セミナーをするとこの質問が TOP 3 にどうしても必ず出るので、あくまでもエバンジェリストがデモに使っている、しかも現時点 という前提つきで色々なデバイスを特に開発をすることを主眼にご紹介しようと思います。
この投稿はあくまでも日本での参考情報なので必ず下記の本家ブログを参照するようにしてください。最新情報は常に製品開発チームから当ブログに追加されていきますから。下記は記事の一例です。
タッチ ハードウェアと Windows 8 http://blogs.msdn.com/b/b8_ja/archive/2012/04/03/windows-8-touch-hardware.aspx
Win8 開発機に関してはいくつか要点があると思います。
・スナップ機能もテストしたい スナップ機能については最低動作解像度が 1366 x 768 という制限があるので基準になりますね。Metro スタイル アプリの動作という観点では 1024 x 768 無いと動作しません。 原理的にはスナップ時にメイン画面が 1024px、間のバーが 22px、スナップ画面が 320px = 1366 という設計ですね。
・マルチタッチの操作をテストしたい ・アプリ(ピアノとか)によっては 5 点以上のタッチを認識しているテストをしたい これが欲しいという点が大きいでしょうね。Windows 8 のインタフェースは Touch First なんで。キーボード操作も便利ですよ、慣れると。 後者が必要だと今は結構機種が制限されてしまいますね。 ・センサーを使った機能を実装したい
これもセンサーの種類があるのでどれにどれが載っているかという話ですね。実は BUILD で配られたマシンはプロトタイプであれにしか無いものが結構ある。
・コードが書きやすい環境はどれ?
どれも OK ですね。というのはキーボードのこだわりだと思うんです。USB や Bluetooth で接続できるキーボードを使っているならキーボードの使い勝手なので。ただ、持ち運びの観点だと一体になっているタブレットの方が便利です。個別の機材をバラバラに持っていくのも好みなので当然ありですが、複数台 持ち歩くエバンジェリストみたいな特殊な仕事だと一個になっていて欲しいと思ったりするわけですね。
原則: Windows 8 は Windows 7 が動作するマシンなら特殊なドライバーで嵌らない限りは環境を作ることができます。これは踏まえておきましょう。
Windows 7 のハードウェアで Windows 8 のタッチ機能を体験する http://blogs.msdn.com/b/b8_ja/archive/2011/09/16/windows-7-windows-8.aspx
で、上記で出てきた様々な要件で、エバンジェリストがよく使っているデバイス例を紹介します。
BUILD カンファレンスで配られたプロトタイプ
これは市場で入手できないので省略します。特殊なセンサー類も搭載されたマシンです。 Samsung Windows Developer Preview PC というのが正式名称らしい。
スナップ対応デバイス(1366 x 768 以上)
Lenovo X220 Tablet (キーボード一体型) Samsung Series 7 (単独スレート) これに最近 ONKYO さんの Windows 7 機が出ました。
ONKYO TW3A-A31 (単独スレート)
スナップに解像度が足りないけど、使っているもの(1366 x 768 未満)
ASUS B121 (単独スレート) 1280 x 800 HP EliteBook 2760p (キーボード一体型)
Windows 7 対応スレートPC
あとは様々な Windows 7 対応機種のラインアップが下記に掲載があります。これも参考になると思います。 http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/enterprise/slate/products/default.aspx
5点以上のタッチデバイス
最近個人的に注目しているエリアが実は2点を超えるマルチタッチ デバイスです。 自分でピアノアプリを書くつもりなのではないのですが、その可能性の大きさに胸がバクバクしてます。
Samsung Series 7 (単独スレート) 10点認識
こんなデバイスとか。これはエバンジェリストもまだ使えてませんが、参考まで。
Lenovo IdeaCentre A720 (オールインワン) 10点認識
あとよく質問があるので Windows Developer Days などでデモされていた巨大スクリーン。 これもエバンジェリストのフロアにはありませんから~ キリッ。
SHARP BIG PAD
センサー系
センサー搭載機がちょっと今 あまりラインアップが揃っていなくて待ってるんですね。
BUILD プロトタイプ機 Gyro, Accelerometer, Magnetometer, NFC ONKYO TW3A-A31 (単独スレート) 3軸加速度センサー, 照度センサー と書いてあります。
ここはいいマシンがでてきたらすぐに紹介したいエリアですね。
個人的な趣味の世界
WACOM さんの Intuos5 でタッチスクリーンの代わりができるならと思って今度試そうと思っています。 これもマルチタッチみたい。
WACOM Intuos5 touch
仮想環境
これをやっている人は多いでしょうね。基本的に B8 ブログを追って最新情報をチェックしてください。 重要なので一個だけ書くと、Windows 7 の Virtual PC 上で動かせない点です。
これらの情報が困ったときに役立てばと思って書きました。 情報が古くなってしまったらこの投稿は消そうと思いますので先に書いておきます。Windows のページに上記のようなラインアップページができているでしょうからそうなったらそこに誘導しますね。
無論デザイナーの方は本格的なデザインツールで描いて素敵に作っていただければいいのですけれど、PowerPoint レベルでささっと描きたい時絶対ありますよね。どんな画面にするかを相談する時にお手軽にやるケースもあるでしょう。
Windows 8 Consumer Preview とともに開発をする Visual Studio 11(VS11)、しかも Express にはついていないので Professional か Ultimate でやりましょう。普通に Visual Studio 11 をインストールすると、PowerPoint にアドオンが追加されます。気づいてました?Windows 8 の開発自体は Windows 8 でやる必要がありますが、使える Windows 7 環境があればそこにこれのために Office と VS11 を入れちゃいましょう。繰り返しますが、Windows 7 に入れても Metro スタイルアプリの開発自身はできません。
Office は 2007 以降で OK みたい。
Storyboard a User Story or Requirement Using PowerPoint http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/hh409276(VS.110).aspx ※機械翻訳のタイトルが厳しいので、タイトルは英語のものを貼りました。
実は Visual Studio が構想として持っているチーム開発に必要な機能の流れからきているんですよね。この辺のチームで開発するところの本質を知りたい方はエバンジェリスト長沢のブログや様々な発信情報を参照することを強くお薦めします。Visual Studio の便利さがよーくわかります。
長沢智治のライフサイクルブログ http://blogs.msdn.com/b/tomohn/
Bing を長沢 智治で検索!
