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Microsoft Japan Windows Technology Support

May, 2014

  • タスク スケジューラに関する修正プログラムについて (Windows Server 2008 / Windows Vista)

    こんにちは。Windows サポートチームの頂です。

     

    タスク スケジューラに関してお問い合わせを多くいただいておりますので、タスク スケジューラに関連する修正プログラムと確認されております発生事象についてご紹介いたします。

    なお、タスク スケジューラに関する修正は、ロール アップ パッケージのような形で公開はしておりませんが、最新の修正プログラムで過去の問題も含んで修正されますので、最新版の適用をご案内いたしております。

     

    Windows Server 2008 SP2 / Windows Vista SP2 につきましては、KB 2884927 KB 2787046 KB 2649317 の 3 つを適用いただくことで、タスク スケジューラ関連のモジュールは最新となります。

    お問い合わせの多い問題に対しての個別の修正プログラムついて、下記に記載いたします。

    最新ではなく個々の問題に対して修正頂く際には、下記の修正プログラムの適用をご検討下さい。

     

    Windows Server 2008 R2 / Windows 7 につきましては以下をご参照下さい。

    タスク スケジューラに関する修正プログラムについて (Windows Server 2008 R2 / Windows 7) へのリンク

    Windows Server 2008 / Windows Vista

    タイトル 修正: ユーザー アカウントが予期せずロックアウトにタスク スケジューラには、無効なパスワードの認証プロンプトを提供する場合
    URL http://support.microsoft.com/kb/2884927/ja
    発生事象 アカウントのロックアウト設定を行っている環境で、タスクの登録時にパスワードの入力を誤ると入力回数より多く認証が実行され、アカウントがロックされます。
    備考

    前提条件として、Windows Server 2008 Service Pack 2 が必要です。
    Schedsvc.dll / Taskeng.exe / Wmicmiplugin.dll / Hashcleanup.exe の最新版

     

          

    タイトル Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7 または Windows Server 2008 R2 では、実行後に、"AT"コマンドを使用して作成されたタスクは削除されません。
    URL http://support.microsoft.com/kb/2787046
    発生事象 ATコマンドを使用した際に、実行後もタスクが削除されない問題が発生します。
    備考 前提条件として、Windows Server 2008 Service Pack 2 / Windows Vista Service Pack 2 が必要です。Taskcomp.dll / Taskschd.dll の 最新版

     

          

    タイトル Windows Vista または Windows Server 2008 で、スケジュールされたタスクが強制的にキャンセルされる
    URL http://support.microsoft.com/kb/2649317/ja
    発生事象 TaskEng.exe はタスク自体が完了後、アイドル状態になって 5 分間は次のタスクの起動要求を待ち 、 5 分の間にタスクの起動要求が無い場合は TaskEng.exe を終了します。Taskeng.exe の終了時間と次のタスクの実行時間が重なった場合、Taskeng.exe が終了される問題が発生します。
    備考 前提条件として、Windows Server 2008 Service Pack 2 / Windows Vista Service Pack 2 が必要です。 Tmm.dll の 最新版

     

          

    タイトル 次回の実行時「Windows Vista または Windows Server 2008 を実行しているコンピューターを再起動した後、いくつかのスケジュールされたタスク値がありません
    URL http://support.microsoft.com/kb/2619548/ja
    発生事象 タスクの情報が登録されているレジストリー情報が破損している場合、OS 再起動後に"次回の実行時刻" が空白になり、タスクが実行されません。
    備考 前提条件として、Windows Server 2008 Service Pack 2 / Windows Vista Service Pack 2 が必要です。

     

          

    タイトル Duplicate triggers are generated incorrectly in scheduled tasks in Windows Vista or in Windows Server 2008 
    URL http://support.microsoft.com/kb/2617046
    発生事象 MS10-092(KB 2305420)が適用されており、少なくとも1つのトリガーが設定されている場合、タスクの無効・有効を行うとトリガーが重複して作成されてしまいます。
    備考

    前提条件として、Windows Server 2008 Service Pack 2 / Windows Vista Service Pack 2 が必要です。

     

