ビジネスプロダクティビティ製品チーム

Office 関連製品群を担当するプロダクト マネージャーが最新の情報をご紹介します

February, 2014

  • Office 365 関連ニュース 2014 年 2 月のまとめ

    Office 365 に関する2014 年 2 月の主なニュースをまとめてみました。あなたが見逃しているかもしれないニュースも一覧でご覧になることができますので、この機会にぜひご覧ください。

    過去のニュースはこちら。

  • マイクロソフトのビッグデータ戦略と Power BI for Office 365 販売開始について

    (この記事は 2014 年 2 月 26 日にThe Official Microsoft Japan Blogに投稿された記事のクロスポストです)

     

     皆さん、こんにちは。こんにちは。Office ビジネス本部のキャロライン ゴールズ です。

     本日はマイクロソフトのビッグデータビジョンと、そのビジョンに基づいて提供開始となるサービス、「Power BI for Office 365」が、お客様にもたらす価値についてお伝えします。

     

    競争優位をもたらすビッグデータ活用

     この10年で働く人々を取り巻く環境は大きく変化しました。インターネットの普及とワイヤレステクノロジの発展にともない、モバイルデバイスが爆発的に普及し、ソーシャルネットワーキングとクラウドサービスの出現により、新たなコミュニケーション手段が登場しています。そしてこの変化は、データ量の膨大化や、従来と異なる消費者のパーソナルなデータなどをもたらすなど、企業のマーケティング活動の在り方にも大きな影響を及ぼしています。今やビッグデータ活用の成功が、競争優位に直結する意思決定をもたらすとまで言われています。

     

    全ての従業員が自らデータ活用することが重要

     ビッグデータ活用を成功させるためには何が必要でしょうか? IT部門主導のプロジェクトでは、データの膨大さや高度な分析技術が取り上げられるかもしれません。またデータサイエンティストなどの専門家の育成が成功の鍵であるという意見もあるかもしれません。しかしマイクロソフトではビッグデータ活用の成功のポイントは、ビジネスの主役である一人ひとりの社員が、自ら手軽にデータを活用できる環境を整えることにあると考えています。消費者の行動やニーズにどのような変化が起こっているのか?そういったデータを引き出す上で、仮説は欠かせません。どのようなタイプの消費者に特徴的な傾向が表れるのか?どのようなイベントが消費者行動に影響を及ぼしているのか?そのような仮説は、ビジネスの当事者である社員であるからこそ出てくるものです。しかもそのような仮説は思いついたときに手元のツールを使って検証でき、思うような傾向がでなければ、すぐに次の仮説を試せるものでなくてはいけません。

     つまりビッグデータは、ビジネスの主役である現場の社員が自らデータを扱えることが、成功の鍵となります。そしてそのためには、従業員が自ら扱うことができる、手軽で使い勝手の良いツールでデータを分析する必要があると考えています。

     

    使い慣れた Excel への機能強化

     私たちは、「Power BI for Office 365」を本日より提供開始します。

     全世界10億人のユーザーが利用しているMicrosoft Office の Excel のデータ分析機能を強化することにより、使い慣れたExcel のインターフェースを通じて、ユーザーが手軽にデータを活用できるサービスを提供します。Excel をベースにしているので、ユーザーがツールの習熟のために頭を悩ますことはありません。

     またデータ活用は、企業内に存在する管理された膨大なデータとの連携や、チームメンバーとのデータ共有が不可欠です。Office 365 の各クラウドサービスは、管理された企業内のデータと、チームでのスムーズな情報共有をスマートに実現します。Office 365 はすでに日経225銘柄の60%の企業で採用が進んでおり、Power BI for Office 365はExcel と Office 365、どちらも使い慣れたサービスのインターフェースで、手軽で高度なデータ分析環境を提供します。

     

     

     Office 365 Enterprise をご利用のお客様は追加でライセンスを購入することなく、Power BI向けに強化されたExcel アドインが提供されます。さらにPower BI for Office365をご利用いただくことで、Excel アドインに加えて、Office 365 上のBIポータルや自然言語による検索やモバイルデバイス対応を利用できます。

    価格:

    • Power BI for Office 365 (E3/E4 契約者向けアドオン):1,640円/月(期間限定キャンペーン価格)※
    • Power BI for Office 365 (SharePoint Online (プラン 2) Yammer機能付き) :3,290円/月
    • Power BI for Office 365(SharePoint Online (プラン 2) Yammer機能付き) + Office 365 ProPlus:4,450円/月

    ※ Office 365 E3/E4 ユーザー向けのキャンペーン価格です。2014 年 6 月 30 日までの期間限定。
    サービスの詳細はこちらをご参照ください。

     

    お客様事例

     Power BI for Office 365 はすでに多くのお客様にご評価いただいています。その中から日本テレビ放送網株式会社様と、株式会社東急百貨店様の事例をご紹介します。

    • 日本テレビ放送網株式会社様 - ビッグデータを Excel で可視化し、顔が見える番組作りを
      日本テレビ放送網株式会社は、「JoinTV」と呼ばれる、テレビと SNS を組み合わせて体験する同社オリジナルのソーシャル エンターテイメント サービスを提供しています。同社では JoinTV を活用して、視聴者の許可を得たうえでスマートフォンから視聴者のプロファイルや視聴開始時間、離脱時間、滞在時間などのデータを取得。そのビッグデータの分析に、Power BI for Office 365 が用いられています。フロントエンドとして Excel を利用できるので、最前線のスタッフが「番組がどう視聴されているか」を簡単に分析できます。また、各種データを地図にマッピングして分析できる Power Map も積極的に活用。たとえば、番組が放送された時間の地域、年代別参加者数の時間経過グラフを作成、放送中に参加者がどう遷移したかといったことを分析しています。
      ビッグデータの分析は、これまで個人に最適化したデータを扱うのが苦手だったテレビというメディアを変革します。同社では、ビッグデータを活用した今後の取り組みを「O 2 O 2 O (On Air to On Line to Off Line)」と呼んでいます。人の心をさらに動かすために、視聴者の反応を活かした、顔が見える番組作りを進めて行く考えです。
          
    • 株式会社東急百貨店様 - SNS 上の顧客の声を、現場が慣れ親しんだ Excel で分析
      株式会社東急百貨店では、ソーシャルメディアの VOC(Voice of Customer)分析に、Power BI for Office 365 を活用しています。Power BI for Office 365 を採用された理由は、Excel を使ってパワフルな BI が推進できるからでした。IT の専門家がほとんどいない組織ながら、Excel には慣れ親しんでいたのです。これを同社では、「ビッグデータの民主化」「全社員のデータサイエンティスト化」と呼んでいます。百貨店では、日々数え切れないほど販売、接客、売上に関するビッグデータが生まれています。そこに経験、センス、感性を掛け合わせて売場を運営しているのが、バイヤー、売場マネージャーといった現場の人間です。より現場に近い人間がビッグデータを分析できるようにすることで、新たなマーケティング手法やビジネスチャンスが生まれやすくなります。
      具体的には、収集したデータを基幹の POS データや CRM データを SQL Server 経由で連携させ、対話型のデータ調査、Power BI for Office 365 のビジュアル化ツールである Power View などを使って関係性を見ていきます。同社が目指しているのは、アジャイル マーケティングの実現です。日々、現場の人間がデータに触れて迅速にさまざまな仮説を立て、PDCA サイクルを回し売場を活性化させていく企業風土の醸成。VOC というビッグデータをどこよりも速く分析し、手数を多く繰り出すことで、この分野でまだだれも手にしていない成功を収めることを目標とされています。
  • 統合コミュニケーションからユニバーサル コミュニケーションへ