さて本題に戻りますか。環境ができたら、PowerPoint を起動してみましょう。
おっ 「ストーリーボーディング」が増えてる!
この辺が怪しい。なんか色々とできるんじゃないの?と。
やっぱり。
いやぁ 色々と部品あってこれは便利だわ。
ということで Office 大好き人間としてはこれがとてもハートにグサッとささったというご報告でした。 特殊な図形とか多いんでこれあると便利ですね やっぱ。
ちなみに部品内のテキストは変更可能なので日本語も打てますです。
これまでも何度も書いたり、言っていますが、Metro スタイル アプリではデザインが極めて重要です。ユーザーは多くのアプリケーションが共通で作ってくるインタフェースに次第に慣れていきますから操作性で独自なことをやってしまうとアプリを使っていて不自然に感じてしまいます。Windowsの上部メニュー、ショートカットキーにみんな慣れていったように アプリ バー やチャームにどんどん慣れることは間違いありません。
なのでこういう画面デザインのテンプレートが手軽に使えるのは いいね!。
先週が WDD だったわけですが、まぁ一週間の過ぎるのが速かったこと。体と精神は2週間分一気に消耗した気がします。それだけ期待も大きく、皆さんの盛り上がりもすごくて、感謝感謝です。
今回 IE の方のセッションで IE10 の互換性を見る上で便利な手をご紹介しました。それをここでは書こうと思います。
実は IE ブログの方で紹介されている Compat Inspector に関してです。 http://blogs.msdn.com/b/ie_ja/archive/2012/02/08/ie10-compat-inspector.aspx
私の方では手順仕立てで書きますね。
〇Compat Inspector が何故生まれたか
IE9・IE10 と Internet Explorer の根本開発方針が変わり、愚直に「しっかり固まり、揺れの無い標準」に関してはメジャーバージョンに取り入れる方針を決めました。ということで「セームマークアップ」を目指して他のブラウザーと表示、動作の類似点が大きくなっている特徴があります。
IE6 は10年前には最先端を走っているブラウザーだったのですが、それ以降セキュリティ面での攻撃におけるさらなる脅威の広がり、Web 標準の進展によって様々なご負担を Web 制作の現場に強いてしまっています。このことからマイクロソフトでも積極的により新しいバージョンのブラウザーをお使いいただくことを推進しています。
10年前は最先端な機能を多く持っていた IE6 が多くのお客様にご利用いただけたことは大変ありがたいことだったわけですが、他のブラウザーとの関係で現在の Web ではマークアップをくみ上げる上で、 IE6 をターゲットとするために多くの分岐処理や表示の細工が必要となっていて、現場で悲鳴があがっています。IE9 の強力な推進によって、いよいよ IE6 を Web サイトのターゲットから外すことを表明されているインターネットサービスも増えてきていますので今後ここが変わっていくことになります。
ただ、旧ブラウザーを対象外にしますと宣言したい場合に今のマークアップやスクリプトではどこをどう綺麗にするといいのか、今度はそこが問題になってしまいます。特にブラウザーの種類やバージョンで条件分岐をしているのをどうしたらいいのか、それが問題になります。そこでマイクロソフトでは Compat Inspector を作りました。
〇Compat Inspector
まず動作を見ていただくには以下のサイトを見るといいでしょう。
IE TestDrive サイトにおける Compat Inspector デモ http://ie.microsoft.com/testdrive/HTML5/CompatInspector/Default.html
このページの右上に出てくる信号機のような表示、これを Compat Inspector が表示しています。
簡単に言うと、IE9・IE10 対応において 重大事項が1つ、通常項目が4つあるよということを示しています。なので、数字の箇所をクリックすると詳細な内容を表示して、対処項目を確認するわけです。
Compat Inspector でよく登場する feature detection に関して少し補足。これまでは UserAgent を使ってブラウザー識別という方法をとっていたと思います。つまり ブラウザーの種類やバージョンを識別することでそれぞれに適応した処理や表示方法を制御するということです。これをやめましょうという提案になっています。
ではどうするのかというと、実行しようとしているその処理あるいは機能自身が動くのかを直前に検査する方法を導入すべきだとしています。プログラミング歴が長い人はひょっとするとちょっと気持ち悪いかもしれないですが、Webでは結構みんな取り入れている方法です。何故気持ち悪いかというと例外処理、例えば Try ~ Catch しかも Catch もしっかり処理が入っている状況になるからで、要はコケさせて処理を決める方法論だからです。
機能を検査する方法論として Modernizr を利用することをマイクロソフトではご紹介しています。
Modernizr http://modernizr.com/
検査例: if (Modernizr.touch) { // bind to touchstart, touchmove, etc and watch `event.streamId` } else { // bind to normal click, mousemove, etc }