          

    タイトル Windows Vista、Windows 7、Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 では、タスクのスケジュールを設定する複数のトリガーを指定すると、次の実行時に不適切な値が表示されます。
    URL http://support.microsoft.com/kb/2495489/ja
    発生事象 複数のトリガーが指定されている場合は現在時刻から近い時間が "次回の実行時刻" に表示されるべきですが、最初のトリガーの時刻が常に返されるため正しく表示されません。例えば、トリガー1は1:00、トリガー2は1:30と設定されていて、現在1:20の場合は、"次回の実行時刻" は1:30となるべきですが、2:00(トリガー1の次回の実行時刻)が表示されます。
    備考 修正プログラム適用後タスクの有効・無効を行うとトリガーが重複して作成される事象が発生します。(KB 2617046 の適用で回避します。)

     

          

    タイトル Windows Server 2008、Windows Vista、Windows 7 または Windows Server 2008 R2 で、タスク スケジューラ サービスが同じジョブを 2 回実行する。
    URL http://support.microsoft.com/kb/2461249
    発生事象 タスクが 2 回スケジュールされる可能性があります。
    備考 修正プログラム適用後タスクの有効・無効を行うとトリガーが重複して作成される事象が発生します。(KB 2617046 の適用で回避します。)

     

          

    タイトル [MS10-092] タスク スケジューラの脆弱性により、特権が昇格される
    URL http://support.microsoft.com/kb/2305420
    発生事象 セキュリティ更新プログラムです。/ http://technet.microsoft.com/library/security/ms10-092
    備考 修正プログラム適用後タスクの有効・無効を行うとトリガーが重複して作成される事象が発生します。(KB 2617046 の適用で回避します。)

     

          

    タイトル Windows Server 2008 または Windows Vista のタスクに遅延が発生します。
    URL http://support.microsoft.com/kb/982341
    発生事象 [トリガー] - [詳細設定] - [遅延時間を指定する(ランダム)] が設定されたタスクが存在する場合、[遅延時間を指定する(ランダム)] が設定されていないタスクで指定した時刻に実行されない問題が生じます。

     

     

    タスク スケジューラをご利用いただいております際に、上記に該当する事象を確認されましたら、修正プログラムの適用についてご検討くださいますようお願いいたします。

  • タスク スケジューラに関する修正プログラムについて (Windows Server 2008 R2 / Windows 7)

    こんにちは。Windows サポートチームの頂です。

     

    タスク スケジューラに関連する修正プログラムと確認されております発生事象についてご紹介いたします。

    Windows Server 2008 R2 および Windows 7 を対象とした修正プログラムでございます。

    なお、タスク スケジューラに関する修正は、ロールアップパッケージのような形で公開はしておりませんが、最新の修正プログラムで過去の問題も含んで修正されますので、最新版の適用をご案内いたしております。

     

    Windows Server 2008 R2 SP1 / Windows 7 SP1  につきましては、KB 2884927KB 2787046 の 2 つを適用いただくことで、タスク スケジューラ関連のモジュールは最新となります。
    お問い合わせの多い問題に対しての個別の修正プログラムついて、下記に記載いたします。
    最新ではなく個々の問題に対して修正頂く際には、下記の修正プログラムの適用をご検討下さい。

     

    Windows Server 2008 / Windows Vista につきましては以下をご参照下さい。

    タスク スケジューラに関する修正プログラムについて (Windows Server 2008 / Windows Vista) へのリンク

     

    Windows Server 2008 R2 / Windows 7

    タイトル 修正: ユーザー アカウントが予期せずロックアウトにタスク スケジューラには、無効なパスワードの認証プロンプトを提供する場合
    URL http://support.microsoft.com/kb/2884927/ja
    発生事象 アカウントのロックアウト設定を行っている環境で、タスクの登録時にパスワードの入力を誤ると入力回数より多く認証が実行され、アカウントがロックされます。
    備考 Schedsvc.dll の最新版 / Windows Server 2008 R2 SP1 、Windows 7 SP1 が必要です。

     

          