    (この記事は 2014 年 2 月 18 日に The Official Microsoft Blog に投稿された記事 の翻訳です。なお、本文中にある Lync Online と PSTN への接続については、日本市場での展開有無・時期は今の所未定となります。)   

    今回は、マイクロソフトの Lync および Skype エンジニアリング担当コーポレート バイス プレジデントを務める Gurdeep Singh Pall による記事をご紹介します。

    Lync Conference (英語) は今回が 2 度目となるマイクロソフトのイベントで、今年はラスベガスで開催を迎えました。初日には、お客様、パートナー、IT プロフェッショナルの皆様など、約 2,000 名の方が来場されました。今回は、私がマイクロソフトのコミュニケーション ビジネスの責任者となってから初めて公の場に出る機会であり、また、Lync の提供開始段階 (英語) からかかわってきた者として、会場の熱気をじかに感じることができたのは大変嬉しい限りです。

    2010 年に Lync を市場投入した際、私たちはあるビジョンを描いていました。それは、ソフトウェアによってビジネス コミュニケーションのさまざまな手段を統合し、人々が日常的に利用している Microsoft Office などのアプリケーションからコミュニケーションを簡単に行えるようにする、というものでした。本日、Lync をご利用いただいている Telefónica 社 (英語)、Cargill 社、Adventist Healthcare System 社をはじめとするさまざまなお客様の事例を検討してみて、私たちが掲げたビジョンは正しかったということがよくわかりました。このビジョンを信頼してくださっているお客様のおかげで、Lync は過去 5 年間で四半期ごとに 2 桁の増収を達成しました。これにより Lync は 10 億ドル規模のビジネスに成長し、世界中のどのテクノロジ企業よりも多くの統合コミュニケーション音声ソリューションを企業のお客様に提供するまでになりました。

    コミュニケーション統合は、企業における最初のステップとして不可欠ですが、それだけでは十分とは言えません。マイクロソフトは今後数年でさらに大きな変革を起こし、あらゆる人々が仕事やプライベートでの重要なつながりのすべてで、リッチなコミュニケーション手段を利用できるようにします。既に Skype をご利用のユーザーは、お好きなデバイスやサービスから会社に簡単にアクセスし、必要に応じてチャットや音声通話、ビデオ通話、コンテンツ共有を利用できるようになります。IT プロフェッショナルも同様に、仕事で利用しているアプリケーションから世界中の同僚やビジネス パートナー、顧客とつながることができるようになります。マイクロソフトではこれをユニバーサル コミュニケーションと呼んでおり、その実現にあたって以下の戦略を重視しています。

    · 仕事とプライベートで一貫したエクスペリエンスを提供: Skype と同様に、Lync では 1 つのクライアントから、インスタント メッセージや音声通話、ビデオ通話、会議といった機能を提供します。マイクロソフトは、こうしたエクスペリエンス間の距離をさらに縮め、仕事とプライベートの両方で人々のコミュニケーションを容易にしていくことを目指しています。

    · コンテキストおよびアプリケーション インテリジェンス: マイクロソフトは、Xbox One、Office、Outlook.com、Bing、SharePoint など、人々がよく使用するオンライン上でのアクティビティを通じてコミュニケーションを行えるようにします。また、企業にエンタープライズ ソーシャルの価値をもたらす Yammer をコミュニケーション手段として投入します。

    · あらゆるデバイスに対応: Lync は Windows Phone、iPhone、iPad、Android、Mac、Windows に対応しています。昨年は、このほぼすべてのデバイスに、四半期ごとに更新プログラムを配信しました。モバイル デバイスに関しては、ボイス オーバー IP とビデオ オーバー IP、会議コンテンツの閲覧、匿名での会議参加といった機能を追加しました。そして最近では、Windows Phone で音声コマンドが利用可能になりました。カンファレンスの初日には、今夏提供開始予定の Android タブレット向け Lync アプリケーションを初公開しました。Skype はこれらのプラットフォームに加えて、Xbox One と多数のスマート テレビにも対応しています。

    · どこにいてもビデオ通話を利用可能: Skype では、どこにいてもユーザー間でのビデオ通話が可能になりました。そして Lync では、企業におけるインターネット経由での HD ビデオ通話と会議が実現され、コスト効率に貢献しています。また昨年は、音声通話とインスタント メッセージに関して Lync-Skype 接続が実現されました (英語)。既に 10,000 を超える固有のドメイン名が登録され、このサービスが利用されています。カンファレンスの初日には、これをさらに一歩進めて、Skype Lync 間でのビデオ通話のデモを行いました。この機能によって、一般ユーザーや企業はどこにいてもほぼすべての会話でビデオ通話を利用できるようになります。また、Lync と従来のビデオ会議システムとのネイティブな相互運用性を追加し、お客様が既存の投資から継続的に利益を得られるよう支援する予定です。

    · クラウドから世界につながる: ユニバーサル コミュニケーションとは、あらゆる規模の企業がリッチなコミュニケーション手段を利用できるようにするだけでなく、Lync Online 上のすべてのユーザーが Skype、Office 365、PSTN のいずれを使用しているユーザーともつながることができるようにすることを意味しています。さらに、マイクロソフトのグローバル アライアンス パートナーが提供するプライベート クラウド サービスで Lync Server の能力をフルに活用したり、AT&T や Vodafone などが独自のサービスと Lync Online とを組み合わせた Office 365 を購入したりすることができます。

    マイクロソフトのように人々をつなぐことができる企業は、世界に 2 つとないはずです。マイクロソフトの取り組みによって、コミュニケーションの境界線は根底からあいまいになりました。私たちは今後も人々のコミュニケーション手段について、技術革新と変革に取り組んでまいります。カンファレンスの後には、Lync および Skype チームの先頭に立ち、あらゆる人々にユニバーサル コミュニケーションを積極的に提供していきたいと思います。

  • マイクロソフト、DocuSign との提携により Office 365 に eSignature 機能を統合

    (この記事は 2014 年 2 月 17 日に Office ブログに投稿された記事 Microsoft and DocuSign partner to bring eSignature capabilities to Office 365 customers の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

    マイクロソフトと DocuSign (英語) は、長期にわたる戦略的パートナーシップを締結し、DocuSign が所有する業界最先端の eSignature アプリケーションを Microsoft Office 365 から幅広く使用できるようにすることを発表しました。DocuSign のソリューションである eSignature が Office 365 プラットフォーム上に新たに構築され、Outlook、Word、SharePoint Online、および SharePoint Server 2013 と統合されます。これにより、次のメリットが得られるようになります。