〇Compat Inspector の実装と必要な工夫
Compat Inspector は非常に動作原理はシンプルなものです。JavaScript になっているので呼び出せばいいだけです。
<script src="http://ie.microsoft.com/TestDrive/HTML5/CompatInspector/inspector.js"> </script>
試験環境では非常に簡単にすべてのスクリプトが実行される前にこの行を入れておけばいいのでシンプルです。それで上記で説明した手順に移れます。
なんか凄い素敵ですが、いくつか環境によっては気になる点が出てきますね。
・社内システムでもやりたいけど、インターネットに繋がってない ・大規模システムではあるけどステージング環境は無いので<script>タグの挿入なんてとんでもない 他にも色々とあるでしょう。でもここではこの二つを考えてみましょう。
〇挿入方法が ie.microsoft.com を指している
実は Inspector が指し示すアドバイスが参考文献を指していることが多いのでこれ結構残念です。でももしそういう環境であれば inspector.js をダウンロードしてアクセスできるところに置いてしまいましょう。
〇<script>タグを容易に挿入できない
これは悩ましいですよね。でも Fiddler をクライアント側に入れて対処できます。
Fiddler http://www.fiddler2.com/fiddler2/
これは Web デバッグをするための Proxy で、フリーウェアです。
Fiddler2Setup.exe をダウンロードして普通のアプリケーションと同様にインストールするだけです。
Fiddler は多機能なので色々なことができますから習熟しておくと役立つこと請け合いですが、ここでは Compat Inspector を有効にする手順を書きます。
ここでは Fiddler の Custom Rule 機能を使っています。
http://ie.microsoft.com/testdrive/HTML5/CompatInspector/help/snippet.txt
を見てここからコピペしましょう。
// Snippet 1: Place this inside the "OnBeforeResponse" handler in your FiddlerScript
と書いてあります。どうやんねん?ということですが。。。
Fiddler のメニューから [Rules] – [Customize Rules] を実行します。 そうするとメモ帳が開きます。
Windows 7 環境では ライブラリ – ドキュメント – Fiddler2 – Scripts に CustomRules.js として置かれます。 英語で書いてあるように 「OnBeforeResponse」を探して処理の最後に下記を追加します。
InjectInspectorScript(oSession);
// Snippet 2: Place this near the end of your FiddlerScript (within the Handlers class)
同様にして今度は CustomRules.js の最後の } の直前に全文をコピペします。
これで事前設定は終了です。Fiddler の [Rules] を見てみましょう。Use Compat Inspector が出れば成功です。
早速これをクリックして有効にしましょう。
このブログのインフラには Compat Inspector の script タグは入っていませんが、以下のように表示されます。ブログのインフラチームにインプットしておかなきゃ。。。結構 Feature Detection ですねぇ。
ちなみにこの Inspector は IE7モードやQuirks モードでは動作しません。なので、これもドキュメントモードを IE9 標準に F12ツールで切り替えてみてみるといいでしょう。うまく動かないケースでは黒い背景にメッセージが出ますので。
〇指摘されている箇所の確認方法
講演時にうまく動かなかった点なんですが、これも書いておきましょう。下図の赤線で囲ったところの使い方です。
Debug にチェックを入れましょう。 F12 ツールを起動します。(IE 内で F12 キー) スクリプト タブ で デバッグを開始します。
そうすると下記のように表示されるはずです。
ここからは環境によって動きが変わるかも。 Visual Studio などが入っている環境では デバッガーを選択する画面が表示されます。入っていなければ、F12内でのシンプルな処理になります。
デバッガーを停止させた後、右のコールスタックを見ます。
Inspector の一つ下が指摘されているコールになりますのでそこをクリックします。 Feature Detection の指摘の場合には UserAgent を使っている箇所が指されます。
という具合に使うのです。
〇今後に向けて
今 Compat Inspector は残念ながら全部英語ベースです。エラー メッセージの日本語化や指している参考資料を翻訳されている日本語を指すように組み替えると日本ではやはり便利ですよね。検討しますね。
25日の私の当該セッションにご参加いただいた皆様、ありがとうございます。 ご紹介していた関連リソースをこちらでお知らせします。
この投稿は http://bit.ly/PL-008 でも参照可能です。
PL-008 Internet Explorer 10 そしてそれ以降に対応するためには?