    タイトル Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7 または Windows Server 2008 R2 では、実行後に、"AT"コマンドを使用して作成されたタスクは削除されません。
    URL http://support.microsoft.com/kb/2787046
    発生事象 ATコマンドを使用した際に、実行後もタスクが削除されない問題が発生します。
    備考 Taskeng.exe / Taskcomp.dll / Taskschd.dll / Wmicmiplugin.dll / Hashcleanup.exe の最新版

     

          

    タイトル Windows Vista、Windows 7、Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 では、タスクのスケジュールを設定する複数のトリガーを指定すると、次の実行時に不適切な値が表示されます。
    URL http://support.microsoft.com/kb/2495489/ja
    発生事象 複数のトリガーが指定されている場合は現在時刻から近い時間が "次回の実行時刻" に表示されるべきですが、最初のトリガーの時刻が常に返されるため正しく表示されません。例えば、トリガー1は1:00、トリガー2は1:30と設定されていて、現在1:20の場合は、"次回の実行時刻" は1:30となるべきですが、2:00(トリガー1の次回の実行時刻)が表示されます。

     

          

    タイトル タスク スケジューラが動作する失敗したタスクが予期せず Windows 7 または Windows Server 2008 R2 を実行しているコンピューターで
    URL http://support.microsoft.com/kb/2698800
    発生事象 タスクの [設定]タブ にある、[スケジュールされた時刻にタスクを開始できなかった場合、すぐにタスクを実行する] のチェックをオフにしている場合にも、スリープや休止状態から復帰後タスクが実行されます。

     

          

    タイトル Windows Server 2008、Windows Vista、Windows 7 または Windows Server 2008 R2 で、タスク スケジューラ サービスが同じジョブを 2 回実行する。
    URL http://support.microsoft.com/kb/2461249
    発生事象 タスクが 2 回スケジュールされる可能性があります。
    備考 前提条件として、MS10-092(KB 2305420) もしくは、Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 / Windows 7 ServicePack 1 の適用が必要です。

     

     

    タイトル [MS10-092] タスク スケジューラの脆弱性により、特権が昇格される
    URL http://support.microsoft.com/kb/2305420
    発生事象 セキュリティ更新プログラムです。/ http://technet.microsoft.com/library/security/ms10-092

          

    タスク スケジューラをご利用いただいております際に、上記に該当する事象を確認されましたら、修正プログラムの適用についてご検討くださいますようお願いいたします。

  • Windows 7 / Windows Server 2008 R2 環境でのDynamic Cache Service 利用について

    こんにちは。Windows プラットフォームサポートの新川です。

     以前、リソース不足について – 番外編1 (64bit 環境での注意点) という記事で、64 bit 環境でシステムキャッシュ (RAMMap で確認した場合は Mapped File Metafile)  で物理メモリを大量に使用してしまう動作についてご紹介しました。この記事の中では、Windows 7 以降の OS ではシステム  キャッシュ周りのデザイン変更が行われているとご説明しましたが、やはり Windows Server 2008 R2 でも同様の状況が発生するとのお問い合わせをいただく事があります。 

    Windows 7 以降の OS では、システムキャッシュをより早く解放出来るようになっているので、物理メモリの大半をシステムキャッシュが占めていてもメモリ確保には問題がない場面も多いのですが、それでも一度にまとまった要求が行われた場合などには「メモリ不足」のエラーになってしまう事があります。対処策としては、システムキャッシュのワーキングセットの閾値を指定する事になりますが、これを行うためのツールとして弊社が公開している Microsoft Windows Dynamic Cache Service では、Windows 7 以降 (OS バージョン 6.1 以降) では意図的に動作しないように制限がかけられているため、これを解除してビルドし直す必要があります。今回の投稿では、Windows Server 2008 R2 環境でMicrosoft Windows Dynamic Cache Serviceを利用する方法についてご紹介します。

    [2014 年更新]
    最新版の Microsoft Windows Dynamic Cache Service では、Windows 7 / Windows Server 2008 R2 でも動作するように変更が加えらえれました。Windows 7 以降の OS で DynCache サービスをご利用いただく場合は、以下のダウンロード センターより、最新版をダウンロードしてご利用ください。

