(この記事はOffice News Blog に 2013 年 7 月 9 日に掲載された記事の翻訳です。)

 

投稿者: Kirk Gregersen、投稿日: 7 月 9 日

まずは、日頃からOffice 365 の発展にご尽力いただいている、パートナーの皆様にお礼を申し上げます。2013 会計年度の第 3 四半期には、四半期として最大の伸びとなる、前年比 5 倍のシート数純増を達成することができました。また、既にご存知のことと思いますが、Office 365 を始めとするマイクロソフトのクラウドベース サービスの販売パートナー様が 15 万社を超えました。2 月に Office 365 の一般提供開始を発表して以来、私は各地を巡り、世界中のパートナー様とお会いしてきました。そこでは、Office 365 ProPlus、Office 365 Midsize Business Premium、Exchange Online、SharePoint Online、Lync Online を利用していることで、各種のデバイスやサービスにおいてコラボレーション、共有、およびコミュニケーションに関する新たなシナリオをサポートできるようになり、パートナー様およびお客様が優れたビジネスの成果を残せているとの声を直接伺うことができました。

7 月 6 日から 13 日にかけて行われた Worldwide Partner Conference (WPC) では、Office 365 の継続的な成長とパートナー様の新しいビジネス チャンスに関する、いくつかの最新ニュースが発表されました。

 

Open プログラムによる Office 365 SKU の拡張

パートナーの皆様は既に、昨年の WPC で発表された Office 365 Open プログラムを通じて、Office 365 に関するさまざまなビジネス チャンスを実現されています。Open プログラムは、パートナー様がエンド カスタマー様に直接ライセンスを販売できるようにすることで、顧客との直接の取引関係から売上を立て、収益を拡大することのできる、パートナー様の意見を反映したプログラムです。今回、この Open プログラムがさらに拡張され、Office 365 ProPlus、Exchange Online、Office 365 Enterprise、Office 365 Government、Office 365 Education などのプランが対象に含まれることになりました。

Open プログラムの下で 2013 年 3 月に新設された Office 365 Midsize Business プランに、こうした新しい SKU が加わることで、クラウドへの移行を進めるお客様とパートナー様の双方に、さらに柔軟な選択肢が提供されます。また、マイクロソフトは、販売利益とチャネル インセンティブに加え、パートナー様の販売促進費として 1 億ドル以上を投じる予定です。

クラウド移行は、パートナー様にとって新しい時代のビジネス チャンスとなります。パートナー様にとって、お客様のクラウド導入をサポートすることはビジネスの始まりにすぎません。その後もパートナー様自身がお客様との関係を維持し、Office 365 のサービスを最大限に活用できるよう、お客様を支援していくことになります。マイクロソフトは引き続き、お客様との関係の構築と維持をパートナー様にお任せする方針です。

 

Yammer およびエンタープライズ ソーシャルの販売促進

Yammer が Office ファミリに加わったことにより、エンタープライズ ソーシャル市場がきわめて活発化すると共に、お客様やパートナー様から新しいツールと機能 (英語) の業務活用に多くの関心を寄せていただいています。2014
会計年度には、パートナー様向け Yammer 販売促進プログラムにおいて、マイクロソフトのパートナー様による Yammer の販売、導入、統合に注力していきます。また、"Social Journey (ソーシャル ジャーニー)" と呼ばれる Yammer の販売アプローチに基づいて、パートナー様がお客様との優れたネットワークを築き、エンタープライズ ソーシャルの価値を組織全体に行き渡らせることができるよう、トレーニングとベスト プラクティス ガイドの提供も予定しています。

 

Power BI for Office 365 の発表

マイクロソフトが 8 日に発表した Power BI for Office 365 は、データの解析機能と視覚化機能を組み合わせたセルフサービス型のビジネス インテリジェンス (BI) ソリューションです。Excel 上でより詳細なビジネス分析データを提供するだけでなく、Office 365 を通じて、信頼できるクラウド環境内でのコラボレーション機能や拡張機能を提供します。Power BI for Office 365 を使用すると、クラウド内にあるデータに接続できるほか、オンプレミス環境にある既存のデータ ソースやシステムを拡張し、セルフサービス型の BI ソリューションを迅速に構築して展開できます。

Power BI for Office 365 は、既存データのさらなる活用を可能にします。

  • オンプレミス環境またはクラウド環境で、Excel を使用してデータを分析し、その分析結果をわかりやすく視覚化
  • レポートとデータ セットをオンラインで共有し、コンテンツを常に最新の状態に更新
  • 自然言語検索を使用してデータを照会し、表、チャート、グラフで照会結果をすばやくインタラクティブに確認
  • モバイル デバイスを使用してどこからでもデータやレポートにアクセスし、常に最新情報を把握

IT 部門にとっては、コラボレーションの実現および管理する機能と同じく、信頼できる環境内で内部データにアクセスする機能も重要となります。お客様は、Excel 内からネイティブにマイクロソフトの BI ツールにアクセスして、潜在的な価値を発掘したり、問題の解決策を見つけたり、また、場所の制約を受けずにデータを利用したりすることが可能です。www.office.com/powerbi (英語) では現在、今夏公開予定の Power BI for Office 365 プレビュー版の利用申し込みを受け付けています。新たに発表された Power BI の詳細については、Office ブログ (英語) をご覧ください。

 

Office 用アプリのダウンロード数と各国語版 Office ストアの開設

米国向け Office と SharePoint のアプリを提供する Office ストアが軌道に乗ったことを受け、このたび新たに 22 の国と地域を対象とした各国語版の Office ストアがオープンしました。これに伴い、フランス語、ドイツ語、スペイン語、および日本語版のアプリの提供も開始されます。

Office ストアで提供される Office 用アプリと SharePoint 用アプリはたいへんご好評いただいており、ダウンロード数は 100 万件に達しようとしています。開発者の方は Office ストアを利用することで、開発したアプリをコンシューマーからビジネス ユーザーまで、すべての Office ユーザーに対して直接提供することができます。全世界の Office ユーザーは 10 億を超えており、お客様が続々とクラウド移行を進める中、目前には未開拓の広大な市場があると言っても過言ではありません。すべての Office ユーザーはストアに直接アクセスする以外に、Office 製品内からもアクセスできるため、パートナー様は自社製アプリを簡単に配布したり、アプリへのシームレスなアクセスを提供したりできます。新設された Office ストア、および英語以外の言語で作成されたアプリの提供状況については、Office ブログを参照してください。

WPC はパートナーの皆様と意見を交換できる貴重な場であり、どうすればより効果的にパートナー様と協力し、お客様により良いサービスを提供できるかについて学ぶ機会を与えてくれます。ぜひ ビジネスプロダクティビティ製品ブログ の WPC 関連記事で、Office 365 に対するパートナーの皆様のご意見をご覧ください。Office 365 を単なるクラウド サービスでしかないとお考えの方は、こちらのビデオをご覧いただくと、発想を少し転換していただけるかもしれません。

これからの 1 年間、またパートナーの皆様と共に成長していけることを楽しみにしています。

-- Kirk Gregersen (Microsoft Office 部門ゼネラル マネージャー)