http://channel9.msdn.com/Events/Windows-Developer-Days/Windows-Developer-Days-2012/PL-008
* Internet Explorer ブログ (日本語版) http://blogs.msdn.com/b/ie_jp/default.aspx?PageIndex=2
Site-ready HTML5: Second IE10 Platform Preview Available for Developers http://blogs.msdn.com/b/ie/archive/2011/06/29/site-ready-html5-second-ie10-platform-preview-available-for-developers.aspx IE10 Compat Inspector http://blogs.msdn.com/b/ie_ja/archive/2012/02/08/ie10-compat-inspector.aspx Paintball で理解するハードウェア アクセラレーションの違いhttp://blogs.msdn.com/b/ie_jp/archive/2011/08/11/10194720.aspx
IE Testing Center http://samples.msdn.microsoft.com/ietestcenter/default-JA.htm
modernizr ライブラリ http://modernizr.com/ Web のプラグイン フリー化と Web サイトhttp://blogs.msdn.com/b/ie_ja/archive/2012/02/02/web-web.aspx
Connect your website to your Metro style app http://msdn.microsoft.com/en-us/library/IE/hh781489(v=vs.85).aspx
Experience IE10 http://ie.microsoft.com/testdrive/ Compat Inspector http://ie.microsoft.com/testdrive/HTML5/CompatInspector/
IE9 CVList http://ie9cvlist.ie.microsoft.com/ie9cvlist.xml
Internet Explorer ブログ(日本語版) http://blogs.msdn.com/b/ie_jp/
IEBlog 日本語 http://blogs.msdn.com/b/ie_ja/
※2012年6月10日 記載
本セッション実施後、Windows 8 Release Preview が公開された際に Metro スタイルの Internet Explorer 10 が Flash を表示できるようになったという発表がありました。この点に関しては Windows 開発部門が書いている下記のサイトを参照ください。
http://blogs.msdn.com/b/ie_ja/archive/2012/06/08/windows-release-preview-the-sixth-ie10-platform-preview.aspx
24日の私の当該セッションにご参加いただいた皆様、ありがとうございます。 ご紹介していた関連リソースをこちらでお知らせします。
この投稿は http://bit.ly/WA-016 でも参照可能です。
WA-016 JavaScript で Metro スタイル アプリ、パフォーマンスは?
http://channel9.msdn.com/Events/Windows-Developer-Days/Windows-Developer-Days-2012/WA-016 *
CUT the ROPE – IE キャンペーン(HTML5版) http://www.cuttherope.ie/
IE TestDrive サイトにおける Speed Demos http://ietestdrive.com
Metro スタイル アプリの技術情報 http://dev.windows.com
特にパフォーマンスに関する記事のありか http://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/apps/hh465194.aspx
パフォーマンス分析に関する記事のありか http://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/apps/hh696636(v=vs.110).aspx
Windows 開発チームのブログ http://blogs.msdn.com/b/b8_ja/ Windows Store 開発者向けブログ http://blogs.msdn.com/b/windowsstore_ja/
Windows 8 アプリ開発者ブログ http://blogs.msdn.com/b/windowsappdev_ja/
特に、パフォーマンス関係の記事 Metro スタイル アプリのパフォーマンスを改善する方法 パフォーマンス キラーに立ち向かう: Metro スタイル アプリの一般的なパフォーマンスの問題
これはマイクロソフトのイベントに過去出席されて、セッションの設定をいろいろ知っている人への情報でこれを書いておきますね。一応 検討した経緯もね。
Tech・Ed というイベントについてまずは書きましょう。Tech・Ed というイベントはインフラから開発技術にまたがって広く様々なテーマを取り上げます。これにより、セッションが数十ある場合にどういうセッションなのかが非常にわかりにくくなりますのでレベルつけという発想が生まれ、2010年の Tech・Ed において 下記リンクのような形で 野村、安納、松崎とともに再定義をいたしました。
http://www.microsoft.com/japan/teched/2010/home/level.aspx
http://www.microsoft.com/japan/teched/2010/session/session.aspx 「セッション ID、レベル、ジャンルの見方はこちら」というところをクリックいただければと。
まったく別の方向性の話として、新製品 特に OS が登場するイベントの場合についての傾向です。新しいテクノロジーが登場した時にはそもそもそれがどういうものなのか、概要レベルの情報提供なしで難易度の高いセッションを多く並べると会場にいらっしゃる多くの受講者の皆さんが困ってしまいます。特に Windows 8 は Reimagined なわけで特にアプリケーション向けにはデザイン面も含めて概要面でおさえるべき点が多いです。
結果、今回の WDD は新技術紹介が多いので単純な技術難易度は概要レベルが多くなりつつ、でもエバンジェリストの感覚的には実は消化するのが結構大変な情報提供が多いです。というのはデザインの領域は結構みんな不得意だったり、デザインが得意な人は逆にプログラムにどう影響が出るのがわからないからです。
こういう背景からあえて今回はレベル分けをしないことに決めました。
ぜひセッションの概要を読んでいただき、どのセッションを受講するか選んでいただければと思います。
来週のこの時間にはもう1日目が終わってますね。。。 スタッフのみんな準備はいいのかな? Yeah!