    Microsoft Windows Dynamic Cache Service 

    OS バージョンのチェックの箇所

    Microsoft Windows Dynamic Cache Service には、ダウンロード ファイルの中にこのツールのソースコードも含まれています。この中の DynCache.cpp の 1141 行目付近がバージョン チェックを実施していますが、Windows Server 2008 R2 環境で利用するには下記の (OSVerInfo.dwMinorVersion > 0) を (OSVerInfo.dwMinorVersion > 1) に変更する必要があります。

    // Make sure that the OS is not later than Windows Server 2008

    OSVerInfo.dwOSVersionInfoSize = sizeof(OSVerInfo);

    if ( (GetVersionEx (&OSVerInfo) == NULL) )

    {

        dwStatus = GetLastError();

        DebugMessage(L"GetVersionEx failed with error code 0x%X!\n", dwStatus);

        SvcCleanup(dwStatus);

        return (FALSE);

    }

    else

    {

        if (OSVerInfo.dwMajorVersion == 6)

        {

            if (OSVerInfo.dwMinorVersion > 1) // 0 から 1 に変更します

            {

                DebugMessage(L"Dynamic Cache Service only runs on Windows Server 2008 or earlier versions.\n");

                SvcCleanup(ERROR_RMODE_APP);

                return (FALSE);

            }

        }

        else if (OSVerInfo.dwMajorVersion > 6)

        {

            DebugMessage(L"Dynamic Cache Service only runs on Windows Server 2008 or earlier versions.\n");

            SvcCleanup(ERROR_RMODE_APP);

            return (FALSE);

        }

    }

     

    ビルド方法

    ここでは Microsoft Windows SDK for Windows 7 (以下 SDK) Windows Driver Kit Version 7.1.0 (以下 WDK) を用いた方法をご紹介します。
     

    1. 以下のダウンロードセンターから、ビルド環境にあったものをダウンロードします。(ISO ファイルになっているので DVD に一旦焼くか、Hyper-V Virtual PC のゲスト環境でビルド環境を構築できる場合には、ISO のキャプチャで読み込む事になります。) 

    Microsoft Windows SDK for Windows 7 and .NET Framework 3.5 SP1 (ISO)

    Windows Driver Kit Version 7.1.0

     自動再生でインストールが始まりますが、始まらない場合は SDK の場合は setup.exe をクリックしてインストールを開始します。SDK のインストールはウィザードに沿って既定のまま進めて問題ありません。

    WDK のインストールは、KitSetup.exe を実行し、インストールのチェックボックスでは Full Development Environment にチェックを入れ、インストールを実行します。

     
    2. インストール完了後、SDK のインストールフォルダ内にある以下を C:\SDK など、スペースを含まないパスへコピーします。

    •  Include 
    • Lib

    3. Microsoft Windows Dynamic Cache Service 内の DynCache\source フォルダ内にある sources を右クリックのプロパティで読み取り専用を外した後に notepad.exe などのテキスト エディタで開き、以下のように書き換えます。(項目 2 のフォルダを C:\SDK 配下にコピーした場合の例です)

    ############## DynCache sources file ####################

     

    TARGETNAME=DynCache

    TARGETPATH=.\obj

    TARGETTYPE=PROGRAM

     

    # Use the Windows SDK include and lib paths.

    # The WDK does not contain files for using performance counters.

    INCLUDES=C:\SDK\Include

     

    SOURCES=DynCache.cpp    \

            Service.cpp     \

            debug.cpp       \

            DynCache.rc

     

    C_DEFINES=-DUNICODE -D_UNICODE

     

    # specify which C runtimes to link with (default is libc.lib)

    USE_LIBCMT=1

     

    UMENTRY=wmain

    UMTYPE=console

     

    UMLIBS=     C:\SDK\Lib\x64\kernel32.lib \

                C:\SDK\Lib\x64\user32.lib \

                C:\SDK\Lib\x64\advapi32.lib \

                C:\SDK\Lib\x64\Psapi.lib   \

                C:\SDK\Lib\x64\Pdh.lib

     

