(この記事は Office 365 for Business Blog に 2013 年 9 月 25 日に投稿された記事 の翻訳です)

マイクロソフトは、生産性について最も広範に定義 (英語) していることを誇りに思っており、妥協することはありません。そのため、リビングから会議室まで さまざまな場所にいる人々をつなぐリアルタイムのコミュニケーションとコラボレーションを目標に掲げ、Lync と Skype を提供しています。これらは、企業のニーズを満たし、コンシューマーにも使いやすい、最も堅牢なコミュニケーション ツールです。他方 Google は、「Google のリアルタイム コミュニケーション サービス (英語)」の改善を目的としてハングアウトをリリースしました。しかし、その機能をよく確認してみると、最も幅広いリアルタイム コミュニケーション用ツールを提供しているマイクロソフトの優れている点が 5 つ浮かび上がってきます。

 

1. マイクロソフトは、コンシューマー向けと企業向けの両方のサービスを提供している

マイクロソフトは、コンシューマー向けと企業向けの両方のサービスをお客様に提供しています。Skype は 3 億人を超える接続ユーザー数を誇り、世界最大級のコミュニティを形成しています。また、Office 365 の一部として提供される Lync Online は、大規模企業のセキュリティ、コンプライアンス、およびコミュニケーションへのニーズに対応したコミュニケーション サービスです。Skype と Lync は相互に接続できる (英語) ため、Skype ユーザーが Lync ユーザーに電話することも、その逆も可能です。

Google は、コンシューマー向けコミュニケーション サービスであるハングアウトしか提供していないため、多くのビジネスに求められる企業向け機能が不足しています。マーケティングから機能セットまで、コンシューマーを念頭に置いており、ビジネス使用は考慮されていません。5 月に開催された Google I/O でハングアウトが新規サービスとして発表 (英語) されたときには、Google Apps for Businesses については触れられていませんでした。ハングアウトで重視されているのは「大切な人」とつながることであり、ビジネス パートナーではありません。それは、ハングアウトの PR 用動画 (英語) に、チームの共同作業向上や商談の効率化ではなく、婚約を報告する娘とその家族が題材として取り上げていることからもわかります。また、ハングアウトが最も強調しているのは、簡単な写真共有や絵文字など、会話を楽しむための機能 (英語) です。ビデオ通話中、顔の上に海賊の帽子や水中眼鏡のアニメーションを表示できる Google エフェクトなどの機能を見ても、Google は Google Apps にビジネス機能を持たせようとしていないことは明らかです (英語)

一方、Office 365 と Lync Online は最初から、統合型コミュニケーション プラットフォームに対するビジネス ニーズを中心に据えて設計されました。従業員は、PowerPoint から Lync 会議に直接プレゼンテーションを行ったり、Lync で自動収集された会議の詳細を OneNote で堅牢な会議ノートとして共有したりできるほか、特定のアプリケーションの共有、ホワイトボード機能、会議に最適な参加者と内容の選別や手配など、ビジネス向けの多様な機能が提供されます。そして企業は、Active Directory による管理、アーカイブ ツールやコンプライアンス ツール、Microsoft Office との連携、業界標準のテクノロジに基づくパブリック API を使用した拡張、他のシステムやデバイス (ヘッドセット、Lync Room System(英語) など) との相互運用性など、機能の優れた堅牢性によるメリットが得られます。

 

2. マイクロソフトはサポートおよびセキュリティに最高のオプションを提供

Office 365 では Lync を含むすべてのサービスを対象に、24 時間体制の技術サポートを提供しており、また、返金制度付きで 99.9% の稼働率を保証しています。Lync Online および Office 365 のユーザーは、基本的な個別のインシデント サポートから包括的で継続的な Microsoft プレミア サポート プログラムまで、さまざまなサポート オプションを利用可能です。トラブルシューティングや問題の解決が必要なときには、いつでもマイクロソフトのサポートを受けられるため、安心してご利用いただけます。

一方、Google+ ハングアウトおよび Google+ は、Google Apps の主要サービスではなくその他のサービスとして位置付けられています。つまり、Google Apps 技術サポート サービス ガイドラインハングアウトのサポートに適用されずその他サポートやサービス レベル契約も適用されません。ハングアウトで何らかの問題が発生した場合、Google ウェブ検索のヘルプやヘルプ フォーラムに頼ることになります。また、お気に入りのコミュニケーション ツールを決まった方法で使い続けたくても、Google が予告なしにインターフェイスを変更し、使い勝手が変わる (英語) こともあります。

Google が計画外の変更を行い、ハングアウトが停止してしまったらどうなるでしょう。ハングアウトは Google Apps ステータスダッシュボードに記載されておらず、企業はこの懸念に対して将来の見通しを立てることができません。また、ハングアウトにはサービスを レベル契約が適用されないため、Google は迅速なオンライン復帰に対する金銭的な保障を提供しておらず、サービス クレジットでダウンタイムを保証する義務も負いません。ハングアウト サービスについては、意図的であるかどうかにかかわらず、将来どうなるかは予測できません。