Windows Developer Days もあと12日で開催という状況まで来ました。もうお申込みになられましたでしょうか。スタッフ、講師ともどもお待ち申し上げております。
さて今回のイベントですが、組み立てている立場でもうーん自分が受講する側だったとしたらさぞかし受講の組合せに悩むなぁという実感がありました。エバンジェリストに色々と聞いていたらみんな同意見でした。
結果、すべての皆さんに気持ちいいプランが描けたとは到底思えていませんが、ヒントになるだろうなと思いながら、特に一緒にセッション組み立てを考えている松崎と原案を作り、そこから発展させて色々と用意してみました。
ご参加を悩まれている方にも有用な情報だと思いまして参加登録のページにおいています。
Windows Developer Days 参加登録ページ http://www.microsoft.com/ja-jp/events/wdd/regi.aspx
ダウンロード資料のところに追加されていますのでぜひご覧いただければと思います。さきに申し上げておきますと、当日の会場ではセッション名称とかが微妙に異なるところとかが出てしまっていますが、どのいうコースで受けるといいのか、私たちが考えた筋道は見えるかなと思います。
よろしければご参考にお使いになり、申込み済みの方は歩き方をご検討いただき、もしまだご登録を悩まれている方がいらっしゃったら参加するとどういう情報が得られるのかをこの資料の中身からもご確認いただければ幸いです。
いよいよ Windows Developer Days も 3 週間後に迫って参りました。講師一同 一生懸命にセッションの準備を進めており、私の周囲はめまぐるしい日々を過ごしております。
さて、実施セッションに関してお部屋の確定はまだなんですが、セッションのタイムテーブル(時間割)が公開されていますのでお知らせするとともに、内容にも更新が入ったことをお知らせいたします。
ちょっとわかりにくいかもしれませんので少し解説すると、現時点では時間割の PDF 等ファイルをダウンロードしてみれるものはご用意しておりません。Web ページでご確認をお願いします。
下記「プログラム」のページに行ってください。
プログラム http://www.microsoft.com/ja-jp/events/wdd/program.aspx
この中に「セッション詳細情報はこちら (参加未登録の方) >」 のリンクが何か所かありますが、それをクリックいただくと時間割をご覧いただくことができます。そのまま受講希望セッションのアンケートにチェックをしていただき、登録へ進むこともできます。
また、すでに参加登録いただいた方は 「セッション アンケートはこちら (参加登録済みの方) >」から受講希望セッションのアンケートにご協力ください。
本イベントは会場の混雑が予想されるため、事務局としてできる限りお部屋のサイズを受講者数にあったものにさせていただき、皆様が快適にお過ごしになれるように実施しているアンケートとなっております。 何卒 ご協力をお願い申し上げます。
時間割で「見たい!」というセッションはありましたか?今回は人気が予想されるセッションは 1 日目と 2 日目の両方に同じセッションを 2 回実施するものもありますのでうまく受講予定を組み立ててください。
私共イベントの開催事務局メンバーとして Windows 8 系でリピート(繰り返し)を組んでいるセッションは Windows 8 Metro Style アプリ開発をあくまでも作り手(開発/デザイン)の視点で見た時に押さえておくべきと考えているものになります。また、Windows Server 8 など最新のテクノロジーでも必見のものをリピート対象としました。どう受講するか悩ましい方はリピート対象になっているセッションで骨格を組み立てることをお薦めします。
まだ公開していないのですが、受講される方のバックグラウンド(例としてはWeb制作をされている方とかWebデザインをされている方とか)に応じての推奨受講セッション プラン(ちょっと大袈裟ですが)をただいま準備中です。内容およびどういう形で公開するかを検討しておりますので公開されましたらまたお知らせいたします!
前に書いたこととして繰り返しておく点としては ”Developer" ってイベント名に入っているので開発者の方向けのイベントであり、基本的な機能説明ではなく、開発者がどのように Win8 向けのアプリを作���かが焦点です。Metro Style アプリは UI デザインで多くの方が躓くと思います。だからデザインも主要なポイントであり、かなり意識して前面にデザイン系のセッションを持ってきています。
この投稿ではそういうことではなく、会場エクスペリエンスで大きく異なることになる観点です。
度重なる検討の上、また会場を最大限に活かすための方法論として、今回の WDD は Tech・Ed のような今までのマイクロソフト テクノロジー イベントとは異なるポイントがあります。
・70 分とか 75 分ではなく、1セッション45 分 すごく議論したポイントです。より多くのセッションを準備したい、でも時間枠が足りないことも一つの要因ではあるのですが、むしろ本当に集中して内容を見ていただきたい想いが先にありました。また他のテクノロジーのイベントを参考にしたこともあります。短いということは講師も集中して正しいメッセージを届けることに細心の注意を払いますし、受講いただく方も集中が途切れずに見ていただけるはずです。
・Ask The Speakers は実施しません これはマイクロソフトの Windows 8 から情報開示の考え方が変わったことから、基本的に Ask The Speakers (質問コーナー)を実施しても講師がお答えするのは「このサイトを見てください」「このフォーラムで聞いてみてください」「開発中の製品なのでここからフィードバックをあげてください」ということになってしまうので実施を見送ることにしました。なので、セッションの受講に集中してください。
・短い休憩時間。15 分を想定しています。 これも相当議論したことは申し上げておきます。移動時間中に通常よく行われることは会社に連絡を入れる、お手洗いへ行く、飲み物を調達いただく、講師に質問をする、展示をご覧いただくことなのですが、上記の通りですのでぜひ展示スペース(Web サイトでは Expo という名称)に足をお運びいただき、色々と見ていただければと思います。また、セッションの受講そのものに集中いただきたく存じます。