    4. DynCache.cpp の内容変更後 (こちらも読み取り専用のチェックを外す必要があります)、以下のコマンドプロンプトを起動します。

    [スタート] - [すべてのプログラム] - [Windows Driver Kits] - [WDK 7600.16385.1] - [Build Environments] - [Windows 7] -  [x64 Free Build Environment]

     

    5. 起動したコマンドプロンプト内で、DynCache source フォルダへ移動し、以下のコマンドでビルドが開始されます。

    (画面出力例)

    source フォルダ内の obj\amd64 フォルダに DynCache.exe が生成されます。Microsoft Windows Dynamic Cache Service はこのファイルに置き換えて利用ください。Microsoft Windows Dynamic Cache Service のご利用方法については、Read me や Dynamic Cache Service について をご参照ください。

     

  • 循環形式でパフォーマンスログを収集する方法について

    こんにちは。Windows サポートチームの豊島です。

     

    各リソースの使用状況を記録するため常時パフォーマンス ログを収集したいが、長期間パフォーマンス ログを収集し続けることによってログ ファイルが肥大化するのを防ぎたいというご要望を多くいただきます。

     

    そこで今回は、パフォーマンス ログ ファイルの最大サイズを指定し、そのサイズ内で常に最新のログを記録し古いログを破棄する “循環” 形式でパフォーマンス ログを収集する方法について紹介させていただきたいと思います。

     

    なお、この方法は Windows Server 2003 以降の OS では、クライアント OS を含む全ての OS にて設定することができます。

    設定の手順や表示される項目名は OS 毎に多少異なりますが、以下の手順では Windows Server 2008 R2 を例に紹介いたします。

     

    設定手順 :

    1. [Windows] キーを押しながら [R] キーを押し [ファイル名を指定して実行] を開きます。

    2. perfmon と入力し、 [OK] をクリックします。

    3. 左ペインより、[パフォーマンス] - [データ コレクター セット] - [ユーザー定義] を右クリックして表示されるメニューから [新規作成] - [データ コレクター セット] を実行します。

    4. 名前欄に任意の名前を入力し、 "手動で作成する" を選択し、 [次へ] をクリックします。

    5. "データ ログを作成する" を選択し、 "パフォーマンス カウンタ" のチェックボックスをオンにし、 [次へ] をクリックします。

    6. [追加] をクリックし、必要なカウンタを追加します。全て追加し終わったら [OK] をクリックします。

    7. "サンプルの間隔" に任意の値を設定し、[次へ] をクリックします。

    8. データの保存場所を指定し、 [次へ] をクリックします。

    9. [完了] をクリックします。

    10. 項目 4. で指定した名前が、[パフォーマンス] - [データ コレクター セット] - [ユーザー定義] 配下に作成されていますので、 右クリックし [プロパティ] を選択します。

    11. [停止条件] タブを開き以下の設定を行い [OK] をクリックします。

    • 制限に達したらデータ コレクター セットを再開する : チェックを入れる
    • 最大サイズ : チェックを入れ、サイズを指定する

    12. [パフォーマンス] - [データ コレクター セット] - [ユーザー定義] 配下に作成されたデータコレクターセットを選択し、右画面の "DataCollector01" を右クリックし [プロパティ] を選択します。

    13. [ファイル] タブを開き [循環] にチェックを入れ、[OK] をクリックします。

     

    設定は以上です。作成いただいたデータ コレクター セットを開始すれば “循環” 形式でパフォーマンス ログが収集されます。

     

    注意事項 :

    “循環” 形式でのパフォーマンス ログ収集が行えるのは、ログ フォーマットが既定の [バイナリ] である場合のみです。

    [カンマ区切り] [タブ区切り] のログ フォーマットでは、“循環” 形式でのパフォーマンス ログ収集は行えませんのでご注意ください。

     

    補足事項 :