      • 管理と使用が簡単に: Office 365 および SharePoint の管理者は、すべてのユーザーに対して DocuSign アプリケーションを管理コンソールから直接追加できるようになります。
      • シングル サインオン: DocuSign には Azure Active Directory が採用されているため、Office 365 の認証情報でシングル サインオンが可能になり、アカウント管理をシームレスに実施できます。
      • ストレージのセキュリティ強化: DocuSign 上のドキュメントは自動的に Microsoft OneDrive for Business に保存され、完全に管理されます。
      • Office ストアが使用可能: ユーザーが個別に Office ストアにアクセスし、アプリや Word のテンプレートを入手できます。
      • 継続的な技術革新: DocuSign とマイクロソフトは、今後も Office 365 プラットフォームで新しい技術を提供できるよう連携関係を継続します。

    紙ベースの手作業の処理に代わる技術をお探しのお客様には、まず、重要書類に署名を行う技術を取得することが重要です。DocuSign のテクノロジと Office 365 をシームレスに併用することで、ドキュメントの印刷や FAX 送信、スキャンといった煩わしい作業から開放されるだけでなく、読みづらいデータや情報の不備、署名の欠落などがあることによる再入力の手間も省けます。ユーザーは代わりに eSignatures を管理することになりますが、これにはコミュニケーションやグループ作業、ドキュメント作成の際などに普段から使用している Office アプリケーションをそのまま使用できます。このため、最終的には、生産性の向上、コストの削減、業務の迅速化につなげることができます。

    詳細については、こちらのプレスリリース (英語) をご参照ください。

  • Power BI for Office 365 の一般提供を開始: Excel によるビジネス分析を強化

    (この記事は 2014 年 2 月 10 日に Office Blog に投稿された記事の翻訳です)

    マイクロソフトはこのたび Power BI for Office 365 の一般提供を開始 いたしました。この大きなニュースを、10 億を超える Office ユーザーの皆様にお伝えできることを大変嬉しく思います。Power BI for Office 365 の発表、そしてプレビュー版のリリース (英語) 以降、マイクロソフトは継続的に新機能を追加してきました。今回の一般提供版では、Excel でデータを検索、分析、視覚化し、その結果を Power BI for Office 365 で共有できるようになりました。これにより、これまで以上に的確な情報に基づいて意思決定を行うことが可能になります。

    今回の一般提供版では、ユーザー エクスペリエンスが刷新されました。たとえば、Excel の Power Query では、社内ソースや一般公開されているソース内のデータに簡単にアクセスしたり、検索したりすることが可能です。また、Excel ワークブックを Power BI にアップロードすると、自然言語によってデータを検索し、即座に対話形式の表やグラフで結果を得ることができます。

    プレビュー版では、MediaCom 社をはじめとする複数のお客様にこの BI ツールをご活用いただきました (英語)。4,600 人の従業員を抱えるメディア配信会社の MediaCom (英語) 社は、Excel および Office 365 上に構築されたこの Power BI を、クライアント向けキャンペーンの効果をリアルタイムに把握するための指標として使用しています。これにより、同社は有料と無料の両方のメディア要素から重要な知見を収集し、キャンペーンの効果の最大化に役立てています。MediaCom 社の CIO である Lowell Simpson 氏は次のように述べています。「Power BI が Office 365 に組み込まれていることには、とても大きな意味があります。Excel の使い方は従業員全員が理解しているので、その上に BI が構築されているのであれば、新たなツールの使用方法を修得するためのトレーニングを行う必要がないのです」。Power BI がリリースされる以前、同社は複雑な BI ソフトウェアを使用しており、アカウント マネージャーもその事実をきちんと把握していませんでした。Power BI が導入されたことで、すべての従業員が慣れ親しんでいる Excel を、より幅広い用途に使用できるようになりました。


    上段は、キャンペーンの効果を把握できるダッシュボードを導入する前の状態。下段は、Power BI for Office 365 を導入し、Excel と併用して Power View を活用できるようになった状態 (MediaCom 社)

    MediaCom 社は、従来の Nielsen のテレビ/デジタル視聴率調査、comScore のデジタル メディア視聴率調査、Kantar の市場調査、さらに Twitter や YouTube をはじめとするソーシャル メディアなどのサードパーティから提供される膨大なデータ セットを Excel で容易に検索、統合、視覚化できることに気付き、Power Query for Excel を使用してこれらのデータ ソースを統合しました。これにより、正常性チェックの結果を 1 種類のスコアで表す Power View ダッシュボードを使用して、複数のプラットフォームで展開するメディア キャンペーンが示すさまざまな要素をすばやく把握できるようになりました。この正常性チェックの導入により、同社は各キャンペーンの効果や、他の強力なキャンペーンに対抗するための方法をすばやく判断できるようになりました。

    MediaCom 社では、統合型ダッシュボードの正常性チェックでデータを取得した後、リアルタイムでデータ分析のスコアが表示されるこのダッシュボードを Power BI for Office 365 で共有しています。これにより、89 の国に散らばるアカウント マネージャーは、自然言語でデータを検索し、クライアント キャンペーンに関するデータを表やグラフ形式で取得しています。このため、同社とそのクライアントは、データ分析よりもブランド戦略に集中することが可能になり、活動の効果だけでなく、P&G、Dell、Volkswagen といった世界的なクライアント企業の満足度も大幅に向上させることができました。

    MediaCom 社は、セルフサービス型のビジネス インテリジェンス機能を Office 365 の機能と組み合わせることで、週単位ではなく、日単位で完全な分析を行えるようになることを期待しています。これが実現されることで、キャンペーンの管理をより迅速かつ効果的に実施したり、レポートの作成頻度と活用機会を増やしたりすることが可能になり、その結果、生産性が向上し、キャンペーンの効果を数億円単位で増加させることができるようになると見込んでいます。

    特に生産性という点では、マイクロソフトの右に出るものはいません。Office は将来を見据えて開発が進められており、「サービス」という変化の激しい市場に合わせて、Office そのものも常に変革しています。マイクロソフトは、氾濫するデータの収集に苦慮しているお客様の現状を把握しており、また、絶え間なく増え続けるデータやそこから得られる知見に対処する必要があるということを理解しています。Power BI for Office 365 は、マイクロソフトがお客様の現在のニーズだけでなく将来的なニーズも見据えて取り組みを行っていることを示す良い例です。Power BI for Office 365 を利用することで、お客様は社内に埋もれたデータから重要な知見を引き出し、より的確な意思決定を行えるようになります。

    Power BI for Office 365 の詳細について知りたい方、また試用をご希望の方は、Power BI 製品サイト(http://aka.ms/powerbijpn)をご参照ください。

     

  • Office 365 ユーザー向けに Access アプリの一般提供を開始

    (この記事は 2/3 に投稿された記事、Access apps General Availability for Office 365 customers の翻訳です。)