・ハンズオンラボはありません。 特に Tech・Ed に慣れていらっしゃる方へのご案内です。今回はハンズオンラボの実施はありません。なのでセッションを受講いただくことがメインのイベントになります。プログラムのページに行っていただくと開発体験というプログラムがあるのに気づくと思います。ここは今 詳細を詰めているところですが、少数の Windows 8 マシンを配置し、短いカリキュラムで実際にシンプルな開発フローを通して体験をいただくことを考えたものです。講師は部屋にいない形態になり、そういう小部屋を用意することを考えています。
余談ですが、 米国におけるマイクロソフト イベントでは本来 Hands On Labs (HOL:ホル)というものは 講師がいない、自習するマシンが置いてある環境のことを言うのですが、今回はそれに似ています。いつも 日本のイベントで実施している形態は米国では Instructor Led Labs (ILL:アイエルエル)と呼ばれます。
・イベント参加者向けの方向けのパーティはやります。 私が米国の BUILD イベントに参加した時がそうでしたが、新しいスキーム、新しい考え方がいっぱい登場しますので脳みそが沸騰します。 ぜひパーティにご参加になってクールダウンする時間をとってください。また受講者の皆さん同士で講義内容をどう解釈するのか、お腹を満たして 喉を潤しながら 熱くディスカッションしてください! 私見ではありますが、ディスカッションするポイントはいっぱいあると思いますよ。
苦渋の決断な部分もありますが、でも結果的に皆さんにとって一番いい方法をイベントのコアメンバーで考えた結論です。色々とご意見もあると思いますが、運営に関して何かあればぜひ会場をうろうろしている私を掴まえてご意見を直接いただければと思います。厳しいご意見はきちんと本社にフィードバックしますし、ぜひこの変化で良かった点もお教えいただければありがたいです。
スペシャルトラックはまだですが、1~3 のトラックに関してはほぼ実際に実施するセッションをこれで掲示できました。イベントに参加するかどうかお迷いの方は再度イベントのサイトを参照くださいませ。時間割はまだです。
それから現在のタイトルはセッションの方向性を示しているだけなので、具体的に講師がこれからタイトルを変更しますのでそのおつもりでお願いします。
Windows Developer Days http://www.microsoft.com/ja-jp/events/wdd/default.aspx
さて、ページに書いていないことを少し書きます。
今回 Windows 8 系で重要なポイントは画面設計だったりします。Metro UI です。きっぱり。 したがいまして、本イベントにおいても私の最も推奨するセッションは実はデザイン系です。 現在の掲示 タイトルだと下記がそれにあたります。
なんで重要なのか?
これは純粋なプログラマーの資質と異なり、おそらくみんな勉強しないとわからないエリアだと思うからです。むしろデザイナーの方は内容を理解しやすいと思います。Web でも人間工学的な観点でのベストプラクティスがあるから。今までコードを書いてきた皆さんはこれらは必ず受講するようにしてください。デザイナーの方はもちろんこれらが必見です。
ということで、これらを含め、どうしても受講必須だなと当方で判断しているものは最初からリピートセッションを想定しておきます。時間割が出たタイミングで確認をいただきたいのですが、Windows 8 系に関しては初日と二日目両方で実施されるセッションがありますのでご注意ください。また、逆にそうなっていることをうまくご活用いただいて受講いただければと思います。
ブログがご無沙汰になってしまいました。これからはちょっと頑張って書こうと思います。Twitter とか Facebook あると結構筆不精になってしまう。反省。
ご存じの方も多いと思いますが Windows 8 Consumer Preview および Internet Explorer 10 PP5 がリリースされております。もう既に Steven Sinofsky をはじめ Windows 開発部門からの情報が多く公開されているので原則そちらを参照いただき、お試しいただきたいと思っております。
Windows 8 Consumer Preview http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-8/download
Visual Studio 11 Beta http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/save/
Windows Developer Center http://msdn.microsoft.com/ja-jp/windows/
アプリ開発支援 Go Metro http://www.facebook.com/5metro
最後の Facebook ページは日本(私のチーム)で立てているもので、日本における施策、しかも Windows 8 だけでなく Metro UI デザインに関連する様々な情報を発信していくものとして新設されたものです。他の方に聞かれたときにはぜひこのページをご案内ください。
そして日本で初めて大きなイベントで Windows 8 が開発者・デザイナーの方向けにプレゼンされます。そのイベントが Windows Developer Days です。マーケのメンバーも頑張ってくれているので検索で言語を日本にしている方は microsoft wdd で検索すると辿り着けますが、以下のページがイベントのページです。
現在 早期割引期間中で 60,000 円の有償イベントとなっております。 多くの日本のお客様は4月から期が変わると思いますので申込みが可能になったタイミングでぜひお早目にお申込みいただければと思います。ずっと情報発信をしない方針でやってきていますのでここへ来てこのイベントはかなり人気が高く、色々見てきましたが、埋まるのが早そうです。会場にもキャパはあるので早めに!