    “循環” 形式でパフォーマンス ログ収集は、あくまでも 1回のパフォーマンス ログ収集を最大ファイルサイズ固定で収集するための方法です。

    つまり、“循環” 形式でパフォーマンス ログ収集していても、パフォーマンス ログ収集の開始と停止を繰り返せば複数のパフォーマンス ログファイルが作成されるため、パフォーマンス ログ ファイルを格納するフォルダのサイズは肥大化していきます。

    これを防ぐためには、データ マネージャーによるデータ管理をご利用ください。以下に設定例を紹介いたします。

     

    1. [パフォーマンス] - [データ コレクター セット] - [ユーザー定義] 配下に作成されたデータコレクターセットを右クリックし [データ マネージャー] を開きます。

    2. [データ マネージャー] タブにて以下の設定を行い [OK] をクリックします。

    • 最大のフォルダー : 3
    • リソース ポリシー : 最も古いものを削除
    • データ管理とレポート生成を有効にする : チェックを入れる

     

    上記の設定後、データ コレクター セットを開始すれば常に最新の 3世代のみが保管されるようになります。

    (具体的には、4世代目のパフォーマンス ログ収集が停止された時点で 1世代目が自動削除されます。)

     

    この他、データマネージャーの [操作] タブの設定を行えば上記のような自動削除以外にも cab 形式で自動圧縮するなど細かな設定が可能です。

     

     

    今回は、パフォーマンス ログ ファイルを肥大化しない方法として “循環” 形式でのパフォーマンス ログ収集について紹介させていただきました。

    この他にも補足事項の欄で触れさせていただきましたデータ マネージャによる設定など様々な方法によってパフォーマンス ログの肥大化を防止することができますので、ご要望の実装内容に沿うようにご設定いただければと思います。

  • "次回実行時刻" が空白となり、次回実行時刻となっても、タスクが実行されない問題について (Windows Server 2008 / Windows Vista)

    こんにちは、Windows プラットフォーム サポート担当の頂です。

     

    今回は、Windows Server 2008 をご利用時に、"次回実行時刻" が空白となり、次回実行時刻となっても、タスクが実行されない問題が発生した場合の対処方法をご紹介いたします。

     

    本事象は、タスクの情報が登録されている、レジストリ情報に不整合が生じている場合に発生いたします。

     

    以下修正プログラムを適用頂くことでタスクが実行できない問題は、回避いたします。

    修正プログラムについては、Windows Server 2008 SP2 / Windows Vista SP2 用の修正プログラムとなりますので、Service Pack 1 でご利用の場合には、Service Pack 2 に更新後、修正プログラムをご適用下さい。

     

    文書番号: 2619548

    次回の実行時「Windows Vista または Windows Server 2008 を実行しているコンピューターを再起動した後、いくつかのスケジュールされたタスク値がありません

    http://support.microsoft.com/kb/2619548/ja

     

     

    Windows Server 2008 で、上記修正プログラムの適用が、運用上困難な場合の対処方法をご紹介いたします。

    - 詳細

    タスク スケジューラに登録されたタスクは、大きく分けて以下 3 つのレジストリ キーに情報が保持されています。

    (以下は全て HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Schedule\TaskCache\ のサブキーとなります。)

     

    1. Tree

    2. Tasks

    3. Boot / Logon / Plain

    (3. は、タスクの実行のタイミングで異なります。Boot - システム起動時; Logon - ユーザーのログオン時; Plain - それ以外)

     

    ここでは、便宜上、システム既定のタスクを削除した状態で、スクリーン ショットを採取いたしております。

     

    本来タスクは、上述の 1. 3. の各レジストリ キーに情報が保持されている必要がございますが、1. Tree および 2. Tasks の情報が存在せず、3. Plain にのみ情報が存在するタスクがあった場合に、そのレジストリ キーの影響によって、一部タスクの "次回の実行時刻" が空欄となり、タスクが実行されない事象が発生いたします。

    具体的には、以下例の図に示しますが、レジストリの Plain にのみ情報が存在するタスクより GUID が後になるタスク (レジストリ エディタ上で、下に表示される) "次回の実行時刻" "N/A" (空欄) となります。

     

