Exchange Server 2013 用のホスティングおよびマルチテナント ガイダンスが利用可能に

原文の記事の投稿日: 2013 年 2 月 21 日 (木曜日)

リクエストの多かった Exchange Server 2013 用ホスティングおよびマルチテナント ガイダンス のドキュメントが利用可能になったことをお知らせします。こちらからダウンロードしてください。

お気づきのとおり、これは Exchange Server 2010 用のガイダンスとほぼ同じです。ただしそれは、このガイダンスが検索、コピー、置換だけで作成されたからではなく、Exchange 2010 のときに採用した方針が Exchange 2013 でも変わっていないためです。そういうわけなので、ソリューションの構成には組み込みのツールやコマンドレット、インターフェイスだけを使用し、どんな場合でも、必要な構成に合わせるために AD 内のオブジェクトを直接操作するようなことはしないでください。

すべての機能が、マルチテナントに似た構成で期待されるように動作するとは限らないという考え方も、これまでと同じです。たとえば、メール ヒントは標準的な社内展開の場合とまったく同じように動作します。通常はその結果、公開されているテナント間で不要なデータが生じる可能性があります。このドキュメントでは、Exchange Server をマルチテナント用に構成した場合に期待どおりに動作しない可能性がある機能を中心に説明し、構成や、必要に応じて機能を無効にする方法についてアドバイスします。

ソリューションの重要なディレクトリ セグメンテーション エレメントの中心となるのが、アドレス帳ポリシー機能です。トランスポート エージェントの最近のお知らせ (英語) はこのアドレス帳ポリシーの利用について説明したもので、これを読めば、Exchange Server 2013 用ソリューションの作成と保守がさらに簡単になったことがわかります。

Exchange Server 2013 には重要な変更点がいくつかあるので、ガイダンスを熟読してからソリューションの計画と作成に取りかかり、問題が生じたら必要に応じてガイダンスに戻って該当箇所を読み直すことをお勧めします。

Exchange Server 2010 の場合と同様、ドキュメント内のガイドラインに従って作成されるパートナー ソリューションがあります。サイトには、現時点で検証済みのソリューションもリストアップされています。このリストは今後も増えていくので、使用したいソリューションが現在はリストにない場合でも、時々チェックしてください。あるいは、ベンダーに検証計画について問い合わせてください。

「Scale Guidance for Exchange 2013」についてはアップデート版 (マルチテナントまたはホスティング用に構成されたもの) のリリースを予定しています。このドキュメントが利用可能になれば、ソリューション サイトを更新します。

このドキュメントがお客様の役に立つことを願っています。ぜひフィードバックをお寄せください。

Greg Taylor
主席 プログラム マネージャー リード
Exchange カスタマー エクスペリエンス

これはローカライズされたブログ投稿です。原文の記事は、「Hosting and Multi-Tenancy Guidance for Exchange Server 2013 Now Available」をご覧ください。