このイベントでの私の役割ですが、TechEd などでの経験値を買われてここでもコンテンツの内容を検討する役をやっております。マイクロソフトのイベント規模でどんな検討がされるか、いずれ私の前に中心人物だった西谷とシリーズものでも書いてみたいですが、まぁ色々なことがあります。オープンソース系でもこういうのは役に立つでしょうね、きっと。 まあ こういうのはいずれ。
脱線しちゃいましたが、正確に書くとこのイベントのコンテンツは松崎と二人で検討しています。もう凄い昔に感じますが、彼と全国を回ってアプリケーションサーバーの構築のセミナーをやったこともあり、ぶっちゃけでどんどん進めています。私は Windows 8 系の担当、松崎がサーバーやクラウド系を担当しています。
これからこのブログでイベントのセッションに関しての受講ヒントなどを書いていこうと思いますのでお役立ていただければと思います。
ちなみに私はセッション自身も二つ担当します。ひえー という状況なのは隠してもしょうがないので書いちゃいますが、楽しんでもらえるようにしっかりコンテンツを作りたいと思っています。
ここのところずっと Web の中でもクライアントあるいはフロント側というかを担当してきたのですが、皆様もご承知のように2月末ごろを目標に Windows 8 ベータが始動します。この影響で Phone、UX、Kinect などを訴求してきたクライアント訴求チームに合流し、引き続き HTML5、IE、そして Windows 8 を担当することになりました。ということでエバンジェリストチームとしては Web 組は無くなりました。サーバー側の Web テクノロジーを見ていたメンバーは今度はクラウドチームに合流して、クラウド視点での訴求を強化します。
サーバーとクライアント双方の Web テクノロジーを見てきた中で言うともっとサーバー(クラウド)とフロント(ブラウザー、デバイス、PC)の訴求ポイントがはっきりしてきたので、このタイミングで Phone をやっているチームと一緒になって Windows 8 を盛り上げていくのはいいことだなと思って、頑張ろうと思っています。Metro UI も語れるようにならないと。これから画面設計というか UX はどのデバイスでも重要になってきます。
まだ Windows 8 に関してはそれほど情報発信が日本語でなされていませんが、ベータ版を機にもっと増えてくると思います。ここで Update は書いていきますし、IE も引き続き色々なことをやっていくと思うのでご期待ください。皆さんが興味を持っている IE10 の話は IE ブログの投稿内容を見ながらここでも書こうと思いまーす。
皆さん、明けましておめでとうございます! 昨年は本当に皆様にお世話になり、無事過ごすことができました。
例年であれば年賀状サービスを使って近しい人には送っていたのですが、今年からそれを止めることにしました。代わりと言ってはなんですが、ブログで今年に向けての想いをお伝えしたいと思います。また、例年は一年の締めくくりでブログ投稿していたのですが、それも止めてみました。なんか違うことをしたかったんです。
2011 年は本当に多くの悲しみ、苦しみ、徒労を経験した人が多かったことでしょう。私もブログで何回そういうコメントを書いたかかわからないくらいです。でも Life Goes On あるいは The Show Must Go On なんです。特に IT を仕事にしている人間のすべきことは IT で人が幸せになる、より具体的には仕事や生活を便利にし、次のステージに進むための最高のパートナーとしての IT を広めることに他なりません。この初心に返り、今年は活動していけたらと思います。
☆昨年の自分を振り返ってみる
昨年まで私はマイクロソフトの Web 技術、特にインフラ部分としての Web サーバーを語ることが多かったです。それまでの経験値も進化著しいサーバー技術を支援する活動が多かったわけで、これは必然だったと言えます。まぁ 高添や安納がインフラ方面はなんでも語るので彼らが絶対に手を出さない(出そうよたまにはと言い続けてきましたが)領域としてのWeb サーバー、アプリケーションサーバーを主戦場として色々やってきました。
まぁ この領域は中途半端になりがちなんですよね、しかし。というのは、開発者向けの Deep な話の中で路傍の石のように語られることもあったり、インフラとしては花形は OS そのもの、特に Active Directory や Hyper-V の影で本来日本では非常に多い業務アプリケーションの稼働プラットフォームなのにもかかわらず、しっかり語られない本当に縁の下の力持ち、そこを気にする人も AD、仮想化、開発手法に比べれば圧倒的に少ないわけです。そこを担当されて興味を持っている方は逆に熱い方が多いというのもありますね。
少し脱線すると、、、
語られないことには理由があって、アプリケーション プラットフォームのチューニングというのはインフラで完結する製品とは大きく性格が異なります。それはほとんどがマイクロソフトが書いたコードである後者とは違い、大きく、多大に皆さんが開発するアプリケーションの内容によってパフォーマンス一つとっても影響を受けるからです。プラットフォームの設計指針として自由度が高いことを開発者は望むことが多いのですが、それを実現すると今度はサンドボックスのようにがちがちじゃないと提供しにくい情報を欲する、そんなエリアなんだと思っています。それが今のマイクロソフトの開発プラットフォーム、特にサーバー側の状況だと思います。だからこそ現場の皆さんの経験値が価値あるものになり、プロフェッショナルな皆さんの付加価値になっているともいえます。
実はエバンジェリストのチームの中で Web プラットフォームを扱う専門チームがあるのは日本だけの特殊事情なんですが、ようやくクライアント側も一緒に着手できるようになり、Silverlight や IE をがっつりやろうかという矢先に地震。日本語版の IE9 のリリースもズレたのは皆さんもご承知の通りです。でも MIX というイベントに合わせてこれまでに全く無かったオンラインでの情報提供を visitmix.jp で行ったりと春日井との連携プレイなんかも生まれました。で、7月から本格的に IE と HTML5 を担当することになり、そこから私のクライアント技術のリハビリが始まりました。と同時にインフラ系ではなく、開発系の話をする意図で開発者向けの情報提供、デベロッパー エバンジェリストになりました。