    今回は、Access チームのライターを務める Matt Evans の記事をご紹介します。

    Access アプリのテストを終え、実稼働環境への導入をお待ちの皆様に朗報です。いよいよ一般提供が開始されます。

    今回の一般提供開始により、お客様は、高度な安全性を維持しながら Access アプリを作成、共有、使用できるようになりました。また、他の Office 365 製品と同様の可用性が保証されます。Access アプリは、2013 年 2 月の Office 365 の一般提供発表 (英語) 以来、Office 365 サブスクリプションに含まれていました。しかし、これまでは Access アプリはプレビュー版として提供されていたため、サポートに Office 365 のサービス レベル アグリーメント (SLA) およびコンプライアンス基準が適用されていませんでした。

    一般提供開始により、皆様には次のようなメリットがあります。

    •Access アプリに Office 365 の標準��な SLA およびコンプライアンス レベルが適用されます。

    •Access アプリ作成者が、SharePoint ストアでアプリを販売できるようになります。

    •Access アプリがプレビュー版ではなくなるため、管理者がプレビュー機能を無効化していた Office 365 サブスクリプションも含め、すべてのユーザーの皆様にご利用いただけるようになります。

    Access アプリの使用開始に関する詳細は、Office 365 のビジネス製品向けのラーニング センターの「Access アプリでのデータ管理 (英語)」を参照してください。また、SharePoint 用 Access アプリの作成に関する詳細は、「開発者向け Access」のページを参照してください。

    よく寄せられる質問

    Q: Office 365 のどのプランを利用している場合に、Access アプリの一般提供版を使用できるようになりますか。

    A: Access アプリの一般提供は、Office 365 Small Business、Midsize、Enterprise、Education の各プランのお客様が対象となります。Office 365 Government では引き続きプレビュー版が提供されます。

    Q: Access アプリは SharePoint アプリとどのように違うのですか。

    A: SharePoint アプリ (正式名称は「SharePoint 用アプリ」) は自己完結型の機能で、SharePoint Web サイトの機能を拡張するものです。各ユーザーは SharePoint ストアまたは各組織のプライベートなアプリ カタログでアプリを探してダウンロードし、各自の SharePoint サイトにインストールします。一方、Access アプリは Access 内で設計された Web データベース アプリであり、SharePoint でホストされます。

    – Matt Evans

  • Office 365 をグローバルにご利用いただいている 20 事例を一挙ご紹介

    近年、Office 365 の採用がさまざまな理由で加速していますが、多くのお客様に指摘していただくメリットとして、グローバルに利用することができるという点が挙げられます。いまや多くの企業が中国をはじめとする東アジア、東南アジア、北米、南米、中東、ヨーロッパ、アフリカなどの海外に拠点を持ったり、海外とのビジネスを推進しています。海外とのやり取り抜きでは成り立たなくなっているビジネスも数多く存在します。国産のクラウドサービスに信頼を寄せている企業もいらっしゃると思いますが、マイクロソフトのクラウドサービスは同じサービス内容を世界中の様々な国と地域で提供できることにメリットがあります。

    今回の記事では、グローバルにビジネスを展開しているお客様が様々なクラウドサービスを検討した結果 Office 365 を選択していただいている事例を業種別に 20 事例ほど一挙にご紹介します。

     

    建設

    • 安藤ハザマ: 旧 安藤建設、旧 ハザマの 2 社では、共にオンプレミスのメール システムを構築、運用してきました。しかし、この合併に際しては「メール システムの構築および運用負荷を軽減し、安藤ハザマの船出に、問題なく間に合わせる」ことが大前提になっていました。さらに、合併後に発表された中期経営計画における重点施策として、海外における「得意地域、得意分野での収益確保」と「重点事業としての長期的ミッション達成の布石」が謳われており、海外拠点も含めたコミュニケーション環境をスピーディーかつ柔軟に整えられる環境を実現することも重要となっていました。同社は、ネパールやインドネシアなど、ネットワーク環境が厳しい国にも進出していますが、どこの拠点にいてもメールは必要です。有期の現場拠点で、VPN など海外ネットワーク インフラを専用に構築することは、コスト的に問題があります。その点、世界中にデータセンターを展開しているマイクロソフトのクラウド サービス Office 365 の、CDN を備えたネットワークを活用できることは、非常に大きなメリットがあると考えられます。
    • 株式会社大林組: 海外においては、現地法人を設立することが多く、人材も現地で調達しています。そして、メール システムなども、現地法人主体で整備していたのです。しかし、グローバル ICT 推進室ができて、日本からのガバナンスを強めていく方向にシフトしました。まずは、シンガポールにアジアの統括事務所を、サンフランシスコに北米の統括事務所を設置して、日本を含むこの 3 拠点を専用回線でつなぐなど、環境整備を続けてきました。当然、今回のメール システム更改に際しても、グローバルで活用できるものを選択したいという希望がありました。マイクロソフトの Office 365 であれば、世界各地にサポートの窓口がありますから、海外拠点でトラブルが発生した場合もスピーディーに復旧できるでしょう。この安心感は大きいです。さらに、海外の現地法人の多くは、現在オンプレミスの Exchange Server を使っており、現地でもクラウドへの移行を希望していましたので、日本が Exchange Online を採用したことは、予想以上に好評でした。

    化学工業

    • 株式会社カネカ: 国内の全社員は社内外から Office 365 にアクセスでき、Exchange Online や Lync Online の機能を利用できます。また大阪本社と東京本社ではオンプレミス版の Lync Server によって、PC による内線電話の受発信が可能です。オンプレミス版の Lync Server と Office 365 の Lync Online は連携して動作するようになっており、Lync Online の機能は海外拠点や関連会社からも利用可能です。これに加えカネカでは、キャリアが提供する FMC (固定、携帯融合) サービスや IP 電話サービスも利用されており、これらとの通話も Lync 経由で行えるようになっています。大阪本社の移転に際して PBX を廃止しています。その翌月には東京本社へのオンプレミス版 Lync Server の横展開も行われています。
    • デュポン株式会社: 『ワン デュポン』というコンセプトで事業部間の壁を越えた新しい取り組みがはじまり、組織間のコミュニケーションと共同作業を活発化させるための情報基盤づくりも重要になってきました。当時の旧来型のシステムは限界を迎えていました。このため、米国本社主導の下、全世界の情報基盤を Microsoft Office 365 (採用当時は BPOS) に移行することが 2010 年 10 月に発表されました。共同作業を支援する情報基盤は、今回の移行で Office 365 と Office 2010 に変更されます。電子メールと共同作業は、今後これらの新しいソフトウェアを PC から利用して行ったり、モバイル デバイスから接続して行ったりすることができるようになります。日本でも IT 部門のメンバーが最初に Office 365 のアカウントを作成し、検証をはじめました。その後、エンドユーザー部門にも本格的にメールと予定表、オンライン会議の展開をはじめ、日本で 800 人への展開を行います。