 

3. マイクロソフト製品のコミュニケーション ユーザー数は世界最多

ビジネスを進めるうえで、お客様のパートナーやベンダー、顧客が同じインフラストラクチャを所有していない場合があります。Office 365 や Lync では、相手が Lync をインストールしているかどうかにかかわらず(英語)、社内外の Lync ユーザーと接続できます。また、リッチな Lync 会議には、HTML5 対応ブラウザーを使用しているユーザーなら誰もが参加可能で、グループ ビデオやコンテンツ共有などの機能を使用できます。先に述べたように、Lync ユーザーは 3 億人を超える Skype ユーザー(英語) とも接続できます。これにより、パートナーと共同マーケティング プランについてコラボレーションを行ったり、提携している小規模ベンダーと音声通話で互いの進捗を確認したり、患者に診断結果を説明して症状について話し合ったり、出張先から家族に連絡したり、さまざまなことが可能になります。Office 365 と Lync の豊富なオプションを利用することで、自然に、シームレスに、世界中の人々とコラボレーションできます。

Google Apps for Business や ハングアウトでは、ハングアウト ユーザーとしかコラボレーションできません。また、ハングアウトの Premium 機能は、Chrome ブラウザーでのみ提供されます。

 

4. マイクロソフトはより包括的な機能セットを提供

ハングアウト オンエアでは YouTube を使用してハングアウトを一般参加者が視聴できますが、実際にビデオ通話に参加し、ハングアウトのコラボレーション機能を完全に利用できるのは 15 人までです。他のユーザーは視聴することしかできません。しかし、多くの企業では、16 人以上のチームを組んだり、あるコンテンツに対して 16 人以上でリアルタイムのコラボレーションを実施したりする必要があります。これが、クラウド型リアルタイム コミュニケーション ツールに真に求められる機能です。Office 365 および Lync では、仮想会議に 250 人が完全に参加可能です。参加者の一部だけではなく全員が、対話型プレゼンテーション、コンテンツ共有、インスタント メッセージ、音声、ビデオの機能をフル活用できます。つまり、全参加者が毎週開かれる進捗会議で発言したり、最新製品の設計に意見を述べたり、業務報告書のグラフについて質問したりすることができるのです。Office 365 および Lync では、ただ配信される会議を視聴するだけではなく、「現場」に身を置くことができます。

 

5. マイクロソフトは堅牢なセキュリティとコンプライアンスを確保

企業では多くの場合、社外のユーザーとコラボレーションを行う場合や情報を送信する際に、ポリシーを強制適用する必要があります。このため、Office 365 および Lync では、Lync と Skype の接続性を必要に応じて無効にできるだけでなく、ユーザーの動作にかかわらず Lync のインスタント メッセージによる会話をすべて Exchange にアーカイブできるようになっています。Office 365 では、IT 部門がポリシーを強制適用することで、企業の安全性とセキュリティが確保されます。

しかし、Google ハングアウトでは、「ドメイン外のユーザーとのハングアウトを禁止する設定はありません。また、ドメイン外のユーザーへのメッセージ送信についてユーザーに警告する機能もまだありません」と定められています。つまり IT 部門は、各ユーザーが外部とのコミュニケーションに関する企業ポリシーを把握、遵守していることを信頼するほかありません。Google+ の投稿には強制適用機能がないため、外部とのコミュニケーションに際して従業員のミスが起こりやすくなり (英語)、企業を危険にさらすことになります。このため、IT 部門が外部とのコラボレーションについてポリシーを強制適用することは重要なのです。しかし、ハングアウトにはこの機能が備わっていません。

お客様の企業で、インスタント メッセージの会話をすべてアーカイブする必要がある場合はどうでしょうか。ハングアウトでは、ユーザーがメッセージ履歴を無効にすると、コミュニケーションの履歴が残らなくなってしまいます。これは、コンプライアンスを脅かす機能です。また、コンプライアンスに関してもう 1 つ付け加えると、ハングアウトは Vault と互換性がありません。このため、新たにハングアウトを導入するか、Vaultの電子メール アーカイブ機能と e-ディスカバリ機能を使用するか、高コストな二者択一を迫られることになります。

 

マイクロソフトの展望 - リビングルームから会議室まで

マイクロソフトは、コンシューマー向け、および中小企業や大規模企業向けの両方の分野に対応する、最適なコミュニケーション製品を提供しています。プライベートにも仕事にも当社製品が利用されるものと考え、自宅のリビングと会議室のそれぞれのニーズや要件を満たせるように、1つの製品で対応するのではなく幅広いソリューションを提供します。マイクロソフトのビジネス製品である Office 365 の Lync Online では、ビジネスの生産性向上を目指す企業が求める各種機能、シームレスな統合、管理機能、および堅牢性を提供します。ぜひ、お客様の企業でLync をお試しください。皆様のビジネス ニーズを踏まえて設計されているため、効果的なコラボレーションを必ず実現できるでしょう。

 

-- David Alexander (@MSFTDavid、Office 365 担当シニア プロダクト マーケティング マネージャー)