    : TASKTEST5 ({403F019A-C81D-4BBA-BE48-716782C637FD}) について、Plain にだけ値が残っている場合 (上段)TASKTEST4 ({5251BB84-・・・}) TASKTEST3 ({C0B78374-・・・}) に設定されているタスクは、"次回の実行時刻" "N/A" (空欄) となります。(下段)

     


     

    - 対処方法

    レジストリの不整合を修正します。

    なお、Plain のみに値が存在する場合、タスクとしてはすでに実行できない状態となっておりますので、レジストリを削除しても問題ありません。

     

    1. 問題が発生しているレジストリを確認します。

      1-1. レジストリ値が、TreeTasksPlain 3 箇所に設定されているか確認します。

      1-2. Plain のみに存在する値を削除します。

       

        : TASKTEST5 ({403F019A-C81D-4BBA-BE48-716782C637FD}) について削除します。

     

    削除前                                                                 削除後        

     

    2. システムを再起動します。

       再起動後、"次回の実行時刻" が表示されることを確認します。



     

     

    以上の手順で、"次回の実行時刻" が表示されずにタスクが実行されない事象は回避いたします。

    タスク スケジューラ関連の修正プログラムについては、Service Pack 2以降にのみ適用可能な修正プログラムが複数ございますので、Service Pack 2 の適用をご検討下さいますようお願いいたします。

    参考

    タスク スケジューラに関する修正プログラムについて (Windows Server 2008 / Windows Vista)

    http://blogs.technet.com/b/askcorejp/archive/2014/05/03/windows-server-2008-windows-vista.aspx


    Windows Server 2008 Service Pack 2 および Windows Vista Service Pack 2

    http://technet.microsoft.com/ja-jp/windows/dd262148.aspx

  • Windows 8 および Windows 8.1 のリムーバブル デバイスへのアクセス制御の注意点について

    いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

    Windows プラットフォーム サポートの石田です。

    今回は、Windows 8 および Windows 8.1 のクライアント PC に対してリムーバブル デバイスのアクセス制御を導入する際の注意点についてご紹介させていただきます。

    また、すでに導入済みの環境で意図した制御が行えない問題を抱えているお客様につきましてはその対処方法としてご利用いただければ幸いでございます。

    弊社では、Windows 8 および Windows 8.1 のクライアント PC に対してリムーバブル デバイスへのアクセス制御を行なった場合、意図した制御が行えなくなる事象が発生することを確認しております。

    以下の 3 つの条件すべてに該当する構成の場合は、リムーバブル デバイスへのアクセス制御が正しく反映されませんのでご注意ください。

    既知のグループ ポリシーを用いたデバイスのアクセス制御の設定が反映されない条件

    •  制御対象のクライアント PC Windows 8 もしくは Windows 8.1 である。
    • グループ ポリシーは "ユーザーの構成" の方で "リムーバブル記憶域へのアクセス" の設定を行っている。
    • 監査ポリシーの "リムーバブル記憶域の監査" が有効になっている。

      "オブジェクト アクセス" を有効にした場合も "リムーバブル記憶域の監査" は有効になります。

      なお、監査ポリシーが有効になっているかどうかは、クライアント PC 側のコマンド プロンプトにて確認します。

     >  auditpol /get /category:"オブジェクト アクセス"

      実行結果が監査なし以外 (成功や失敗など) に設定されている場合は、有効になっております。

    これらの条件に該当した場合は、以下のいずれかの対応をご検討いただく必要がございます。

    対処方法

    1.  "リムーバブル記憶域へのアクセス" の設定を "ユーザーの構成" ではなく "コンピュータの構成" で行う。
    2.  監査ポリシーの "リムーバブル記憶域の監査" を未構成に設定する。

    "コンピュータの構成" "リムーバブル記憶域へのアクセス" の設定箇所

    監査ポリシーの設定箇所

    参考:

    グループ ポリシーを用いたデバイスのアクセス制御について

    http://blogs.technet.com/b/askcorejp/archive/2012/08/24/3516088.aspx

  • クラスターの共有ボリュームの物理ディスクの交換について

    こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの加藤です。

    本日は、クラスターの共有ボリューム (CSV) の物理ディスクを交換した際に、クラスター側で実施する作業についてご紹介します。

     