    自動車・自動車部品・輸送用機器

    • カルソニックカンセイ株式会社: サーバーが日本と北米、欧州に設置されており、3 つの Notes がそれぞれのサーバー上で稼働、これらが疎結合された状態で運用されていましたが、世界共通のコミュニケーション基盤として、Office 365 が採用されました。同社では 10 年以上にわたって Lotus Notes/Domino が使用されていましたが、そこからの全面的な移行が進められているのです。国内のメールとスケジュール管理、予約管理の移行はわずか 2 週間で実施され、約 6,000 ユーザーへの展開を完了。海外展開も順次実施し、全世界で 1 万人を越えるユーザーが利用します。Notes アプリケーションの移行も 1 年以内に完了する予定。中国・タイ・日本の間を Lync Online でつないで Microsoft Excel シートを共有しながら移行計画の議論を行ったのですが、情報共有がスムーズだったため、短時間で話をまとめることができました。
    • トヨタ自動車株式会社: 2012 年 6 月、米国トヨタ販売と北米にあるその他の関連会社は、占有型の環境として Microsoft Office 365 Dedicated のクラウド サービスの展開を開始しました。日本のトヨタとその他の海外の関連会社では、Microsoft Exchange、Microsoft SharePoint、Microsoft Lync、および Windows Server の自社運用エディションを使用したハイブリッド モデルを利用する予定です。今回の展開は、マイクロソフト テクノロジによるトヨタの共同作業の拡大を表しています。トヨタとマイクロソフトは 2011 年 4 月に、Windows Azure クラウド プラットフォームを使用した次世代のテレマティクス サービスの提供において提携関係を結びました。
    • トヨタ紡織株式会社: 世界 5 極体制 (「北中南米」、「中国」、「アセアン・豪・印」、「欧州・南ア」、「日本」の 5 地域) 87 拠点を展開し、今もなおグローバルに成長を続けている同社の情報基盤を長期にわたり、柔軟に、効率的に支えることの出来るソリューションとしてパブリック クラウド サービスの採用を決断。詳細な比較検討の結果、選ばれたのは Microsoft Office 365 でした。過去に行った合併の際に 3 社の情報共有基盤がそれぞれバラバラであった状態のまま、これを統一する間もなく『グローバルカンパニー』として成長を重ねてきました。そのため、グループ全体の情報基盤に関してガバナンスを利かせることができませんでした。この状態を改め "トヨタ紡織スタンダード" とでも呼ぶべき情報基盤に統一を図ることが課題として残っていました。
    • 本田金属技術株式会社: 本田金属技術グループは国内 5 拠点、世界 6 か国 9 拠点でビジネスを展開しており、最近では複数拠点が関与するバリュー チェーンが増えています。仕事の進め方はどんどんボーダーレスになっています。しかし以前のグループウェアは、このようなボーダーレスな環境に適合してませんでした。 Lotus Notes を導入し長年にわたって使い続けてきましたが、海外拠点や取引先との情報共有が難しいという問題を抱えていたのです。グローバル連携に適合した情報共有基盤をいかにして実現するか。これが大きな課題になっていたのです。Office 365 への移行の最大のメリットは拠点間の情報共有スピードの向上にあります。海外拠点間が連携する場合でも、日本を介する必要がなくなる日も遠くありません。ガバナンスのために日本拠点が関与すべきケースも少なくありませんが、その場合でも日本が間に入る形ではなく、複数の拠点が同時に参加する形でコラボレーションが行えるようになると言います。Office 365 はグローバルな情報共有のスピードアップに、大きな貢献を果たすと期待しています。
    • ヤマハ発動機株式会社: 同社では『日本で製造して輸出する』だけではなく、『現地で製造して、現地で販売する』ビジネス モデルを従来から実践しています。日本をマザー ファクトリーとしながら、アジア / 中国、北米 / 南米、ヨーロッパ、日本の各リージョンに広がる拠点が、それぞれに主体的に活動してきました。しかし、新たに掲げられた中期経営計画の目標を達成するためには、今後、リージョン間の連携をさらに強めていく必要があります。新中期経営計画において、グローバル 4 極の統合開発・調達センターによる開発の現地化をさらに推し進め、部材の調達・供給から製造までリージョン間で連携させ、モノづくり力を高めていくことが重要な課題となっています。この課題を解決するための手段の一つとして、メールやポータル サイトなどを活用した情報共有が大きな役割を担うことになります。Office 365 導入後、インドやシンガポールなど海外拠点における評価は「高い」と言います。SharePoint Online や Lync Online の活用については、当初より考慮しており「複数のサービスが整っていることによる可能性の大きさと、安心感」が Office 365 採用のメリットとして挙げられます。加えて、こうしたさまざまなメリットを、グローバルが望むスピード感で導入できることこそが、最大のメリットです。

    その他製造業

    • ヤマハ株式会社: ワークスタイル変革の一環として、Office 365を活用したグローバル情報基盤を導入します。ヤマハのグローバル31ヶ国約1.2万人の社員が利用する、大規模なOffice 365活用事例となります。ヤマハでは、取引先を含めたタイムリーな情報共有やモバイル活用といった昨今のニーズへの対応や運用コストの削減のため、Lotus Notesを用いたこれまでの情報基盤の刷新を行う必要がありました。新しい情報基盤の選定にあたっては、複数のソリューションを検討した結果、企業利用における運用のし易さ、中国からの利用に実績がある、Officeとの親和性が高い、といった項目が検討され、その結果、Office 365が選ばれました。

    商社

    • エレマテック株式会社: 国内21拠点、海外36拠点において、エレクトロニクス関連の材料および部品の供給をはじめ、優れた物流機能と情報を提供するサービスネットワークを確立しています。当初は海外拠点でGoogle Apps を採用していましたが、中国国内からのメール送受信レスポンス速度が課題となっており、国内のユーザーからは Google AppsのWeb画面がなじまないという声も多くありました。今後強化予定のセキュリティ対策の費用が比較的安価に実現できるという点から、国内外を統一するクラウド環境としてOffice 365を採用するに至りました。日本・海外のシステムの一元管理を自社のリソースを使わずに実現することで、業務の効率化、メールシステム管理の負担の大幅減少、さらに国内、海外間の音声通信をLyncで行う事で通信コスト削減も見込んでいます。
    • 丸紅株式会社: アジア地域、欧州地域、米州地域の Office 365 ドメインを並行運用しており、日本国内では丸紅のデータ センター内に設置されているオンプレミス型の Exchange Server も稼動しています。インターネット経由で社外から届いたメールは、国内データ センター内のメール配信サーバーによって、各地域のメール サーバーに振り分けられます。国内データ センター内に設置された Active Directory フェデレーション サービス (ADFS) によって、Office 365 と連携します。さらにアカウント情報は丸紅独自の統合アカウント管理システムで管理されており、人事システムから抽出した情報をこのシステム経由で、各 Active Directory に設定するようになっています。まず、タイ バンコクと中国 上海で、パイロット導入が実施されました。ここで使い勝手を検証したうえで、本番展開へとつなげていったのです。その後、アジア約 30 拠点へと展開。さらに中国を含む約 50 拠点への展開を完了しています。中東・アフリカ地域への展開もスタート。1 か月間で約 20 拠点への展開。欧米では 2 か月で約 60 拠点への展開が完了しています。日本でも展開が完了しています。