以前 MVP の方の集まりがあった時に 「ASP.NET を学ぶために必要なことは?」という話が出たことがあります。ここでの一致した見解は、「ASP.NET というのはプラットフォームの名前であって、言語ではない」「つまりは、初めての人にとってはバックエンドを書く C# や VB と言った言語の勉強をする必要がある」「むしろ重要なのは HTML や CSS などの Web を構成する要素技術の方では?」という話になりました。ある意味、この重要な要素を担当することになったわけです。
マイクロソフトが HTML を語る、それが多く行われたのは Windows 95 ~ Windows 98 のころだったのではないか、そんなことを想いながら、どうやってマイクロソフトの立ち位置を皆さんに伝えていくか、悶々とする数か月がそこから始まりました。さらに、Build において “Windows 8” で HTML、CSS も開発言語に加わる発表がされた時、「見えた!」と思いました。しかし、マイクロソフトのマーケティング戦略が変わり、エバンジェリストが広く、早く 伝えていく翼をもがれてしまいました。これは情報開示の大戦略転換なので、「言えない」ことが「言う」ことが仕事の人間にとっては苦痛でしたが、しかし、確かに情報が氾濫している現在においては有効な戦略であり、"Windows 8” について語るのは控えたのは皆さんもご存じのとおりです。
そういう観点では MVP Open Day でセッションを持った時にはそういうことになるとは夢にも思ってなかったので、MVP 各位は内容に不満だったでしょう。今だから明かす真実です。質問に答えれるのに答えれない、こんな経験をするとは思いませんでした。(笑) ただそれだけ MS が ”Windows 8" にかける想いが強いという捉え方をしていただけるとうれしいなと思います。
HTML5 に関しての活動が表だって大きくできなかった反面、昨年のラスト 3 か月は一生懸命に動きまわっていたものがあります。それは IE のピン留めです。今までも鈴木(章)あたりが色々な場所で話をしてきていたのですが、本格的に IE のマーケティング チームとがっつり組んで色々と仕掛けていく、そんなステージが来ました。
IE のピン留めは単なる Meta/Link タグおよびJavaScript 実装なので別に第 5 世代の HTML を活かしているわけではありませんが、Windows 7 の伸びが引き続き予想される中、IE9 が増加するのは間違いない状況で、それらのお客様と Web サイト運営者の架け橋となる面白いプラットフォームです。これは各所のブログで書いていたりするのと同じです。
私はこれをじっくり眺めた時、「PointCast だ!」と思いました。発信者が Push で情報を届ける、それができるなというのが第一印象。何故なら Web のイベントモデルを活用しつつ、リンクを動的に切り替える、しかも Web 製作者側が制御できるからです。これを使わない手は無いし、その効果を伝えなければいけないとマジで思いました。
ということで多くの場面でピン留めを宣伝もしてきたし、引き続き皆さんの方でも採用をご検討いただければと思います。タダですし。実はこれまでユーザーの操作性を上げるために社内の業務アプリケーションでデスクトップにショートカットを設ける設計を何度となく見てきましたが、もっとスマートにこの機能を使うと実装できると思うし、アプリケーション オーナーが伝えたい情報をジャンプリストで届けるというのも悪くないんじゃないかなと思うんです。
ということでインターネットでサービスをされている Web サイト様には引き続き提案を続けます。
☆今年の自分を占う
さぁ 2012 年の話を書きましょう。
どう考えても「言えない」が終わるので、明らかに次期 Windows の活動が増えるのは間違いないでしょう。サーバーも同時リリースなので IIS8 の情報提供もありますし、ASP.NET だってバージョンは上がるわ、IE/HTMLに至っては相当カバー領域があります。無論 IE10 そのものの情報提供ももっとしっかり始めると思うので目にする機会も増えることでしょう。
重心ということで言うと Windows 8/ IE10 、特に HTML 領域かな、やっぱり。まぁ よく人に器用だと言われるのですが、(悪く言うと中途半端ということ?といつも思うのですが)担当すべきところをしっかりやる、そんな一年になりそうな気がします。
“Windows 8” は情報発信の仕方もさることながら、その秘めたパワーは
・ネットワークというものをユーザーに意識させた「Windows 95」 ・安定感、安心感を届けた「Windows 2000」 ・セキュリティを意識することとなった「Windows XP」 ・新しい挑戦をした「Windows Vista」 ・挑戦が現実となった「Windows 7」
と並べてみた時に、Windows 95 が登場した時のインパクトに近いかもしれません。タッチが本流に入ってくるとともに、今までよりもさらに色々な形状のデバイスが登場する土壌になることでしょう。しかも Build の配布された PC では AT&T さんのチップで通信もできるものだったので通信インフラとの融合という意味でもこれまでとだいぶ異なる様相になることは間違いないでしょう。
Build でも Steve Ballmer がサプライズで登場して発言したように、今もってなお世界で一番多いデバイス数を持つ Windows の規模感、これをうまく活かして新しいビジネスも登場してくるでしょうね。
私の今年のお薦めは間違いなく、次期 Windows。サーバーも Hyper-V が進化して高添もやるき満々ですし、私もクライアント、サーバーを含めて今後の Windows の行方を皆さんと見守りたいと思います。
ということで、皆様 2012 年もよろしくお願いいたします! そろそろ写真も違うものを使おうかと思いますが、とりあえずはこれで。(笑)
奥主 洋 Hiroshi Okunushi