    Windows Server 2008 以降のクラスターでは、ディスク リソースの物理ディスクを交換した際には、フェールオーバー クラスター マネージャーを使用して [修復] を実施しクラスター側でも新しいディスクへ交換を実施する必要がございます。

    詳細につきましては下記の技術情報をご覧ください。

     

    - 参考

    Windows Server 2008 フェールオーバー クラスターにおけるディスク障害の対処方法

    http://technet.microsoft.com/ja-jp/ee942177.aspx

     

    しかしながら、クラスターの共有ボリューム (CSV) として使用されているディスク リソースは、そのままでは [修復] のメニューが表示されず、修復を実施することができません。

    そのため、修復時には当該ディスク リソースをクラスターの共有ボリューム (CSV) から削除していただき、通常のディスク リソースに変更したあと [修復] を実施する必要がございます。

    下記に手順をご案内します。
    ※ ディスク内のデータのバックアップと復元については、別途実施していただく必要がございます。

     

    - 手順

    Windows Server 2008 R2

    ------------------------------

    a) フェールオーバー クラスター マネージャー を起動します。

    b) 左ペインのツリーを展開し [クラスターの共有ボリューム] で当該ディスク リソースを右クリックし、[クラスターの共有ボリュームから削除] をクリックし実行します。

    c) [確認] ウィンドウで [はい] をクリックして削除を実行します。

    d) クラスターの共有ボリューム (CSV) から削除されたディスクリソースは、[記憶域] [使用可能な記憶域] 移動します。

    e) [使用可能な記憶域] に移動したディスク リソースを右クリックし、[その他のアクション] - [修復] をクリックします。

    修復を実行するには、当該リソースのステータスが [失敗] もしくは [オフライン] となっている必要があります。

    f) クラスターに組み込まれていない、利用可能なディスク (交換した新しいディスク) 一覧が表示されるため、適切なディスクを選び [OK] をクリックします。

    g) 正しく更新された事を示すポップアップが上がりますので、 [OK] をクリックします。

    h) ディスク リソースをオンラインにします。

    i) フェールオーバー クラスター マネージャー [クラスターの共有ボリューム] を右クリックし [記憶域の追加] をクリックします。

    j) 先ほど修復したディスク リソースを選び [OK] をクリックします。

    ------------------------------

     

     

    Windows Server 2012Windows Server 2012 R2

    ------------------------------

    a) フェールオーバー クラスター マネージャー を起動します。

    b) 左ペインのツリーを展開し [記憶域] – [ディスク] から当該ディスク リソースを右クリックし、[クラスターの共有ボリュームから削除] をクリックし実行します。

    c) 確認のウィンドウで [はい] をクリックして削除を実行します。

    d) クラスターの共有ボリューム (CSV) から削除されたディスクリソースの [適用先] [使用可能記憶域] に変わります。

    e) 当該ディスク リソースを右クリックし、[その他のアクション] - [修復] をクリックします。

    修復を実行するには、当該リソースのステータスが [失敗] もしくは [オフライン] となっている必要があります。

    f) クラスターに組み込まれていない、利用可能なディスク (交換した新しいディスク) 一覧が表示されるため、適切なディスク���選び [OK] をクリックします。

    g) 正しく更新された事を示すポップアップが上がりますので、 [OK] をクリックします。

    h) ディスク リソースをオンラインにします。

    i) 当該ディスク リソースを右クリックし、[クラスターの共有ボリュームへの追加] をクリックし実行します。

    ------------------------------

     

     

    なお CSV ボリュームのパス名 (Volume1Volume2) は、当該ディスク リソースのレジストリに保存されているため、当該ディスク リソースを CSV に再追加した際には、同じパス名で登録されます。復旧後、念のため同じパスに追加されていることをご確認ください。

    ディスク リソースを修復しても本レジストリ値は消えません。

    ディスク リソース自体を削除してしまうと、レジストリ値も消えますのでご注意ください。