    卸売業・小売業

    • オットージャパン株式会社: 世界 20 か国に広がるオットー・グループの一員として、カタログやインターネット、店舗などを通じて、多彩かつ洗練されたファッション アイテムを販売しています。同社では、ビジネスのスピード感を支えるために欠かせない情報共有基盤の刷新に着手。従来活用していた Notes がサポート切れを迎えることを契機として、メール システムに、マイクロソフトのパブリック クラウド サービスである Microsoft Office 365 の Microsoft Exchange Online を導入しています。
    • 株式会社明光商会: 『明光グローバルシステム』という総称で、業務システム全体のクラウド化を進め、"持たざる IT" を実現したことは、今後予定される海外拠点の構築に際しても、プラスに働くことでしょう。Office 365 に関して言えば、そもそもマイクロソフトがグローバルに展開しているサービスですから、多言語展開に際しても、何ら不安はありません。

    保険

    • メットライフ: 米国内においては社内の主要メッセージング システム上で 55,000 超のメールボックスを運用し、その他の地域では 40 前後の電子メール ソリューションを使用していたため、コミュニケーションおよび共同作業支援用のプラットフォームを一本化することが最重要課題となっていました。真のグローバル企業になるための戦略として、時間や場所を越えたコラボレーション、円滑なコミュニケーション、イノベーションの促進を実現するべく、Office 365 を採用してグローバル コミュニケーション プラットフォームのすべての構成要素をシームレスに統合し、従業員、リーダー、イノベーターの連携を強化しました。

    物流

    • 株式会社バンテック: 国内約 3,000 ユーザーへの導入を完了し、約 800 名が利用する海外拠点への展開も行います。メール システムの統一を望む声は、海外の方が強く挙がってきています。一部、Google Apps を採用している拠点もありますが、これも Exchange Online に切り替えていく予定です。

    サービス業

    • 株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ: 香港、上海と拠点を広げる中で、グループ約 1,600 人に企業理念の徹底と最新のナレッジ共有をスムーズに行える環境を整えていく上で、当然ながら IT が重要な役割を担っています。従来は、半年に 1 回、全社員を集めた社員総会を実施し、さまざまなナレッジやビジョンを共有してきましたが、距離も遠くなりますし、アジアに進出すれば現地採用も増えていきます。最新の IT を活用してリアルタイムにコミュニケーションできるようにすることで、グループ全体のサービス品質を保ち続けられるようにサポートすることが重要でした。そのため同社では、日本全国およびアジアへと広がっていくグループの情報共有基盤整備などに取り組んできました。そして、同社のコミュニケーションを支える上で、もっとも重要なシステムであったメール システムに、Microsoft Online Services (当時) の 1 つとしてラインアップされていた Microsoft Exchange Online を採用しています。同社では Exchange Online 導入後、中国のオフィスを含めて 1,350 ユーザーが、月間平均で 約 30 万通、年間で約 380 万通ものメールを利用しています。少しでもメールが『遅い』など変わったことがあれば、すぐに問い合わせが来ます。そういった意味では、Office 365 になって、マイクロソフトのサポート対応が一段と良くなっていることがありがたいです。対応がスピーディーで、回答の精度も高いです。サービスを活用する側としては、こうした変化は非常に心強いです
    • 楽天株式会社: 国内における人員の増強と、M&A により増え続ける海外拠点を統合するメッセージング環境を、コストを抑えると同時にスピーディに整えていくために、Microsoft Office 365 の Exchange Online を採用。さらに、インターネット経由でどこからでも利用できる Exchange Online をよりセキュアに利用するために、Active Directory フェデレーション サービス (AD FS) を活用することで、社内の認証基盤とリモートで連携。VPN 経由で Exchange Online にアクセスするセキュアな環境を実現しています。

    ホテル業

    • ハイアット: ハイアットは南極以外のすべての大陸にホテルやリゾートを展開しています。ハイアットは、世界中のその他の国と地域に約 500 の施設を展開しています。各施設の場所は非常に分散しているため、コミュニケーションと共同作業体制のため同じように広範なネットワークを保守する必要があります。 ハイアットでは Lotus Notes の電子メール システムを Microsoft Office 365 に入れ替えました。この移行に伴い、Microsoft Office、SharePoint Online、Exchange Online、Lync Online を含む、クラウド ベースの一連の共同作業ツールと生産性ツールを得ました。ハイアットの経営陣、ホテル従業員、営業担当者のすべてが、以前から使用していたドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーションなどのファイルに、いつでもどこからでもアクセスできるようになりました。
    • マンダリンオリエンタルホテル: 過去 20 年にわたり世界の主要ビジネス センターと行楽地に事業を拡大してきました。現在ではアジア、ヨーロッパ、北米に 28 のホテルを所有し運営しています。ホスピタリティ ビジネスは独特なもので、24 時間年中無休の環境下で運営されます。グループの IT チームは、多数の電子メール サーバーの世話と、支社間のユーザーの移動 (ホテル業界ではよくあることです) に伴うメールボックスの移動の管理に、毎月各ホテルにつき 20 時間を費やしていました。IT スタッフはさまざまなことを担当します。電子メール サーバーの管理は、彼らにとっては単なるアルバイトのようなものです。Office 365 があれば、彼らはもうこのような仕事をしなくて済むのです。

    また、海外展開を行う際に検討が必要な事項については、以下の記事を参考にしてください。

  • マイクロソフトのデバイスとクラウドがスポーツ振興に役立っています

    マイクロソフト米国本社の地元シアトルでは今週、アメリカンフットボール NFL の頂点を決める大会「スーパー・ボウル」に地元チームのシアトル・シーホークスが出場し、見事初優勝を果たしました。シアトルで行われた優勝パレードにも 多くのファンが参加して大変な盛り上がりを見せました。今週末からはいよいよロシアのソチで冬季オリンピックが開催されます。日本勢の活躍にも期待が持た れます。

    さて、最新のデバイスやクラウドは、いろいろな業種のさまざまな業務に役立ちます。今回はスポーツ運営に焦点を当ててみましょう。スポーツ運営組織 は比較的少ない人数で日本全国もしくは国際的に事業を展開したり、複数のプロジェクト管理を行ったり、ボランティアやファンを動員したりする必要がありま す。そのようなときにマイクロソフトの最新テクノロジーが役に立ちます。ここでは Surface や Windows Azure、Office 365 といったテクノロジーをスポーツ運営に役立てた日本国内外の事例をいくつかご紹介したいと思います。

     

    横浜F・マリノスが Surface と Windows Azureを採用     横浜F・マリノスが、Windows Azure と Surface、およびWindows ストア アプリを活用したチーム内動画共有サービスを採用し、ユース カテゴリなどの育成世代から本サービスを利用開始します。これにより、選手やコーチは、Windows Azure 上に保存した試合や練習の映像を、遠征先や移動中など、時間や場所にとらわれることなく、いつでもどこでもSurfaceで確認できるため、個人のスキル アップやチームの戦術確認をより効率的に実現できます。

    グラチャンバレー2013 で Surface がバレー全日本男子チームの公式タブレットに採用      バレーボールは、世界的に1990年代からデータ収集や分析を取り入れた「データバレー」の流れが急速に進んでおり、相手チームや試合の流れを的確かつス ピーディーに分析する事が求められます。 そのような流れの中、ワールドグランドチャンピオンズカップ2013(グラチャンバレー2013)男子大会において、パフォーマンス、携帯性、ノート PC の性能を兼ね備えたSurfaceが公式タブレットとして採用され、活用されました。

    V8 スーパーカーズが Office 365 を採用して急成長     オーストラリアを拠点とする、国際的なモーター スポーツ エンターテイメント企業の V8 スーパーカーズは、世界中でレース イベントの準備、開催、放送をおこなう高度にモバイルなチームを擁しており、事実上どこからでも電子メールや会社のファイルに高速かつ効率よいアクセスを 提供することが非常に重要でした。Office 365 を利用した結果、従業員の誰もが会社のファイル、電子メール、Lync ビデオ会議とインスタント メッセージングで共同作業の効率を向上させました。

    Xbox One が NFL の公式スポンサーに (英語)    Xbox One をはじめとするインターネットに接続しているさまざまなデバイスから NFL に関するニュース、分析、ハイライトを提供するパーソナライズされたビデオサービスである NFL Now を提供します。

    Bing でシアトル シーホークス ファンの行動を統計的に分析 (英語)    過去数シーズンの検索ワードや Twitter などのソーシャルメディアにおけるファンの発言やアップロードされる画像などの情報を分析することで、ファンの行動がどのようにゲームに影響を与えるかについて理解を進めることができました。

    ソチ オリンピックのガイドが Windows Phone に登場 (英語)    大会期間中の正確な競技スケジュール、チケットの購入、旅行の計画、インタラクティブな地図の利用、など様々な情報を Windows Phone 7.5/8 端末で行うことができます。

    NBC オリンピックが Windows Azure Media Services を採用して高精細な動画を配信 (英語)     アメリカ合衆国の三大ネットワークのひとつである NBC は、ソチ オリンピックの大会期間中、Windows Azure をインフラに利用してライブやオンデマンドの動画を配信します。動画は PC や Mac で視聴できることはもちろんのこと、無料アプリを通じて Windows 8/RT、Windows Phone、Android、iOS デバイスでも閲覧できます。

     

    Office 365 もスポーツ運営組織のお役に立てます

    情報共有ツールを組織向けにクラウドサービスで提供している Office 365 についてもう少し掘り下げてみてみましょう。スポーツ運営組織においては、以下のようなシナリオにおいて Office 365 がお役にたてるでしょう。いままでは不便な別の方法を利用したり無料のクラウドサービスを使ったりして行っていた作業が、組織のガバナンスを効かせた形で 安全かつ便利に行えるようになります。

    • どこからでもいろいろなデバイスからメールを安全に確認可能: 外部からメールを確認するために、エンドユーザーが個人向けのフリーメールサービスなどにメールを転送している場合、何かの拍子に重要な情報が外部に漏れ てしまうリスクがあります。情報漏えいを避けつつ、かつ便利に情報共有を行うには、組織向けの安全なメールサービスを利用する必要があります。 Office 365 なら各個人が標準で 50GB の容量をつかえるメールを利用することができ、PC、Mac だけでなくスマートフォンやタブレットからも、いつでも最新のメールを利用することができます。Office 365 プラン E3 以上の上位のプランでは、Rights Management サービスと呼ばれる組織内でメールやファイルの暗号化を行えるサービスを利用すると、転送禁止や権限のないユーザーへの閲覧禁止、印刷禁止などきめ細かい 権限設定を行いつつ Web クライアントやスマートフォンから閲覧させることも可能になります。

      参考:「一般消費者向けクラウドと企業向けクラウドの本質的な違い
             「フレキシブル ワークスタイルを支えるセキュリティ (1) ~ 柔軟性と安全性は両立する
             「新しい Office 365 で利用できる Rights Management サービスとは
       
    • 外部ユーザーとのファイルのやり取りも簡単: 大容量のファイルを組織外部のユーザーと共有する場合、無料のファイル共有サービスなどを利用しているかもしれません。しかし、この方法も外部への情報漏 えいリスクがあります。管理者が利用方法を制御できる安全な方法で大領領ファイルを共有するには、Office 365 で各個人が 25GB の容量を利用できる SkyDrive Pro (OneDrive for business に名称変更予定) が利用できます。本当に共有すべきユーザーとだけファイルが共有されるように権限設定を細かく行うことができ、管理者がそのルールを制御することができま す。

      参考:「新しい SharePoint Online での外部共有がより直感的になりました
       
    • 組織やプロジェクトチームの情報をしっかり管理: 組織内でトップダウンで情報を共有したり、部門やチームごと、プロジェクトごとに情報共有をしたい場合、Office 365 の SharePoint サイトを利用することができます。SharePoint にはさまざまなテンプレートが標準で装備されており、チームの情報共有、プロジェクト管理、掲示板、動画や画像の共有など目的に応じたテンプレート (アプリやサイトテンプレート) を利用することができます。また、SharePoint アプリストアを利用すれば、サードパーティが作成した無料、有料のアプリをダウンロードして、簡単に機能を拡張することができます。

      参考:「SharePoint サイトで利用可能なサイト テンプレートの種類について (SharePoint 2013 版)
             「Office 用アプリ/SharePoint用アプリ 日本語マーケットプレイス提供開始!
       
    • 離れた場所から資料共有をしながらリアルな会議を実現: 支部や外出先など、さまざまな場所から PC、Mac、スマートフォンやタブレットを使って、ビデオ、音声、資料を共有できるオンライン会議を開催したり参加したりすることができます。離れてい ても普段から相手の状態をプレゼンスの色で簡単に知ることができるため、遠隔地からも効率を落とすことなく同僚や仕事仲間と一体感を持って共同作業を行う ことができます。

      参考:「次期 Lync のご紹介
             「取引先などの外部ユーザーを Lync オンライン会議に招待する (2013 年の新しい Office 365 版)
       
    • ファンの意見や動向を視覚的に簡単分析: Excel 2013 の分析機能が大幅にアップしました。データをより視覚的に表現できるようになり、タイムライン、地図へのプロットなど分析がより簡単になります。 Twitter などのソーシャルメディアの情報を取り込み傾向をビジュアルに分析することも可能です。
       
      参考: 「ネット選挙の分析もできる!新しい Office のビジネスインテリジェンス機能
              「新名称になった Power Map for Excel、3D 視覚化機能とツアー作成機能を大幅に更新

  • 米国政府による顧客データの要請に関する透明性の向上

    (この記事は 2014 年 2 月 3 日に Microsoft on the Issues に投稿された記事 Providing additional transparency on US government requests for customer data の翻訳です) 

     

    投稿者: Brad Smith
    マイクロソフト法務本部ゼネラル カウンセル兼エグゼクティブ バイス プレジデント

     

    先日、マイクロソフトは透明性に関する報告を更新し、政府による顧客データの要請に関連する新しい情報を公開しました。昨年の夏より、マイクロソフト、Google、その他複数の企業は米国政府を相手取って訴訟 (英語) を起こし、政府からの要請について、より詳細な情報を開示する法律および憲法上の権利を有することを主張してきました。これまで、外国情報監視法 (FISA) などの米国国家安全保障法に従って行われた法的命令に関しては、情報の開示が禁止されてきましたが、今回の訴訟では開示を許可するよう要求を行いました。

    この訴訟と長い議論を経て、先日政府は初めて IT 企業に対し、FISA の命令に関するデータの公表を許可することに合意しました。公表できる内容については現在でも一部の制限が設けられていますが (以下で詳述)、国家安全保障局から米国政府を通じて受けた各種要請について、全体像を公開できるようになりました。

    政府は、これらの要請に関するデータを、1,000 件単位 (1,000 未満は「0 ~ 999」とする) で公表することに合意しました。FISA のデータは 6 か月単位で収集されていますが、公表が可能になるのはレポート対象期間の最終日から 6 か月後です。

    マイクロソフトの最新レポートでは、2013 年 1 ~ 6 月のマイクロソフトのすべてのサービスに関する情報を公開しています。具体的には、この期間に以下の要請を受けています。

    • お客様のコンテンツの開示を求める FISA の命令は 1,000 件未満でした。この命令には、15,000 ~ 15,999 件のアカウントまたは個別の ID が関連しています。ただし、1 人のユーザーが複数のアカウントを持っている可能性があるため、これらのデータ要請の対象者が必ずしも 15,000 人以上存在するわけではありません。このデータのレポートでは、それぞれのアカウントを個別にカウントしています。
    • お客様のコンテンツ以外のデータを求める FISA の命令は 1,000 件未満でした。この情報の要請には、1,000 件未満のアカウントまたは ID が関連しています。
    • マイクロソフトに送付された国家安全保障書簡の件数は 1,000 件未満でした。この書簡は 1,000 件未満のアカウントまたは ID を対象としています。

    以下の表に、同じ内容について、2011 年 7 月までさかのぼって過去 4 期分の情報を公開します (国家安全保障書簡では、当然のことながらお客様のコンテンツの開示を求めてはいません。そのため、以下の表では、これらの書簡について、コンテンツの要請により影響を受けるアカウントの数を「該当なし」としています)。

    対象期間

    コンテンツの開示を求める命令

    コンテンツを求める命令により影響を受けるアカウント

    コンテンツ以外の開示のみを求める命令

    コンテンツ以外の命令により影響を受けるアカウント

    外国情報監視法 (FISA) の命令

    2011 年 7 ~ 12 月

    0 ~ 999

    11,000 ~ 11,999

    0 ~ 999

    0 ~ 999

    2012 年 1 ~ 6 月

    0 ~ 999

    11,000 ~ 11,999

    0 ~ 999

    0 ~ 999

    2012 年 7 ~ 12 月

    0 ~ 999

    16,000 ~ 16,999

    0 ~ 999

    0 ~ 999

    2013 年 1 ~ 6 月

    0 ~ 999

    15,000 ~ 15,999

    0 ~ 999

    0 ~ 999

    国家安全保障書簡 (NSL)

    2011 年 7 ~ 12 月

    該当なし

    該当なし

    0 ~ 999

    1,000 ~ 1,999

    2012 年 1 ~ 6 月

    該当なし

    該当なし

    0 ~ 999

    1,000 ~ 1,999

    2012 年 7 ~ 12 月

    該当なし

    該当なし

    0 ~ 999

    0 ~ 999

    2013 年 1 ~ 6 月

    該当なし

    該当なし

    0 ~ 999

    0 ~ 999

    2013 年 7 ~ 12 月

    該当なし

    該当なし

    0 ~ 999

    0 ~ 999

     

    上記の件数だけではなく、これらの数が意味することにも関心が向けられているのではないかと思います。ここでは、2 つの見解をご紹介します。1 つは、マイクロソフトのお客様の数は数億にも上るのに対して、これらの命令によって影響を受けるアカウントはせいぜい 1、2 万件であるという点です。このことから明らかなように、政府からの命令によって影響を受けるユーザーは全体から見てほんのわずかにすぎません。つまり、通話記録に関して世間で議論されるような大量データの要請を受けたことはありません。このことについては、昨年の夏から概論として公開してきましたが、ようやく具体的な数値をお伝えできるようになりました。

    もう 1 つは、今回の報告件数が少なかったからといって、政府が非合法な手段によって顧客情報を取得しているという事実が深刻なことに変わりはないという点です。昨年 10 月、マイクロソフトの競合企業の一部で、データ センター間に設置されたケーブルがハッキングされた疑いがあると『ワシントン ポスト』で報道されました。以来、この一件は IT 業界全体の大きな懸念であり、現在もこの懸念は解消されていません。12 月には、マイクロソフトはサービス全体への暗号化の大幅な拡張など、顧客データを保護する多数の対策を発表しました。しかし、大統領の改革努力に加え、マイクロソフトでもより多くの情報を公表可能になったにもかかわらず、米国またはその他の国の政府から、インターネット企業へのハッキングを否定する公約はいまだに発表されていません。米国憲法の定めるところでは、政府が企業から情報を求める場合に法の範囲内で行う必要があると、マイクロソフトは考えます。そのため、今後も業界内の他の企業と協力し (英語)、この点についてさらに主張を推し進める予定です。

    データへの補注

    マイクロソフトは、マイクロソフトが受けた FISA の命令の件数、政府が情報を求めたアカウントまたはその他の ID の数、それらの命令の求める内容がお客様のコンテンツであるか、お客様のコンテンツ以外の情報のみであるかについて、データを公表することを許可されています (英語)

    データの報告には、以下の定義を使用しています。

    • コンテンツの開示を求める FISA の命令: このカテゴリには、レポートの対象期間中に受けた、または有効であったすべての FISA の電子監視に関する指令 (合衆国法典第 50 編第 1805 条)、FISA の捜索令状 (合衆国法典第 50 編第 1824 条)、および FISA 改正法命令 (合衆国法典第 50 編第 1881 条) が含まれます。
    • コンテンツ以外のデータの開示を求める FISA の命令: このカテゴリには、レポートの対象期間中に受けた、または有効であったすべての FISA の業務記録に関する指令 (合衆国法典第 50 編第 1861 条、通称第 215 条指令)、および FISA のペン レジスタおよびトラップ アンド トレース装置に関する指令 (合衆国法典第 50 編第 1842 条) が含まれます。
    • 影響を受けるアカウント: 期間中に受けた、または有効であった FISA の命令によって影響を受けるユーザー アカウントの数を表します。異なる Microsoft サービス間で 1 ユーザーが複数のアカウントを持っている可能性があり、影響を受けるアカウント数を集計するにあたってはこれらのアカウントがすべて個別にカウントされるため、この数値は政府命令の影響を受けるユーザーの数より多いものと考えられます。

    命令を受けた場合にも、求められた情報が必ずしも最終的に開示されたわけではない点に注目する必要があります。今回、マイクロソフトは法廷での要請に対する異議申し立てに成功しました。今後も、法律上正当性に欠けると判断した命令に対しては異議を唱える所存です。

    今回公表したデータは、次回の「Law Enforcement Requests Report (英語)」に含められ、米国政府から受けたすべての法的要請の全体像が提供される予定です。これらのレポートは 6 か月ごとに発行されます。